「由布院 玉の湯」は、亀の井別荘と山荘無量塔(むらた)と共に由布院御三家の宿のひとつとして有名です。広大な敷地に離れが点在しており、自然を感じながらプライベートな滞在を楽しむことができます。

昭和28年に禅寺の保養所として始まった「由布院 玉の湯」には雑木林があり、四季折々の美しい景色を見ることができます。離れの客室からフロントのある建物まで散策してみるのもおすすめです。

「由布院 玉の湯」は由布院を代表する温泉宿で、日本でも最高級の温泉旅館だといわれています。心温まるサービスやこだわりの設備はもちろんのこと、食事の良さで定評があります。チェックインは季節のお菓子とお茶のおもてなしから始まり、椅子に腰かけながら丁寧に手続きを行います。

「由布院 玉の湯」は、由布院御三家の宿の中でも食事がおいしいと定評のある旅館です。朝食には有名なスープが提供されていて人気があります。絶品と言われている「由布院 玉の湯」の食事についてご紹介します。

「由布院 玉の湯」では地産地消をテーマに作られています。地元でとれた新鮮な野菜やアユ、ヤマメのほか、和牛や豊のシャモなどが使われています。料理の一つ一つが研究を重ねて作られており、洗練された食事を楽しめるようになっています。

夕食の食事内容はかなりボリュームがありますが、「お好みで」と書かれた追加メニューも人気があります。ごはんが残った場合は、おむすびにして部屋まで持ってきてもらえることもあります。

宿泊はもちろんのこと、「由布院 玉の湯」では宿泊を目的としない人も立ち寄って食事を楽しむことができます。昼は12時から14時まで、夜は17時半から21時半まで営業しています。

夜のコース料理は山里料理コース(9,240円)や玉の湯おすすめコース(11,550円)、料理長おすすめコース(17,325円)があります。夕方早い時間に利用するとお得なコースをいただくことも可能です。

「由布院 玉の湯」の朝食は和食と洋食の2種類があります。全ての料理が最高の状態でサーブされるので、おしゃべりや景色を楽しむのも良いのですが、極上のタイミングでいただくことをおすすめします。

トーストは焼き加減まで注文することができるので、きめ細やかなサービスが人気です。なお、朝食は11時までにスタートすればよいとされているので、遅めに来店してブランチとしていただくのも良いですね。

朝食で和食か洋食か迷ってしまったら有名なクレソンのスープが食べられる洋食がおすすめです。料理研究家の辰巳芳子が監修した「いのちを支えるスープ」で、繊細で味わい深いスープをいただくことができます。

雰囲気の良い由布院を代表する温泉旅館の「由布院 玉の湯」は、誰もが一度は泊まってみたい宿泊施設です。食事がおいしいだけでなく、カフェやバーもおしゃれだと人気があります。「由布院 玉の湯」の部屋や宿泊料金についてご紹介します。

「由布院 玉の湯」には16室の部屋があり、全室に温泉がひかれています。温泉が楽しめる内風呂には趣のある木の浴槽が設置されていて、大きな窓を開くと気持ちの良い風を感じながら温泉を満喫することができます。

「由布院 玉の湯」の部屋のタイプはいくつかありますが、和と洋のバランスが取れた居心地の良いインテリアになっています。居間は畳で、サンルームからは雑木林を眺めながら森林浴をしている気分になれます。

部屋の中にはスピーカーが備え付けられているので、好きな音楽を楽しみながら寛ぐことができます。フロントでCDを借りて部屋で聴くことも可能です。部屋のベッドには北欧の白木のベッドが採用されています。

A棟とB棟の2階にある1室4名以上の部屋に宿泊する場合は、お食事処または個室の会食場でいただくことができます。2階の部屋からは雑木林の庭を眺めることができ、部屋には他の部屋と同様に源泉かけ流しの温泉が楽しめる木の浴槽がついています。

「由布院 玉の湯」の宿泊料金の相場は、2名1室朝食付きで税込み5,6000円ほどです。夕食付の場合は8万円弱となります。部屋や食事のタイプによっては2名1室で1泊10万円を超えるプランもあります。

「由布院 玉の湯」は宿泊日から一定の日数になるとキャンセル料が必要になります。2~7日前は宿泊料金の30%がキャンセルの料金として必要です。また、宿泊日前日は50%、当日は100%キャンセル料として料金を支払う必要があります。

「由布院 玉の湯」には温泉が満喫できる部屋の他にも、滞在を楽しめる施設があります。カフェタイムを楽しめたり、お酒を堪能できるバーなどがあります。「由布院 玉の湯」の館内施設についてわかりやすくご紹介します。

「由布院 玉の湯」にあるティールームニコルは美しい雑木林に面したテラスが人気でカフェタイムを楽しむことができます。雑木林に面している部分は全面ガラス張りになっており、屋内のカフェにいながらも雑木林の中にいるような気分になります。

ティールームニコルではオリジナルのブレンドコーヒーやディンブラの紅茶、別府友永のあんぱんや、ティールームニコルオリジナルのケーキなどを味わうことができます。カフェメニューの人気は1日12食限定のアップルパイです。ゆっくりカフェタイムを楽しみたい人におすすめです。

センノキの一枚板のカウンターが印象的なニコルズバーは、昼間はティールームニコルとして営業している場所がバーとして営業されています。雑木林を見ながらゆっくりと寛げるバーです。ニコルズバーにはカウンター席の他にテラス席やテーブル席もあります。

スタンダードカクテルを中心に提供しており、レストランでの食事の前後にバーに立ち寄っておいしいお酒を味わうことができます。ニコルズバーの営業時間は17時半から24時までです。

朝9時から19時まで営業している売店 由布院市は自家製の食品をはじめ、大分の木や竹を使った製品や九州の焼き物を取り扱っているお店です。売店の自家製食品の中で人気があるのは、柚子後生と柚子を使った「柚子練り」です。

また、売店 由布院市の人気商品はジャムで、その他にも「由布院 玉の湯」で使用している雑貨や陶器なども人気があります。

「由布院 玉の湯」オリジナルのお土産をリーズナブルに購入したいという方におすすめしたいのが、オリジナルのバタークッキーです。ビニール袋に綺麗につめられたクッキーにレトロなラベルが貼られたシンプルなパッケージですが、クッキーのおいしさが伝わってくるデザインになっています。

バタークッキーの味もとてもシンプルで、薄くスライスされていて食感も良いです。素朴さだけでなく良い素材を使っていることが伝わってくるクッキーなので、1枚食べると次から次へと手がでてしまいます。

「由布院 玉の湯」はおしゃれなカフェ、美味しい夕朝食、源泉かけ流しの温泉が楽しめる旅館です。「由布院 玉の湯」のアクセス情報を詳しくお伝えします。

「由布院 玉の湯」へのアクセス方法ですが、公共交通機関を利用した場合はJR久大本線の由布院駅から徒歩約12分です。タクシーを利用するとさらにスムーズです。車やレンタカーの場合は由布院ICが最寄のインターチェンジで、由布院ICから約8分でアクセスできます。

「由布院 玉の湯」では絶品の料理や温泉が満喫できます。中でも朝食は和食と洋食から選べて、朝食ならではの絶品スープもあります。また、部屋で源泉かけ流しの温泉が楽しめるのも贅沢の極みです。お土産にはオリジナルのバタークッキーをお忘れなく。「由布院 玉の湯」の料理や温泉を堪能しましょう。