「宮城蔵王キツネ村」のキツネが可愛すぎると話題!見所やアクセスを解説!

東京から3時間以内でキツネと触れ合うことができる「宮城蔵王キツネ村」をご存じですか?とても可愛いキツネたちを抱っこできる貴重な場所で、「宮城蔵王キツネ村」は一体どんな場所か、アクセスや飼育されているキツネの種類も含めてご紹介します。

 「宮城蔵王キツネ村」のキツネが可愛すぎると話題!見所やアクセスを解説!のイメージ

目次

  1. 1「宮城蔵王キツネ村」とは
  2. 2「宮城蔵王キツネ村」の魅力とは?
  3. 3「宮城蔵王キツネ村」の施設案内
  4. 4「宮城蔵王キツネ村」は周辺の温泉やマナー
  5. 5「宮城蔵王キツネ村」の詳細情報
  6. 6宮城のもふもふなキツネに会いに行こう!

「宮城蔵王キツネ村」とは

「宮城蔵王キツネ村」とは、1990年にオープンした宮城県白石市北西部にあるキツネをテーマにした動物テーマパークです。キタキツネ、銀ギツネ、青ギツネ、プラチナギツネ、シャドーギツネ、十字ギツネの6種類が生息しており、100頭を超えるもふもふしたキツネ達が放し飼いにされています。

東京からも東北からもアクセスしやすい場所にあり、エキノコックスと呼ばれる病気に感染していないキツネに触ることもできる世界的に見ても貴重な場所です。その為「宮城蔵王キツネ村」は、外国人観光客も多く訪れており、年間10万人以上訪れるスポットです。

キツネを触ることができる?

「宮城蔵王キツネ村」ではふれあいコーナーでキツネやウサギ、ヤギ、ポニーなどの動物に触ることができます。抱っこ体験時間は11時と14時と決められていますが、もふもふとした毛並みが特徴的なキツネ達に触ることができる貴重な場所なので、是非触れ合ってみてください。

寄生虫の一種であるエキノコックスを心配される方もいるかと思いますが、「宮城蔵王キツネ村」で飼育されているキツネ達はエキノコックスフリーの危険性のないキツネ達なので安心して触ることができます。

「宮城蔵王キツネ村」の魅力とは?

「宮城蔵王キツネ村」の魅力とはどういったところなのか、「宮城蔵王キツネ村」の歴史や飼育されているキツネ達の種類、エキノコックスフリーのキツネも含めてご紹介します

「宮城蔵王キツネ村」の歴史は?

1990年に酪農を営んでいた夫妻が、国内で毛皮用にキツネを繁殖していた知人から、価格競争で赤字が続き、行き場を無くした毛皮繁殖用のキツネ達を引き取ったのが始まりと言われています。2006年公開の「子狐ヘレン」では「宮城蔵王キツネ村」のキツネが出演したことでも有名です。

メディア向けのレンタルなども行っており、2013年には「あまちゃん」にも「宮城蔵王キツネ村」のキツネが出演しました。このように「宮城蔵王キツネ村」での展示だけでなく、様々な場所で活躍するキツネ達が暮らしています。

約250頭のキツネが飼育されている

「宮城蔵王キツネ村」ではキタキツネ、銀ギツネ、青ギツネ、プラチナギツネ、シャドーギツネ、十字ギツネの6種類250頭が暮らしています。そのうちの100頭以上が林の中で放牧されており、キツネ達は自由に暮らしています。

すべて人工繁殖したキツネなので、野生のキツネが感染するエキノコックスなどにかかっておらず安全です。しかし本能的に噛むことがあるので、ふれあいスペース以外で触ることは危険です。

放牧もされている

「宮城蔵王キツネ村」ではキツネ達100頭以上が放牧されており、のんびりとした時間を過ごしているキツネ達が多いです。いつもとても可愛い姿が見られますが、特に冬毛はもふもふしていて可愛いので人気があります

その為、積雪などでアクセスが困難な冬季シーズンも年中無休で開園しています。ふれあいスペースで冬毛のもふもふしたキツネ達を触るのは全シーズンの中で一番おすすめです。

エキノコックスフリーのキツネがいる?

「宮城蔵王キツネ村」にはエキノコックスフリーのキツネがいることで有名です。エキノコックスとは寄生虫の一種で野生のキツネが多く感染しており、経口感染で人間にも移る可能性が高いです。人間に感染すると肝機能障害を起こしやすくなります。

自覚症状が出る頃には悪化しているケースが多いので、野生のキツネが可愛いからと触るのは危険ですが、「宮城蔵王キツネ村」のキツネの中には屋内飼育の完全エキノコックスフリーのキツネ達がいるので安心して触ることができます。

エキノコックスとは?

エキノコックスとは寄生虫の一種ですが、主にキツネやネズミに寄生して生きる寄生虫です。成虫はキツネの腸に侵入して卵を産み、フンと一緒にエキノコックスの卵が排泄されます。そして、卵から還ったエキノコックスは新たな宿主として、木の芽などを食べるネズミに寄生します。

さらにネズミを食べるキツネや犬が新たな宿主となっていく為、エキノコックスはキツネやネズミの食物連鎖によって生きる寄生虫と言えます。

キツネの種類は?

「宮城蔵王キツネ村」では6種類のキツネ達が暮らしているとお話ししましたが、キツネの種類の詳しいご紹介をしていきます。もふもふの代表であるキツネですが、種類によって特性が違うので是非キツネの種類を覚えて遊びに行ってみてくださいね。

キツネ①キタキツネ

北海道に多く生息しているキツネで、本州や九州などに生息するホンドギツネより体格が大きく、耳と足首が黒いのが特徴的です。主にネズミや鳥類、昆虫などを食べますが、秋には果物などを食べたりもします。

また、住宅地に現れては餌を探すところを目撃されることも多く、観光地では餌をねだるキツネ達も多く見られます。もふもふの冬毛は手触り抜群ですよ。

キツネ②銀ギツネ

銀ギツネはアカギツネの亜種になり、黒毛なのが特徴的なキツネです。黒と白が混じった個体が多く、銀色に見えることから銀ギツネと呼ばれるようになったと言われています。体格はアカギツネと類似しており、カナダなどの寒い土地に生息しています。

非常に美しい毛並みをしている為、専用の養狐場があるほど高級品と言われています。養狐場で改良されていることから養狐場にいる個体は比較的人になつきやすいようで、オオカミが犬になった進化の研究にも利用されています。

キツネ③青ギツネ

ホッキョクギツネの仲間で、冬毛が青みを帯びていることから青ギツネと呼ばれるようになりました。夏毛は灰褐色で冬毛が青みを帯びている上に光沢があります。毛並みはとてもきれいですが、アカギツネより毛深いです。

また、体脂肪もあることから寒さに強く、-70度でも生息できます。体が丸いのはもちろんですが耳も丸く、もふもふしていて愛らしいですよ。

キツネ④プラチナギツネ

アカギツネの亜種であり、人間による人為的選択交配でしか生まれることがないので野生では生息していません。耳は黒いですが、体全体が白と灰色が混ざったような毛色になっています。アルビノやシベリアホッキョクギツネと間違われることがありますが、全く異なる種類のキツネです。

キツネ⑤シャドーギツネ

シャドーギツネは北極圏に住む、真っ白な毛並みが特徴的なキツネです。短めの毛に全体の7割が綿毛のような肌触りでモフモフしていますよ。

その為、昔からコートやマフラーに利用されることが多く、専用の養狐場もあるようです。そんなシャドーギツネですが、シロクマに間違えられるほどたもふもふした白い毛並みが特徴的なので是非見てみてください。

キツネ⑥十字ギツネ

キタキツネの毛色異変で生まれたキツネです。お腹は真っ黒、尻尾は黒で先っぽが白色のキツネで首から背中にかけて黒い十字のような模様がついていることが多いので十字ギツネと呼ばれるようになりました。

養殖で生まれた個体は栄養状態が良いので、十字が薄らいで、目立たないことも多いです。また、非常に警戒心が強い為、あまり近づかいないことをおすすめします。

キツネ以外も飼育している

キツネの他にも触ることのできる動物たちがいます。ウサギやヤギ、ポニーといった温厚な動物たちが「宮城蔵王キツネ村」で飼育されています。特に仔ウサギは手の平に乗るほど小さくとても可愛らしいので小さい子供にも人気です。

「宮城蔵王キツネ村」の施設案内

「宮城蔵王キツネ村」はどういった施設なのか?仔ギツネの展示エリア、人間用の休憩所や、御金稲荷神社など、「宮城蔵王キツネ村」にある魅力的な施設を詳しくご紹介していきます。

施設①仔ぎつねの展示エリア

赤ちゃん誕生シーズンになると仔ギツネの展示エリアで仔ギツネを見ることが出来ます。野生でも中々見ることができない貴重な体験なので是非、体験してみてください。

施設②人間の屋外休憩所

園内にある、ベンチなどの休憩スペースは実はキツネ達が自由に過ごす為に置かれているので座らないようにしましょう。何かもらえると集まってきたり、噛みついたりすることもあるので注意してください。人間用は別に人間の屋外休憩所として休憩所が用意されており、飲食等することが可能です。

施設③御金稲荷神社

「宮城蔵王キツネ村」には御金稲荷神社という模擬神社があります。昔付近にある場所が山形の交易ルートとして利用されていたため作られたとも言われています。キツネは神の遣いともいわれており、「宮城蔵王キツネ村」で飼育されているキツネがお昼寝している姿も見ることができます。

キツネ達が神社にいる珍しい体験ができますし、冬場だと雪化粧した御金稲荷神社とキツネの写真を撮ることができるかもしれません。フォトスポットとしてもおすすめですよ。

施設④家畜動物ふれあい展示エリア

「宮城蔵王キツネ村」にはキツネ以外の動物とふれあうことができる展示エリアです。ウサギやポニー、ヤギなどの可愛い動物に触ることができますよ。とくにウサギはキツネとまた違った毛質のもふもふを体験することができるのでおすすめです。

触ることはもちろんですが、人懐っこい動物たちとの写真はSNS映え間違いなしです。キツネも良いですが、是非他の動物たちとの触れ合いも楽しんでください。

繁殖エリアは非公開

キツネの繁殖エリアは残念ながら非公開となっています。「宮城蔵王キツネ村」のキツネ達はすべて人工的に繁殖されており、回虫除去薬を投与されていることもあり、衛生管理がしっかり徹底されています。

キツネの赤ちゃんたちは大体春ごろに生まれますその為、大体5月頃には入園者にも可愛いもふもふした赤ちゃんたちを触ることができるので仔ギツネに会いたい方は春ごろがおすすめです。

「宮城蔵王キツネ村」は周辺の温泉やマナー

「宮城蔵王キツネ村」は温泉にも近く、「宮城蔵王キツネ村」を楽しんだ後に温泉に浸かりに行く人も多いそうです。今回は近隣にある温泉の中でも特におすすめしたい、バスや車などのアクセスも良い、白石温泉薬師の湯と鎌先温泉をご紹介します。

白石温泉薬師の湯には「宮城蔵王キツネ村」までの送迎付きプランもあったり、「宮城蔵王キツネ村」に一番近い鎌先温泉という昔ながらの温泉が点在している温泉地と魅力が沢山つまっています。

白石温泉薬師の湯

東北新幹線の白石蔵王駅からバスや車で約10分という好アクセスがポイントの白石温泉薬師の湯は、弱アルカリ性天然温泉で肌に優しく皮膚病や婦人病など様々な体の諸症状に効きます。

宿泊することも可能で、宿泊やお食事を楽しみながら温泉に浸かり、「宮城蔵王キツネ村」でキツネをもふもふして楽しむことができるので宿泊を考えている方には非常におすすめです。

シャトルバスで無料のお迎え!

白石温泉薬師の湯では宿泊者限定でシャトルバスの無料送迎が行われています。東北新幹線の白石蔵王駅、仙台駅、東北本線の白石駅からの送迎バスがあり、送迎バスはすべて宿泊の3日前までの予約が必要です。

「宮城蔵王キツネ村」への送迎バスも出ており、こちらも3日前までに予約する必要がありますが、チェックアウト後でも利用できるので便利です。車でのアクセスを考えていない場合は料金無料でお得な送迎バスの利用が非常におすすめですよ。

鎌先温泉

リューマチ、打撲傷、神経痛、火傷など外傷に効く薬湯として有名なのが鎌先温泉です。東北新幹線の白石蔵王駅よりバスで約20分という好アクセスで、5軒の旅館が点在しています。

時音の宿 湯主一條、鎌先温泉 すずきや旅館、鎌先温泉 最上屋旅館、木村屋旅館、四季の宿 みちのく庵という旅館があり、黄金風呂や濁り湯など珍しい温泉もあり、どれも違った魅力があるので是非立ち寄ってみてください。「宮城蔵王キツネ村」へはバスや車で約10分とアクセスが良いので宿泊におすすめです。

一番近い温泉

鎌先温泉は「宮城蔵王キツネ村」に一番近い温泉として非常に人気です。山の中にあり、ひっそりとした雰囲気が人気の秘訣で、「宮城蔵王キツネ村」とセットで訪れる方は非常に多いです。

本数は少ないですが、白石市民バスの「きゃっするくん」が運行しており、白石駅からの交通も便利です。ただし「きゃっするくん」は土日祝など運休していますので注意が必要です。詳細は白石市民バスにお尋ねください。大人料金が1,000円で、中学生以下の料金はなんと無料なのでおすすめです。

注意点やマナーを守ろう!

「宮城蔵王キツネ村」はキツネが住みやすい環境づくりを大切にしている施設なので、キツネにストレスを与える行為は禁止されています。注意点やマナーを守ってキツネたちと触れ合いましょう。

特に咬まれる事故は多発しているので、子供であってもしっかりとマナーを守ることが義務付けられています。保護者の方も子供から目を離さないようにしてください。

キツネに咬まれる事故が多発?

キツネに咬まれる事故は途絶えることがありません。キツネが可愛いからとつい手を出してしまうとキツネの習性で咬まれることが多いからです。特に子供はキツネが可愛いからと注意されても目を離したすきに触ることが多いので必ず触れ合いスペースで触るようにしましょう。

特に服装には要注意!

触るだけでなく、服装にも注意が必要です。ポケットから何かを出そうとする仕草やビニール袋のカシャカシャという音に非常に敏感で、咬みついてくる恐れがあります。また、ポケットから落ちたものを拾って隠そうとする習性もあるので落とし物にも注意です。キツネをむやみに刺激しないように、服装に注意してください。

「宮城蔵王キツネ村」の詳細情報

「宮城蔵王キツネ村」の詳細情報をご紹介します。開園時間や料金、アクセスや駐車場の情報など、まるごとお話しします。

開園時間は?

「宮城蔵王キツネ村」は夏季(3月16日~11月30日)は9:00~17:00で最終入場時間が16:30となっております。また、冬季(12月1日~3月15日)は9:00~16:00で最終入場時間が15:30と1時間短縮されているので注意してください。

料金は?

料金は大人が1,000円で、小学生以下の子供は無料となっています。ただし、大人1人につき小学生以下の子供を2人以上連れての入場はできません。子供はよくキツネに咬まれるので、必ず1人1人に同伴者が必要ということです。

アクセス詳細は?

「宮城蔵王キツネ村」は東北新幹線の白石蔵王駅より車やタクシーで約24分、白石市民バス「きゃっするくん」福岡線でもアクセスすることが可能です。「きゃっするくん」の料金は大人が200円、シニアや高校生が100円、中学生以下が無料と時間はかかりますが、非常に良心的な料金で「宮城蔵王キツネ村」に行くことが出来ます。

駐車場もある?

「宮城蔵王キツネ村」には駐車場もあるので車でのアクセスもおすすめです。駐車場は結構広いので、あまり混雑せず入園することが可能です。

オリジナルグッズも販売

「宮城蔵王キツネ村」ではオリジナルグッズも沢山販売されています。クッキーやマグネット、マグカップなどお土産や日常使いもできるアイテムが売っているので是非購入してみてください。

「宮城蔵王キツネ村」の基本情報

名称 宮城蔵王キツネ村
住所 宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3
電話番号 0224-24-8812
アクセス 東北新幹線の白石蔵王駅より車やタクシーで約24分
営業時間 夏季(3月16日~11月30日)は9:00~17:00
冬季(12月1日~3月15日)は9:00~16:00
定休日 毎週水曜日
料金 大人料金(中学生以上)は1,000円
小学生以下の料金は無料
HP http://zao-fox-village.com/

宮城のもふもふなキツネに会いに行こう!

いかがでしたか?「宮城蔵王キツネ村」には魅力がいっぱいです。是非宮城県がほこるもふもふなキツネに会いに「宮城蔵王キツネ村」に遊びに行ってみてくださいね。

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この記事のライター
サニーポップ
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