新幹線で足湯を満喫!リゾート列車「とれいゆつばさ」を楽しむ方法とは?
乗ってたのしい列車は各地方にありますが、新幹線・足湯などのキーワードがますますワクワクさせる山形の“とれいゆつばさ”を今回はご紹介させて頂きます。リゾート列車“とれいゆつばさ”の魅力を満載に、ぜひ乗車の際に活用頂きたいと思っていますので参考になさってください。

とれいゆつばさとは
山形県・福島県を通る足湯のある新幹線“とれいゆつばさ”のご紹介です。運賃や料金・座席についてやお弁当や足湯の情報、予約の方法なども含めてご紹介させて頂きます。では、早速リゾート新幹線ともいわれる“とれいゆつばさ”の情報をお届けしましょう。
足湯ができるリゾート新幹線
リゾート列車という言葉は聞かれたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、リゾート新幹線というのは“とれいゆつばさ”が新幹線で初めてのリゾート列車となります。足湯ができる人気のリゾート新幹線ですので、予約はしておくと良いですね。
“とれいゆつばさ”には予約も含めた旅行プランもありますので、そちらも後ほどご紹介して参ります。ところで“とれいゆつばさ”という名前はどうして出来たのでしょう、次に名前の由来も紹介させていただきましょう。
名前の由来はフランス語の太陽と電車のトレイン!
とれいゆつばさ、在来線ホームから発車するのね (@ 福島駅 - @jreast_official in 福島市, 福島県) https://t.co/gUGV5iFGxO pic.twitter.com/4HltyH72VD
— たゆる (@ta_yu_ru) January 11, 2020
“とれいゆつばさ”というネーミングもどこか珍しく、可愛いさと格好良さが同居しているような感覚を覚えますが、どのような意味があるのでしょうか。太陽を意味するフランス語である「ソレイユ」と列車を意味する英語の「トレイン」の組み合わせだそうです。
とれいゆつばさの特徴
とれいゆつばさ、楽しかった(*´꒳`*)
— すみこの鉄垢のようなもの (@cvhhd8bJXRsjaxQ) January 13, 2020
車窓を流れる景色を眺めながらの足湯も、湯上りにお座敷でいただく地酒も、「とれいゆつばさ」だから楽しめるもの。(*´꒳`*) pic.twitter.com/IwIPju03bm
座席もお座敷の席になっていたりもしますが、自由席は無く、普通指定席1両あったりと、普通の新幹線では無い魅力が沢山あり、山形の土地の良さをおしみなく魅せてくれる、リゾート・寛ぎの空間という部分が、“とれいゆつばさ”の最大の特徴であると思います。
また、“とれいゆつばさ”には自由席はなくすべて指定席ということや、運賃、足湯の料金や予約の方法・バーカウンターやお弁当についてなども後ほどご紹介していきますが、様々な魅力のつまった“とれいゆつばさ”を一度は体験してみたくなりますね。
赤と黒を基調とした和モダンな車内
新幹線の観光列車という画期的なスタイルを生み出したE3系700番台R18編成「とれいゆつばさ」 pic.twitter.com/mgrXKg57D7
— E6系 まっちー⭐彡 (@e5e6e7daisuki) January 9, 2020
和モダンといわれる、赤と黒を基調にした車内は、“とれいゆつばさ”の寛ぎ空間を強調してくれるカラー使いとなっています。赤といっても紅とお伝えしたほうが伝わりそうに思うのが、山形県の県花である紅花の色というところもあるからです。
とれいゆつばさは6車両編成
福島駅でとれいゆつばさに乗り換え。初乗車です!
— さかな(その他) (@eki_sakana) January 11, 2020
売店でジュース買ってフリースペースでゆっくりしてました。
車内に足湯があることで有名ですが、自分が乗る区間は残念ながら売り切れ。
次回は事前に予約して再チャレンジします! pic.twitter.com/ar4vPUYOSw
“とれいゆつばさ”は在来線直通型の車両がベースになっている為、全部で6両の編成となっており、意外に短いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そちらも“とれいゆつばさ”の魅力ではないかと感じます。全6車両の魅力にも迫ってみましょう。
自由席の座席はなし!全ての車両が指定席
“とれいゆつばさ”は、自由席はなく全車指定席となっています。料金・運賃についても後にご紹介はするのですが、自由席の座席は無く指定席特急料金となりますので、自由席を狙ってチケット購入というわけにはいきませんのでご注意ください。
11号車のみ通常のリクライニング指定席
11号車の座席は座敷ではなく、通常の座席であるリクライニング指定席となっています。“とれいゆつばさ”を満喫したいという方には、11号車と同様運賃の座敷座席をお薦めしますが、通常の移動手段として使用するのであれば、ぜひ11号車がお薦めとなります。
12号車~14号車はお座敷指定席
お座敷指定席のご紹介となりますが、全部で6両編成の“とれいゆつばさ”の中の3両がお座敷指定席の座席となっています。その名も“語らいの間”1人ずつの向かい合わせと、2人ずつの向かい合わせの席があり、カップルにもご家族にも用途に合わせられますね。
15号車にはバーカウンター・湯上がりラウンジ
15号車にはなんと、バーカウンターがあります。こちらでは地元山形の地酒やワイン・お弁当・名産品なども購入でき、更にお座敷の湯上りラウンジでゆったりとした寛ぎの空間があるといういたれりつくせりのさすが、リゾート新幹線“とれいゆつばさ”です。
16号車は足湯とくつろぎの間
16号車はお待たせ致しました、足湯のある車両となります。前述の山形県の県花である紅花の色と黒を基調にした湯船は、もちろん新幹線に湯船があることでも驚きではありますが、和モダンでシックな癒し効果が抜群です。
とれいゆつばさの楽しみ方
“とれいゆつばさ”の魅力は6両編成の中に沢山つまっていて、座敷でゆっくりと寛ぐことが出来る座席であったり、リゾート気分の足湯、地元山形のお酒や、名産品を味わうことが出来るバーカウンターなどなど沢山あります。
そこで、ここからは楽しみ方の詳細もお届けしたいと思いますので、号車と照らし合わせながら、どこの場所でどのような楽しみ方をすれば、“とれいゆつばさ”を満喫出来るか、ワクワクしながら見ていただけると嬉しく思います。
楽しみ方①お座敷指定席なら旅気分アップ
リゾートみのりは満席だったのでとれいゆつばさ。
— kenzy@JRE POINTマイラー (@kenzy201) December 15, 2019
名物の足湯は旅行商品でないと入れないのは知っていたけど、そうでなくても要所要所のデザインが凝ってて普通席(座敷)で十分世界観を楽しめる。東京直通しないからか閑散。
温泉新幹線のキャッチコピーも20年前の開業当初と同じでロゴには旧塗装も。 pic.twitter.com/RTfGNL86UD
座席は自由席ではなく全席指定ということは前述の通りなのですが、全て指定ならば少し遊び心を持ちながら、お座敷指定席の選択でリゾート気分を味わうことをお薦めします。お座敷指定席とは座席の座面部分が畳になっており、ボックスシート型で楽しめます。
楽しみ方②景色を見ながら足湯を満喫
とれいゆつばさの足湯の浴槽 pic.twitter.com/mAtV4hY224
— 橋本和樹 (@jp7czw024) January 11, 2020
足湯があるところがリゾート新幹線“とれいゆつばさ”の素晴らしいところだと改めて実感できるのが、足湯の位置でもあるのかと思います。流れる山形の景色を見ながら、ゆっくりと寛ぐことが出来る座席の配置となっているので、風景を満喫出来ることも間違いなしです。
楽しみ方③湯上りラウンジで歓談
とれいゆつばさの湯上りラウンジで山形パインサイダーを購入 pic.twitter.com/rUc4RCemGv
— 町屋さん (@exp_sakumo) September 23, 2019
“とれいゆつばさ”の湯上りラウンジは別名、モノや人との出会いの間と言われています。座席は指定席の座敷とは少し違った畳の部分が多いお座敷席になっているので、さらに寛ぐことが出来る空間となっており、とれいゆつばさの中で一番賑わう場所となっています。
楽しみ方④バーカウンターでは地酒やワインを堪能
とれいゆ3回目かな?
— こうちゃティータイム (@sajimaharbor) November 30, 2019
クリスマス近いしバーカウンターかわゆす pic.twitter.com/Ub93iw93NG
お酒を呑む人も呑まない人にもお薦めなのが、こちらのバーカウンターになります。呑み物だけではなく、当日に空いていれば、足湯券もお弁当もこちらで購入が可能です。お弁当もおつまみもあるので、“とれいゆつばさ”は普通のバーカウンターとは一味違っていますね。
楽しみ方⑤山形の食材を使った美味しいお弁当も!
念願のとれいゆつばさ♨️
— tanaka ai (@tanakaai1991) September 21, 2019
新幹線に足湯があるだけでも楽しいのに、地酒とジュース1本ずつ、お弁当、プリン、おみやげ(パインサイダー、ミルクケーキ、サラミ、いも煮)が付いてくるのもすごい🍶🍒 pic.twitter.com/8i22xnSDUg
“とれいゆつばさ”のバーカウンターで販売しているお弁当。こちらは山形の食材を使用したお弁当です。米沢駅でお弁当を積み込む流れとなるので、お弁当を購入したい方は、乗車後すぐにバーカウンターにてお弁当予約をお薦めします。限定お弁当も有りますので必見です。
とれいゆつばさの足湯情報
さて、ここからは“とれいゆつばさ”で活用して頂きたい足湯についての情報をお伝えします、料金や予約方法、足湯券の購入方法なども含めた、山形のリゾート新幹線“とれいゆつばさ”の魅力である足湯の詳細をご紹介です。
また、足湯のある“とれいゆつばさ”お湯の水位なども気になるところなのですが、これが驚きでもあり当然でもあるところなのですが、水位がちゃんと調整されており、こぼれてしまって困ることなどはありませんのでご安心くださいね。
お湯は40度!循環システムを搭載で清潔
“とれいゆつばさ”の足湯の温度は40度、熱くもなくぬるくもなく、適温が保たれており夏も冬も楽しむことが出来る温度ですし、お湯の清潔さを保つ為にも一往復でお湯を入れ替えることや、循環システムを搭載し衛生面も心配なしですね。
足湯の利用には足湯券が必要
“とれいゆつばさ”の足湯は16号車にありますが、乗車口案内にもしっかりと足湯16号車と記載されているので乗り間違うことも無く入ることが可能です。足湯券の料金を払わないと入る事が出来ないエリアとなっているのでご注意くださいね。
基本的には当日に購入する
通常の運賃とは別に足湯券を購入するシステムの、“とれいゆつばさ”の足湯となっていますがJR東日本のパッケージツアー「びゅう」で予約をしていない方は、基本的に当日の購入が必要です。当日利用の料金は運賃とは別で450円になります。
JR東日本のパッケージツアー「びゅう」で予約した方は、1人420円の追加料金で時間の予約も出来るのでどちらを選ぶかは、ツアー内容にもよりますので、参考になさって頂ければと思います。通常の運賃とは別になるのでご注意くださいね。
人数制限があるので利用できない場合も!
利用時間制限はあったり、当日ではない予約は時間設定があるものの、人気の“とれいゆつばさ”の足湯は当日券の場合は、人数制限のため利用できない場合もありますので、可能であれば予約をお薦めします。
足湯券はタオルと袋付き
足湯券の料金は、当日利用450円ですが、なんとこちらの料金には足湯のみならず、オリジナルタオルと袋がついての、この料金とは嬉しい限りです。旅の思い出にもなるので、ぜひぜひ、当日に空きがあれば当日利用450円で足湯体験をお薦めします。
びゅう旅行商品購入者のみ事前予約可能
運賃とは別料金のとれいゆつばさの足湯ですが、前述の通りJR東日本のパッケージツアー「びゅう」で予約した方は、1人420円の追加料金で、時間設定がある予約が可能です。足湯をメインに“とれいゆつばさ”に乗車する方は、こちらの予約がお薦めですね。
足湯の利用時間と料金
さて、気になる“とれいゆつばさ”の足湯の利用時間はお1人15分となっています。15分で運賃とは別途420円もしくは450円の料金で“とれいゆつばさ”オリジナルタオルと袋がついてきて、寛ぎの足湯を新幹線で堪能出来るのはさすがリゾート新幹線とれいゆつばさです。
更衣室も完備
更衣室も畳の床となっており、デザインが素敵で寛ぐことができますが、足湯であることや15分の時間設定があるので、素早く更衣室の利用をすることをお薦めします。運賃とは別途の料金で更衣室までも使える“とれいゆつばさ”の足湯は本当にお薦めです。
とれいゆつばさの乗車情報
“とれいゆつばさ”の車内情報を満載にお届けしましたが、ここからは乗車情報もお伝え致しましょう。自由席は無く、全席指定の“とれいゆつばさ”運行区間や、乗車運賃、プラン情報をご紹介してまいりましょう。
とれいゆつばさの運行区間
山形から福島へのとれいゆつばさの指定席特急券。とれいゆつばさのお座敷席は4名ボックスA席〜D席と2名ボックスE席、F席からなり、指定券としては珍しい「F席」が存在する。 pic.twitter.com/R35u1HSlKf
— ドゥクストゥン (@dkwsutn) July 15, 2019
“とれいゆつばさ”の乗車区間は福島駅から新庄駅間となっています。自由席は無いので必ず座席指定の特急券の購入が必要です。自由席が無いというところもこちらの“とれいゆつばさ”の良い所だと思います。
自由席であると、足湯でゆっくり寛ぐことも難しくなりそうですし、湯上りラウンジに関しては、自由席の要素もありますので、福島駅から新庄駅間をゆっくり、座席指定で寛いで頂ければと思います。
とれいゆつばさの乗車運賃
福島駅から新庄駅の乗車券は大人2,640円 子供1,320円そちらにプラスで、指定席料金は大人2,390円 子供1,190円となっています。足湯利用の際は、こちらにプラス当日の足湯券料金が必要となりますのでご注意ください。
また、新幹線は、繁忙期などによって料金・運賃が変ることや、“とれいゆつばさ”内の足湯に関しても料金変動があるということもございますので、足をお運びの際には、前もって詳細確認をして頂くことをお薦め致します。
足湯利用ならびゅう旅行プランがおすすめ
とれいゆ上野第3弾。今回はびゅうトラベルサービスの旅行商品用。
— かがやくごったん (@e7_sg_gotsu) February 23, 2017
9235B、団体235号天童行き。
ホームは撮影客で賑わってます!
湯上がりラウンジにとれいゆつばさのフォトフレームを発見! pic.twitter.com/TXA8MHvICP
足湯の予約設定も出来るJR東日本のパッケージツアー「びゅう」のプラン活用も、“とれいゆつばさ”の足湯を利用するには、非常に良い選択だと思います。“とれいゆつばさ”の足湯は4人でつかりながら窓の景色を眺めることが出来ますので、お話も弾みそうです。
ワイワイと旅を楽しみたい方にはもってこいのパッケージツアーとなっています。1人でしっぽりゆっくりと旅を楽しみたい方は、繁忙期を避けて、当日券を購入するのも良いですね。
現地発着プランや日帰りプランも!
JR東日本のパッケージツアー「びゅう」のプランでは、宿泊プランだけではなく、現地発着プランや日帰りのプランもあります。現地では自由に旅をしたいけれども、“とれいゆつばさ”は足湯予約もしておきたいので、パッケージにしたい場合は特にお薦めです。
また、“とれいゆつばさ”を活用した片道の選択プランも有りますので、復路の日程を決定せずに気ままに旅をしたい方にも優しいパッケージプランとなっています。パッケージプラン利用初心者の方にも良い内容となっていますね。
リゾート新幹線「とれいゆつばさ」で電車の旅を満喫しよう!
全国の皆さんッ!
— かむてん【公式】 (@kamuten_shinjo) December 13, 2019
「とれいゆ つばさ」に乗って、山形県新庄市にぜひお越しくださいッ!
(๑• ̀っ•́ )ゞ ビシッ#たまには市のイメージキャラクターらしい直球ツイートをしとく pic.twitter.com/JxGvxdN5P6
リゾート新幹線“とれいゆつばさ”の魅力はなんといっても足湯ではありますが、お弁当・バーカウンター・ラウンジ・車内の雰囲気・足湯につかりながらの車窓の景色などなど、プラスの魅力も沢山あり、ぜひ新幹線を移動手段だと考えず活用して頂きたいと思います。
“とれいゆつばさ”で山形県へ行き、現地で温泉巡りをするもよし、“とれいゆつばさ”で山形県観光の足の疲れを癒すべく足湯につかるもよし。と色々な活用方法やプランを考えることも楽しそうですね。
とれいゆつばさの基本情報
名称 | とれいゆつばさ |
利用区間 | 福島駅-新庄駅 |
運賃 | 乗車券:大人2,640円子供1,320円 指定席料金:大人2,390円 子供1,190円 |
料金(足湯) | 事前購入:1名様420円 当日利用:1名様450円 |
公式HP | https://jr-sendai.com/train/toreiyu/ |
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