黒川温泉「旅館 奥の湯」は風情漂うレトロな宿!その魅力を徹底解剖!

海外からも人気の温泉街・黒川温泉。都会の喧騒から離れて静かな時間を過ごしたいと思いながらも足を運ぶと意外とにぎやかなことに驚かされます。そんな黒川温泉の中でも静かで風情があると評判の旅館が奥の湯です。この奥の湯についてどんな旅館なのか魅力に迫っています。

 黒川温泉「旅館 奥の湯」は風情漂うレトロな宿!その魅力を徹底解剖!のイメージ

目次

  1. 1熊本にあるレトロなお宿「旅館 奥の湯」
  2. 2黒川温泉「旅館 奥の湯」の豊富な温泉
  3. 3黒川温泉「旅館 奥の湯」の客室や施設紹介
  4. 4黒川温泉「旅館 奥の湯」のアクセスや宿泊料金
  5. 5黒川温泉「旅館 奥の湯」で非日常の空間を満喫

熊本にあるレトロなお宿「旅館 奥の湯」

熊本県・黒川温泉は、2000年代に入るまでは知る人ぞ知る秘境の温泉地でしたが、町の活性化に伴い全国有数の温泉街として有名になりました。黒川温泉が有名になったきっかけになったのは「入湯手形(1,300円)」です。

入湯手形を購入すると、黒川温泉旅館28か所の内、3か所の温泉に入ることができることが話題になり、度々メディアでも紹介されるようになりました。

そして、その温泉街でも人気の高い宿「旅館・奥の湯」です。情緒あふれるレトロな雰囲気や、豊富な温泉、食事、プールや岩盤浴の設備が備わっていることなども話題に上がっています。

広い敷地の様々な温泉が人気の宿

奥の湯が所有している敷地は2,000坪と広大です。その広大な敷地を利用して、本館・新館・離れの建物が贅沢に建てられています。

そして、奥の湯の魅力は数種類の温泉を旅館から出ることなく楽しめること。山奥にある黒川温泉は、静かなイメージがありますが、意外とにぎやかで驚く人も少なくありません。都会の喧騒から離れたい人には、最高の温泉旅館と言えます。

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黒川温泉「旅館 奥の湯」の豊富な温泉

奥の湯では全部で9つの温泉が点在しています。種類は、大浴場(男女)・露天風呂(混浴)・女性専用露天風呂・洞窟風呂(混浴)・川風呂(混浴)・ヒノキ風呂・竹の湯(貸切)・もみじの湯(貸切)・アジサイの湯(貸切)です。この他にもサウナ・水風呂もあります。

泉質も、肌に優しい単純泉なので、温泉巡りしやすいです。日帰りで入浴する人も、肌との相性をきにするこのなく入浴することができます。

宿泊者は、貸切の湯以外は24時間いつでも利用可能です。朝風呂をはじめ、食事前や寝る前などにも温泉に入って入浴を楽しめます。それでは、奥の湯の温泉の特徴を紹介していきますので、入浴したい温泉の下調べをしておきましょう。

黒川温泉の泉質

温泉に気になるのが泉質。自分の目的に合わせて泉質を選び、入浴するのも温泉巡りの楽しみ方の一つです。黒川温泉の泉質は大きく8つに分かれます。

【黒川温泉の泉】
単純泉(弱酸性)・単純泉(弱アルカリ性)・硫黄泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉・含鉄泉・酸性泉

奥の院は、肌にもっとも近い単純泉(弱酸性)の泉質です。刺激が強くないため、高齢者や小さな子供でも比較的安心して入浴することができます。効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進などです。

混浴の露天風呂が多数

奥の湯の露天風呂は、原則・混浴です。宿泊者はもちろん日帰りの人も利用することができます。その種類も豊富で、それぞれの露天風呂で特徴があります。しかも、露天風呂の場所は近いところに集中して配置されているため、湯めぐりしやすいのも魅力です。

①混浴露天風呂

わらぶき屋根が特徴混浴露天風呂は、情緒あふれる落ち着いた雰囲気があります。朝風呂では朝日が優しく差し込むなか気持ちのいい時間を過ごすことができます。夜には少し薄暗くライトアップされた趣のある温泉です。

②川風呂

奥の湯は田の原川に沿うように建物が建っています。田の原川に面して作られた露天風呂が川風呂です。川のせせらぎを聞きながらつかる温泉は、自然に身を委ねる贅沢な時間を提供してくれます。日帰りの人も利用可能です。

③洞窟風呂

秘境のような雰囲気の洞窟温泉は、神秘的な雰囲気が漂います。ほのかな明かりと静かに響く水音が気持ちをリラックスさせてくれます。こちらも日帰りの人も利用が可能です。

女性専用の露天風呂もあり

露天風呂には、女性専用の露天風呂もあります。混浴の温泉を避けたい人はこちらをおすすめします。宿泊者だけでなく、日帰りの人も利用できますのでゆっくりと温泉につかりましょう。

各露天風呂には女性専用の時間も

女性にとって、露天風呂は楽しみたいものの混浴であればどうしても気が引けてしまします。女性専用の露天風呂のみを利用するのもいいですが、洞窟風呂や川風呂に入って、黒川温泉の雄大な自然を堪能たい人は、20:00~22:00の間が女性専用利用時間です。

この時間を利用すれば、女性ばかりですので安心して利用できます。この時間帯を利用して洞窟風呂や川風呂に入って、黒川温泉の雄大な自然を堪能しましょう。

家族で入浴出来る貸切風呂

「あじさいの湯」「もみじの湯」「竹の湯」と呼ばれる3つの貸切風呂は、宿泊者専用で利用になります。利用時間は、15:00~23:00・7:00~10:00の間に限られますが、贅沢に作られた浴室は、他の宿泊客と離れた特別な空間として至福のひと時をもたらしてくれます。

従業員の方に声を掛けると浴室専用の鍵気軽に準備してくれるので宿泊者はぜひ利用しましょう。

日帰り入浴が可能

他の旅館に泊まっているものの、奥の院の温泉を楽しみたい。宿泊せずに日帰りで帰る予定にしている。そんな人は、「入湯手形」の購入をおすすめします。入湯手形があれば奥の湯での入浴も可能です。

奥の湯の温泉にだけ入りたいという人は、500円で日帰り入浴も可能です。利用時間は8:00~21:00となっていますので、ぜひ利用しましょう。

月・金は清掃日になっているため、利用時間が15:30~21:00と変更になる日もあります。入浴をしたい日には事前に利用時間を確認しておきましょう。奥の湯の温泉は、肌に優しい泉質となっていますので、誰と行っても楽しみやすい温泉となっています。

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黒川温泉「旅館 奥の湯」の客室や施設紹介

奥の湯で目が行きやすいのは数々の温泉ですが、2000坪という広大な敷地の中ある客室はたった26室です。客室同士が離れているため、自分たちだけしかいないような贅沢な空間の中でゆっくりとした時間を過ごすことができます。客室以外にも、リラックスしてくつろぐ場所が点在しており、館内を歩くだけでも色々な発見があります。

部屋は和室か和洋室タイプ

部屋のタイプは、和室と和洋室の種類に分かれます。本館の客室は全部で14室。その内、山側の客室が7室(すべて和室)・川側の客室が7室(和室1部屋、和洋室6部屋)です。定員は2名~4名なので、家族で一緒の宿泊も可能です。

新館の客室は全部で5部屋あります。ウッドテラスと専用露天風呂が付いています。露天風呂の泉質は、大浴場や他の露天風呂温泉と同じなので、ゆったりと入ることが可能です。こちらの定員は5名なので、本館同様に、家族での宿泊も可能です。

特別感のある離れの客室も

中でも、贅沢なひと時を過ごせると評判の客室が、川沿いに建てられた「竹林別館」と呼ばれる離れです。4室の離れと呼ばれる客室と3室限定の一戸建て客室があります

特に、一戸建て仕様の客室は、和室(10畳+8畳)と和洋室(洋室10畳+和室8畳)・開閉式の扉が付いた半露天風呂が備え付けてあり、広々とした贅沢な造りの客室になっています。定員も他の客室に比べて2~9名までとなっていますので、大人数で宿泊することも可能です。

離れの客室は、すべて和室10畳にミニテラスが付いています。ミニテラスからは筑後川の源流を眺めることができる癒しの空間になっています。

食事はこだわりの田舎風会席料理

奥の湯で、口コミでも人気なのが朝夕の食事です。山の幸をメインとしたこだわりの田舎風会席料理は、熊本の雄大な大地が育んだ食材が使われています。中でも、アユの塩焼きや肥後牛のステーキが好評です。追加注文をすれば、熊本県名物・馬刺しも食べれます。

朝食は、旅館らしい朝食のセットに、サラダ・フルーツがビュッフェ形式になっています。旅館女将特製の梅干しやグラノーラ、ヨーグルトなども用意されています。女将が厳選した素材が食材が随所に盛り込まれた食事を堪能することができます。

年中入れる温水熱プールが!

奥の院でおすすめするのが、温泉熱を利用した「温泉プール」があることです。このプールは一年中利用することができます。しかも、プールがあるのは黒川温泉街でも奥の湯のみの設備です。温泉熱で温められたプールで、思いっきり泳ぎましょう。

【温水プールの利用時間】:15:00~21:00

同フロアには岩盤浴エリアも

温水プールで泳いだ後は、さらなる新陳代謝の活性化を図るために岩盤浴に入りましょう。リモナイト鉱石で作られた岩盤浴でサラサラの汗をかくと更に気分がリフレッシュします。

【岩盤浴の利用】

利用料金 1,100円
利用時間 15:00~23:00
備考 浴用の作務衣とバスタオルはレンタル

蒸し処で蒸し料理を堪能

食事とはべつにおすすめするのが、黒川温泉街で、唯一の蒸し処で蒸した食材です。茹で卵(1個50円)は、他の温泉街で食べた玉子よりもおいしいと評判です。宿泊客専用プランで蒸し野菜も堪能できますので、気になるときは、旅館のスタッフに訪ねてみましょう。

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黒川温泉「旅館 奥の湯」のアクセスや宿泊料金

黒川温泉奥の湯の宿泊料金は、客室のタイプや繁忙期などの時期によって値段が変わりますが、一部屋2人の利用で16,500~44,000円の間で利用することができます。詳しくは、奥の湯の公式HPで確認することをおすすめします。

アクセス情報

黒川温泉へのアクセスは下記のようになります。

【車の場合】
大分自動車道・日田ICから国道212・442号を黒川方面へ約1時間30分。

【公共交通機関の場合】
JR豊肥本線阿蘇駅から産交九州横断バス(予約制)黒川温泉方面行きで約50分、黒川温泉下車→徒歩約8分

駐車場は?

駐車場は25台駐車可能です。一部屋に1台駐車可能です。もし、2組以上で一部屋の宿泊を検討している人は、事前に旅館へ連絡して相談しておきましょう。日帰りの人は、駐車台数が決して多くありませんので、黒川温泉共同駐車場に駐車してから訪れることをおすすめします。

黒川温泉 旅館 奥の湯の基本情報

名称 黒川温泉 奥の湯(くろかわおんせん おくのゆ)
住所 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6567
営業時間 24時間
定休日 年中無休
電話番号 0967-44-0021(受付時間:9:00~20:00)
チェックイン 15:00(最終18:00)
チェックアウト 10:00
URL 公式サイト

黒川温泉「旅館 奥の湯」で非日常の空間を満喫

日々の喧騒を離れて、自然に囲まれながら贅沢な空間でゆっくりと時間を過ごしたいと思う人にはお勧めの旅館です。数々の温泉はすべて源泉かけ流しになっていますので、安心して入浴することができます。

2,000坪の広大な敷地を探索するのも旅館に宿泊するときの楽しみの一つです。リピータの宿泊客の中には、温泉や食事の美味しさと別に、この四季折々に見せる庭園を楽しみに訪れる人が多数います。客室・温泉・食事・敷地と何拍子も揃った旅館で非日常の空間の至福の時間を味わいに行きましょう。

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