「フルーティアふくしま」でスイーツ&鉄道旅へ!料金や予約方法は?
絶品スイーツを味わいながら鉄道の旅ができる「フルーティアふくしま」は、鉄道ファンや女性に人気がある観光列車です。地元の人気スイーツ店がプロデュースするスイーツメニューが味わえます。極上の鉄道旅ができる「フルーティアふくしま」の魅力をご紹介します。

目次
人気のカフェ鉄道「フルーティアふくしま」
「フルーティアふくしま」は、JR東日本が運行する人気の観光列車です。フルーツ大国の福島で車窓からの景色を眺めながら、車内で果物をたっぷりと使ったスイーツでティータイムを楽しめるカフェ列車で、女性を中心に人気です。
提供されるスイーツ類は地元福島の人気店がプロデュースした2品のメニュー食べられ、どちらも福島県産のフルーツを使用した絶品ぞろいです。「フルーティアふくしま」は、主に土曜日と日曜日、祝日に運行しています。
車内でスイーツを楽しむ「カフェ列車」
「フルーティアふくしま」には、スイーツとドリンクが楽しめる「スイーツセット」と、飲み物のみの「ドリンクセット」があります。スイーツセットでは、人気店プロデュースのオリジナルスイーツが堪能できます。スイーツメニューとセットのドリンクには、福島県産の旬のフルーツが使用されます。
のんびりとした福島の風景を眺めながらの鉄道の旅は、観光地での旅とは違った楽しみ方や思い出ができます。「フルーティアふくしま」の列車内で、家族や友人同士でカフェでの時間を楽しむように過ごせます。
郡山~喜多方を繋ぐ磐越西線
来て、見て、味わうふくしま。
— sing 1/26勝田全国マラソン (@singlikens) September 24, 2017
快走!フルーティアふくしま
福島県猪苗代町にて。9/24撮影。おはようございます。よい一日を。 #磐梯山 #福島撮影隊 #全開朝撮 pic.twitter.com/ALp1WCnaBj
「フルーティアふくしま」は、4月から11月はJR磐越西線の郡山駅から喜多方駅を走ります。停車駅は磐梯熱海駅、猪苗代駅、会津若松駅で途中での乗降車も可能です。のどかな田園風景などが見られ、利用区間によっては会津磐梯山の雄大な姿も眺めることができます。
山などの景色が広がる中を、ドアなどに使用されている赤が映えるレトロな印象の列車が走ります。「フルーティアふくしま」の乗客はもちろん鉄道ファンの人たちなど、その車体を写真におさめる人も多くいます。
郡山~仙台の東北本線も!
12月から3月には「フルーティアふくしま」は期間限定で郡山駅から発車し福島駅を経由して、宮城県の仙台駅に向かう列車が運行されます。所要時間は郡山駅から仙台駅間で約2時間です。この期間の「フルーティアふくしま」は、JR磐越西線は走行しません。
JR東北本線の「フルーティアふくしま」では、オプションで仙台市内の飲食店でお得に食事ができるプランや福島市の飯坂温泉の日帰りプランのセットにもできます。
「フルーティアふくしま」の魅力
「フルーティアふくしま」は、1名からでも気軽に利用ができる観光列車です。有名人気スイーツ店の絶品スイーツが食べられ、車窓からの眺めもゆったりと楽しめます。「フルーティアふくしま」で食べられるスイーツは、フルーツをふんだんに使用したケーキなどが2種類味わえます。
ドリンクはコーヒーと桃などのフルーツジュースがセットになっていて、アイスコーヒーとアイスティーはおかわり自由で楽しめます。走る列車の席に座りながらティータイムができ、「フルーティアふくしま」の車内からは磐梯山などの絶景が見られます。
魅力①車内でスイーツが食べられる!
走るカフェ
— Naoki (@naokiy2008) May 2, 2015
フルーティアふくしま
まさかGW中の指定席が取れるとは思わなかった。#フルーティア pic.twitter.com/qVOfdDTlxU
「フルーティアふくしま」を利用する人の一番の目的と言ってもいい魅力は、列車内で絶品スイーツのメニューが食べられることです。メインに福島産のいちごなど季節のフルーツを使用したケーキやフルーツジュース、コーヒーや紅茶など、列車に乗りながらカフェタイムを楽しめます。
スイーツは「フルーツピークス」
ケーキはひとり2個。こちらはショートケーキ。軽めの味で、ペロリといけます。
— ヒヨコ(4/26「算数を好きになろう」募集中) (@hiyokoharumaki) March 19, 2017
#フルーティアふくしま pic.twitter.com/LhyEnlusXw
カフェ列車の「フルーティアふくしま」で提供されるスイーツメニューは、地元福島の人気店がプロデュースしています。2020年現在では、「fruits peaks(フルーツピークス)」、「Cocco tree(コッコツリー)」、「Cahe Cashe(カシュカシュ)」の3店舗が交代で行っています。
列車内でスイーツが楽しめる非日常感に加えて人気スイーツ店が手がける「フルーティアふくしま」のオリジナルスイーツメニューが食べられます。「フルーティアふくしま」は鉄道ファンのみならずスイーツ好きな人たちにも好評を得ています。
福島の桃ジュース「桃の恵み」
「フルーティアふくしま」で提供されるフルーツジュースのひとつ「桃の恵み」は、JAふくしま未来が販売するご当地ジュースです。贅沢な桃100%のジュースで、さわやかな甘さとすっきりとした味わいが特徴です。「フルーティアふくしま」のスイーツとも相性抜群です。
魅力②フリードリンク
「フルーティアふくしま」のカフェカウンターでは、アイスティー、アイスコーヒーなどお替わり自由!https://t.co/II8mQOKUt5#びゅうたび #福島 #フルーティアふくしま #列車旅 pic.twitter.com/UU9PAxUABO
— びゅうたび (@viewtabi) June 17, 2017
「スイーツセット」と「ドリンクセット」には、フルーツジュース1本にホットコーヒーが1杯と、アイスティーとアイスコーヒーがつきます。この中で、アイスティーとアイスコーヒーはおかわり自由となっています。ドリンクのおかわりは、列車内のカフェカウンターにてできます。
スイーツを食べ終えたあとにも冷たいコーヒーや紅茶を飲みながら、「フルーティアふくしま」での列車の旅が楽しめます。ドリンクバーがあるカフェカウンターでは、お土産や「フルーティアふくしま」への乗車記念にぴったりのお菓子やアルコール類も販売されています。
魅力③1人~4人掛けの座席
外から見た車内の様子。豪華な感じです(*´∇`*)
— ヒヨコ(4/26「算数を好きになろう」募集中) (@hiyokoharumaki) March 19, 2017
4人席、2人席、1人席がありました。
#フルーティアふくしま pic.twitter.com/AVFFskqMoE
「フルーティアふくしま」車内の座席には、2人掛けと4人掛けのボックスシートと、1人用の席も用意されています。レストラン列車などでは予約の受付が2名からという場合も多いですが、「フルーティアふくしま」は1名でも利用できるのが魅力です。
この座席は、2人掛けは2名での乗車、4人掛けは2名から4名での利用時に座ることができます。1人掛けの席は1名から4名での利用を対象としていて数も少ないので、1名で利用する際には早めの予約がおすすめです。
美しい車窓を楽しむことも!
車窓からは、日本百名山にも数えられる福島県のシンボル・磐梯山や猪苗代湖を眺めることができます。晴れた日には磐梯山の頂上までがきれいに見えます。「フルーティアふくしま」のボックスシートは窓に向かって斜めに配置されているので、楽に車窓からの景色を楽しめます。
魅力④七夕の限定列車
フルーティアふくしま仙台七夕号
— 希夢の旅 (@KimuTrainTravel) August 6, 2019
仙台行きに乗車
仙台七夕号限定のスイーツを食べながら仙台に向かう pic.twitter.com/Vcxz66KZgp
2019年8月には、宮城県仙台市で開催される「仙台七夕まつり」に合わせて限定列車の「フルーティアふくしま 仙台七夕号」が運行されました。この特別列車は郡山駅から仙台駅までの運行で、車内には七夕の飾りつけが施されました。
仙台七夕まつりは毎年8月6日から3日間開催されるイベントで、中心地のアーケード街などにたくさんの大きな吹き流しなどが飾られます。東北三大祭りのひとつにも数えられ、たくさんの観光客が訪れます。
スイーツも七夕限定!
「フルーティアふくしま 仙台七夕号」では、スイーツも七夕限定のものが提供されました。フルーティアふくしまのスイーツをプロデュースする人気店3店のケーキやスイーツメニューが1種類ずつ一度に味わえ、とてもスペシャルな列車となりました。
この「フルーティアふくしま 仙台七夕号」の特別なスイーツメニューは七夕をイメージしたもので、フルーツたっぷりのオムレットやゼリーなど、色もあざやかで七夕の気分を楽しめるものでした。
「フルーティアふくしま」の予約方法&料金
「フルーティアふくしま」を予約する際には、「スイーツセット」と「ドリンクセット」のどちらを利用するかで予約開始日や締め切り日が異なります。1人で乗車する際の注意点として「フルーティアふくしま」を1名で予約する場合には、通常の料金から200円増しになります。
下記で紹介する「フルーティアふくしま」の料金は片道分です。列車を往復で利用するなら、JRの往復券がセットになった「フルーティアふくしま 日帰りプラン」がおすすめです。観光も楽しめる、「フルーティアふくしま」への乗車券と宿泊がセットになったツアープランも人気があります。
スイーツセットのメニュー内容&料金
今日のメインはこれ!
— 紫草 (@murakusa0312z) September 8, 2018
走るカフェ「フルーティアふくしま」で、スイーツを頂き乍ら、会津若松〜郡山💖
・福島県産黄金桃のババロアタルト
・福島県産黄金桃とマンゴーのティーパニエ#フルーティアふくしま pic.twitter.com/ez53y5Ydhn
スイーツが楽しめる「フルーティアふくしま」の「スイーツセット」には、福島県産のフルーツが使用されたスイーツ2種類、フルーツジュース1本とコーヒー1杯がセットになります。アイスティーとアイスコーヒーは、カフェカウンターのドリンクバーでおかわり自由です。
「フルーティアふくしま」のスイーツセットの料金は、郡山駅から喜多方駅間で大人5,200円、子供4,000円です。途中の駅での乗車では、料金が異なります。この料金には片道乗車券、「フルーティアふくしま」の指定券、スイーツセットの料金が含まれます。
ドリンクセットのメニュー内容&料金
ドリンクのみが楽しめる「ドリンクセット」は、直前の予約が可能で気軽に楽しめます。運行日の2日前から予約が可能なため、空席がある場合のみ利用できます。ドリンクセットの内容は、フルーツジュース1本とコーヒー1杯、スイーツセット同様にアイスティーとアイスコーヒーはおかわり自由です。
「フルーティアふくしま」のドリンクセットの料金は、郡山駅から喜多方駅間で大人3,700円、子供2,500円です。こちらも乗車する駅で料金が異なります。ドリンクセットにはスイーツメニューはつきません。
フルーティアふくしまの予約方法
フルーティアふくしま 九州ななつ星みたいな予約制です。 pic.twitter.com/36hFaRFqUL
— キッズ (@teito_1515) July 21, 2019
「フルーティアふくしま」のスイーツセットは、乗車日の1ヶ月前10時からオンラインで予約ができます。予約は3日前までになります。ドリンクセットは乗車日の2日前から前日の18時まで申し込みができます。
車内のどちら側に座るかで見える景色が変わりますが、「フルーティアふくしま」では座席の指定はできません。4人掛けのボックスシートは、「フルーティアふくしま」の混雑状況と利用人数によっては相席になる可能性もあります。
宿泊ツアープランも人気!
JRびゅうの商品では、首都圏発で「フルーティアふくしま」の片道と宿泊がセットになったツアープランも人気です。旬のフルーツを使用した絶品スイーツを食べながら電車の旅を楽しみ、福島市内や仙台市内などの観光ができるためお得です。
運営会社に関する基本情報
名称 | JR東日本旅客手鉄道株式会社 仙台支社 |
電話番号 | 022-266-9611 |
公式HP | https://jr-sendai.com/ |
「フルーティアふくしま」予約の注意点
「フルーティアふくしま」は、主に土曜日と日曜日、祝日の運行となっています。時期によってJR磐越西線を走る列車と、仙台市へ向かうJR東北本線があります。どちらも始発から終点の所要時間は片道およそ2時間で、ゆったりとした旅が楽しめます。
注意点①郡山~仙台間は期間限定
フルーティアふくしま 仙台行きだってw 随分サービス良いのね。 pic.twitter.com/tPLMFAzCDR
— i357project(麻呂) (@i357project) May 16, 2015
「フルーティアふくしま」が郡山駅から仙台駅を走るのは12月から3月の期間限定です。郡山駅から仙台駅間のスイーツセット料金は片道乗車券と指定券を含め、大人5,600円、子供4,500円です。福島駅から仙台駅では、大人5,000円、子供3,900円です。
こちらも1名での予約の場合は、料金が200円増しになります。郡山駅から喜多方駅間の運行同様、スイーツなしのドリンクセットもあります。2020年の運行についてはまだ未定ですが、「フルーティアふくしま 七夕号」は違った日程になります。
注意点②主に土日祝に運行
#フルーティアふくしま #福島県産フルーツ #スイーツ #会津若松 #期間限定 #Fruitspeaks #フルーツピークス
— あいづき/AIZUKI (@aizuki_project_) November 26, 2016
福島県産フルーツスイーツ2品を郡山⇔会津若松間を走るカフェのようなオサレな車両でいただけます。期間限定で土日祝の運行!甘いもの好きな方は、ぜし! pic.twitter.com/MPq0gwm4kX
「フルーティアふくしま」は、土曜日と日曜日、祝日を中心に運行をおこなっています。人気があるため、早めの予約がおすすめです。「フルーティアふくしま」は、4月から11月は郡山駅から喜多方駅、12月から3月は郡山駅から仙台駅を往復します。
注意点③子供料金もある
スイーツセットとドリンクセットには、子供料金の設定があります。子供料金で乗車しても、提供されるスイーツなどの内容は大人と同じものになります。「フルーティアふくしま」には、子供用の別メニューはありません。
「フルーティアふくしま」のお土産情報
「フルーティアふくしま」の車内では、限定グッズや福島のお菓子などのお土産も販売しています。駅から出て観光しなくても「フルーティアふくしま」の列車内で福島土産が買えるため便利です。ほかにもアルコール類なども購入することができます。
お土産①フルーティアふくしま限定グッズ
明日は「フルーティアふくしま」5回目の乗車です。最初に乗車した時は写真のようにグッズも少なかったですが、今ではピンバッジやクリアファイルはもちろん、女子にウケそうなかわいいグッズが揃っています♪ #フルーティアふくしま pic.twitter.com/2nBVBxh1oB
— 中嶋茂夫@ブログで0円海外旅行 (@cjshigeo) October 9, 2015
車内のカフェカウンターでは、「フルーティアふくしま」の限定グッズが販売されています。マグカップやスプーンとフォークのセット、マグネットなど乗車の思い出に最適な商品です。「フルーティアふくしま」のロゴマークがプリントされています。
「フルーティアふくしま」のロゴマークは、桃やぶどうなどのフルーツにカフェをイメージさせるポットが描かれています。カフェ列車にぴったりのロゴマークです。
お土産②白桃ゼリー
桃の産地としても有名な福島からは、桃スイーツのお土産がおすすめです。福島土産として人気の白桃ゼリーは、ひとくちサイズの小さなゼリーが12個入っています。冷やして食べるのはもちろん、冷凍庫で凍らせて食べても美味しいゼリーです。
お土産③桃プチミルフィーユ
桃フレーバーのお菓子のおすすめは「桃プチミルフィーユ」です。よい桃の香りがするちいさめのお菓子です。サクサクのミルフィーユに桃のクリームがサンドされています。通常は常温で食べますが、冷やして食べるのもおすすめです。
「フルーティアふくしま」で東北観光へ!
JR東日本が運行する「フルーティアふくしま」は、のんびりとした列車内でカフェタイムが楽しめる観光列車です。地元の人気店のオリジナルスイーツメニューと車窓から眺める景色を楽しみながらの旅ができ、女性や鉄道ファンを中心に人気があります。
8月に開催される「仙台七夕まつり」に合わせて運行された特別列車などもあるので、こまめにJR東日本からの情報をチェックしましょう。福島県内や時期によって宮城県仙台市まで走る「フルーティアふくしま」で、スイーツと観光が楽しめる鉄道旅に出かけてみましょう!
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