長崎で人気のゆるキャラ一覧！可愛いグッズや面白いキャラが大集合！

ゆるキャラグランプリの開催から今に至るまでに一体何体のゆるキャラが生まれているのでしょうか。こんなにキャラクターを推すのは日本だけ。そして、そんなキャラは県別でみても数多く存在します。

今回はその中で特に個性が強いと感じられる長崎県内にいるゆるキャラをご紹介します。人気云々は別にして、面白いものから可愛いもの、そしてでかいものまで。もし全部判るようなら、ゆるキャラ通に間違いありません。

ゆるキャラと切っても切れないのがグッズです。地域活性化するだけでなく、推しゆるキャラの人気を支えるための手助けになります。商品もキャラクターによってさまざまな展開を見せています。

手軽で人気のバッヂやハガキといった小物から、Tシャツやぬいぐるみといった大物まで。気に入ったのならその場で買うのが鉄則です。そうでないと再版されない可能性もありますから。ぜひ、見つけたらお財布と相談の上ご購入下さい。

日々増え続けるゆるキャラ達ですが、今回はその中から選りすぐりを15項目に分けてご紹介します。とはいえ、一項目に二体というのもありますから、実質その数20体。ここにお名前をずらっと一覧の如く書きとめておきますので、気になるところから読んでもよし。順に読んでもよし。ご自由になさって下さい。

紹介キャラクターは下記のとおりです。うないさん、ウンゼリーヌ、海都くん、がんばくんとらんばちゃん、さなせなぼな、さるくちゃん、人面石くん、ちかまるくん、つばきねこ、ベイガ船長、べにまるくん、ミックンとはっさく、ゆめずきんちゃん、ライトくん＆ビットちゃん、おむらんちゃん。

なお、基本情報の出身には主に出現場所あるいは在籍場所を記載しています。ぜひ参考にしてみて下さい！

まずは地味に頑張っていると噂の長崎県諫早（いさはや）市のゆるキャラ・うないさんです。本明（ほんみょう）川にいたうなぎの妖精で川外の世界を知したくて諫早をお散歩していましたが、妖精なので自分の姿が人間に見えないことに気が付いて神頼みへ。

諫早の寺社を巡って「人間に見える姿にしてほしい」と願い続けた結果、今の姿で具現化できた諦めない心を持ったゆるキャラです。この生い立ちについては公式ＨＰの動画で見る事ができます。

このうないさんはなかなか活動的です。お散歩マップがあり、あちこちをInstagramやFacebookで紹介しています。グッズに関してはイベント時のみの出店販売とのことですからうないさんグッズを持っている方はレアと言えます。

ウンゼリーヌの『ウンゼ』は雲仙が由来です。そんな長崎県雲仙市のゆるキャラはこの子、ウンゼリーヌちゃんになります。雲仙温泉のマスコットキャラクターという事は胸の温泉マークで一目瞭然ですね。

立ち上る湯気と自然の緑をイメージした髪がチャームポイントらしいのですが、どうやらでかいブロッコリーに間違われることが多いらしく本人は恥ずかしいと思っているのだとか。

可愛い容姿をしていますが、登山が趣味で雲仙普賢岳にはよく登るそう。雲仙地獄も散歩しているようですので、近くを訪れた際に出会た方はラッキーです。

壱岐市立一支国博物館の広報担当で一支国のキャラクターは海都くんです。古代人の衣装に身を包んだ人間モチーフ、頭の波は未来という大海原をイメージしています。

イベント時には本体だけがお目見えする為、判りませんがイラストでは船に乗っています。それは「原の辻」の若き王として未来へ漕ぎ出すという意味があるから。半着ぐるみながら顔がでかいのが特徴です。

広報担当と言うだけあり、一支国博物館の公式サイトのサイトマップを利用すると、ナビゲーターとしてイラストの海都くんが出現します。少しだけですが、吹き出し付きで簡単に紹介してくれます。

長崎国体のマスコットキャラクターで二人の名前を合わせると「がんばらんば」。つまりは長崎の方言で「頑張ろう」という意味になります。鳥は長崎県の県鳥でもあるオシドリがベースとなっているので、二匹で一つというのも納得です。

国体期間中は二匹で長崎県のガイドとして奮闘しました。現在も長崎県ＰＲの為、長崎頑張らんば隊隊長と副隊長としてあちこちに出向いております。二匹とも可愛い見た目で人気も高い。今はグッズもそれなりに販売されているようです。

公式のHPを持ち、その中ではチャレンジ動画やスタンプ画像などが公開されています。最近のゆるキャラのアクティブなところをお楽しみください。

長崎県佐世保市九十九島のご当地キャラクターにしてアイドル感が満載のかぶりもの系ゆるキャラはさなせなぼなの3人組です。この子達はとにかく凄い。CDまで販売し本当にアイドルしているゆるキャラ達です。そして、ほぼ人なので全然でかくない。

九十九島のどこかにある小さな妖精が住んでいる国・ドリームアイランドで暮らしていた3人はある日妖精の国のオキテを破ってしまい、平成の世にタイムスリップしました。そして、仮面を被され声を出せない魔法をかけられたのですが、あら不思議。

ステージに上がった時だけその魔法は解除され、歌って踊れるのだそう。YouTubeやTwitter等で各自精力的に活動中です。アイドルらしくピンクでファンシーなＨＰが開設されています。

さな・せな・ぼなと一緒に巡るツアーなんかも組まれているほど有名で人気があるようです。LINEスタンプも販売中とのことですし、今後の活躍に目が離せません。

長崎県長崎市の観光キャラクターのさるくちゃんの「さるく」は長崎の方言に由来します。長崎弁でいう「さるく」とは町ブラすることで、観光促進を目的としたゆるキャラとしてはどんぴしゃなお名前です。

着ている衣装はどうやら坂本龍馬の衣装を意識しているようです。通常イラストの体の形はしずく型です。この子は頭もさることながら体も結構でかいです。そして、でかい割に頭はふわふわなのは驚きます。顔の中に忍ばせているさるくの文字も特徴的です。

そんなさるくちゃんは他にも別衣装を持っているようです。公式のロゴキャラクターのページには複数の衣装のさるくちゃんが掲載されていますし、ツイートでも赤い着物を見かけました。もしレア衣装に出会えたら、いいことが起こりそうです。

まさかの人面石がゆるキャラになりました。海都くんの動画で少しだけ紹介されていましたが、壱岐で発掘された人の顔の形をした石がモチーフのゆるキャラ、それが人面石くんです。でかい顔に手足が生えたという意外過ぎるそのフォルムにゆるキャラグランプリでも一際異彩を放っていました。

が、この人面石くんは意外と人気があるようです。ツイッターでこのゆるキャラを模したアクセサリを自作したなんてツイートも見かけましたので、思ったより有名人です。それもその筈、YouTubeでは壱岐のいいところを紹介するチャンネルまで持っています。

大きさは女性と並んで少し大きいくらいですから、そこまででかくはありません。キモカワとまでいかないまでも、なぜかだんだん可愛く見えてくる不思議。何故なんでしょうか。そんな人面石くんは壱岐市の有名なゆるキャラです。

ぬいぐるみやバッヂに加えて、タオルやクッキーなどグッズは複数販売されていますので、紹介した博物館やアンテナショップ、道の駅等で探してみて下さい。

「ちかまるくん」と検索するとどうやら二体出てきてしまうのですが、今回ご紹介するのは長崎県北松浦小値賀（おぢか）町のゆるキャラの方です。ちなみに福岡市営地下鉄の公式キャラクターもちかまるくんというのですが、ここでは割愛させて頂きます。

長崎のゆるキャラ・ちかまるくんは着ぐるみが鹿の着ぐるみ着ている感じのなんとも不思議なキャラクターです。でかいのにつぶらな瞳と真っ赤なお鼻が特徴的で可愛い彼女もいるようです。小値賀町のPRキャラで九州鹿がモデルになっています。

「えっ、それでいいの?」と言いたくなるようなイラストのひょろい手ですが、このシュールさがだんだん癖になりませんか。そんなゆるキャラが長崎県五島市のご当地キャラのつばきねこです。着ぐるみより断然イラストが面白い。

頭についたでかい椿が五島の名物であることからどどーんとあしらわれています。なぜねこかは不明ですが、これぞゆるキャラといった雰囲気で他にない個性が人気でハマる人が増えているとかいないとか。密かな噂ではどでかい椿の方が本体という説も流れています。

そして、猫好きにも刺さっているのか、この子のグッズは結構販売されています。ぬいぐるみもサイズ違いが各種ありますし、アクリル値付けもゆるーい絵柄でセット販売中です。Tシャツもあり、お土産にとして人気があるようです。

身長はいったい何センチあるんでしょうか。この身長でなら、ねばーるくんにも負けないかもしれません。そんな縦にでかいゆるキャラのベイガ船長は長崎県南島原市のご当地キャラです。

長崎が港町であるという事もあり船長というのは納得ですが、なぜにこんなにでかくしたのか。当時の日本人からしてみれば、異人は巨人にでも見えたからなのか。

確認しましたところ、彼の本名はトリスタン・ヴァス・デ・ヴェイガ。ゆるキャラとしての身長は3.58cmもありました。日本一高くて歩行が可能なゆるキャラとして紹介されています。

検索すると彼の履歴書を見る事ができますので、ご興味がありましたらネットで検索をかけてみて下さい。家族構成なんかも細かく公開されています。

ねこのゆるキャラ二体目は長崎県大村市の福祉商品ブランドのPRキャラとして生まれたらしいお猫様・べにまるくんです。現在は長崎県大村市障がい者連絡協会のマスコットキャラです。なんとかまるとつくゆるキャラも多いですが、猫に丸とはなんとオーソドックスなと突っ込みを入れたくなります。

けれど、見た目はなかなか個性的です。赤い頭巾とおでこの小判、左手甲のハートマークがチャームポイントで可愛いです。主に大村市の福祉活動をお手伝いしているらしいできたゆるキャラです。

長崎県長与町は柑橘類で有名です。ならば、それをモチーフにしたゆるキャラを作ればいいじゃないとできたのが、このミックンとはっさくです。二人は孫と祖父の関係であり、その他の家族については公式ページにて詳しい構成が公開されています。

それによるとナガヨ一家は七人と一匹の大家族で、柑橘類だけあって聞いたことのある品種が名前になっています。詳しい方なら設定に成程と納得される事でしょう。そして、こちらのグッズは長与町役場や直売所などで販売されています。中でもおすすめなのはエコバッグ800円です。持ち手も二重縫製と丈夫ですし、みかんを買って帰る際に重宝しそうです。

イチゴの頭巾が可愛いこの子は長崎のブランドイチゴ・ゆめのかからお名前を頂いて付けられたゆめずきんちゃんです。もちろん長崎イチゴをPRしている女の子で頭の角はちかまるくんと同様に九州鹿がモチーフになっています。

ここにきて王道の可愛い系ゆるキャラのご紹介となりました。2017年のゆるキャラグランプリではご当地部門25位を記録した実力者です。この子であれば、全国のスーパーでもパッケージに印刷されているのを見たことがあるのではないでしょうか。

HPでのグッズ販売はされていないようですが、キャンペーンや旬の時期であればたまにシールなどの配布なども行われているようですので、ゆめずきんちゃんグッズが欲しい方はチャンスを逃さないようご注意ください。

とても残念なツイートで心苦しいのですが、壱岐市のケーブルテレビのイメージキャラクターのライトくんとビットちゃんは伸び悩み中なのか、全国での人気はあまりないようです。

ケーブルテレビのイメージキャラというところも難しい原因かもしれませんが、ともかくケーブルン星からやってきたウサギの形をしたマスコットでケーブルン星人だという説も。ライトは光、ビットはパソコンの情報量の単位からつけられたそうです。

おでこのお星さまと顔を構成するcatvのアルファベットが特徴です。なぜウサギなのかと言えば、開局年が兎年だったから。実は公募作品から選ばれたキャラクターで折り紙や塗り絵のデータなどを無料アップし、地道に頑張っています。

べにまるくんと同じ大村市のPRキャラクター・おむらんちゃんのモデルは大村桜です。でかい頭がそれです。後ろから見ると何枚もの花びらが重なっていてちょっと重そうです。横にもでかく狭い部屋のドアは大変だと思います。

性別は妖精なのでないそうですが、元気に走るその性格から大村を走る子として大村市に英語のRUN（走る）が合わさって、おむらんちゃんという名前が付けられました。花の妖精もゆるキャラ界では多そうですが、人間チックなのも可愛いです。

お土産グッズとして作られたクッキーのイラストもちゃんと走っています。この他、広島カープの大瀬良大地選手が練習用のグローブにおむらんちゃんの刺繍を入れていたことから少し前に話題となり有名になりました。そのため、ゆるキャラグランプリでも100位以内に入った過去もあります。

ゆるキャラで日本を元気にしよう。奇しくも東日本大震災の年に始まったゆるキャラグランプリは2020でファイナルを迎えるようです。それまでに誕生したゆるキャラは数多の数。地元民のみならず他県でも応援したくなる推しゆるキャラは見つかったでしょうか。

今回紹介したのはほんの一部です。同じ地区であっても何体かいたりしますので、残りのゆるキャラは現地で発見してみて下さい。面白いやつから可愛いやつまで人と同じで十人十色の個性で旅人を待っている筈です。