【決定版】熊本のおすすめデートスポット36選！カップル必見！

九州の中央部に位置する熊本県は福岡、大分、宮崎、鹿児島の各県と境を接し、有明海を隔てて長崎県とも接しています。東部には九州山地の山並みが連なり、西部は熊本平野が有明海に、八代平野が不知火海に面するなど風光明媚な土地として有名です。

また、美しい自然だけでなく、古代においては肥国の中心として栄え、中世には阿蘇氏、相良氏、菊池氏、名和氏、近世には小西行長や加藤清正、細川氏らが活躍した歴史を有し、多くの人々を魅了しています。

世界有数のカルデラを持つ事で知られる阿蘇山や加藤清正が築城した難攻不落の名城・熊本城を擁する「火の国・熊本」。豊かな自然と歴史を持つ熊本県にはカップルで訪れたいおすすめのデートスポットが数多存在します。

この記事では、そんな数あるデートスポットの中から【自然編】として15か所、【歴史&文化編】として15か所、【グルメ編】として6か所の計36か所をご紹介致します。人気の定番スポットから知る人ぞ知る穴場スポットまで、いずれも魅力的で、自信を持っておすすめできるスポットばかりです。

まずは、熊本のおすすめデートスポット【自然編】として15か所をご紹介致します。阿蘇山麓の雄大な大パノラマや美しい夜景、清らかな水が流れる川や滝、夕日が沈む美麗な海岸、神秘的な雰囲気が漂う穴場スポットなど、熊本ならではの大自然を堪能することが出来るスポットばかりですので、是非ご期待ください。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、1か所目は「草千里ヶ浜」です。熊本を訪れる人ならば必ず足を向けると言われ、数ある名所の中でも一、二を争う人気を誇ります。阿蘇五岳の一つに数えられる烏帽子岳の北麓に広がる大草原で、約3万年前に形成されました。

放牧された牛や馬が草を食む姿は牧歌的で、インスタ映えするとカップルにも人気の定番スポットです。その風景は与謝野晶子ら多くの歌人にも愛されてきました。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、2か所目は「阿蘇中岳火口」です。東西18㎞、南北25㎞と世界有数の規模を持つ事で知られる「阿蘇のカルデラ」。その中央に聳えるのが、「阿蘇五岳」です。中岳はそんな阿蘇五岳の中で現在、最も活発に活動している火口です。

直径600m、深さ130m、周囲4㎞の巨大な噴火口の底では、白い噴煙が噴きあがるダイナミックな光景を目にする事が出来ます。地球が生きているという事を実感できるとカップルにも人気の定番スポットの一つです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、3か所目は「白川水源」です。熊本市は70万人超の人口を有しながら、その水道水をすべて地下水で賄えるほど豊富な水資源を持つ、世界でも稀な都市の一つです。そんな水資源の一つである白川水源は熊本市の中央を流れる白川の水源であり、環境庁の「名水百選」にも選ばれるなど、南阿蘇を代表する湧き水です。

毎分60ｔもの清らかな水が勢いよく沸き上がり、絶え間なく流れる爽快さは何物にも代え難いものがあります。この水は地元の方だけでなく、観光客の方でも自由に汲んで持ち帰る事ができるとあって、人気を集めています。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、4か所目は「鍋ヶ滝」です。小国町を流れる蓬莱川にある滝で、落差約10m、幅約20mの滝です。

さながらカーテンの如く幅広く流れ落ちる水はとても優雅と好評を博しています。また、滝の裏側に入る事ができ、「裏見の滝」としても人気です。春には期間限定で夜間ライトアップも行われ、多くのカップルで賑わう穴場のデートスポットです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、5か所目は「花岡山」です。JR熊本駅の北西側にある標高約132ｍの山で、かつては祇園山と呼ばれていました。1869年に桜を植樹した事が現在の名前の由来となっています。

加藤清正が熊本城築城の際、この山から石を切り出したとされ、頂上には加藤清正が腰かけたと伝わる「腰掛石」が残っています。熊本の夜景を一望できる夜景スポットの定番であり、花見の名所としても知られるカップルに人気のスポットです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、6か所目は「エルパティオ」です。北外輪山の一角にある牧場で、約30万坪に及ぶ広大な敷地からは阿蘇五岳、九重連山、祖母傾連山をはじめとする360度の大パノラマを堪能することが出来ます。

雄大な景色の中で乗馬体験をすることができ、気分はすっかりカウボーイ・カウガールです。日本にいる事を忘れるような時間を過ごす事ができるとあって、カップルにも人気の穴場スポットとなっています。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、7か所目は「大観峰」です。北外輪山の一角にあり、360度の大パノラマを堪能することができる阿蘇定番の絶景スポットです。かつては遠見ヶ鼻と呼ばれ、知る人ぞ知る穴場スポットでしたが、熊本出身の文豪・徳富蘇峰が大観峰と名付けた事で一挙に有名になりました。

ここから眺めると阿蘇五岳が御釈迦様の寝ている姿に見える事から「涅槃像」とも言われており、秋から冬にかけては雲海に包まれる神秘的な風景を見ることもできます。周囲にはお土産屋や食事処もあり、カップルで訪れたいスポットの一つです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、8か所目は「南阿蘇トロッコ列車」です。高森駅から中松駅までの約7.1㎞を結ぶ観光列車で、沿線のガイドを聞きながら雄大な阿蘇の自然の中を走ると、爽やかな風と開放感を存分に味わうことができます。

定番のフォトスポットが白川第一鉄橋です。昭和2年に架けられた橋で、水面からレールまでの高さは62ｍと当時日本一でした。トロッコ列車は橋の上で徐行運転をしてくれるので、迫力満点の絶景を堪能する事ができます。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、9か所目は「菊池渓谷」です。菊池川の上流域にある渓谷で、モミ、ツガ、ケヤキと言った広葉樹の原生林に覆われています。約1,180haの広大な面積を持ちながら人の手がほとんど入っておらず、「渓谷美の極致」と言われる程の美しさが残されています。

その貴重さから名水100選、森林浴の森百選、水源の森百選、日本の滝百選などに選ばれ、水のせせらぎや梢のさざめき、小鳥のさえずりに心が癒されます。春の新緑、夏の涼やかさ、秋の紅葉、冬の霧氷と四季を通じてカップルにも人気の穴場デートスポットです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、10か所目は「御輿来海岸」です。「おこしきかいがん」と読み、日本の渚百選に選ばれるなど有明海に面した景勝地として有名です。また日本の夕陽百選にも選ばれており、夕陽の美しい海岸としても定番です。

有明海は干満の差が激しく、潮が引いた海岸の砂地には波と風によって描かれた美しい模様が現れます。日中は銀色、夕方はオレンジ、夜が深まるにつれて深みを増していく紫紺、そして満月の夜は黄金に輝くなど、刻一刻と姿を変える様子は心が震えるほど美しく、ロマンティックな雰囲気を求めるカップルにも人気のスポットです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、11か所目は「高森殿の杉」です。阿蘇の南外輪山の中腹、高森町の一角に聳える樹齢400年以上と伝わる夫婦杉です。かつてこの地には高森城と呼ばれる城があり、戦国時代、薩摩の島津氏に敗れた城主親子がこの杉の袂で自害したとの伝承が残っており、「高森殿の杉」と言う名前の由来となっています。

幹周10mを越え、幾つもの枝を四方に伸ばす姿には迫力があります。近年では、女優の菅野美穂さんがこの杉を訪問して程なく結婚が決まった事から「縁結び」のパワースポットとしても人気を集めている穴場スポットです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、12か所目は「押戸石の丘」です。熊本県小国町の標高845mの丘に幾つもの巨石が約5m間隔で環状に配置されています。かつては自然物と考えられていましたが、その後の研究で、これらの巨石が人工的に配置され、「日時計」や「祭壇」などの役目を担っていた事や文字が刻まれている事が明らかになりました。

この文字に関しては、中東のシュメール文明の文字に似ているとの研究があり、「日本人シュメール起源説」の根拠ともなっています。近年では人気漫画『進撃の巨人』の実写映画版で、ロケ地として使用された事でも注目され、訪れる人が増えつつある穴場スポットです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、13か所目は「球泉洞」です。球磨郡球磨村権現山の地下に広がる鍾乳洞で、総延長4,800mと九州では最長を誇ります。その内、約800mが観光用に公開され、難易度別に「一般コース」と「探検コース」に分かれています。

発見されたのは1973年と最近ですが、鍾乳洞自体は約3億年前に海中で形成された石灰岩層が地殻変動によって地上に隆起した後、長い年月をかけて現在の姿になったものです。鍾乳洞内は夏でも16度ほどと涼しく、暑い時期のデートにはもってこいの穴場スポットです。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、14か所目は「牛深海中公園」です。天草市牛深町にあり、1970年に日本初の海中公園に指定されました。海中にはテーブルサンゴやエダサンゴ、オオイソバナなど色鮮やかなサンゴ礁が広がり、カサゴ、イシダイ、キビナゴ、ウミウシ、エビ、タコなどが暮らしています。

そんな彩り豊かな海の世界をグラスボートに乗って堪能することができると人気の穴場スポットです。また、東シナ海に沈む美しい夕陽をボートの上から眺める事ができる夕陽クルージングもカップルに人気です。

熊本のおすすめデートスポット【自然編】、最後の15か所目は「はな阿蘇美」です。西日本最大級のバラ園で、春と秋には750種4500株ものバラが咲き誇ります。はな阿蘇美にしかない品種などもあり、珍しいバラを鑑賞する事が可能です。

敷地内には日本初の豆腐博物館や200席のガーデンレストランがあり、地産地消の食材を使ったメニューや豆腐会席、阿蘇のあか牛料理を堪能することができます。

続いて、熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】として15か所をご紹介致します。定番の夜に訪れたいイルミネーションスポットや可愛らしい動物と触れ合えるスポット、歴史や伝統を感じられるスポットから穴場的なパワースポットまで、いずれも魅力的なスポットばかりですので、どうぞご期待ください。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、1か所目は「阿蘇ファームランド」です。東京ドーム21個分と言う広大な敷地内に「運動・食事・癒し・宿泊・体験・買物」の6つをテーマに50以上の施設が設置されている世界最大級の健康テーマパークです。

特にカップルに人気なのが500万個ものLEDを用いたイルミネーションで、「星のトンネル」「光の動物園」など美しいオブジェが夜を彩ります。その美しさは夜間観光立国化促進のために日本夜景遺産事務局が選定する「日本夜景遺産」にも選ばれている程です。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、2か所目は「熊本城」です。熊本を訪れた人ならば足を向けない人はいない定番中の定番です。室町時代に守護菊池氏の一族であった出田秀信が築いた千葉城を始まりとし、戦国時代に加藤清正が現在の熊本城の基礎を築き、江戸時代に細川氏が改築しました。

城内各所に非常食となる松を植え、畳の芯に里芋の茎を用い、壁にはかんぴょうを塗り込めるなどの工夫によって「食べられるお城」とも言われています。明治時代の西南戦争では実際に連日連夜の猛攻を耐え抜き、かの西郷隆盛をして「わしは官軍に負けたのではなく、清正公に負けたのだ」と嘆息させた名城です。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、3か所目は「熊本市現代美術館」です。2002年に熊本市街地において最も交通量が多い通町筋と上通の交差点に建つ複合ビル「びぷれす熊日会館」の3階で開館した美術館です。

「現代」と言う言葉を冠する美術館としては九州で唯一の美術館で、国際的に活躍する草間彌生、宮島達男、ジェームズ・タレル、マリーナ・アブラモヴィッチと言った現代美術家による作品が常設展示されています。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、4か所目は「阿蘇カドリードミニオン」です。「カドリー」とは英語で「抱きしめたい程可愛い」、ドミニオンは「領地」を意味する言葉で、「カドリードミニオン」とは「抱きしめたい程可愛い動物たちの領地」と言った意味の造語です。

その言葉通り、施設内には約300頭のクマを筆頭に、ゾウやペンギンなど多くの動物がおり、触れあう事もできます。中でも人気番組『天才！志村どうぶつ園』に出演し、人気を博したチンパンジーのパンくんが有名です。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、5か所目は「大江天主堂」です。江戸時代を通じて隠れキリシタンが潜伏していた天草において、キリスト教が解禁された後、フランス人宣教師のガルニエ神父によって初めて建てられた教会です。

青い空に白亜の教会が美しく、天草の長閑な風景の中に凛とした佇まいを見せています。設計を担ったのは「教会建築の父」とも言われる鉄川与助です。毎年冬の夜には教会がイルミネーションで彩られ、ロマンチックな雰囲気がカップルにも人気を博しています。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、6か所目は「グリーンランド」です。1966年に「三井グリーンランド」として開園し、2007年に現在の名称に改名しました。広大な敷地の中には遊園地だけでなく、ゴルフ場、ホテル、温泉、ショッピングモールもあり、朝から夜まで一日中楽しめる九州最大級のレジャーランドを構成しています。

特に、大観覧車「レインボー」は高さ105mと国内最大級を誇り、人気を博しています。広い園内は『西部警察』をはじめ『ウルトラマンティガ』や『仮面ライダー555』のロケ地になるなど、カップルは勿論、子供から大人まで楽しめる定番スポットです。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、7か所目は「青井阿蘇神社」です。熊本県人吉市にある神社で806年に創建され、鎌倉時代以降、相良氏の篤い崇敬を受けてきました。主祭神は阿蘇三社とも言われる健磐龍命、阿蘇津媛命、国造速甕玉神の三柱です。

本殿や拝殿をはじめとする5棟の建物が2008年に国宝に指定されました。熊本県内で国宝に指定されているのはここだけで、歴史好きには人気スポットとなっています。また、神社のすぐそばに聳え立つ楠は高さで20mと人吉地方では最大の楠で、縁結びにご利益があると若い女性やカップルに人気の穴場スポットです。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、8か所目は「崎津教会」です。2018年に世界遺産登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つで、天草下島の小さな漁村集落にある事から「海の天主堂」とも呼ばれています。

チャペルの鐘展望公園からは日本の漁村風景の中にゴシック様式の教会が聳えるここでしか眺める事の出来ない絶景を見ることができます。毎年12月から1月上旬の夜にはライトアップも行われ、華やかなイルミネーションに彩られた教会がロマンチックな雰囲気を演出しており、熊本観光の新たな定番となりつつあります。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、9か所目は「阿蘇ミルク牧場」です。熊本市街を一望できる標高450mの草原に約33万㎡の広大な敷地を有し、動物との触れ合い、乗馬体験、乳搾り体験、バター＆チーズ作り体験など様々な体験をする事ができます。

また、「牧場レストラン　マザーズキッチン」では牧場で生産された乳製品やミート製品、野菜などを用いた料理をバイキング形式で堪能することができます。朝から夜まで一日中遊んでも遊びきれないほどの充実ぶりで、カップルや小さな子供連れの家族にも好評を博しています。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、10か所目は「熊本市動植物園」です。熊本市東区にある市営の動植物園で、開館は1929年。かつては水前寺にありましたが、1958年に現在の江津湖畔に移転してきました。

動物園、植物園、遊園地が併設された複合施設で、動物園にはキリンやゾウと言ったメジャーな動物から孫悟空のモデルとされる金絲猴と言った珍しい動物まで、124種約1,000頭の動物、植物園では日本庭園や熱帯植物を鑑賞できる大温室などを楽しむことができ、年間を通じてカップルや家族連れで賑わう定番のスポットです。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、11か所目は「水前寺成趣園」です。熊本市中央区にある大名庭園で、面積は約7万3,000㎡に及びます。阿蘇伏流水の湧水を用いた池を中心とする回遊式庭園で、築山や浮石、芝生、松などを用いて東海道五十三次の景勝地を再現していると言われています。

細川忠興と明智光秀の娘・ガラシャとの間に生まれ、初代熊本藩主となった細川忠利が1636年に築いた水前寺御茶屋を始まりとし、3代藩主・細川綱利が改築し、古代中国の詩人・陶淵明の詩から「成趣園」と名付けられました。桜の名所としても知られ、開花中は夜間ライトアップも行われます。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、12か所目は「イルカマリンワールド」です。天草市五和町にある施設で、イルカウォッチングを堪能することができる穴場スポットです。施設がある天草市五和町の沖合は魚類の宝庫で、これを目当てに野生のミナミバンドウイルカが住み着いています。

キラキラと光る海を颯爽と泳ぎ回るイルカの姿は見る人の心を癒してくれます。特におすすめなのが春です。春は赤ちゃんイルカが生まれる季節であり、お母さんイルカにぴったりとくっついて泳ぐ可愛らしい姿を見ることができます。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、13か所目は「SAKURA MACHI Kumamoto」です。2019年9月、「熊本城と庭つづき、すべてをつなぐおもてなしの庭」をコンセプトに掲げて熊本交通センター跡地に開業した大型複合商業施設です。

施設内にはバスターミナルやホテル、映画館、ファッション、コスメ、雑貨、飲食店など約150のテナントが入居しています。熊本の新たなランドマークとして開業前から多くの注目を集め、開業後は多くのカップルや家族連れで賑わっています。まさに熊本の新たな定番デートスポットです。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、14か所目は「宝来宝来神社」です。平成16年、土地の造成工事中に掘り当てた大きな岩から夢で「宝くじを買うように」と告げられ、言われるままに購入した処見事に当たった事から、岩を「当銭岩」として祀る神社が建てられました。

知る人ぞ知る穴場スポットですが、こちらの神社にお参りして実際に宝くじに当選したという声もあり、金運にご利益のあるパワースポットとして近年注目度が急上昇しているスポットです。

熊本のおすすめデートスポット【歴史＆文化編】、最後の15か所目は「上色見熊野座神社」です。奥阿蘇エリアに鎮座する神社で、伊邪那岐命、伊邪那美命、石君大将軍の三柱を祀っています。

緑に囲まれ、苔むした参道の雰囲気が神秘的で、自然と背筋を伸ばしてしまうような凛とした空気感が漂っています。熊本県内でも穴場的なスポットですが、熊本県出身で人気漫画『夏目友人帳』の作者として知られる緑川ゆきさんの短編作品『蛍火の社』の舞台ともなっており、聖地巡礼に訪れるアニメファンも多くいる、知られざる人気スポットです。

デートに美味しい食事は欠かせません。熊本と言えば、からしレンコンが有名ですが、これ以外にも美味しいものがたくさんあります。

そこで最後に、熊本のおすすめデートスポット【グルメ編】として6か所をご紹介致します。がっつり系の丼から海に面した熊本ならではのお寿司、清らかな水が育んだ美味など、いずれも一度は食べてみたいグルメばかりですので、どうぞご期待ください。

熊本のおすすめデートスポット【グルメ編】、1か所目は「いまきん食堂」です。阿蘇内牧温泉で100年以上前から親しまれてきた老舗食堂で、名物は何と言っても「あか牛丼」です。あか牛は阿蘇周辺で育てられている和牛で、サシが少なく、コリコリとした歯ごたえと濃厚な赤身の味わいが特徴と言われています。

あか牛丼は、ミディアムレアに焼いた赤身肉を豪快に並べた逸品で、中央に落とされたとろとろの半熟卵が目にも嬉しいアクセントとなっています。さらに、肉と御飯の間には、あか牛を使った肉味噌が挟まれており、食欲をそそります。メディアでも多く取り上げられ、今や熊本の新たな定番グルメともなりつつある名店の味です。

熊本のおすすめデートスポット【グルメ編】、2か所目は「奴寿司」です。天草本渡港の程近くにあるお寿司屋さんで、ミシュランの1ツ星を獲得した名店です。天草の新鮮な魚介を確かな腕で握る鮨は、料理評論家の山本益博氏が「日本の鮨ベスト3」に入ると絶賛する程の美味と評判です。

名店でありながら大将のお話好きで、笑顔が可愛らしい気さくな人柄も人気の理由となっています。夜は勿論、昼でも予約をしないと入れない程の人気店ですが、若いカップルでも気兼ねなく美味しいお寿司を心行くまで堪能することが可能です。

熊本のおすすめデートスポット【グルメ編】、3か所目は「勝烈亭 新市街本店」です。熊本で美味しいトンカツを食べるならココと言われるほど定番の名店で、鹿児島県霧島高原の指定農場で育てた「六白黒豚」を味わうことができます。

六白黒豚は四肢、鼻梁、尾端の6か所に白斑がある豚で、コクと旨みが凝縮された味わいが特徴です。豚本来の旨みを堪能できるロース、肉の柔らかさを味わえるヒレなどがおすすめですが、その旨さを一段上に引き上げてくれるのが創業以来愛され続けてきた洋風ソースです。少し酸味の効いた味わいは、やみつきになる旨さと好評を博しています。

熊本のおすすめデートスポット【グルメ編】、4か所目は「ろばたやき山ろく」です。山鹿の山奥にある、知る人ぞ知る穴場中の穴場です。菊池市のブランド鶏「菊池鶏」を用い、その日に締めた鶏しか提供しないというこだわりを実践しています。

こだわり抜いた鶏肉は「鶏肉の概念を覆す」と言われる程柔らかく、歯ごたえがあり、絶句する程の旨みを持っています。山奥の不便な地にあるお店ですが、熊本を訪れるならば是非足を運びたい名店の一つです。

熊本のおすすめデートスポット【グルメ編】、5か所目は「そば道場」です。白川水源をはじめとする水資源に恵まれ、「水の生まれる村」とも言われる南阿蘇村。南外輪山の麓にある久木野地区は美味しいそばの産地としても知られています。

そば道場ではそんな南阿蘇村産のそば粉と山芋を原料としたそば打ち体験をする事ができ、カップルや子供連れのカップルに人気です。自分で打ったそばの味は格別で、素晴らしい旅の思い出になると好評を博しています。

熊本のおすすめデートスポット【グルメ編】、最後の6か所目は「上村うなぎ屋」です。水が豊富で、美味しいうなぎが食べられる熊本県内においても、一、二を争う行列必至の人気店です。創業は100年以上前に遡り、長らく地元・人吉の人々に愛されてきました。

提供されるうなぎは事前に5～10日程、真水の中で泳がされ、程よく身が引き締まっています。そんなうなぎを注文を受けてから捌き、炭火でふっくらジューシーに焼きあげます。さらにタレは創業以来の秘伝のタレ。これで美味しくないはずがありません。この味を求めて、県内外から多くのお客様が訪れます。

以上、熊本でのデートを検討中のカップルならば必見のおすすめデートスポット36選を自然、歴史＆文化、グルメとジャンル毎にご紹介致しました。

雄大な自然、可愛らしい動物たちとの触れ合い、神秘的なパワースポット、美味しいグルメなど定番と言われるスポットから穴場スポットまで、いずれも魅力的な場所ばかりです。この記事が、大切な人と熊本で最高の1日を過ごすお役に少しでも立てましたら幸いです。