札幌市と聞くと雪といった自然が多いイメージが強く、「心霊」を思い浮かべる人は少ないでしょう。心霊スポットとしてはあまり有名ではない北海道札幌市ですが、実は心霊現象が起きると言われてる心霊スポットは数多く存在します。

北海道の最大都市部である札幌では、平和の滝や西岡水源地などといった心霊スポット、古いビルや廃校となどいった心霊物件がいくつか存在しそれぞれの心霊スポットで心霊現象が確認されています。

心霊スポットといえば田舎や人通りの少ない村をよくイメージしますが、都市部札幌ならではの恐怖の心霊スポットが実は隠されているのです。

今回は、札幌に実際存在する驚愕の心霊スポットのうち厳選した13カ所を心霊話を含めてご紹介します。それぞれの心霊スポットでは実際に心霊現象が起きたという声が数多く上がっているので、遊びで行くのはとても危険です。実際に行く際は十分に注意してください。

札幌市西区にある「平和の滝」は人気の観光スポットで昼間は観光客で賑わいます。しかし、実は札幌市の中で最も恐ろしい心霊スポットと呼ばれるほど、数多くの心霊現象が確認されている場所です。

平和の滝へ行くと、この世のものではない人の姿を見た、また幽霊の声を聞いたという人が後を絶たず、写真を撮るとかなりの確率で幽霊が映り込んでしまうようです。

なぜこんなにも多くの心霊現象が平和の滝で起こるのかというと、実は平和の滝は「自殺の名所」と呼ばれており、かなりの数の人々が身投げしたといわれています。全国的にも有名な心霊スポットなので、自殺志願者がやってくる場所でもあるようです。

特に、平和の滝がある公園の中のトイレでは焼身自殺した人の幽霊が出ると言われていて大変危険な心霊スポットです。また、新しく平和の滝の公園内にトイレが設置されるも男子高校生が首つり自殺した事件が発生したらしく、それ以来さらに心霊現象が起きると言われるようになりました。

トイレに近づくと焦げ臭い匂いを感じた、霊体を目撃したという人が後を絶たないので注意してください。

札幌市豊平区にある西岡水源地は自然が豊かな公園として有名です。しかし、夜に訪れるとその様子は一変します。水に無数の手首が浮いていた、またこの世のものではない声を聞いたなどといった恐怖の怪奇現象を体験した人が数多くいる心霊スポットです。

水辺は心霊スポットが多く幽霊が集まりやすいとよく言われますが、ここでは入水自殺する人が多くその人々の魂がこの世に残っているようです。特に公園の中にある貯水池、取水塔は自殺した人の遺体が沈んでいるとの噂があるので近づかない方がいいでしょう。この西岡水源地は先ほど紹介した平和の滝と並ぶほどの最恐心霊スポットといわれています。

札幌の藻南公園の中に「花魁淵」と呼ばれる大きな淵があります。この心霊スポットでは、その淵に近づくと普通の精神状態を保つことができず自殺してしまったり、あの世へ引きずられて行方不明になってしまうといった恐ろしい怪談が言い伝えられています。

なぜその様な恐ろしい怪談が言い伝えられているのかというと、はるか昔、吉原の遊郭から逃げ出した花魁が逃げ切れずに自殺した場所という噂があるからです。花魁淵という名前の由来も元々はこの噂からきているため、かなり有力な話でしょう。

悲惨な人生を送った花魁の念が何年もの間この世に彷徨っており、心霊スポットとなってしまったのかもしれません。

札幌市西区に存在する旧小別沢トンネルは平和の滝、西岡水源地と並ぶ最恐心霊スポットと呼ばれている場所です。このトンネルは人の手によって掘られていて、その労働は強制的に行われたものだったと言われています。

過酷な強制労働により命を落とした人々の怨念が無数に漂っており、行くと黒く焦げている様な人間を見たなどといった様々な心霊現象が頻繁に起こる恐ろしい心霊スポットです。

札幌を通る少し大きめの5号線。ここは昔起こった交通事故の被害者の霊が見えてしまう、という噂がある心霊スポットです。その霊は男の子や女性などと複数目撃されており、姿ではなく声を聞いたという人もいます。真相は不明ですが、交通事故にあった人々の無念の想いが残されているのかもしれません。

札幌市南区にかつてあった大きな校舎が特徴的な豊羽小中学校。現在取り壊されて形は残っていませんが、それでも心霊現象が多く発生している心霊スポットです。この豊羽小中学校の近くには立ち入り禁止の鉱山もあるため、幽霊を見たという人が後を絶ちません。

幽霊を見たというだけでなく、車で周辺をドライブしているとこの世に存在しないであろう車に追い掛け回されたという恐ろしい怪談話もある心霊スポットですので十分に注意してください。

札幌市の中でも特に人通りが多いすすきのにある地下鉄直結ビルの中のエレベーターです。このビルは心霊現象が絶えず、特に恐ろしい一番奥のエレベーターは上の階でずっと停止したままだと言われています。

実はこのビルでは昔火災が発生し、亡くなった方がいるようです。無念の死を遂げた人の亡霊がエレベーターに住み着いてしまい心霊スポットとなったのかもしれません。

JR高砂駅は一見、利用者も多い普通の駅に見えます。しかし、ここは地元では有名な心霊スポットで、ホームから身投げする人が後を絶たずしょっちゅう人身事故が発生してる危険な場所です。ここで自殺した霊達があの世へと人々を引き込もうとしてると噂されています。

あまりにも自殺者が多かったため地元の方々は高砂駅を見守ってくれる地蔵を建てました。しかしあまり効果は見えず、現在に至っても人身事故は発生してるようです。

自然豊かな札幌市清田区にある里塚霊園。ここは様々な心霊現象が起こるため、安易に近づいてはいけないと言われています。特に女性の霊を見たという人が多く、かつて設置してあった霊園内の公衆電話ボックスを使用するとその女性の霊に呪われると言われていました。

現在ではその電話ボックスは撤去されていますが、里塚霊園に入ると非通知から電話がかかってくる、といった不気味な怪談は残っています。

札幌から車ですぐの場所にある支笏湖は観光スポットとしても人気の湖です。しかし、地元では「死骨湖」と呼ばれており自殺者が多く、身投げした人々の遺体は未だに沈んだままだと言われています。特に夜は幽霊の目撃情報が多いので行く場合は注意してください。

札幌市だけでなく全国各地で利用者が多い地下鉄では、毎年残念ながら多くの自殺者がいます。札幌地下鉄では飛び込み自殺をした親子の霊や、不審者に刺殺された女子高生の霊が多く目撃されています。

警備員は霊体を目撃した人からよく呼び出されるようで、実際に幽霊に遭遇した人が警備員を呼ぶと「よくあることだ」と言われたという噂もあります。

現在は封鎖されている旧豊浜トンネルです。ここでは1996年に、なんと20人もの尊い命が失われた崩落事故が発生しています。事故が発生した当時は救出作業が困難を来たし、爆破させてトンネルを壊し、中の人々を助けようとしました。

爆破した瞬間は放送されていて、ニュースを見た人々からは崩れ落ちてゆく斜面の中に人の姿を見たという声が後を絶ちませんでした。

札幌市手稲区にあるこの星置ノ滝は、二段の滝壺を水が落ちていくため大変美しく、観光スポットとしても人気です。しかしここでは、霊体を目撃したという人が後を絶たず、中には人の体の一部を発見したという人もいる様です。

ここは戦争が勃発した時代に空襲の被害にあい、沢山の人々が亡くなった場所の様です。夜に一人で行くのは止めたいいでしょう。

全国各地、様々な心霊物件がありますが北海道札幌市にもいわくつきの物件が隠されています。ここでは、札幌市に実際に存在する心霊物件についてなぜ心霊現象が起こるのかという理由も含めてご紹介したいと思います。

心霊物件とは、かつてその家で事故や事件などによって亡くなった人がいる家や部屋のことを表します。不動産屋は基本的に伝えることはせず隠すため、そこで何が起こったのか知らずに住んでしまい、恐ろしい体験をしたという人が多いです。

札幌市でも何カ所か心霊物件と呼ばれる有名な恐ろしい物件が存在します。都市部の札幌市は交通網がよく便利なので基本的に家賃は高めに設定されていますが、中には驚くほど安い家賃で借りられる心霊物件があります。

いくつか札幌市には心霊物件が存在しますが、中でも最も有名で恐ろしいと言われているのが北区にあるタワーマンションです。ここは飛び降り自殺や入居者が殺される殺人事件、転落事故などが多く発生しており、亡くなった人たちの怨念が漂っていると噂されています。

このマンションは交通の便がとてもよく住みやすい場所に設置されていますが、長く住み着く人がおらず、家賃は破格の値段になっているようです。

札幌市の心霊現象が多く目撃されている心霊スポット、心霊物件についてご紹介しました。しかし、北海道にはその他にも恐ろしい心霊スポットが多数存在します。最後に札幌市以外の地域に存在する心霊スポットを厳選して7カ所ご紹介します。

釧路市にある廃墟の雄別炭鉱病院は沢山の霊体が集まる全国的に有名な心霊スポットです。ここに近づくと頭痛や嫌悪感を感じ、中に入ると呪われ憑依されてしまうようです。霊媒師の方は近づく事すらできず、幽霊の目撃情報も後を絶たない恐ろしい心霊スポットです。

函館隠れキリシタンとは、かつて迫害を受け北海道の函館に逃げてきたキリシタンの方々の為にてられたお墓です。車で行くと手形が窓に無数についていた、また音楽やラジオがパイプオルガンに突然変わったなどといった恐ろしい怪談が噂される心霊スポットです。

旭川市にある旭川中国人墓地は、北海道を開拓する際に強制労働を強いられた中国人の方々のお墓です。ここは、行くと泣き叫ぶ少女の霊や四つん這いの男性の霊を目撃し、憑かれてしまうという心霊スポットです。また、お墓の文字を読むと呪われるという噂もあり、大変危険な心霊スポットとなっています。

北海道の心霊スポットの中でも特に恐ろしいと呼ばれている北見市の常紋トンネルです。このトンネルを作る際に人々は強制労働を強いられ、なんと亡くなった人を柱としてトンネルの中に埋め込んだという噂があります。

未だにトンネルの中に埋まったままの人々の怨念が強く残されており、通ると様々な心霊現象がおきるといわれている恐怖の心霊スポットです。

1980年に帯広市で建設されたテーマパーク「グリュック王国」は地元では有名な心霊スポットです。このこは中世のドイツをテーマとしており人気もありましたが、維持できず2007年に閉鎖されてしまいました。廃墟となったグリュック王国は今では霊体のたまり場になっており、行くと幽霊を目撃してしまうよう心霊スポットです。

北海道岩見沢市にある心霊スポットの萬念寺には、あの有名な「髪が伸び続ける日本人形」が安置されています。この人形は菊子と呼ばれる少女が持っていましたが、菊子は幼いうちに急死してしまい、人形に菊子の魂が乗り移り髪が伸びるようになったと言われています。

帯広市にあるスペースシャトル風の廃墟のラブホテルコスモは、この世を彷徨う霊体のたまり場になっていると言われてる心霊スポットです。作られた当時は人気の高いホテルでしたが、徐々に客足が遠のいてしまい、廃墟となってしまったそうです。

ここでは写真を撮ると霊が入り込む、また誰もいないのに人の声が聞こえる、複数の霊がこちらを見つめてくるといった心霊現象が起こるそうです。

札幌市には数多く平和の滝などの心霊スポットがあり、中には絶対に近づいてはいけない危険な心霊スポットもあります。今回ご紹介した心霊スポットや心霊物件は怪奇現象があったという声が多く上がっているので、行く際は細心の注意を払うようにしてください。