「藻岩山」は札幌No.1の夜景スポット!日本新三大夜景の絶景とは?

日本新三大夜景に選ばれた藻岩山は人にも環境にも配慮の行き届いた素晴らしい観光スポットです。札幌中心部からわずか30分。車やバスツアーなど多彩なアクセスも魅力。市内観光のあと藻岩山山頂の夜景が見えるレストランで優雅な時間を過ごすなんて、ぜひ大切な人とお二人で。

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目次

  1. 1札幌「藻岩山」は人気夜景スポット
  2. 2藻岩山の夜景の魅力とは
  3. 3藻岩山の夜景を満喫する方法
  4. 4藻岩山の夜景が綺麗なレストラン
  5. 5藻岩山を楽しむその他の方法
  6. 6藻岩山へのアクセスと注意点
  7. 7藻岩山の夜景で札幌観光を思い出あるものに...

札幌「藻岩山」は人気夜景スポット

北海道で一番大きな街、札幌のあふれんばかりの光の海を見下ろすことができる夜景スポットが藻岩山です。札幌市の中心部に近く、路線バスや市電を利用したアクセスも約30分の近さです。

山頂には夜景を見ながら食事のできる展望レストランやプラネタリウムを始め、恋愛成就を叶えてくれる「幸せの鐘」と「愛の南京錠」など、いろいろな楽しみ方のできる施設があり、札幌のカップルが何度も訪れる大人気のデートスポットになっています。

札幌「藻岩山」とは

藻岩山(もいわやま)は、札幌駅の南西6km、大通公園からは約5km、札幌市域の中心部に近い位置にある標高531メートルの山です。いま人口190万人の札幌市の夜景を見られる展望スポットとして人気ですが、藻岩山の国有林は約450種の植物、約80種の野鳥を育む原始の森林で、天然記念物に指定されるなど豊かな自然が保護されている場所です。

藻岩山の展望台からは遠く増毛連山や十勝連峰まで360度見渡せます。山頂は恋人たちの聖地となり、夜景の美しいガラス張りのレストラン「THE JEWELS」、500万個もの星を映し出すスーパープラネタリウムなどがあります。このほか、自然と触れ合える遊歩道や登山道など、藻岩山の持つたくさんの魅力について、ひとつひとつ詳しくご紹介します。

アイヌの人々にも親しまれた山

札幌開拓が始まるまでこの地に住んでいたアイヌの人々は、藻岩山のことを「インカルシペ」(登って見張りをするところ)と呼んでいました。藻岩山の531mの山頂からは石狩平野のほぼすべてを見渡すことができたので、藻岩山はアイヌ民族の守り神、大切な聖地として敬われていました。

新三大夜景のひとつにも認定!

2015年新たに創設された「日本新三大夜景都市」に長崎、神戸とともに札幌が選ばれました。3年に一度選ばれる2回目の選定では、長崎に次いでなんと2位に輝いています。

この「新三大夜景都市」を選んだのは一般の人々ではなく、全国の美しい夜景を知り尽くした「夜景観賞士」と言う特別な資格を持った人たちです。その夜景の専門家たちが認め、選んだ藻岩山の夜景の素晴らしさについてもっと掘り下げてみましょう。

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藻岩山の夜景の魅力とは

①標高約530mから札幌の景色を一望

藻岩山の山頂は標高531m。吹き抜ける風を感じながらその真ん中に立てば自然の雄大さを感じることができます。昼は天然記念物の森、夜は満点の星空と札幌の夜景。大通公園からわずか30分のアクセス時間とは信じられません。

藻岩山からの夜景の美しさにはいくつかの理由があります。札幌にはオレンジで遠くからでも見やすいナトリウム灯が多いこと、札幌の街が碁盤の目のようにきれいに区画されていて街灯が連なって見えること、人口190万人の大都会であることでしょうか。街灯りが近く、テレビ塔やJRタワーなど目印となるものもわかりやすいのが藻岩山の夜景の魅力です。

②カップルに圧倒的人気!

山頂におしゃれなレストランがあるなど、以前より夜景の美しいデートスポットとして人気のあった藻岩山ですが、2012年7月「恋人の聖地サテライト」として正式な選定を受けました。全国に数あるデートスポットの中から、プロポーズするのに相応しいロマンティックな場所として認められました。

「幸せの鐘」

藻岩山山頂の展望台中央部はステージのように高くなっていて、六角すいをデザインした美しいフレームの頂上から「幸せの鐘」が吊り下げられています。夜はライトアップされていて、とても洗練された撮影スポットです。

「愛の南京錠」

「愛の南京錠」はパリのポン・デ・ザール(芸術の橋)が有名ですが、その発祥は1980年代の東ヨーロッパにあるということ以外詳しいことはわかっていません。しかし、二人の永遠の愛が約束されるというロマンティックなストーリーは瞬く間に世界中へ広がり、ここ藻岩山にもその「聖地」が誕生しました。

「愛の南京錠」は中腹駅の売店「もいもいのお店」と山頂「スターホール」で買うことができます。お店で名前を書くサインペンも貸してもらえますので、思い出を残して帰りましょう。

③限定のお土産グッズがGETできる!

もいわ山中腹駅にある売店「もいもいのお店」には、北海道限定のいろいろなお菓子や、ここでしか買えない限定グッズがたくさんあります。

なかでも藻岩山の奥に棲むと言う「も」と鳴くエゾリス「もーりす」をあしらった靴下、Tシャツ、マグカップ、キーホルダー、それに文房具などの限定グッズは人気で、お土産人気の上位には「もーりす」グッズが並んでいるとか。

限定グッズはどんどん新しい商品と入れ替わるので、見つけた時に買わないと無くなってしまいます。藻岩山から見た夜景のジグソーパズルも人気です。

藻岩山の夜景を満喫する方法

ひと言で藻岩山の夜景と言ってもいろいろな魅力があります。雪景色のように冬のあいだしか見られない景色もありますが、少しでもたくさんの魅力に触れられるよう、前もって知っておきたい大切なことをお教えします。

幻想的なマジックアワーを狙おう!

午後の陽が西に傾くと、藻岩山の大きな影が大通公園や札幌駅を目指して少しずつ伸びて行き、やがて街中がオレンジ色に包まれ、だんだん影と日向が区別できなります。それが「マジックアワー」のプロローグ、藻岩山スペクタクルショーの始まりです。

藻岩山の夜景の中でも一番おすすめしたいのが、この「マジックアワー」。できれば展望レストランでゆっくり食事をしながら、時間を忘れて眺めてください。

藻岩山の夜景は夕方からが必見!

幻想的な藻岩山の「マジックアワー」を味わうためには、日没の1-2時間前には山頂に着いておくことをおすすめします。夜になるにつれて夜景を見に来る人が増えてロープウェイも混み始めますので、路線バスなどで早めのアクセスを心がけてください。

札幌の日の入りの時刻は、6月の夏至のころで19時過ぎ、3月と9月の春分・秋分の日あたりで17時45分、一番日の短い12月冬至のころで16時が目安になります。

季節は秋から冬がおすすめ!

春に萌えた緑が短い夏のあいだに濃い緑となって茂る夏の原始林も美しいのですが、なんと言っても素晴らしいのは秋から冬の藻岩山です。秋には樹々が紅葉し、美しく色づきます。人の手で植えられた木では絶対に作り出せない、自然の織り成す赤や黄色、黄緑や緑のモザイクは訪れる人すべてに感動を与えてくれます。

冬になり白い雪をまとった藻岩山もまた美しく、冬もまたおすすめの季節です。「マジックアワー」には夕景の空の色、深いブルーが雪に映り込むことでさらに幻想的な色合いが深まります。秋から冬にかけて空気の透明度が増して遠くまで見渡せるようになるのも、この季節のおすすめ理由のひとつです。

ロープウェイからも絶景が広がる!

四季を通じて美しいこの原始林を空から眺められるのが、もいわ山ロープウェイです。札幌の街並みが小さく、だんだん遠くへ離れて行くのをゴンドラに揺られながら眺めるのも楽しいものです。中間地点が近づいてきたらカメラを準備。

下りのゴンドラとすれ違いざまにシャッターを切れば、ロープウェイと藻岩山の景色を一枚の写真に収めることができます。

藻岩山の夜景が綺麗なレストラン

宝石がちりばめられた藻岩山からの夜景を表すように「THE JEWELS」(ザ ジュエルズ)と名付けられたお店は全面ガラス張りのカジュアルなフレンチレストラン。

昼夜問わずダイナミックな藻岩山からの眺望を存分に楽しめるようになっています。いろいろな割引サービスもありますので、まとめてご紹介します。

山頂にある「THE JEWELS」

山頂からの景色も提供されるフレンチの料理も大変素晴らしいのですが、展望レストラン「THE JEWELS」のコンセプトは「大切な人との特別な時間」が「大切な想い出」となるようプロデュースすること。「記念日」にはまた必ず訪れたいと思わせてくれる、工夫が凝らされたサービスを提供してくれるレストランです。

贅沢な夜景を楽しむ限定コースも

「THE JEWELS」のディナーは、いずれも産地にこだわった北海道産の海の幸、山の幸をふんだんに使った贅沢なメニューです。「北海道産とうもろこしを使った冷製ポタージュ」「北海道産時鮭のミキュイとアワビのポワレ」に「十勝ハーブ牛ロースのグリル」など、どれも美味しそうな素材が並んでいます。

ロープウェイとミニケーブルカーの往復チケットとセットになった「予約者限定ロープウェイセット特別プラン」がありますので、事前に予約して行った方がお得です。特に窓際のテーブルは早いうちに予約で埋まってしまうことが多いので、予定が決まり次第予約されることをおすすめします。

「THE JEWELS」はランチも充実!

「THE JEWELS」はランチのメニューも豊富です。定番スープカレーにピラフ、パスタ、ピッツァ、ステーキ。数量限定のジュエルズプレートランチもおすすめです。お料理と一緒に頼めるセットドリンクやキッズメニュー、デザートまで美味しいラインナップでもてなしてくれます。

ランチにも予約者限定「ロープウェイ・ミニケーブルカー往復チケット付」コースがあります。このほか、登山の装備を身に着けていれば適用される、ランチ限定の登山者割引や冬季限定スキーヤー割引、昼も夜も適用可能な「もいわ山ロープウェイ年間パスポートをお持ちの方限定」ワンドリンクサービスなど割引サービスも充実しています。

店名 THE JEWELS(ザ ジュエルズ)
住所 北海道札幌市南区北ノ沢1956番地先藻岩山山頂
TEL 011-513-0531
定休日 なし(ロープウェイメンテナンスによる全館休業日などあり)
営業時間 夏季:11:30~21:00(ラストオーダー 20:00)
冬季:12:00~21:00(ラストオーダー 20:00)
URL https://www.sapporo-dc.co.jp/jewels/
※ web予約もできます。
備考 ※クリスマス期間、年末年始等は一部割引除外
※その他の割引、サービス、特典等との併用は不可
※メニューは季節によって変わることがあるので予約時にご確認ください。

札幌のおすすめ夜景レストラン情報はこちらも是非ご参照ください

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藻岩山を楽しむその他の方法

藻岩山には夜景やレストラン以外にもいろいろな楽しみ方が用意されています。500万個の星を投影できるスーパープラネタリウムや、5つのルートがある登山道、親子で楽しめる自然歩道など、自然と親しみ、貴重な自然を護るための知識と経験を得る学習の場としても活用されています。

藻岩山は夜景だけではない!

原始林を始めとする藻岩山には「モイワナズナ」や「モイワウスバカゲロウ」など「モイワ」の名を持つ植物や昆虫が、あわせて10種以上あります。この藻岩山で採集、確認され名付けられたものです。登山道や遊歩道を歩くと季節によってさまざまな鳥や動物、昆虫や植物に会うことができます。夜景だけではない、自然いっぱいの藻岩山にも出かけてみてください。

5つの登山道でトレッキングも満喫!

藻岩山には、5つの登山口からの登山道ルートが整備されています。リスやキタキツネを始めとする小動物や野鳥、たくさんの昆虫や植物が待っています。5つの登山道それぞれに特徴があり、それぞれの風景があります。

子供でも十分に歩けるように整備されていますので、家族そろって5ルート制覇を目指すのも楽しみ方のひとつです。各ルートの所要時間は上り70分、下り50分が目安になります。各登山口へのアクセスは路線バスが便利です。

一番人気があるのが「慈啓会病院前コース」。入口には案内図のほか、トイレ、水飲み場、洗い場などの設備が完備されている上、ほぼ整備が行き届いていて登りやすい道です。

「旭山記念公園コース」は比較的起伏に富んだ道、「もいわ山スキー場コース」は明るい林の中を通ります。「小林峠コース」はスミレやブドウなどの植物が多く紅葉の美しい道、「北の沢コース」は一番短く大人ひとりが歩ける幅の山道らしい登山道となっています。

親子で楽しめる自然遊歩道も!

もいわ山中腹駅と山頂駅のあいだには自然学習歩道が整備されています。夏季限定ですが舗装されているのでスニーカーで歩くことができます。照明がないので夜は歩けませんが、山頂までは600m、ゆっくり歩いて約15分の道のり。休憩所も多く設置されていますので、自分のペースで散策できます。

かつて藻岩山を研究拠点とし、後世に名を残した植物学や昆虫学の研究者の足跡をたどることで、子供たちが自然に触れて興味を持ち、自然の大切さを学習の場としたいという思いで整備されました。中腹駅には自然レクチャールームも設置されています。

常設の次世代型プラネタリウム

展望レストランを出て階段を上がると、次世代型プラネタリウム「MEGASTAR-IIB」が設置されてるスターホールがあります。従来のプラネタリウムが投影できるのは6~7等星までの約6千~3万個でしたが、「MEGASTAR-IIB」はなんと5百万個もの恒星を投影することができるスーパープラネタリウムです。

この「本物よりも本物らしい星空」を見せてくれる「MEGASTAR-IIB」が設置されているのは、日本にわずか6カ所。スターホールから外の夜景を見ることもできるので、ぜひ見比べてみてください。

毎日11時から20時30分まで(冬季は11時30分初回)、1回約20分のプログラムを鑑賞することができます。料金は大人700円/中学生以下400円です。プログラムは定期的に更新されるので、気になるプログラムはWebサイトでチェックしておくのをお忘れなく。

料金 大人700円/中学生以下400円
上映時間 約20分
場所 もいわ山頂駅2階 展望台スターホール
営業時間 夏季:4月~11月11:00~21:00
冬季:12月~3月11:30~21:00
お問い合わせ (中腹駅売店)もいもいのおみせ/TEL: 011-518-8080
公式HP http://moiwa.sapporo-dc.co.jp/guide/star.html

周辺の観光スポット

藻岩山は札幌市内どこからでも近いのですが、なかでも合わせて行ってみたい観光スポットをご紹介します。

・北海道の総鎮守、桜の名所ー北海道神宮
・子供連れ、家族・カップルで楽しめるー円山動物園
・札幌オリンピックの記念施設ー大倉山ジャンプ競技場

など。
この他にも、テレビ塔や札幌市時計台、大通公園もだいたい同じくらいの距離にあり、市電やバスでのアクセスが便利です。

藻岩山へのアクセスと注意点

藻岩山へは、登山道、ロープウェイ、自動車、定期観光バスなど、いろいろなアクセス手段があります。時期によってはディナーと夜景がセットになったバスツアーなどもあるので、一緒に行くメンバーや目的に合わせて選ぶことができます。

鉄板はロープウェイと「もーりすカー」!

藻岩山へのアクセスで一番多くの人が利用しているのが、ロープウェイともーりすカーです。ロープウェイ山麓駅までは、市電や路線バスで向かいます。市電の車内には藻岩山ロープウェイの割引券がありますので、もらっておきましょう。

2011年にリニューアルされたロープウェイはガラス面が大きくなり、美しい藻岩山の景色をゴンドラの中からも楽しめるようになりました。所要時間は約5分。1200mの距離を結び、15分間隔で運行されています。2台あるゴンドラは藻岩山に棲息する動物「エゾフクロウ」(銀色)と「エゾリス」(オレンジ色)の色で塗分けられています。

「もーりすカー」とは?

もいわ山中腹駅に着いたら次は「もーりすカ―」で山頂へ向かいます。「もーりすカー」はスイス製の森林体験型のミニケーブルカー。ロープウェイと同じ駆動方式を利用した世界初のケーブルカーです。緑色の三角おにぎりがふたつくっついたバッタのような形で、2両1編成しかない車両が片道1分40秒の道のりを上り下りしています。

中腹駅の建物からトンネルを抜けるとあとは森の中をまっすぐ山頂へ。夏は緑の森、冬は真っ白な雪をかぶった樹々の間を走るので車窓の景色も楽しめます。札幌の街は後ろの車両からの方がよく見えます。

もいわ山ロープウェイ

営業時間 10:30~22:00 (上り最終21:30)15分毎
冬季(12月~3月)は 11:00 始発
乗車定員 66名
乗車時間 約5分
距離 1.2㎞
時速 18㎞
備考 年末・年始特別営業、整備運休(全館休業日)等あり

もーりすカー

営業時間 ロープウェイに連動 ほぼ15分毎
乗車定員 60名
乗車時間 1分40秒
距離 約230m
時速 12.6㎞

料金表

ロープウェイ+もーりすカー セット料金 往復 大人 1700円 小人 850円
片道 大人 900円 小人 450円
ロープウェイ 往復 大人 1100円 小人 550円
片道 大人 600円 小人 300円
もーりすカー 往復 大人 600円 小人 300円
片道 大人 300円 小人 150円
各種割引 団体、シニア、障害者、年間パスポート、バースデーなど。その他割引チケットあり

中腹駅でも楽しめる!

中腹駅は建物内でロープウェイからもーりすカーに乗り換えられるようになっています。売店「もいもいのお店」やフォレストギャラリーなどがありますので、乗り換えの待ち時間に利用できます。室内から外の景色を眺められる眺望スペースもあります。

この他、観光自動車道の終点である駐車場や自然レクチャールーム、自然学習遊歩道などがありますので中腹駅でもいろいろと楽しめます。

車でのドライブも人気!

藻岩山は車でのアクセスも便利です。毎年春から秋の期間は藻岩山観光自動車道を利用して直接中腹駅まで上がることができます。料金は乗用車1台につき660円ですので、人数が多くなるほどロープウェイより割安になります。

ただし、中腹駅にある80台の駐車場がいっぱいになると自動車道の入口が閉鎖されてしまいますので、混雑が予想される日には注意が必要です。
 

原始林の木漏れ日の中を走りながら、時には札幌の市街がちらちらと見える、爽快感のあるルートです。秋の紅葉をロープウェイから見下ろすのも素敵ですが、紅や黄色に色づいた樹々を間近に見ながら走るのも大変綺麗で素晴らしいものです。

ときにはエゾリスやキタキツネが道路へ飛び出してくることもあるので、スピードは控えめに安全運転を心がけましょう。私たち人間が自然の中に受け入れてもらっている。そんな気持ちを大切にドライブしてください。

バスツアーも利用できる!

藻岩山や他の観光スポットを手早く回りたい人やアクセスに不安がある人にはバスツアーがおすすめです。定期観光バスのツアーもありますが、期間限定のツアーが多いようですので、よく調べてください。たいていの場合は宿泊するホテルで教えてもらえます。

時期によってツアーの内容が変わったり、どんどん新しいツアーができたりしますので、詳しいご紹介はできませんが、夕方出発する夜景観光バスツアーが多いようです。

日本全国からのツアーを「藻岩山」のキーワードで検索してみると、レンタカーがセットになっているツアーが多いようですが、レンタカーでなくても事前に予約できるオプショナルツアーや、現地に着いてから予約できるバスツアーもあったりしますので、じっくり情報収集してみてくだい。

藻岩山観光の際は厚着を忘れずに!

当然ながら冬の札幌は寒いです。藻岩山は531mあるので、平均して3度ほど市内より寒いです。さらに風が吹くと風速 1m/s につき体感気温が1度下がります。山頂や尾根には吹き続ける風によって、成長過程で同じ方向へ曲がってしまった樹々が見られるほど藻岩山の風は強いので、想像しているよりもかなり寒いことは間違いありません。

冬の藻岩山へ行くときには、くれぐれも厚着を忘れないでください。春や秋でも油断は禁物。せっかくの夜景も寒さのせいで短時間しか見られなかったという失敗をしないように注意してください。

藻岩山の夜景で札幌観光を思い出あるものに...

このように藻岩山は夜景と自然が素晴らしい観光スポットです。2011年に大規模な再整備改修工事が行われたばかりなので施設や設備も比較的新しく、配慮の行き届いた快適な環境を楽しむことができます。この快適さも藻岩山の見えない魅力になっています。

展望レストランで素晴らしい夜景を見ながら、自然や人にやさしくすることの大切さについて少し考えてみることができる二人なら「幸せの鐘」や「愛の南京錠」のご利益も間違いないでしょう。

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