札幌と帯広の移動手段を徹底解説!JR&バスの料金や所用時間!おすすめは?

札幌と帯広間の移動は、電車やバス、自動車(高速道路、一般道路)でのアクセスが可能です。それぞれの交通手段には、長所もあり、料金がお得になったり、快適に移動することができます。事前に、移動方法を計画して、札幌と帯広で観光を楽しんでください。

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目次

  1. 1札幌と帯広の移動手段を徹底解説!
  2. 2札幌と帯広の移動手段【JRの場合】
  3. 3札幌と帯広の移動手段【バスの場合】
  4. 4札幌と帯広の移動手段【車の場合】
  5. 5札幌と帯広の移動手段を比較!
  6. 6札幌と帯広の移動は予算&時間&人数で決めよう!

札幌と帯広の移動手段を徹底解説!

六花亭や豚丼で有名な「帯広」は、北海道の十勝地方にある都市です。日高山脈や温泉もあり、北海道の自然を直に感じられる観光地でもあります。札幌と帯広間のJR、バス、自動車を使った移動方法をご紹介します。

JR&バス&車からおすすめの手段を紹介

札幌と帯広間の移動は、JR、バス、自動車のいずれも利用することができます。それぞれの交通手段の特徴や気を付ける点などをまとめてご紹介します。

札幌と帯広の移動手段【JRの場合】

移動手段で、まず思いつくのが電車での移動です。帯広市のターミナル駅「JR帯広駅」には、北海道の様々な方面に向かう列車が発着しております。もちろん、札幌行きの列車も多く発着しており、多くの方が使われる移動手段ではないでしょうか。

JRの場合の距離は?

広大な北海道ゆえに、各都市間の距離が長いことが北海道の地理的特徴です。JR札幌駅とJR帯広駅の距離は、なんと220キロです。東京から静岡市までの距離が約200キロですが、同じ道内でそれ以上の距離があります。

JRの場合は2路線!

JRで函館から札幌まで移動する場合、2つの路線を利用することができます。札幌と帯広間は、函館本線から根室本線を通る「スーパーとかち」、札幌駅から釧路駅までを走る「スーパーおおぞら」が運行されています。いずれの路線でも、札幌と帯広間の移動が可能です。

「スーパーおおぞら」は釧路駅まで!

札幌から帯広まで移動する場合、スーパーおおぞら、スーパーとかち、いずれの路線も乗ることができます。「スーパーおおぞら」を利用する場合、終点がJR帯広駅ではなく、JR釧路駅となります。釧路駅は、帯広駅よりもさらに先の駅となるため、乗り過ごさないように注意が必要です。なお、スーパーおおぞらは、札幌と帯広間を1日6往復しています。

「スーパーとかち」だと乗り換えなし!

「スーパーとかち」を利用する場合、スーパーとかちの終点が「JR帯広駅」のため、札幌駅から直接、帯広駅まで行くことができます。スーパーとかちは、札幌駅と帯広駅間を1日5往復しているため、利便性も高いです。

JRの場合の料金&所要時間

JRで札幌から帯広までの移動する場合、「スーパーおおぞら」と「スーパーとかち」の2路線を使って移動することができます。それぞれ、1日6往復と5往復で、2つ合わせると1日11往復運航されています。利便性の高い特急電車ですが、気になる料金と所要時間をご紹介します。

「スーパーおおぞら」の料金&所要時間

「スーパーおおぞら」を利用して、札幌と帯広間を移動する場合、料金は乗車料金が4,320円になります。また、自由席特急料金が2,380円、指定席特急料金は2,900円、そしてグリーン車は6,490円となっております。なお、所要時間は、約2時間30分となっております。

「スーパーとかち」の料金&所要時間

「スーパーとかち」を利用して、札幌と帯広間を移動する場合、乗車料金は「スーパーおおぞら」と同じ、4,320円になります。特急料金も、スーパーおおぞらと同じであるため、料金に関しては、違いがありません。一方、所要時間は、スーパーとかちは、札幌と帯広間を2時間45分で結びます。スーパーおおぞらよりも15分遅く、到着します。

札幌新千歳空港から帯広までは乗り換え必須!

飛行機で新千歳空港まで行き、新千歳空港駅から帯広駅へ向かう場合、南千歳駅にて乗り換えを行う必要があります。新千歳空港駅からは、JR快速エアポート札幌行きに乗車します。その後、南千歳駅まで行き、南千歳駅からスーパーとかち、またはスーパーおおぞらに乗り換えて帯広駅まで向かいます。

新千歳空港駅から帯広駅までは、乗車料金は、3,380円となります。別途、快速エアポートの指定席520円、南千歳駅から帯広駅までの自由席特急券2,160円の費用が発生します。所要時間は、乗り換えにより差があり、最短で2時間、長いと4時間程の時間がかかるため、注意が必要です。

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札幌と帯広の移動手段【バスの場合】

札幌と帯広間の移動は、高速バスの利用も可能です。現在は、「ポテトライナー」と呼ばれる高速バスが運行しています。高速バスを使った移動方法や、バスの料金、所要時間をご紹介します。また、事前に高速バスのチケットを予約できる便利なサービスも併せてご紹介します。

バスの場合は高速バスで!

バスで移動をする場合、高速バスの利用になります。「ポテトライナー」という札幌と帯広を繋ぐ高速バスが唯一運行されております。ポテトライナーの札幌からの発車場所は「札幌駅前ターミナルの16番乗車口」と「中央バス札幌バスターミナル6番乗車口」、「地下鉄大谷地駅の5番乗車口」の3つの乗車口から乗車することができます。

「ポテトライナー」のみが運行

ポテトライナーは、北海道のバス会社「北斗交通」、「JR北海道バス」、「十勝バス」、「北海道開拓バス」の4社で運行されている高速バスです。札幌発着は、午前午後合わせて平日は1日10便、土日祝日は1日12便運航されおり、利便性も高いです。

高速バスの場合の距離は?

札幌と帯広を繋ぐ距離は、200キロほどになります。ポテトライナーの車内座席は、基本3列座席になっており、一人旅や、カップルで移動するのには最適です。社内混雑時のみ4列座席となりますが、それでも座席は広く快適に移動ができます。座席にはテレビ・ラジオ、そしてWi-Fiも完備されておりサービスも充実しています。

高速バスの場合の料金&所要時間

気になる高速バスの料金や所要時間ですが、やはり他の交通機関に比べると料金は安いのが特徴です。もちろん、その分所要時間は長めですが、車内設備が充実しており、快適に過ごすことができます。安い料金で移動されたい場合は、高速バスがおすすめです。それでは、気になる料金と所要時間をご紹介します。

乗車料金の一覧

高速バス「ポテトライナー」の札幌から帯広までの乗車料金は、「大人3770円」、「学生(中学生以上)3390円」で「子供1890円」です。なお、往復でチケットを購入すると、片道だけで購入するより安い料金で購入できます。往復料金は、「大人7130円」と「学生(中学生以上)6380円」、「子供3570円」となります。

また、回数券も販売されており、4枚で13,390円で購入ができます。回数券の場合、1回の乗車料金が3340円と、通常料金よりも安いです。大人のグループで利用される場合は、回数券の購入をおすすめします。

所要時間は約4時間!

札幌から帯広までの所要時間は、約4時間となっています。ただし、交通状態や天候により多少のズレが発生する場合もあるため、余裕をもって移動することをおすすめします。乗車時間は長いですが、車内サービスが充実しているため、疲労を感じずに移動することができます。また、料金も安いため、節約したい方にもおすすめです。

「ポテトライナー」の予約購入

ポテトライナーの乗車券を購入するには、原則「予約購入」が必須となります。予約の方法は、各バスターミナル窓口や電話予約、コンビニで予約購入、インターネットでの予約購入の各種サービスを利用することができます。

コンビニでの予約は、2カ月前から予約が可能です。出発の1時間前まで購入することができ、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクスとセブンイレブンの各コンビニで予約することができます。

インターネットの予約では、「バスぷらざ」、「発車オーライネット」の予約サイトで予約購入することができます。両予約サイトは、バスぷらざ:https://www.nta.co.jp/bus/、発車オーライネット:https://secure.j-bus.co.jp/hon/になります。

札幌と帯広の移動手段【車の場合】

札幌と帯広の移動は、もちろん自家用車やレンタカーを使って移動することもできます。札幌と帯広間は、高速道路が整備されており、札幌南ICから音更帯広ICまでの移動となります。また、一般道を使った移動法やレンタカーを借りる方法など、まとめてご紹介します。

車の場合の距離は?

自動車で移動する場合、札幌と帯広の距離は、高速道路は195キロ、一般道路は210キロとなります。高速道路の方が、もちろん移動を早くすることができますが、高速道路上にガソリンスタンドが少ないため、事前の給油を確認してください。

車の場合の高速料金&所要時間

自動車の場合、高速道路と一般道を利用したルートで、札幌から帯広までアクセスが可能です。高速道路を利用した場合の、高速料金と所要時間、一般道を利用した場合のルートをご紹介します。

普通車の高速料金

普通車の高速道路のルートは、札幌南ICから音更帯広ICまでとなります。普通車の通常料金は、4,360円となりますが、ETCを使用することで通常料金より安い料金で精算することができます。

所要時間は約3時間!

札幌と帯広間を高速道路で移動した場合、所要時間は3時間程になります。距離が200キロ近くもあるため、所要時間もその分長くなります。

高速を利用したルート

高速道路を利用して、札幌と帯広を移動するルートは、札幌市内の国道12号線で札幌南ICまで行きます。その後、北海道の道央道、道東道を通り、音更帯広ICで高速道路を降ります。高速道路を降りたあとは、国道241号線で帯広方面に向かいます。高速道路を利用する場合、全体のルートで3時間程の時間を要します。

一般道で行くのもおすすめ!

距離や所要時間が長くなるデメリットはありますが、一般道路を使って帯広まで行く方法もおすすめです。札幌から帯広までは、途中に道の駅が3つ用意されています。道の駅「マオイの丘公園」では、地元農家の新鮮な野菜を購入することができます。

2つ目にある「道の駅夕張メロード」では、夕張名物のメロンや、メロンを使ったバームクーヘンが数量限定で販売されています。最後にある3つの道の駅「樹海ロード日高」には、日高市の綺麗な水で作った天そばが有名です。コシがあり、食感を楽しむことができます。

道の駅以外にも、北海道の自然の景色を間近で見ることができるため、一般道を使って、北海道の名物グルメを食べたり、景色を見ながらゆっくりドライブするのもおすすめです。

一般道でのルート

一般道で札幌から帯広までの移動する場合のルートは、まず、国道12号線を通ります。その後、国道274号線を走行していき、国道38号線に入ります。道のりに進むことで、帯広市街地方面が見えてきます。国道274号線は、日高山脈の山々が連なり、トンネルが続く道となります。

レンタカーをお得に借りる方法

北海道の移動で必須なのが、レンタカーです。電車やバスなのの公共交通を利用して移動する方法もありますが、やはり便利なレンタカーを使って様々な観光地に行く方が多いと思います。北海道でレンタカーを借りる際のお得な方法をご紹介します。

楽天トラベルなどを利用した方がお得!

楽天を登録している方は、楽天レンタカーを経由してレンタカーの予約をするのことをおすすめします。楽天レンタカーならば、料金自体が通常よりも安い上に、ポイントも1%から10%まで還元がされるため、実質料金ではお得にレンタカーを借りることができます。

札幌と帯広の移動手段を比較!

電車、バス、自動車(高速道路、一般道)を利用した移動方法を一通りご紹介しましたが、所要時間、料金、その他特徴別に比較をし、おすすめの交通手段をまとめます。

所要時間を比較

まずは、所要時間の比較です。それぞれの所要時間は、電車が約2時間30分~2時間45分、バスが約4時間、自動車が3時間ほどになります。

JRの方が所要時間が短い!

所要時間は、電車(JR)での移動が最も速いです。電車のメリットは時間が正確に決まっているため、時間が読めることです。自動車の場合、3時間ほどですが、交通状態や天候により、さらに時間がかかる可能性があります。時間を重視している方は、電車での移動をおすすめします。

料金を比較

料金を比較すると、電車は最も安いのが6,700円(普通自由席)、バスが3,770円(往復利用の場合、7,130円)となります。自動車はレンタカーの場合、レンタカー費用と高速料金4,360円の費用が発生します。
 

バスが一番安い!

料金を比較すると、バスの料金が圧倒的に安いです。片道でも、安いですが、往復まとめて購入することでお得になるのは、バスだけです。時間はかかってしまいますが、安いだけではなく、車内設備も良く、快適に過ごせるバスは、おすすめの移動方法です。

その他特徴を比較

時間や料金などの比較対象以外にも、旅行をする人数や条件、その他の特徴によって、おすすめの移動手段も変わります。人数、快適さ、本数による比較をご紹介します。

大人数での移動は車が便利!

旅行を共にする人数が多い場合は、自動車での移動が便利です。レンタカー費用や高速道路の費用をそのまま人数で割れば、一人当たりの料金も安いため、大人数での移動は自動車が便利です。ただし、距離も長いため、順番で交代しながら運転したり、慣れない土地の運転に気を付ける必要があります。

JRだと車内で快適に過ごせる!

快適さを求める場合、電車での移動がおすすめです。車内のリクライニングを倒せば、身体への疲れも軽減されるため、2時間30分の移動時間も楽に感じることができます。車内販売や景色も楽しめるため、快適な移動を楽しむことができます。

バスだと本数が多い!

バスの場合、午前午後合わせて平日は1日10便、土日祝日は1日12便運航されおり、安定した本数が用意されています。札幌始発は7時、終バスは21時と時間帯も豊富なため、いつでも利用することができます。

JR&バス&車それぞれのおすすめな人

時間を節約し、リクライニングや車内販売で快適に移動されたい方は、電車での移動をおすすめします。バ鵜をおすすめする方は、本数や時間帯に関係なく移動されたい場合です。また、往復で利用する方も、バスがおすすめです。大人数での移動や、途中の街で観光をしたい方は、自動車での移動をおすすめします。

札幌と帯広の移動は予算&時間&人数で決めよう!

札幌と帯広間の交通環境は整っており、電車、バス、自動車のいずれも可能です。それぞれの目的や予算、時間、人数によって選ぶ交通手段は変わり、場合によってお得になります。事前に計画し、快適な移動を楽しんでください。

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