2019年10月11日公開
2020年03月12日更新
小樽の名所「メルヘン交差点」を散策!異国感満載で観光客で賑わう!
メルヘン交差点は大正時代から明治時代にかけて商人が栄えた街で現在はレトロな街並みに有名スイーツ店など90店舗が並び、小樽の観光名所として全国から観光客が訪れる人気スポットです。メルヘン交差点の魅力やバス停や駐車場の詳細などアクセス方法も含めてご案内します。
メルヘン交差点とは
北海道小樽市入船に所在する「堺町交差点」のことを「メルヘン交差点」と言います。メルヘン交差点と呼ばれるようになったのは諸説ありますが、その名の通りおとぎ話に出てくるような情景を映し出したような街並みが特徴の交差点がメルヘン交差点です。
メルヘン交差点は、レトロな外観の人気スイーツ店や大正時代に作られたクラシカルなモニュメントなどが魅力的であり、小樽の歴史を感じることができる観光地としても知られています。そこでこれからメルヘン交差点に観光へ行かれる方にアクセス方法や駐車場、バス停の情報やメルヘン交差点の魅力をお届けします。
小樽屈指の観光スポット
小樽には年間800万人の観光客が訪れると言われていますが、そのうちの大多数が訪れるという観光地がメルヘン交差点です。メルヘン交差点は大正時代から明治時代にかけて商人の街として栄えた名残もあり、現在では有名スイーツ店など約90店舗の店が並んでいます。
1日では到底まわりきれないほど豊富にあるお店やモニュメントがあることから、メルヘン交差点は小樽が誇る観光地となっているため、メルヘン交差点へ経由するバス停や駐車場もありアクセスはとても良好です。小樽のおすすめ観光スポット特集はこちらをチェックしてください。
メルヘン交差点基本情報
【名称】 | 堺町交差点(メルヘン交差点) |
【住所】 | 北海道小樽市堺町7丁目 |
【アクセス】 | JR南小樽駅から徒歩5分 |
【料金】 | 無料 |
【公式HP】 | 小樽市観光振興室 |
【備考】 | お問合せは「小樽市観光振興室」0134-32-4111 |
アクセスや駐車場情報
小樽のメルヘン交差点へのアクセス方法は車と交通機関を利用した2つのアクセス方法があります。車でメルヘン交差点へアクセスするなら必ず必要なのが駐車場です。メルヘン交差点は観光地ということもあり近隣にはたくさんの駐車場がありますが、ほとんどが有料となります。
メルヘン交差点まで歩いて10分の「かつない臨海公園駐車場」は無料の駐車場ですが、釣り人が利用することが多いこともあり平日以外は混雑してます。「色内追悼公園駐車場」も無料駐車場ですがメルヘン交差点から徒歩20分くらいかかります。この2つの駐車場は公園の利用者のための駐車場ですので、利用目的が異なる場合の利用には注意しましょう。
小樽市の駐車場料金は都内ほどではありませんが若干高いので、メルヘン交差点へ車でアクセスするならば観光するお店の提携駐車場にとめることが安く駐車場を利用できるポイントになります。観光するお店での買い物などで駐車場代が無料になる時間がついたり割引される駐車場もありますので事前に調べておくと良いでしょう。
それでも観光地の駐車場が必ずしも空いているわけではありませんので、そういった場合にはコインパーキングの駐車場を利用しましょう。ここからは、ゆっくりとメルヘン交差点を観光したい人におすすめの有料駐車場をご紹介します。
【かま栄工場直売店駐車場】 | 店舗利用で1時間無料、延長30分200円 |
【北一硝子特約駐車場】 | 2000円以上の買い物で2時間無料、最初の1時間300円、延長20分100円 |
【リパーク小樽色内2丁目駐車場】 | 60分300円 |
【小樽市観光駐車場】 | 1日600円 |
【Dia Park色内2丁目駐車場】 | 入庫後24時間500円(前払い) |
【Diaパーク稲穂3丁目第2駐車場】 | 入庫後12時間600円(前払い) |
メルヘン交差点に止まるバス停
小樽のメルヘン交差点へバスでアクセスするのでしたら、北海道中央バスで「メルヘン交差点」というバス停を利用します。メルヘン交差点周辺の店舗へ近いバス停もありますが、行き先が決定していないのならまずはバス停「メルヘン交差点」を利用しましょう。バス停「メルヘン交差点」へとまる路線は以下の通りです。
- 42赤岩線
- おたる散策バス:ろまんコース
- おたる散策バスA:マリンコース
- 38おたもい線
メルヘン交差点の魅力
メルヘン交差点は古い時代から商人の街として栄えてきて、現在では小樽観光の名所として認知されています。では、メルヘン交差点に毎年観光客が訪れる理由とはなんでしょうか。メルヘン交差点のシンボルといえる店舗やモニュメントなど、メルヘン交差点の魅力を徹底解明していきましょう。
魅力①お土産に人気の小樽オルゴール堂
小樽オルゴール堂 pic.twitter.com/mrbGDL4kNq
— 堀優衣 Yui Hori (@yuiyui_1012) August 8, 2017
小樽のメルヘン交差点といえばすぐに名前が挙がるのが「小樽オルゴール堂」です。小樽オルゴール堂は、世界中のオルゴールを観ることができるオルゴールの専門店です。外観はまるで外国のおとぎ話に登場する洋館風で中へ入ると落ち着いたウッド調で、およそ2万5,000アイテムのオルゴールが並んでいます。
精密にできた立派なオルゴールから、パロディ系の面白いオルゴールなど、優れたラインナップを無料で見ることができますが、お土産も購入することができるのでメルヘン交差点へ訪れた際には足を運ぶと良いでしょう。
小樽オルゴール堂の特集はこちらをチェック!

魅力②レトロな蒸気時計
北海道三日目②
— ごちょう@VRChat (@gotilyou) May 1, 2019
メルヘン交差点と蒸気時計!
ん~! pic.twitter.com/OM8aw5ifiq
小樽メルヘン交差点が「メルヘン交差点」と呼ばれるようになったのは、蒸気時計が設置されたことが理由だという説があるほど、メルヘン交差点のシンボルとなるのが蒸気時計です。
15分置きに白い煙と共に昔から馴染みのある汽笛で、その都度時刻を知らせてくれる蒸気時計は映画のワンシーンを想像させてくれるほどメルヘンな時間を観光客に与えてくれます。
魅力③洋菓子店で有名なルタオ本店
メルヘン交差点
— ちう (@Sususaku) July 8, 2018
昨日食べたルタオ本店のドゥーブルブロマージュ絶品でした pic.twitter.com/hYF8opbmaS
フランス語で「親愛なる小樽の塔」という意味を持つ洋菓子店のルタオ本店は、メルヘン交差点付近の建物の中でもひときわ高く目立つ建物の1つです。童話に出てくる高い塔がイメージできる建物のてっぺんはメルヘン交差点を眺望でき、お姫様気分を味わえるのではないでしょうか。
2階はカフェになっており、メルヘン交差点の観光で休憩したい時に利用することができます。そして1階はお土産を買うことができるショップになっていますので、ルタオ本店はメルヘン交差点を堪能できるスポットと言っても過言ではないでしょう。
小樽「ルタオ」本店特集はこちらをチェック!

魅力④異国情緒溢れる堺町通り
小樽運河を見た後は、堺町通でルタオのドゥーブルフロマージュ、北菓楼のリンゴケーキ、いか太郎の鮭とば、北一硝子のコップも購入。お土産屋さんの思うツボだけど、せっかく来たから買わずにはいられないんですよ…。
— denji (@DenjIGeN) February 12, 2018
でも洋菓子は本当に美味しかった… pic.twitter.com/PFU7n1CfOq
メルヘン交差点の街並みは明治時代から昭和にかけて作られた建物などが残されていることから、和と洋が混じりあった情景が特徴です。この異国と日本の歴史の両方を味わうことができる街並みが1番のメルヘン交差点の魅力と言えるでしょう。
冬になると雪で覆われるメルヘン交差点に光を落とす外灯は、映画のワンシーンをカットしたような美しい風景となり撮影するには最高のスポットとなるでしょう。
メルヘン交差点にある美味しいスイーツ店
メルヘン交差点の魅力はまだまだあります。その魅力の1つに挙げられるのが美味しいスイーツ店です。北海道小樽が生み出した美味しいスイーツは、全国から愛されファンも多く、このメルヘン交差点の地にも美味しいスイーツを求めてやってくる人が後を絶ちません。
美味しいスイーツ店①六花亭 小樽運河店
メルヘン交差点に所在する美味しいスイーツ店のおすすめ第1弾は「六花亭小樽運河店」です。六花亭小樽運河店の外観は立派な石造りでできていて、個性ある「六花亭」の店名がシンプルに飾られているシンプルな建物が目印です。
1階では、2016年に発売されて以来大人気商品となった「マルセイバターサンド」などが購入できるショップになっており、2階は店内限定の「雪こんチーズ」や「雪やこんこまじりっけなし」などが堪能できます。六花亭の帯広本店の特集記事はこちらをチェックしてください。
【店名】 | 六花亭小樽運河店 |
【住所】 | 047-0027北海道小樽市堺町7-22 |
【営業時間】 | 9時から18時 |
【定休日】 | 無休 |
【アクセス】 | JR南小樽駅から徒歩10分 |
【駐車場】 | なし(近隣駐車場をご利用ください) |
【公式HP】 | 六花亭 |
美味しいスイーツ店②桑田屋 本店
マナティのアフターヌーンティ
— マナティ (@manaty0303594) February 23, 2018
桑田屋 小樽本店- 紅茶 pic.twitter.com/CNpq0mHv4e
メルヘン交差点に所在する美味しいスイーツ店のおすすめ第2弾は「桑田屋本店」です。桑田屋本店は小樽運河ターミナルの1階に所在します。内装は白を基調とした古い洋館にシックなテーブルとイスがオシャレなカフェの雰囲気を出しています。
桑田屋本店の名物といえば、明治時代から小樽市民の庶民の味として愛されてきた「ぱんじゅう」でしょう。ぱんじゅうは薄くてパリパリの皮にたっぷりと入った餡子やクリームが自慢のスイーツです。一般的にはおまんじゅうの部類に入るのがぱんじゅうです。
【店名】 | 桑田屋本店 |
【住所】 | 047-0031北海道小樽市色内1丁目1-12小樽運河ターミナル1階 |
【営業時間】 | 9時から19時 |
【定休日】 | 火曜日 |
【アクセス】 | JR小樽駅から徒歩692m |
【駐車場】 | なし(近隣の駐車場をご利用ください) |
【公式HP】 | 桑田屋 |
美味しいスイーツ店③北菓楼 小樽本館
北菓楼 小樽本館(北海道小樽市)
— らの道P (@cenaramen) July 11, 2016
北海道スイーツで一番好きな店の本店です。「ソフト&アイス」を!ミルク感のたっぷり濃厚さ。メッチャ寒いんだけどうっまい〜。 pic.twitter.com/UPoMl7VzQQ
メルヘン交差点に所在する美味しいスイーツ店のおすすめ第3弾は「北菓楼小樽本館」です。北菓楼小樽本館は、六花亭小樽運河店に隣接しており外観も石造の蔵となっているので間違えないように注意しましょう。
北菓楼小樽本館の名物といえば、小樽本館のopen記念商品として誕生した「バウムクーヘン妖精の森」でしょう。この超品は今や小樽の名物になるほど人気がある商品ですので、北菓楼小樽本館へ訪れた際には食べてみることをおすすめします。札幌の北菓楼本館の特集記事はこちらをチェックしてください。
【店名】 | 北菓楼小樽本館 |
【住所】 | 047-0027北海道小樽市堺町7番22号 |
【営業時間】 | 9時から18時30分 |
【定休日】 | 元日 |
【アクセス】 | JR南小樽駅下車徒歩10分 |
【駐車場】 | なし(近隣駐車場をご利用ください) |
【公式HP】 | 北菓楼 |
メルヘン交差点に近いおすすめホテル
メルヘン交差点は観光するスポットがたくさんあるため、1日でまわりきることはできません。数日かけてたっぷりとメルヘン交差点を堪能したい人におすすめするのが、メルヘン交差点周辺のホテルなどの宿泊施設です。
おすすめホテル①ドーミーインPREMIUM小樽
『天然温泉灯の湯ドーミーインPREMIUM小樽』の朝食バイキングなう
— ぴーすけ君 (in 葛飾) (@P_suke_kun) August 25, 2019
今回は自腹です!2000円😱
でも、イクラたっぷり海鮮丼!ザンギにジンギスカンまで食べ放題なので大満足😍
昼の分まで食べちゃうよ(笑) pic.twitter.com/boqxQcie5t
JR小樽駅から歩いて1分の場所に立地する「ドーミーインPREMIUM小樽」に、宿泊するならホテルに車を置いてメルヘン交差点へ観光することができるので、とても便利です。客室は洋と和から選択することが可能でアメニティグッズや空気清浄機も完備されていて、宿泊しやすいホテルです。
ドーミーインPREMIUM小樽の1番の見どころといえば、天然温泉がついていることでしょう。15時から翌朝の10時まで宿泊者であれば何度でも温泉を堪能でき、時間によってはサウナも利用することができます。朝食のビュッフェでは小樽が誇る海の幸でオリジナル海鮮丼を作ることができます。
【名称】 | ドーミーインPREMIUM小樽 |
【住所】 | 047-0032北海道小樽市稲穂3-9-1 |
【価格帯】 | 4,770円~(プラン、人数により変動) |
【アクセス】 | 札幌自動車道小樽ICから約7分 |
【駅】 | JR小樽駅から徒歩1分 |
【駐車場】 | 立体駐車場(先着順)80台1日1,200円 |
【公式HP】 | ドーミーインPREMIUM小樽 |

おすすめホテル②ホテルソニア小樽
昨日宿泊したホテルソニア小樽。
— ルイ🌙.*·̩͙ (@sakula_san) June 7, 2019
石の壁は石山軟石って言う札幌で採れる石。札幌や小樽の古い倉庫によく見られる石です。 好きなのです。
小樽はやっぱりノスタルジック。
骨董品巡りしたいなぁ。 pic.twitter.com/DM3MxZFG81
「ホテルソニア小樽」は、メルヘン交差点の一部をホテル内に移したのではないかと思える内装の作りは歴史を感じさせる石造りを基調としていますが、最近グランドリニューアルオープンを迎えたので、歴史を味わうことができながら新品の香りを楽しめます。
ホテルソニア小樽の最上階には「小樽運河の湯」の天然温泉が味わうことができ、体を癒したあとは、こちらもリニューアルを迎えた「BAR Duomo Rosso」でスペシャルカクテルを堪能することができます。小樽運河を一望しながら大人のひとときを過ごせる癒しのホテルです。
【名称】 | ホテルソニア小樽 |
【住所】 | 047-0031北海道小樽市色内1丁目4-20 |
【価格帯】 | 7,000円~(プラン、人数により変動) |
【アクセス】 | 小樽ICから車で5分 |
【駅】 | JR小樽駅から徒歩8分 |
【駐車場】 | あり(1泊1,200円) |
【公式HP】 | ホテルソニア小樽 |
おすすめホテル③ホテルノルド小樽
小樽運河を一望できるホテルノルド小樽の最上階ラウンジが素敵すぎた。 pic.twitter.com/r6aBjC33Tx
— めんたろう。 (@mentarou_) May 26, 2019
ホテルノルド小樽はヨーロッパをイメージした建物で、1階の中庭には大理石が基調となっており噴水がシンボルとなっています。お城の癒しの空間を過ごすような気持ちになり、高級感溢れる造りにリッチな気分を味わうことができるのが「ホテルノルド小樽」でしょう。
宿泊者以外でも利用できる2階のレストランではビュッフェ式となっており、約70種類以上の和洋中の食を楽しむことができます。ランチのメニューである「彩り手織り寿司」は、思わずカメラを片手に箸をすすめたくなるほど綺麗で、一口サイズなので女性には嬉しい小樽が満喫できるおすすめメニューです。
【名称】 | ホテルノルド小樽 |
【住所】 | 047-0031北海道小樽市色内1丁目4番16号 |
【価格帯】 | 1,961円~(プラン、人数により変動あり) |
【アクセス】 | 新千歳空港~道央自動車道~札幌自動車道で80分 |
【駅】 | 小樽駅から徒歩7分 |
【駐車場】 | あり(1泊1,200円) |
【公式HP】 | ホテルノルド小樽 |
メルヘン交差点で異国の気分を味わおう!
小樽市にあるメルヘン交差点は、明治時代から昭和にかけての街並みの雰囲気を残しつつ、まるで異国やおとぎ話の世界に足を踏み入れたような感覚を覚えるレトロな街が見どころの観光スポットです。歴史を感じさせるモニュメントや有名なスイーツ店が並ぶメルヘン交差点で小樽観光を堪能しましょう。
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