「満願寺温泉 藤もと」は熊本県阿蘇郡南小国町にある温泉旅館です。満願寺温泉は黒川温泉や湯布院にも匹敵するといわれているほど寛ぎの時間を過ごすことができると人気があります。

「満願寺温泉 藤もと」は黒川温泉の南側にある一軒宿で、客室の数はわずか8室と少ないです。小さい温泉旅館ではありますが、一度宿泊するとそのすばらしさにリピートする人も少なくありません。

「満願寺温泉 藤もと」には宿泊プランが多く、手ごろな料金で宿泊できるのも魅力です。宿泊料金は1泊2食付きで大人1人16,000円からととても安いです。夕食の料理のランクを上げても宿泊料金が税抜きで2万円未満のプランもあります。

「満願寺温泉 藤もと」は、何といっても温泉が充実していて客室の居心地が抜群なのが魅力です。「満願寺温泉 藤もと」には露天風呂や内湯の他に「川湯」と呼ばれる天然の露天風呂もあり、人気があります。

満願寺温泉の泉質はナトリウム塩化物・硫酸塩・炭酸水素温泉で、神経痛や痔、婦人病、運動機能障害や関節痛、筋肉痛などに効能があるといわれています。「満願寺温泉 藤もと」の温泉と客室についてご紹介します。

満願寺温泉にある「満願寺温泉 藤もと」の温泉の楽しみといえば、川沿いにある露天風呂の川湯です。小田川の川の流れに手が届くほどの場所にある露天風呂で、森林浴を楽しみながら温泉を満喫することができます。

川湯に浸かっていると川の水面が目線と同じくらいになるため、まるで川の中にいるような気分になります。また、川湯を特に楽しめる季節は秋で、美しく色づいた紅葉を愛でながら川沿いの温泉で湯浴みするのは最高です。

「満願寺温泉 藤もと」には露天風呂が全部で4か所あります。男女それぞれに露天風呂がひとつずつと混浴が2か所あります。露天風呂は川湯と同様に小田川に面しており、川のせせらぎを聞きながら温泉を満喫することが可能です。

「満願寺温泉 藤もと」には男女別の大浴場も完備しています。大浴場には内湯と露天風呂があり、温泉の蒸気を利用したミストサウナに入ることも可能です。大浴場は朝晩で入れ替え制のため、宿泊するとどちらの大浴場も楽しめるようになっています。

「満願寺温泉 藤もと」には川湯の他に貸切の露天風呂が4か所あります。宿泊者は露天風呂が空いていれば自由に入れるようになっています。宿泊中は何度も入ることができるのでカップルや夫婦におすすめです。

貸切風呂はそれぞれ趣向が異なる造りになっていて、丸型と四角の切石内湯の他に檜露天風呂や切石露天風呂があります。それぞれの貸切露天風呂で雰囲気が違うので宿泊したら全部制覇したいものです。また、窓を開けると外から風が吹き込みまるで露天風呂に浸かっているような気分になります。

リラックスできて滞在が楽しめると評判の「満願寺温泉 藤もと」の客室は和洋室と純和室の8部屋です。客室は中庭を囲むように作られているのでほどよくプライベート感を感じながら滞在を楽しむことができます。

また、和洋室にはローベッドが備え付けられた和モダンな客室やひのき風呂の内湯がついた客室があります。離れの客室は古民家風の造りになっており、ファミリーやグループでの利用もおすすめです。

「満願寺温泉 藤もと」の和洋室は2017年の春にリニューアルしました。和モダンのおしゃれな内装になっており、高い天井にローベッドが設置されているので広々とした印象です。

客室には檜の温泉が付いているので、好きな時間に気軽に温泉を楽しめるようになっています。また、客室にスタッフがくるのは案内の時のみにしておりあくまでもプライベートな滞在を楽しめるように工夫がされています。

温泉旅館に宿泊したら温泉を満喫することはもちろんのこと、食事も外せません。「満願寺温泉 藤もと」では、料金に対する食事の質が良く夕食も朝食もおいしいと定評があります。

全8室の「満願寺温泉 藤もと」では宿泊中に他の宿泊客に出会うことがほとんどないのですが、食事は食堂でいただくため食事の時間には宿泊客が一堂に会します。「満願寺温泉 藤もと」の食事について詳しくご紹介します。

「満願寺温泉 藤もと」の夕食は、地元の食材を使った創作懐石料理が味わえます。熊本のご当地グルメとして有名な馬刺しや新鮮な野菜や海鮮を使用した品々が並びます。

「満願寺温泉 藤もと」の食事にはあか牛や黒毛和牛が付いたコースもあって人気です。あか牛と黒毛和牛から選ぶことができ、厳選された部位を味わうことができます。

おいしい食事だけでなく、食事にあう地酒やワインも多数取り揃えています。「満願寺温泉 藤もと」では人気の熊本ワイン「ナイアガラ」や日本酒、地酒などがあり、食事に合ったものを提案してもらうことも可能です。

朝食はビュッフェスタイルで好きなものを好きなだけ味わうことができます。夕食時には見えなかった大きな水田が広がっているのを望めます。夕食と同様に掘りごたつ席が並ぶ食堂で心行くまで食事を楽しむことができます。

「満願寺温泉 藤もと」の朝食のラインナップは、京都のおばんざいビュッフェのようです。20種類以上の惣菜が大皿に豪華に盛られて並ぶ様子はまさに圧巻。惣菜だけでなく自家製のパンや漬物、サラダや豆腐なども並びます。

おかずの他に炊きたてのご飯と味噌汁、茶わん蒸し、焼き鯖なども提供されています。朝食とはいえ、好みの惣菜をとって並べると豪華な食事になります。朝から美味しい料理にほっこりした気分になり、「満願寺温泉 藤もと」での朝を満喫できます。

「満願寺温泉 藤もと」はチェックインの際におはぎとお茶が出てくるほど寛ぎ感満載の温泉旅館です。プランによってはリーズナブルな料金で宿泊できる「満願寺温泉 藤もと」の館内には、魅力的な温泉や客室、食事のほかにも楽しみがたくさんあります。「満願寺温泉 藤もと」の館内情報とアクセスについてお伝えします。

「満願寺温泉 藤もと」は客室や温泉だけでなく、ライブラリーの居心地が抜群と評判です。ライブラリーには外の自然を望むカウンター席やゆっくりと語らえるテーブル席などがあります。

ライブラリーは温泉に行く経路にあるので、温泉に入る前後で立ち寄ってリラックスするのもおすすめです。ライブラリーでは本やDVDを借りることができます。わずか8室の小さな温泉旅館なので、利用時に他の宿泊者に出会うことも少ないです。

「満願寺温泉 藤もと」のライブラリーでは、無料のコーヒーやお茶を味わうこともできます。湯上りに立ち寄ればいつまでもライブラリーに居座りたくなってしまうほどです。宿泊中タイミングに応じて訪れてリラックスタイムを過ごしましょう。

「満願寺温泉 藤もと」へは黒川温泉から車で約5分です。電車とバスでアクセスする際はJR久大本線日田駅が最寄りの駅です。日田駅からバスで40分ほど乗り、杖立で下車しタクシーで約25分で到着します。

車で訪れる際は大分自動車道の日田ICが最寄のインターチェンジです。インターチェンジを降りて約70分で「満願寺温泉 藤もと」にアクセスできます。JR阿蘇駅から路線バスを利用する場合は九州産交バスの別府行きに乗り、「黒川温泉」バス停で下車します。送迎は行っていないのでタクシーを利用しましょう。

「満願寺温泉 藤もと」には宿泊者専用の駐車場があります。場所がわかりにくい場合は宿に直接問い合わせるようにしましょう。

「満願寺温泉 藤もと」は温泉だけでなく豪華な夕食や朝食も楽しめる人気の温泉旅館です。川のせせらぎを聴きながら入る川湯や、プライベート感抜群の貸切露天風呂は宿泊中何度も入りたくなるほどです。「満願寺温泉 藤もと」で至福の時間を過ごしましょう。