糸島「白糸の滝」は夏の福岡観光の定番!そうめん流しやヤマメ釣りは必見!
福岡糸島にある「白糸の滝」は、涼を求めて毎年夏にはたくさんの人が訪れています。そうめん流しにヤマメ釣りと家族揃って楽しめるイベントも。また、マイナスイオンがたっぷりなので癒やし効果も抜群です。今回はそんな糸島の「白糸の滝」の楽しみ方をご紹介いたします。
目次
糸島で大定番の観光スポット「白糸の滝」
糸島にある「白糸の滝」は、標高900mの羽金山の中腹に位置し福岡観光の定番のスポットとなっています。白糸の滝は1年を通して楽しめますが、特に夏の時期はヤマメ釣りやそうめん流しなども楽しめ涼を求めて家族連れや観光客で賑わっています。
福岡県の名勝に指定される滝
白糸の滝@福岡県糸島市
— 旅するたぬき (@tanutravel) January 2, 2020
糸島にある福岡県指定名勝の白糸の滝。
マイナスイオンたっぷり、空気がすんで癒される空間。
ヤマメ釣りやそうめん流しも楽しめ、夏のお出かけにぴったり♬.*゚#旅行好きな人と繋がりたい #たぬ旅#写真好きな人と繋がりたい#ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/UX49Qh6XOi
落差約24mある白糸の滝は迫力ある豪華な滝とは言えませんが、岩にあたって幾つかの筋に分かれ落ちていく水の流れは絵になる美しさです。糸島の白糸の滝は、福岡県指定名勝にも登録されています。フォトジェニックなポイントでもあるので、ぜひカメラを持って訪れてみて下さい。
糸島「白糸の滝」ってどんな滝?
福岡県糸島市・白糸の滝。落差は24mありマイナスイオンたっぷりの滝。 pic.twitter.com/IMHL9M6dCw
— masahi (@masahi_d) August 19, 2020
糸島の白糸の滝とはどんな滝なのでしょうか?ここからは春夏秋冬それぞれの季節の白糸の滝の楽しみ方や魅力をご紹介してまりましょう。夏の避暑地として知られている白糸の滝ですが、四季折々の違った表情で訪れる人々を魅了しています。
初夏に開催!「白糸あじさい祭り」
春になると白糸の滝の周辺の木々には新芽が芽吹き、ホソバナコバイモやイチリンソウなどの色とりどりの花が咲きます。そして季節が少し進み初夏になると、自生する約5,000株10万本のあじさいの花が咲み乱れます。6月末には「白糸あじさい祭り」が開催され、あじさい祭り当日訪れた人にはあじさいの切り花がプレゼントされるのだとか。
白糸の滝のあじさいと言っても1種類だけでなく、何種類ものあじさいや違った色のあじさいが咲き、白糸の滝に色彩がプラスされ絶好のシャッターチャンスとなります。あじさいの見頃は6月中旬から7月下旬です。その間糸島に観光に行かれる際には、白糸の滝を観光コースに加えてみてはいかがでしょうか?
天然記念物「万龍楓」にも注目!
白糸の滝の前にある3本の大きな楓と滝の上にある1本の楓の4本を「万龍楓」といい、福岡県の天然記念物に指定されているそうです。ただし、白糸の滝の前の1本の楓は、2004年の台風で倒れてしまい現在は3本のみ。どの楓も樹齢300年以上と言われる、その姿は圧巻です。
3本ある大きな楓のうち、白糸の滝のすぐ前にある楓の木は根元から大きく左右に分かれています。その姿はまるで滝を登る龍のよう。秋には「万龍楓」は真っ赤に染まり、あじさいとは違った色彩を白糸の滝にプラスしています。
夏には水遊びスポットにも!
糸島の夏といえば海が思い浮かびますが、白糸の滝もまた夏の水遊ぶスポットとして人気です。白糸の滝の下流は浅瀬の場所があり絶好の水遊びスポットになっています。夏にはたくさんの家族連れで賑わっています。
水は透き通っていて冷たく、夏でも長く浸かることは出来ません。そんな綺麗な清流には、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオが生息していると言われています。もしかしたらその姿が見られるかも?しれません。
秋には紅葉狩りを楽しむ人も!
初夏のあじさいも素敵ですが、白糸の滝の秋もまた絶景を楽しむことが出来ます。先程ご紹介した万龍楓を始め、周辺の木々が赤黄茶と色づき、その落ち葉が白糸の滝を流れる様は風情が漂っています。夏ほどは混雑していないので、ゆったりと周辺を散策するのもおすすめです。
写真スポットとしても大人気!
白糸の滝は、夏の水遊ぶ、ヤマメ釣り、紅葉など様々な楽しみ方が出来ますが、写真スポットとしても人気が高い場所です。自然に恵まれ四季折々の景観を楽しむことが出来るので、ぜひカメラでその素晴らしい景色を写真に収めてみてはいかがでしょうか?
糸島「白糸の滝」で人気の体験
翠の世界
— ✹うに✹ SHU (@s_uni0527) September 13, 2016
(白糸の滝)#unigraphy #福岡 #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Tn8juHvRzp
ここからは、糸島「白糸の滝」で人気の体験をご紹介いたします。夏ならではの体験や秋まで体験できるものもあります。楽しい思い出になることは間違いありません。ぜひ、家族揃って体験してみて下さい。
体験①そうめん流し
糸島のそうめん流しにふわとろかき氷
— ゆー (@tommyu_ta) August 15, 2020
最高でした? pic.twitter.com/U61CCWabFs
白糸の滝で体験できるもの1つ目は“そうめん流し”です。毎年ゴールデンウィーク時期から9月下旬まで、白糸の滝ではそうめん流しが開催されます。そうめん流しの料金は1人500円で、そうめんとつゆを購入します。そして、滝のすぐ横に並べられた竹樋(たけどい)にそうめんを流し、あとはすくって食べるだけ。
マイナスイオンたっぷりと感じながら食べるそうめんは格別の味です。そうめん流しは大変人気があり、夏の時期にはかなりの行列が出来るそうです。事前に予約などは出来ないので、そうめん流しを体験したい方は待つこと覚悟でお出掛け下さい。
体験②ヤマメ釣り
糸島の白糸の滝。
— sakranii (@sakkaname) June 14, 2015
みんなヤマメ釣りに奮闘中〜 pic.twitter.com/ZmikLvbVy1
そうめん流しと同時期に始まる体験が“ヤマメ釣り”。ヤマメ釣りは10月下旬ぐらいまで楽しむことが出来ます。ヤマメ釣りの料金は1人2,500円で、4匹まで釣ることが可能です。5匹目からは1匹につき300円追加料金がかかります。万が一1匹も釣れなかった場合は、3匹は補償してくれるのだとか。
釣ったヤマメは1匹100円で塩焼きにしたヤマメに交換してくれます。この塩焼きされたヤマメは、そうめんと一緒に食べると絶品。そのため、そうめん流しの前にヤマメ釣りを体験する事をおすすめします。料金には、釣り竿や必要な道具代は全て含まれています。気軽にヤマメ釣りを体験してみて下さい。
体験③そば打ち体験
最後にご紹介する体験が“そば打ち体験”です。そば打ち体験は、4月上旬から11月下旬まで楽しめる体験。完全予約制で対象が小学校高学年以上となっているため、そうめん流しやヤマメ釣りのように混雑していないのでおすすめの体験です。
料金は2人前2,000円で、自分で手打ちした蕎麦は白糸の滝に併設されている「ふれあいの里」で食べることが可能です。自分で打った蕎麦の味もなかなかのものです。ぜひ、美味しい蕎麦作り挑戦してみてはいかがでしょか?
糸島「白糸の滝」でおすすめのグルメ
糸島の白糸の滝には、“ふれあいの里 四季の茶屋”という食事処があります。うどんやざるそば、団子、ソフトクリームなど軽食やスイーツを楽しむことが出来ます。もちろん白糸の滝自慢のグルメ”ヤマメ料理”も絶品です。
また、白糸の滝から車で9分ほど走った所にある、ふわふわのかき氷もおすすめ。こちらのかき氷は知る人ぞ知る人気のかき氷で、休日はもちろん平日でも行列が出来るほどの人気のかき氷です。夏の時期白糸の滝を訪れたら、ぜひ試してみてください。それでは、白糸の滝のおすすめグルメ・やまめ料理にかき氷を詳しく見てまいりましょう。
おすすめグルメ①やまめ定食
同僚と白糸の滝ヒルクライム。
— BARYAN (@baryanswd) November 5, 2017
やまめ定食「松」を頂くぜぃ! pic.twitter.com/JQUhpjPho2
まず最初にご紹介するおすすめグルメは“やまめ定食”です。やまめ定食は「ふれあいの里 四季の茶屋」の一押しメニューで、新鮮なやまめ料理をたっぷり堪能することができます。やまめ定食には松・竹・梅とあり、やまめ料理の品数が違います。
松は、やまめの塩焼き、唐揚げ、せごし、南蛮漬けが付いて2,500円。竹は、塩焼き、唐揚げ、南蛮漬けの3品で2,000円です。そして梅は塩焼きと唐揚げのみで1,500円となっています。普段、やまめ料理をたっぷりと味わう機会は少ないので、清水の舞台から飛び降りたつもりで”松”を注文してみてはいかがでしょうか?
おすすめグルメ②やまめせごし
今日は糸島にある『白糸の滝』へ行きました!
— 石井春雄 Haruo Ishii (@haruo_CC2) July 22, 2018
滝周辺のエリアはとても涼しかったです!
そして念願の川遊び!水はとても冷たく気持ち良かったです!川遊びできる場所はとても貴重ですよね!
食事処でヤマメを骨ごとブツ切りにした『やまめせごし』『ヤマメの塩焼き』も食べ、白糸の滝を満喫しました! pic.twitter.com/xVkIdQFkWz
次におすすめするグルメは“やまめせごし”です。やまめせごしは、やまめ定食の松に入っていますが、単品で注文することも可能です。料金は500円。ところで”やまめせごし”というお料理をご存知でしょうか?やまめせごしは、簡単に言えばやまめのお刺身です。
普通のお刺身と違うとこは、骨ごとぶつ切りにしている事。「骨?」と思われるかもしれませんが、やまめせごしは若いやまめを使用しているので骨は柔らかいそうです。また、身もプリプリしているので、歯ごたえが良いと言われています。新鮮なやまめだからこそ味わえるやまめせごし、ぜひお試し下さい。
おすすめグルメ③やまめ塩焼
昨日食べた糸島のヤマメちゃん美味しかった!
— ま る こ (@exilemmmika) August 16, 2018
あとiPhone Xのポートレート機能凄いね!! pic.twitter.com/14h2xGqtUU
ふれあいの里 四季の茶屋のおすすめグルメ、最後は定番の“やまめ塩焼き”です。やまめ塩焼きはヤマメ釣り体験でも味わうことが出来ますが、こちらのふれあいの里 四季の茶屋でも食することが可能です。料金は500円。皮がパリパリに焼け、香ばしさと程よい塩加減が癖になる一品です。
近くにある大人気かき氷店「村上家本舗白雪」
村上家本舗さん
— くにやん (@ahsarusa) July 23, 2014
白雪の花(かき氷) ふわっふわの食感!#夏の良いこころ pic.twitter.com/sy0LxaAuZX
続いてご紹介するおすすめグルメはかき氷。白糸の滝の近くには、大人気のかき氷店「村上家本舗白雪」があります。平日でも行列必至のかき氷店で、今までに食べたことがないふわふわ食感のかき氷が楽しめます。こちらのお店では、注文方法が2通りあるのだとか。1つは好みの氷を選び、自分の好きなものをトッピングしていく方法です。
もう1つは、お店おすすめのトッピングをしたセットメニューです。料金はトッピングの種類で変わりますが、だいたい1,000円前後ぐらいが目安でしょう。ちなみにお店で最も人気のある「いちごミルク」で料金は880円です。村上家本舗白雪では、毎年数種類のかき氷が新登場するそうで、夏になるのを楽しみにしているかき氷ファンも多いそうです。
村上家本舗白雪の基本情報
住所 | 福岡県糸島市白糸426-1 |
営業時間 | [平日]11:00〜17:00 [土日祝]10:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
料金 | ~999円 |
アクセス | 白糸の滝より車で約9分 |
駐車場 | あり |
URL | 食べログ |
糸島「白糸の滝」のアクセス&駐車場情報
糸島にある「白糸の滝」についてご紹介してきましたが、最後に「白糸の滝」へのアクセス方法と駐車場情報についてご説明いたします。
アクセス情報
まずは、白糸の滝へのアクセス方法をご紹介いたします。白糸の滝へは、車または糸島市コミュニティバスを利用してアクセスすることが可能です。レンタカーや自家用車などの車で白糸の滝にアクセスする場合は、今宿道路「前原IC」より約20分です。
糸島市コミュニティバスを利用する場合は、JR筑肥線「筑前前原駅」南口から乗車し、白糸バス停で下車します。ここまでの所要時間は約25分。バス停から白糸の滝までは遊歩道を約30分歩くことになります。コミュニティバスの料金は大人200円、子供100円となっています。
駐車場は?
続いて駐車場情報です。白糸の滝には、200台分の無料駐車場が用意されています。駐車場の場所は、県道12号線から山道に入って400mほど先にあります。ただし、夏の時期にはこちらの駐車場は大変混雑します。
その場合は、登ってくる途中にある県道12号線の11番カーブの所にある遊歩道専用駐車場を利用して下さい。こちらの駐車場も無料で、車約30台ほど駐める事が可能です。ただし、白糸の滝まではかなり歩くので、歩くことに自信のない方にはおすすめできない駐車場です。
白糸の滝の基本情報
住所 | 福岡県糸島市白糸460-6 |
営業期間 | 通年 |
アクセス | 前原インターより約20分 |
駐車場 | あり |
URL | 公式HP |
合わせて行きたい糸島の観光スポット4選!
糸島には、白糸の滝以外にもたくさんの観光スポットが点在しています。ここからは糸島のおすすめの観光スポットを4選ご紹介いたします。白糸の滝と合わせて観光してみてはいかがでしょうか?
①立石山
糸島 立石山 pic.twitter.com/XthYtyNmtS
— AYAITO (@hondaaya) March 29, 2019
糸島半島の西部に位置する“立石山”。標高209mと低い山ですが、海に面しているため絶景ポイントとして人気です。立石山の山頂の北側からは、糸島の有名観光スポットの弊の浜、桜井二見ヶ浦、芥屋の大門などを見渡すことが可能。山頂の西側には海と山々の眺望が広がり、お天気の良い日には佐賀県唐津市の方までみられるそうです。
立石山に登るには、南側登山口と浜側登山口の2つがあります。南側登山口の方が歩く距離が若干短く、約20分ほどで山頂に辿り着くことができるとか。ぜひ、絶景を求めて軽いハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか?白糸の滝からアクセスする場合は、車で県道12号線、573号線、54号線を経て約45分ほどです。
②ロンドンバスカフェ
今頃の振り返りだけれど、福岡では念願のロンドンバスカフェにも行けたよ〜!初糸島!ここでifを撮影してたのかと思うと不思議な気持ちと、嬉しさがあったり…*アイスも美味しかった〜💓いつかまた行けたらいいなぁ! pic.twitter.com/n1mjHEDF0P
— あーちゃん (@me3_ame) April 30, 2019
真っ赤なバスが青い海と映えると若い女性に人気の“ロンドンバスカフェ”。ロンドンバスカフェは、糸島のサンセットロードと呼ばれている県道54号線沿いにあります。白糸の滝からアクセスする場合は、県道12号線と85号線を経て車で約40分ほどかかかります。
ロンドンバスカフェの人気メニューはオリジナルなジェラート。数種類あるフレーバーから、毎日日替わりで9種類ほど楽しめます。ジェラートは1階で注文し、2階にイートインスペースがあるのでそちらで頂くことが可能です。180度に広がる海の景色は圧巻。日没までオープンしているそうなので、ぜひ夕暮れ時を狙ってみてはいかがでしょうか?
③櫻井神社
福岡、糸島の二見ケ浦に鎮座する櫻井神社。嵐の桜井君ファンがよく訪れるらしいが桜井君の実家でも縁戚でもないです。伊勢神宮から分祀を受けた神社です。 pic.twitter.com/dsK1aCE1hW
— 井上レオ (@reoking1) April 29, 2020
“櫻井神社”は、1632年の福岡藩2代目藩主黒田忠之介が建てた神社で、福岡県の指定文化財にもなっています。また、あらゆる「縁」を結ぶとして、縁結びの神様としても知られています。
最近ではアイドルグループ「嵐」の櫻井翔さんと同じ名前ということで、嵐ファンの聖地にもなっているそうです。白糸の滝から櫻井神社までのアクセスは、県道12号線、85号線、569号線を経て車で約45分ほどです。
④ヤシの木ブランコ
糸島の帰りに人気撮影スポット「ヤシの木ブランコ」🌴へ立寄リ📷#福岡 #西区 #ヤシの木ブランコ #人気スポット#写真が好きな人と繋がりたい #写真を撮るのが好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Glgr6nLljo
— streamer1954 (@streamer1954) April 20, 2018
インスタ映え間違い無しのフォトジェニックなスポットが“ヤシの木ブランコ”。ヤシの木ブランコは、大きなヤシの木2本にブランコが掛けられたもので、BBQや海鮮料理が楽しめる「ざうお糸島本店」の敷地内にあります。
目の前に広々とした海が広がり、海に向かって思いっきりブランコを漕ぐとまるで海の上を飛んでいるような気分を味わうことが出来ます。白糸の滝からアクセスするには、県道12号線、507号線を経て車で約43分ほどです。
糸島「白糸の滝」で思い出に残る体験を!
糸島にある「白糸の滝」をご紹介しました。白糸の滝は1年を通して楽しむことが出来ますが、おすすはやっぱり夏。あじさい祭り、そうめん流し、ヤマメ釣りと楽しいイベントを体験することが可能です。
また、かき氷にやまめ料理と絶品グルメも味わえます。家族揃って、夏の白糸の滝に出掛けてみてはいかがでしょうか?きっと忘れられない夏の思い出になることでしょう。