2019年10月30日公開
2020年04月01日更新
「黄金道路」の絶景をドライブで駆け抜ける!名前の由来や見所とは?
黄金道路について詳しく紹介していきます。黄金道路という名前の由来やおすすめスポット、自転車やバイクで通行する際の注意点などについて詳しく紹介していきます。黄金道路には誰もが訪れるモニュメントがあります。是非、参考にしてみてください。

黄金道路とは
#道の日
— 風来猫@R25&TRACER900 (@fuuraiyzf_r25) August 10, 2019
オロロンライン
羊蹄山一直線の道
黄金道路 pic.twitter.com/Inyng6xLl6
黄金道路とは襟裳岬から帯広方面に行く、国道336号線の襟裳町庶野から広尾町広尾までのおよそ30Kmの区間を黄金道路と呼ばれています。莫大な費用をかけて工事を完成させたことからこの「黄金道路」という名前がつけられました。
北海道の国道336号線の約33Kmの区間
覆道とトンネルだらけの黄金道路🌊
— D (@donrandonran) August 13, 2019
相変わらず、バイクには寒くてツラい道です( ̄▽ ̄;)💦#北海道ツーリング pic.twitter.com/CMomj3iwWq
黄金道路とは北海道の国道336号線の約33Kmの区間のことをいいます。トンネルと覆道が連続し、覆道の間から素晴らしい海岸線が眺められます。映画のコマ落としのように眺められるのも、このルートの楽しみの一つになります。
襟裳町庶野から広尾町広尾の道路
黄金道路 【北海道】 pic.twitter.com/ROiBmvO5Ld
— 一生に一度は見ておきたい日本の絶景 (@japanzekkei) September 25, 2019
襟裳町庶野から広尾町広尾の道路のことを黄金道路いいます。現在も黄金道路には太平洋の荒波が打ちつける過酷な環境にあるため、トンネルなどの整備がされています。そういった意味ではこの先もずっと黄金道路のままであるといえます。
黄金道路の名称の由来
ここからは黄金道路の名称の由来について紹介していきます。黄金道路という名前から考えられるように「お金」にまつわる話があります。それでは紹介していきますので参考にしてみてください。
断崖絶壁で歩行すら困難な区間
黄金道路は断崖絶壁の歩行すらできない、困難な区間にありました。黄金道路のルート建設が計画されたのは、江戸時代のことでした。断崖絶壁からは四季を問わず石が崩れ落ち、冬には雪崩が多く発生していました。
地元の請願を受け工事を開始
当時の北海道庁が地元の方々の請願を受けるという形で、昭和2年に黄金道路の工事を開始しました。工事は開始できたものの、多額のお金をかけなければ道路が完成させられませんでした。
多額のお金を投資して開通
約7年の工期と当時で約95万円ほどの金額で昭和9年11月に開通しました。距離にして30kmほどですから1m当たりの工事代金は約33円ほどします。当時の学校教師の1ヶ月の給料が45円程度だった頃です。
そのため学校教師1人の給料2ヶ月分で3mしか工事が出来ないことになります。とても多額のお金をかけて完成させた道路ということです。
現在価値だと費用はいくら?
現在の価値だと費用はおよそ60億円ほどといわれています。その金額の量から、黄金を敷き詰めたくらいの金を投入したということで黄金道路と呼ばれるようになりました。
黄金道路の現在やおすすめスポット
黄金道路ナウ😉 pic.twitter.com/VVxC6WZ5rS
— 昌也 (@vt250spda) June 23, 2019
黄金道路の現在やおすすめスポットについてここからは紹介していきます。断崖絶壁だった黄金道路は今やおすすめのドライブルートにもなるほどです。そのほか、黄金道路のおすすめスポットについて紹介しますので、参考にしてみてください。
黄金道路記念碑「望洋台」
黄金道路! (@ 望洋台 in 幌泉郡えりも町, 北海道) https://t.co/EIazzTFzCQ pic.twitter.com/EicM0Ydb34
— _valmet (@SolarRed_White) August 12, 2016
襟裳岬から北上すると、庶野地区を通過して間もなく望洋台が現れます。上記のSNS上の投稿のように「黄金道路」と書かれている望洋台です。この望洋台には誰もが立ち寄る場所ですので、是非訪れてみてください。
もう1つのモニュメント
先ほどの黄金道路の石碑は、誰もが知る有名なものですが、実はこれは姉妹モニュメントであることをあまり知られていません。つまり「黄金道路」モニュメントは起点と終点の両方に置かれています。それが広尾側にある「黄金道路」モニュメントです
襟裳岬に向かう国道34号
襟裳岬の帰り道に黄金道路にて
— 打矢晶一@北海道くしろの事務機やさん (@shochan946) June 28, 2019
夜の海岸にひとりで居ると、足元が波に飲まれるんじゃないかと妙にキョロキョロして落ち着かないです笑
今日もご機嫌な一日を#α7RIII #SEL24F14GM pic.twitter.com/VIUYCqzaEz
襟裳岬に向かう国道34号がおすすめのスポットです。道路とトンネルの連続で、合間から眺められる海の景色は別格です。
えりも黄金トンネル
I'm at えりも黄金トンネル https://t.co/9FoQuYb68m pic.twitter.com/xUNZQFizH2
— よっ氏 (@yossy1129s) June 17, 2017
続いては、えりも黄金トンネルがおすすめのスポットです。国道336号線の通称黄金道路にあるトンネルで、延長4,941メートルの北海道内で最も長いトンネルとなっています。
自転車やバイクで通る際の注意点
およそ5kmと長いトンネルが続きます。自転車やバイクで通る際には、自動車やスピードの出しすぎ、追い越しなどには注意をしてください。
黄金道路をドライブで駆け巡ろう!
黄金道路の旧道を進んだら
— ドロップフレーム (@DropFrame108) July 8, 2019
子ぎつね 3兄弟
楽しすぎて全然前に進みません(笑) pic.twitter.com/hEoaJjadPe
ここまで黄金道路について紹介をしていきました。黄金道路の名前の由来や歴史、おすすめスポットについて理解し、是非、一度黄金道路にドライブへ行ってみてください。
黄金道路の基本情報
黄金道路の基本情報は下記の表を確認してみてください。ドライブのおすすめスポットですが、自動車の事故等には十分気をつけ、スピードの出しすぎにも注意してください。
黄金道路 pic.twitter.com/6QDaIIHNTw
— しもさん @C4ピカソで北海道 (@simor700) October 20, 2019
【名称】 | 黄金道路 |
【所在地】 | 幌泉郡えりも町字庶野~広尾郡広尾町字広尾 |
【アクセス】 | 襟裳岬から帯広方面に向かう国道336号線の襟裳町庶野から広尾町広尾 |
【公式HP】 | https://www.town.erimo.lg.jp/kankou/pages/k9mfea0000001sdn.html |
【備考】 | 駐車場なし |
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