2019年10月26日公開
2020年03月24日更新
富良野の巨大スイーツ「エゾアムプリン」が大人気!お取り寄せに半年待ち?
「エゾアムプリン」は、富良野のエゾアムプリン製造所で作られた、巨大プリンです。通販でお取り寄せすることができますが、多い時では半年待ちになるほどの大人気となっています。自然を活かした食材だけを使い、容器にまでこだわったプリンは、値段以上の満足感が味わえます。

エゾアムプリンとは
「エゾアムプリン」とは、北海道富良野市にある「エゾアムプリン製造所」で作られた、知る人ぞ知る大人気スイーツです。作る個数が限られているため、通販で予約しても半年待ちになるほどです。
北海道の自然を活かし、材料にこだわった手作りのエゾアムプリンは、値段以上のボリュームもあり、半年待ちで予約してでもお取り寄せする価値のあるプリンです。今回はそんなエゾアムプリンの魅力を紹介していきます。
お取り寄せに人気の富良野のスイーツ
エゾアムプリンもめちゃオススメ♡ pic.twitter.com/zZ5g5SHEEB
— Hurricane Doctor DVM (@HurryDoc) August 25, 2016
北海道の中央にある自然にあふれた場所、富良野。エゾアムプリンを製造するご夫婦が東京から移住してきた理由も、富良野の自然の豊かさにありました。
エゾアムプリンは数量限定のため、現地へ行くよりは通販でお取り寄せする方が確実です。値段や予約・注文方法に関しても、下記で詳しくご紹介しています。

エゾアムプリンの魅力
エゾアムプリン製造所 長年思いを馳せていた ここに来られる日が来るなんて。 pic.twitter.com/tmZGduifYh
— 桜林 直子(サクちゃん) (@sac_ring) July 7, 2017
富良野に移住したご夫婦二人から始まった小規模なお店ながら、通販で予約の絶えないエゾアムプリンの魅力とは、何なのでしょうか。
ここではエゾアムプリンを生み出したご夫婦のことから、自然を魅力的に活かした「エゾアムプリン製造所」のこと、もちろん本題であるエゾアムプリンの魅力まで、幅広く紹介していきます。
製造者は東京から移住した夫婦
「エゾアムプリン製造所」で製造・販売しているリーダー(加藤公之さん)とアムちゃん(かおりさん)は、東京から富良野へ移住してきました。富良野といっても、市街地から30㎞も離れた「平沢」という小さな集落で、毎日丁寧にエゾアムプリンを作っています。
東京ではワゴン車でプリンの販売をしていたかおりさん。富良野へ移住したきっかけは、「自然の恵みを存分に使ったプリンを作りたい」との思いからでした。
大自然の中にある「エゾアムプリン製造所」
まわり360度畑の中で作られているエゾアムプリン! pic.twitter.com/Ui7aM0qfxQ
— 長谷川貴子 Takako Hasegawa (@carrs0123) July 20, 2019
富良野から車で30分走ると、平沢にある「エゾアムプリン製造所」へ辿り着きます。辺り一面自然に囲まれた中にある、手作りのかわいらしい小屋が「エゾアムプリン製造所」です。
商売に向いている場所ではないものの、通販での予約や注文がメインになることを見越して、まずはご夫婦が「暮らしたい」と思える場所を選択したのです。
みのむしをイメージしたプリン小屋
遠足ログ:住所は「丘の上」とだけ。富良野にある秘境のプリン製造所「エゾアムプリン製造所」へ。迷いに迷ってやっーーと辿り着いた。アムちゃんが作ったとことん材料にこだわったプリンで1日限定18個。遠かっただけに美味さが身に染みるよぅ。 pic.twitter.com/qGatE4zrbw
— 終末オトナ遠足 (@otonapicnic) December 11, 2017
みのむしをイメージして作られたエゾアムプリン製造所は、元々の建物の廃材を上手く利用してあります。廃材の個性ある組み合わせが、まさにみのむしのような可愛らしさです。
何もかも手作りだったため、時間も効率もかかりました。けれどその様子をブログに掲載することで、エゾアムプリン製造所の完成を心待ちにするファンが、どんどん増えていきました。
エゾアムプリン製造所☺️ pic.twitter.com/D78PfWcDUP
— じじ (@Gigikana1053) October 16, 2019
大自然の中に建つみのむし小屋は、絵本に出てくるようなファンタジーな雰囲気も醸し出しています。手作りの看板も、素朴な味があります。
また、公式HPには手書きの文章が多く掲載されています。手作りの素朴な温かさが、プリンだけではなく、随所にちりばめられています。
地元の食材にこだわった手作りプリン
注目☆1日限定18個。入手1ヶ月以上待ち北海道のエゾアムプリン!https://t.co/nEiPvwC7B6
— 手土産・ギフト情報配信中@ippin(イッピン) (@ippintw) February 11, 2016
大きな陶器に入った特大サイズが特徴的!#ippin #エゾアムプリン pic.twitter.com/oPGYLlQlZ1
エゾアムプリンは地元の食材にこだわり、毎日仕入れに向かいます。平沢で取れたてんさい糖や平沢の湧水を利用したカラメルソース。隣町からは朝採れた搾りたての生乳と、近所の養鶏場でノンストレスの環境の鶏から取れた卵。
まさに自然を活かして作られたエゾアムプリンは、ご夫婦の富良野とプリンへの思いが、たくさん詰まっているのです。
1日18個限定
1日たったの18個限定!入手1ヶ月以上待ち!
— 手土産・ギフト情報配信中@ippin(イッピン) (@ippintw) July 4, 2018
地図に載っていないプリン屋さんが作る「エゾアムプリン」
もっちり感のある素朴なプリンは、待ってでも食べてみたい!
⇒https://t.co/ZETLmQfEGp pic.twitter.com/xA5NM4L3sg
エゾアムプリンは、1日18個限定です。これは、作り方にもこだわりがあるからなのです。エゾアムプリンは約二時間付きっきりで、、何度もオーブンから出して位置を変えなければなりません。
一度にオーブンに入れられる個数は6個ですので、二人ではどうしても限度があります。ただ、エゾアムプリンが好評なことから、オーブンが二台となり、予約の状況によっては1日24個まで焼くことができるようになりました。
エゾアムプリンの味や特徴
1日18個しか作られないエゾアムプリンが、それでも人気を維持し続けているのはなぜでしょうか。ここからはエゾアムプリンの人気の秘訣、味や特徴を紹介していきます。
オーブンで蒸し焼きにしたプリン
エゾアムプリンはオーブンで2時間、器に蓋をして、じっくり蒸し焼きにしています。その間も、オーブンに入る6個のエゾアムプリンはまんべんなく焼けるように、何度も位置替えしています。
ご夫婦二人のお店で、2時間オーブンから離れず、付きっきりで作業しなければなりません。1日の限定個数があるのも、この工程がエゾアムプリンの美味しさを際立たせるために欠かせないからなのです。
ベイクドチーズケーキのような触感
エゾアムプリンは、多くの市販で売られているような柔らかいプリンと違い、ベイクドチーズケーキのような硬さのある触感です。けれど硬いのに、滑らかなのがエゾアムプリンの大きな特徴です。
しっかりとした触感でありながら滑らかにするのは、かなり難しいことです。一つ一つ丁寧に、均一に混ぜることで、地元食材の良さも引き立て、クリーミーな仕上がりとなります。
日ごとに味や触感が変わる
エゾアムプリンの賞味期限は道内であれば6日、道外だと5日になります。自宅へお取り寄せした場合、エゾアムプリンが届いたらすぐに冷蔵庫へ保管し、賞味期限まで食べたい分だけお皿に移して食べるのがおすすめです。
なぜならエゾアムプリンを熟成させることで、よりプリンのコクが際立ち、濃厚さが増してくるからです。最初は中に混ぜ込まれたカラメルソースの味が引き立ち、後半になると卵の味が引き立ってくるので、何度食べても違った楽しみ方ができるのです。
器は素焼き風の耐熱容器
エゾアムプリンの器、ご自由にどうぞ
— お酒と肴 くうふく (@Kuuufuku) April 3, 2016
直火、オーブンOKです。
くうふくの前に並べてあります! pic.twitter.com/EP00t9qbLY
エゾアムプリンに使われている容器は、素焼き風の耐熱容器です。これはあくまでも”素焼き風”で、本当の素焼きでは容器がプリンを吸ってしまうため、、素焼き風の容器を作ってくれる焼き物屋さんを探したのだそうです。
容器の内側には釉薬がかけられているので、エゾアムプリンを食べ終えた後は、グラタン皿などにも活用することができます。
包装もオシャレでかわいい
富良野の自然を意識したエゾアムプリンは、お取り寄せで届く包装にもこだわりがあります。陶器製の容器に濾紙で蓋をして、麻ひもで縛ってあるかわいらしい見た目に、開ける前から心が躍ります。
けれどこだわりはかわいさだけではないのです。実は包装に使っているものはすべて、「自然に還る」材料なのです。製造所ご夫婦の自然への思いが、ここからも伝わってきます。
エゾアムプリンのサイズ&値段
BDケーキがわりにリクエストしたエゾアムプリン♪内容量なんと1000g!数日かけてゆっくりいただく楽しみ。どんどん濃厚もっちりしてきます✧*食べた後の素焼きの器は使えるし最後は土に還るんだって…素晴らしいな。お店にも行ってみたい。 pic.twitter.com/zPxfQb4XQ1
— utopiano ユートピアノ (@utopiano) March 31, 2016
エゾアムプリンは陶器製の容器に入っているため、ホールケーキの形をしています。これは約8人前の大きさで、直径約20cm、高さ6cm、重さはなんと1kgもあります。
値段は1ホール2,900円(税込)。容器も再利用できて、この大きさでの値段であれば、注文してでもお取り寄せする価値があるのではないでしょうか。
エゾアムプリンの賞味期限
エゾアムプリンの賞味期限は道内なら6日、道外であれば5日です。エゾアムプリンは賞味期限いっぱいまで楽しみ方が異なりますので、お取り寄せして届いたらすぐに冷蔵庫へ保管しましょう。
エゾアムプリンを食べるときは、容器から直接食べるとスプーンの雑菌が繁殖して、傷みが早まってしまいます。食べる分を都度お皿によそいましょう。エゾアムプリンを切り分けるにはゴムベラを使うと、綺麗に切り取ることができます。
エゾアムプリンの予約・注文方法
エゾアムプリンは通販でお取り寄せするのがおすすめです。ここからはお取り寄せすることのメリットや、注文・予約方法を、詳しく紹介していきます。
ちなみに、値段はエゾアムプリンの2,900円+ゆうパック送料の値段構成になります。値段の詳細は公式HPに料金早見表が掲載されているので、そちらをご覧ください。
注文は通販がおすすめ
エゾアムプリンは通販を利用するのがおすすめです。エゾアムプリンの限定個数は最大24個であり、そのうち半分を道内枠、残りの半分が道外枠と決まっているためです。
道外からせっかく富良野まで来ても売り切れなのでは、がっかりしてしまいます。確実にエゾアムプリンを手に入れたいのであれば、通販で予約をするのが確実です。
予約の方法は電話のみ
エゾアムプリンを通販で予約する方法は、電話のみとなっています。営業時間の午前10時~午後6時までに、「0167-27-2551」(エゾアムプリン製造所)まで電話して予約することができます。
ちなみに12~3月まではエゾアムプリン製造所が5時で終業するため、冬期間の電話をかける時間帯には注意してください。
直売は手に入らない可能性も
エゾアムプリンはエゾアムプリン製造所でも買うことはできますが、限定個数が全体で平均18個であり、かつ人気の商品なため、直接行ってもエゾアムプリンを買えない可能性があります。
エゾアムプリン製造所を見たいのであれば楽しみもありますが、せっかく遠くから来たのにエゾアムプリンが食べられないとなっては、やはりがっかりしてしまいます。
確実に欲しい場合は電話で確認を
直接お店へ行くのであれば、事前に電話で確認してからお店に向かうのがおすすめです。人気があるため、日によっては製造所で作る個数を24個まで増やしているときもあります。
事前に電話しておけば、予約注文をすることができるので、人気のエゾアムプリンを確実に手に入れることができます。
お取り寄せは半年待ち?
エゾアムプリンは、多い時で半年待ちになるほどの人気があります。現在は、道外発送であれば3ヶ月待ちの状態となっています。
予約の状況は、随時お店のHPで確認することができます。道外からお取り寄せするのであれば、とにかく早めの方がよさそうです。
エゾアムプリンが食べられるお店
通販でお取り寄せする場合や、エゾアムプリン製造所へ行く他にも、エゾアムプリンを食べられるお店があります。
富良野の自然も楽しめるお店から、道外でも食べられる数少ないお店など、おすすめの人気店4店舗をご紹介します。
①南富良野「Farm&Cafeベリーズ」
今回ご紹介するのは、道東道『トマムIC』付近の森で見つけたフォトジェニックスポット!カフェレストラン『Farm&Cafe ベリーズ』さんです。
— トカチニッチ(β版) (@tknc_jp) September 24, 2019
●スイーツが美味しい!フォトジェニックなカフェレストラン『Farm&Cafe ベリーズ(南富良野町)』#南富良野町#カフェ#レストランhttps://t.co/gh5pR4tf3f pic.twitter.com/1f5PY96p4g
「Farm&Cafeベリーズ」は、エゾアムプリン製造所と同じ富良野にあります。自然に囲まれた隠れ家的なお店では、ベリーの摘み取り体験をすることができます。オーナーが自給自足の生活をしており、「自然の恵みを知ってもらいたい」という思いから作られたそうです。
体験施設内のカフェで、エゾアムプリンが小さくカットした状態で、ドリンクセット750円の値段で注文することができます。お皿にのった、手頃な大きさのエゾアムプリンを楽しめます。
②東京 国分寺「お酒と肴 くうふく」
「中央線が好きだ」のフリーペーパーとwebに載せて頂きました。
— お酒と肴 くうふく (@Kuuufuku) July 31, 2019
電車内液晶モニターにも一瞬出てますんで、ぼんやり見ていると「あっ!」
ってなるかも pic.twitter.com/NklhogRuAo
エゾアムプリンを道外で食べられるお店が、東京国分寺にある「お酒と肴 くうふく」です。天ぷらやエスニック料理が堪能でき、日本酒も数多く揃えられています。
エゾアムプリンは1カットにされていて、夜のデザートして注文ができます。人気のため売り切れることも多いので、早めのディナーがおすすめです。
③東京 吉祥寺「ミロ」
#tokyomoon ミロです。吉祥寺のワインバー的な呑み屋。ビールだけサワーだけも歓迎します。 pic.twitter.com/QuRo5rSwIn
— はしのかげ hateWAR (@hashi_no_kage) January 27, 2019
東京の吉祥寺駅から5分程度のところにある「ミロ」は、ワインを主した、お酒と自家製素材を用いた料理のお店です。料理は手頃な量で値段も安く済ませられるので、様々な組み合わせを楽しむことができます。
「ミロ」では月に一度(第一水曜)に、エゾアムプリンが食べられます。限定10食で予約はできないため、開店の17時に合わせて早めに行くことをおすすめします。
④東京 下北沢「ワインと料理ホーキ星」
ある人に教えてもらった下北沢の「ホーキ星」というワインバー。何頼んでも美味しくてリーズナブルで店主の方も素敵なお店。下北沢に来たら絶対また行く。 pic.twitter.com/pBKV5Opmcr
— 滝本志野 (@sntkmag) July 16, 2016
東京の下北沢駅から5分程で、「ワインと料理ホーキ星」へ辿り着きます。お店の名前からもわかるとおり、店内にはワインがたくさん並べられています。ワインに合うお洒落な料理も魅力です。
エゾアムプリンが食べられるのは毎月第二月曜のみ。限定10食のため、人気で売り切れる可能性があります。こちらも早めに行くのがおすすめです。
大人気のエゾアムプリンをお取り寄せしよう
予約が半年待ちになるほど大人気であるエゾアムプリンの魅力を、感じていただけたでしょうか。一日の限定個数もあり、手に入れるのは容易でないかもしれませんが、値段に見合わないほどの大ボリュームと、材料から容器にまで自然を活かしたこだわりは、通販で予約してでも食べる価値があります。
人気の理由を、ぜひご自身で堪能していただけたらと思います。エゾアムプリンの濃厚な味わいを体感してください。
エゾアムプリン製作所の基本情報
名称 | エゾアムプリン製造所 |
住所 | 北海道富良野市平沢3893-4 |
TELL | 0167-27-2551 |
HP | www.amupurin.com/top.html |
営業時間 | 10:00~18:00(12~3月は17:00まで) |
料金 | 2,900円 |
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