実は名店が豊富？福岡「親不孝通り」のおすすめグルメ10選！

福岡県といえば、九州の中心地であり、ラーメンや明太子、もつ鍋など、様々なグルメスポットが存在するグルメの町としても有名です。人々が行き交う福岡県の都心部である天神地区では、多くの人気有名グルメ店が軒を連ねており、中でも親不孝通りと呼ばれる通りは知る人ぞ知る名店が多いです。

今回はランチにぴったりなお店や、飲み会に便利な居酒屋、福岡では締めとして人気のラーメンなどをご紹介すると共に、親不孝通りの由来に関してもお伝えしていきます。

居酒屋やラーメンなど、豊富なグルメスポットが人気な親不孝通りですが、リーズナブルなお店からワンランク上のお店まで様々なお店が存在しています。中でも福岡県が誇るファミリーレストランの「ピエトロ」の本社があり、本社の下にはレストランがある場所としても有名です。

その他にも老舗のラーメン店や焼き鳥屋、海の幸が美味しいことでも有名な福岡でしか味わえないような魚料理店など、地元の人のみならず観光客も立ち寄りたくなる場所というところが親不孝通りが人気の理由の一つではないでしょうか。

そもそも親不孝通りとは一体どんな場所で福岡県のどこに存在しているのでしょうか。場所や由来など、親不孝通りを訪れる前に知っておきたい基本情報をご紹介します。

福岡県といえば観光地やグルメスポットが多く点在しており、親不孝通り自体は観光地としてはあまり知られていないディープスポットになります。しかし地元の人でその名前を知らない人はほとんどいないような有名な場所であり、会社員から学生、主婦なども訪れる地元に愛される場所です。

また、天神地区にあるということで飲み会やランチにぴったりで、昼や夜は活気に包まれています。地元の人に愛される場所なので、知っておいて間違いない場所ではないでしょうか。

親不孝通りは福岡県福岡市中央区天神地区の北西部にあり、地下鉄天神駅やバスセンターからも非常にアクセスがしやすい場所に位置しています。初めて訪れる人でもあまり迷うことのない場所にあるので、福岡が初めてという方でも安心して遊びに行くことができます。

天神地区で買い物をした後に、ちょっとランチや飲み会が楽しめる場所なので、気軽に立ち寄ってみてください。

親不孝通りの由来は、1976年に大手予備校が移転したことがきっかけで生まれたと言われています。食堂や交通機関が通りにあったことから予備校生がたまり場のように利用しており、予備校のオーナーが「勉強せずに遊んでいる親不孝が多い」と冗談交じりに話していたことで親不孝通りと呼ばれるようになったと言われています。

実際の名前は福岡市道 幹線2級 舞鶴薬院線という長い名前がありますが、地元の人はそのまま親不孝通りと呼んで自然と定着するようになったようです。

予備校生がたまり場として利用することから、親不孝通りには若者向けのお店が増えていき、夜の街と変貌していきました。賑わう一方で、薬物や暴行といった犯罪が非常に増えてしまい、福岡県の中でも治安の悪い場所としてのイメージが立ってしまう結果となってしまいました。

そして犯罪抑制のために警察が福岡市に親不孝通りという名称を使わないように要請したことから一時期はいくつかの名称を経て「親富孝通り」と名前を変えましたが、結果的に人通りが激減し、活気がなくなってしまったことから、親不孝通りという名前に再び改名させる結果となったのです。

親不孝通りの由来をご紹介したところで、グルメスポットとしておすすめのお店を10選ご紹介したいと思います。親不孝通りには地元の人に愛されるラーメン屋や居酒屋、ランチにおすすめな場所など、魅力的なお店が豊富ですが、一体どういうお店があるのでしょうか。

まずご紹介したい場所が、博多ラーメンの中でも地元の人が愛してやまない長浜ラーメンの老舗である「長浜屋台 やまちゃん 福岡天神店」です。博多の味である、コクとキレのある豚骨スープのラーメンを中心に、焼き鳥などの串ものや一品料理もある居酒屋です。

店内は活気にあふれており、屋台風の店内は博多の夜を堪能するのにぴったりです。福岡ならではの時間を過ごしたい人はここで決まりです。

親不孝通りの入り口からすぐの場所にあり、アートに囲まれた細い階段を上った先にあるのが「屋根裏　貘」になります。

40年以上の歴史を持つ非常にレトロなお店は、元々、福岡県にある九州産業大学の近くに店を構えており、学生や教員が利用していたことから彼らの作品を世に広めるためにアートを飾ったことが由来となり、アートギャラリーのようなお店になったようです。

特製のお弁当やサンドウィッチ、甘いミルクセーキなどが人気なので、小腹が空いたときやランチにぴったりなお店です。

親不孝通りの中でも特に有名な場所といえば、福岡県が誇るイタリアンファミリーレストランの「ピエトロ」の本社です。本社の1階には「ピエトロ セントラーレ 本店」というレストランがあり、リーズナブルなお値段で、イタリア料理を堪能できるお店として特に女性に人気です。

レストランではランチメニューやスイーツメニューが豊富ですが、テイクアウトやピエトロのドレッシングなど人気アイテムも販売されており、忙しい社会人や主婦の味方として人気を誇っています。

親不孝通りには焼きラーメン発祥の店である「小金ちゃん」もお店を構えています。連日連夜長蛇の列ができるほどの人気店であり、福岡の屋台の中でも特に人気店となっています。その為、なかなか食べることができないといわれていましたが、親不孝通りに居酒屋として2号店をオープンしました。

屋台にはない座敷も用意されており、屋台よりゆっくりくつろげる場所として人気です。おつまみや産地直送の刺身、揚げ物やアヒージョなど、居酒屋ならではの料理が並ぶのがうれしいポイントです。中でも小金ちゃんの名物である「めんたいこんにゃく」がおすすめです。

豚骨ベースのスープが絶大な人気を誇っている「呉朝明」は40杯限定ではありますがワンコインでラーメンを堪能できる場所として、主に会社員や学生に人気の名店です。

ワンコインで楽しめるラーメンには大きめのチャーシューが2枚もついており、お金のない学生でもおなか一杯食べられる場所で、人気が絶えません。その他にもゆでワンタンや焼きワンタンなども人気なので、飲み会の締めなどに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

親不孝通りには、福岡にいながら九州各地のグルメが堪能できるとして有名な「はかた居酒屋 ばかちん」というお店があります。福岡といえば絶対外せないもつ鍋や新鮮なサバをゴマと特製のたれで漬け込んで食べるゴマサバなど、福岡に来て迷ったらここで間違いないと思わせるお店です。

また熊本を代表する名物馬刺しやイカの活き造りなども人気で、県外からの来客も非常に多いようです。非常に鮮度の高い料理が並ぶので、グルメ通でも舌を唸らせること間違いなしです。

親不孝通りのグルメの中でもしっとりとした雰囲気を堪能しながら料理を楽しめるのが、「福岡 小野の離れ」です。自家製の一夜干しや刺身や焼き物などの魚料理とお酒が豊富で、ランチはもちろんですが、ディナーとしても人気の高いお店となっております。

それだけではなく、すべての魚は代表が自ら市場に赴いて買い付けを行うというこだわりで、常に新鮮な魚を楽しむことができます。

福岡で手軽に郷土料理を食べたいときは親不孝通りにある「多郷土料理 晴れたり曇ったり」がおすすめです。カウンターには大皿が乗っており、ふっくらあつあつの卵焼きや呼子で釣り上げられたイカの活き造りなど、一品料理が豊富でどこか懐かしい店内で食べる料理は絶妙です。

予約でいっぱいな日も多いので、事前に連絡しておくとスムーズに郷土料理が堪能できると思います。

美味しいイタリアンはピエトロだけではありません。親不孝通りにある長浜公園の裏手には木のぬくもりを感じられるお店があります。特にキノコのパイ包みスープが人気で、パスタランチなども楽しめるお店が「クチーナマリーノ」になります。

店内はこじんまりとしており、シェフが一人で料理を振舞っており、温かみのある店内はほっと一息できる優しい時間が流れていてランチにぴったりです。

カラダに優しい料理が自慢の定食のお店が「ゆうひ食堂」です。様々な定食メニューが人気で、ホルモン味噌煮込み定食やさつま鶏からあげ定食などボリュームたっぷりな定食が特に有名です。

野菜たっぷりな日替わり定食なども用意されており、毎日来ても飽きの来ないメニューが健康に気を遣う会社員や学生にうれしいポイントではないでしょうか。

いかがでしたか？親不孝通りの由来からグルメスポットまでご紹介しました。親不孝通りはディープスポットと呼ばれているだけあって、今回ご紹介した名店以外にも福岡ならではの店が並んでいるので、是非遊びに行ってみてください。