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五島の世界遺産「野崎島」はキリシタンゆかりの地!旧野首教会や王位石へ! | 旅行・お出かけの情報メディア
















五島の世界遺産「野崎島」はキリシタンゆかりの地!旧野首教会や王位石へ!

野崎島は世界遺産に登録されたキリシタンゆかりの地です。現在の人口はたった一人ですが、パワースポット王位石、集落跡の廃墟、旧野首教会など見所も点在し、宿泊も出来ます。船でアクセスする離島で、国立公園にも指定されています。手つかずの自然が残る野崎島をご紹介します。

五島の世界遺産「野崎島」はキリシタンゆかりの地!旧野首教会や王位石へ!のイメージ

目次

  1. 1「野崎島」とは
  2. 2「野崎島」はどんな島?
  3. 3「野崎島」の見所
  4. 4「野崎島」での注意点
  5. 5「野崎島」のアクセスや基本情報
  6. 6「野崎島」で自然観光を満喫しよう!
    1. 目次
  1. 「野崎島」とは
    1. キリシタンゆかりの地で五島の世界遺産!
  2. 「野崎島」はどんな島?
    1. 長崎の無人島
      1. 人口は1名
      2. キリシタンと深い関わりがある?
      3. 廃墟村がある
      4. 宿泊もできる?
    2. 自然の宝庫で世界遺産にも登録決定
      1. 島全体が国立公園
    3. 行くには予約必須?
  3. 「野崎島」の見所
    1. 見所①旧野首教会
    2. 見所②3つの旧集落
    3. 見所③沖ノ神島神社
    4. 見所④王位石
  4. 「野崎島」での注意点
    1. 注意点①島内での移動は徒歩
    2. 注意点②夜間は外出禁止
    3. 注意点③コンビニなどの店は無い
    4. 注意点④ゴミは持ち帰る
    5. 注意点⑤服装
  5. 「野崎島」のアクセスや基本情報
    1. アクセス方法は?
      1. 小値賀島まで
      2. 小値賀島から野崎島
    2. ツアーはある?
    3. 「野崎島」の基本情報
  6. 「野崎島」で自然観光を満喫しよう!
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「野崎島」とは

野崎島」は長崎県にある五島列島の、北東部に位置する島です。島のほとんどが険しい山地で、平地は島の中央部にわずかに存在します。小値賀町(おぢかちょう)に属していて、本島の小値賀島東端の2キロ東に位置しています。世界遺産に登録されています。

南北に細長く、中央部の平地部分がくびれた地形になっています。東側の一部に、火山の噴火で出来た、なだらかな丘陵がありますが、他は五島列島特有の、急陵な地形です。旧石器時代からの遺跡が多数出土していて、古くから人が住んでいたことがわかっています。

キリシタンゆかりの地で五島の世界遺産!

野崎島はキリシタンゆかりの地です。野崎島が開拓されたのは、1716年(正徳6年)からです。小値賀島の商人の小田家が野首集落を開拓します。1800年頃には禁制下のキリシタンたちが、弾圧を逃れて野首集落へ移り住み、後に舟森集落へもキリシタンが移住しました。

1873年のキリスト教解禁まで、彼らは潜伏キリシタンとして神道信者をよそおいながら暮らしました。歴史上重要な遺構として、2018年(平成30年)、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の一部として野崎島が世界遺産登録が決定しました。

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「野崎島」はどんな島?

世界遺産にも登録されている野崎島には、野崎・野首・舟森の三集落があり、650人前後の人口があったそうです。神社、家屋の跡などが今も残り、建物は廃墟となっています。島のあちこちで見かける急斜面の段々畑は、狭い土地を切り開いた人々の努力が見て取れます。

野崎島の北側に広がる原生林には、貴重な量類や昆虫類など多くの動植物が生息しています。野崎島のあらゆる場所で、野生のニホンジカを見ることが出来ます。ニホンジカは400頭以上生息しています。

長崎の無人島

野崎島にはかつて一番多い時には三つの集落に650人前後の人口があり、人々が慎ましく暮らしていました。現在は集落跡は廃墟となってしまっています。野崎島へのアクセスは、町営の船だけとなっています。

人口は1名

多い時は650人あった人口ですが、戦後200人ほどの人口となりました。多くの人々が出稼ぎに町へ出かけ、そのまま島を離れてしまいました。高齢者も、島を出た子どもを追って引っ越していきました。少しづつ人口が減り、沖ノ神嶋神社の宮司一人となりました。

島を一人で守ってきた宮司さんが平成13(2001年)年に離島し、誰もいなくなり人口がゼロになりました。家屋は廃墟となって残っています。現在は、2007年(平成19年)から、宿泊施設「野崎島自然学塾村」の管理者が駐在していて、野崎島の人口は1名です。

キリシタンと深い関わりがある?

キリスト教が伝来して、キリシタン大名の元で多くのキリシタンが生まれました。最初は黙認していた幕府でしたが、徳川幕府の封建制度を確立するためにキリスト教禁制を始めます。宣教師は追放、教会は破壊され、信者は仏教徒へ改宗させられました。

キリシタンや宣教師をかくまえば拷問され処刑されます。キリシタン弾圧は益々ひどくなり住民のほとんどが棄教または改宗させられました。そんな中、密かに信仰を守り続けた人たちがいました。潜伏キリシタンと呼ばれる人たちです。

長崎の貧しい農村で暮らしていた潜伏キリシタンたちは、彼らの信仰上の理由から産児制限をしなかったこともあり、人口が増加し問題となります。五島藩は開拓民として農民の移住を受け入れ、この中に潜伏キリシタンが多く含まれていました。

神道の聖地とされていた野崎島へも、潜伏キリシタンたちが渡り、移住を繰り返しながら集落を形成していきました。潜伏キリシタンだとわからないように、地元の神社の氏子となり住民たちと折り合いをつけながら、キリスト教解禁まで潜伏を続けました。

廃墟村がある

野崎島の最大の集落は野崎港のそばにある、野崎集落でした。西暦704年頃に、沖ノ神嶋神社の宮司が奈良から移り住んで来たのが、集落の始まりだと言われています。後に野首集落、舟森集落が出来ます。最盛期には650人を超える人口があったそうです。

昭和40年頃に、野首、舟森集落のキリスト教徒たちが一斉に島を離れると、一気に人口が減り始めました。最後まで人が住んでいた野崎集落は、現在廃墟となって残っています。野首、舟森集落には建物は残っていません。

宿泊もできる?

野崎島は宿泊も可能です。「野崎島自然学塾村」は簡易宿泊施設です。宿泊室、トイレ、浴室、炊事棟等があります。和60年(1985)に廃校になった木造校舎を再利した施設で、野崎島唯一の休憩場所です。日帰りでも利用でき、シャワーや調理室なども使えます。

野崎島は国立公園内のため、野崎島自然学塾村以外でキャンプをしたり、火のを使用したり、炊飯等は出来ません。夜間はイノシシとの遭遇等の危険があるので、宿泊敷地の外へ外出することは禁止されています。

おぢかアイランドツーリズム 0959-56-2646
申し込み営業時間 9:00~18:00
定休日 年末年始
料金 <日帰り>一人1000円
<宿泊>一人3500円
ゴールデンウィーク、7・8月
相部屋 一人4000円
貸し切り部屋 一人5000円
常設テント 一人2000円

自然の宝庫で世界遺産にも登録決定

野崎島は自然の宝庫です。島の北側に広がる原生林には貴重な鳥や昆虫類なども多く生息し、約400頭の野生の鹿も生息していて、島のいたるところで見かけます。2018年(平成30年)に、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産として世界遺産登録されました。

島全体が国立公園

野崎島は西海国立公園(さいかいこくりつこうえん)に含まれている島です。再開国立公園は、九州の西北部にあります。佐世保の九十九島、生月・平戸島、五島列島などの大小400余りの島々から構成される多くの島々の景観が特徴の国立公園です。

行くには予約必須?

野崎島へ行くには、日帰りでも宿泊でも、7日前まで予約が必要ですおぢかアイランドツーリズムまで事前に連絡しておきます。野崎島へのアクセスは町営の船で渡りますので、天候などにより運航が困難な場合などは数日前に連絡してくれます。

また、届け出をしておけば一人だけ島に取り残されたりする事故を防ぐこともできます。安全に旅行を楽しむために、事前予約をしておきましょう。

「野崎島」の見所

野崎島は自然の宝庫です。島全体が国立公園になっています。世界遺産にも登録された、旧野首教会などの貴重な潜伏キリシタン関係の遺構も残っています。元は神道の聖地でもあり、王位石などを祀る沖ノ神嶋神社、集落跡の廃墟もあります。

見所①旧野首教会

野崎島の高台に、海を見下ろすようにレンガ造りの教会が建っています。「旧野首教会」です。現在は使用されていませんが、古くは島のキリスト教徒の大切な祈りの場所でした。旧野首教会は、2018年に世界遺産登録が決定した、潜伏キリシタン関連の教会です。

厳しいキリスト教禁制が終わり、野崎島の潜伏キリシタンたちは改めて長崎で洗礼を受けました。貧しい島の暮らしをさらに切り詰めて、17戸の野首集落のキリスト教徒たちは教会を建てるために資金を蓄えました。1908年ついにレンガ造りの旧野首教会が完成しました。

旧野首教会は最初は木造教会の予定でしたが、キリスト教徒たちはレンガ造りの本格的な教会を建てたいと、共同生活をし、食事は1日2食、建築の際は木造を自ら運ぶなどの努力をしたそうです。

時代の流れと共に人々が島から去り、旧野首教会は取り残されてしまいましたが、小値賀町が全面改修し、平成23年(2011)には国の重要文化的景観に選定されました。旧野首教会内部には美しいステンドグラスがあり、優しい光が流れ込んでいます。

旧野首教会の内部見学は9:00~14:00です。船が運休している日は施錠されていますので、教会内部を見学することは出来ません。

見所②3つの旧集落

野崎島にはかつて三つの集落がありました。野崎、野首、舟森集落です。現在は無人となっていますが、集落跡には神社や家屋の跡や石垣が残っています。最後まで人が住んでいた野崎集落跡には、まだ建物が廃墟となって残っています。

野首集落と舟森集落は、潜伏キリシタンの集落でした。野首集落から4キロほど南下した場所にある舟森集落は、旧野首教会が出来たころにはまだ教会がなかったため、遠い道のりを歩いて旧野首教会へ通っていたそうです。

野崎集落跡にはまだ多くの建物が廃墟となって残っていますが、倒壊などの恐れ、足元に危険なものがあり踏み抜いてしまうこともあり、大変危険なため廃墟内部に入ることは出来ません

見所③沖ノ神島神社

野崎島は古くから神聖な島として崇められてきました。沖ノ神島神社は、704年 (慶雲元年)に、小値賀島の地ノ神島神社から分祀して創建されました。遣唐使の経路が五島列島に変更され再開されたことから、遣唐使船の安全を祈願する意図があったとされています。

沖ノ神島神社は、島の北の端、標高305mの山の斜面に建っています。島の住人が去ったあと、最後まで島に残っていたのは、沖ノ神島神社の宮司さんでした。主祭神は神島大明神で、志自岐大明神と七郎大明神を併祭しています。

見所④王位石

沖ノ神島神社の背後に、王位石(おえいし)と呼ばれる巨大な石があります。高さ24m、幅12m、頂上テーブルの広さは5m×3mで、自然にできたのか誰かが造ったのか全く分かっていないミステリーな石です。王位石は古代から原始祭壇とされてきたとも言われています。

山の中腹にある王位石は海からも良く見えます。王位石には不思議な力があるとされ、王位石の中心に立つと方位磁石の針が狂い違った方向を指し示すそうです。

「野崎島」での注意点

野崎島は自然がいっぱいで、島全部が国立公園の一部となっています。そのため野崎島を訪れるには気を付けなくてはならない様々な注意点があります。ルールとマナーを守って、野崎島の自然と歴史を楽しみましょう。

注意点①島内での移動は徒歩

野崎島での移動は全て徒歩となります。自転車を始め、乗り物は使用できません。道も整備が行き届いているわけではありませんので、歩きやすい靴を準備しましょう。

注意点②夜間は外出禁止

野崎島にあるただ一つの宿泊施設は、自然学塾村です。この施設以外で、キャンプなど宿泊することは出来ません。また、自然学塾村に宿泊の場合でも、夜間はイノシシなどと遭遇する可能性があり、危険なので敷地の外へ出ることは出来ません

注意点③コンビニなどの店は無い

野崎島の住人は、ただ一つの宿泊施設の管理人さん一人だけです。コンビニやお店はありません。自炊する設備はありますので、宿泊する場合は、食料などを自分で用意して持ち込みます自動販売機は、宿泊施設の前に一つだけあります。

注意点④ゴミは持ち帰る

野崎島は国立公園です。ゴミは全て自分で持ち帰ります。宿泊の際、調理をして出た生ごみだけは管理人さんにお願いすれば処理してもらえますきちんと分別して処理をお願いしましょう。

注意点⑤服装

野崎島は人の手が入っていない大自然に囲まれた島です。服装は、トレッキングや登山用の服装が適しています。帽子、手袋、トレッキングシューズ、動きやすい素材のパンツ、レインウェア、インナーは速乾性のある素材の物を選びましょう。

持ち物は20~30Lのザックに、着替え、雨具、ティッシュ、タオル、ビニール袋、おやつ、ウィンドブレーカーなど。ツアーに参加する場合は、ストックなどもあると良いでしょう。冬はダウンなどの防寒着も必要です。

「野崎島」のアクセスや基本情報

手つかずの自然が残る野崎島には、世界遺産にも登録された旧野首教会や、パワースポットの王位石、廃墟など見どころがたくさんあります。離島なので、アクセス方法が気になるところですね。アクセス方法など基本情報を詳しくご紹介します。

アクセス方法は?

野崎島は離島のため、アクセスは船になります。まず、九州本土の佐世保港や博多港など、もしくは五島列島の福江島、中通島から、小値賀島に入ります。そのあと、小値賀と野崎島を結んでいる町営船「はまゆう」に乗って野崎島へアクセスします。

小値賀島まで

小値賀島までのアクセスは、佐世保港からの高速船「シークイーン」と「ビッグアース2号」があります。1日に3便運航され、朝一番のビッグアース2号は2時間10分、シークイーンは1時間30分で到着します。早く到着したい場合は高速船が便利です。

「フェリーいのり」は3時間ちょっとかかりますが、揺れが少ないので酔いやすい方はフェリーが良いでしょう。1日2便運航しています。博多港を起点とする「フェリー太古」が1日1運航されています。シャワーや個室もあり、家族連れに人気です。

小値賀島から野崎島

小値賀島から野崎島へのアクセスは、町営船「はまゆう」を利用します。増便ダイヤがある週末やゴールデンウィーク、夏休み期間以外は、朝と夕方の2便だけの運行です。はまゆうは定員54名で予約制ではありません。料金は往復で大人990円、子供500円です

ツアーはある?

野崎島には世界遺産にも登録された潜伏キリシタン遺跡や、廃墟、王位石など見どころがたくさんありますが、道路が整備されていない場所も多いので、ガイドツアーをおすすめします。島のことを良く知ったガイドさんと一緒ならもっと楽しく歩くことが出来ます

野崎島ガイドツアーは、4月~9月の土曜、日曜限定で行われています。小値賀島からの日帰りツアーや、王位石へのトレッキングツアー、舟森集落へのツアーなどもあります。

おぢかアイランドツーリズム 〒857-4701 長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷2791-13
電話番号 0959-56-2646
営業時間 9:00~18:00
定休日 年末年始
公式サイト http://ojikajima.jp/tourlism/1196.html

「野崎島」の基本情報

所在地 長崎県北松浦郡小値賀町
アクセス 小値賀島から町営船で35分 1日2便
宿泊施設 自然学塾村
参考サイト http://ojikajima.jp/nozakijima/nozaki

「野崎島」で自然観光を満喫しよう!

手つかずの自然が残る野崎島は、潜伏キリシタンの祈りの島でした。息を潜めて遠い離島に身を隠し、キリスト教が認められるまでの長い間、そっと信仰を守っていました。時がたち、人々は島を離れていきました。

現在は、キリスト教徒たちが必死の思い出建てた、レンガの教会だけが残され、海を見つめてたたずんでいます。教会のステンドグラスからは、今日も変わらず美しい光が差し込んでいます。野崎島へ美しい自然と歴史を感じる旅に出かけてみましょう。

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ORANGE77

旅行大好きです。特に博物館や神社仏閣巡りが好きです。歴女というほどではありませんが、日本史、世界史にとても興味があ…

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