宮崎県宮崎市にある「みょうが屋」は、宮崎牛の美味しい焼肉や一品料理を味わえるお店です。お肉好きの中ではすでに全国的に有名なお店となっていますが、初めて「みょうが屋」の名前を知る方や、名前を知っているけどよく分からない、という方もいるでしょう。まずは「みょうが屋」がどのようなお店であるのか？からご紹介しましょう。

「みょうが屋」で味わえる焼肉は、牛のオリンピックとも言われる「全国和牛共進会」で3度も日本一を受賞した宮崎牛の焼肉です。厳しい条件をクリアした牛だけが名乗ることを許される宮崎牛は、肉質等級はすべてA4以上。肉の旨みをダイレクトに感じ、様々な部位を堪能できる焼肉は、宮崎牛を楽しむのに最高のメニューです。

「みょうが屋」が宮崎牛の焼肉屋一品料理を味わえるお店であると分かったところで、地元のみならず日本中から肉好きが集まる名店となるまでの「みょうが屋」の歴史を少し掘り下げてみましょう。

「みょうが屋」の創業は1984年、最初は洋食屋としてスタートしたそうです。白いお皿に美しく盛られたお肉や野菜の配置などを見ると、洋食屋の雰囲気も感じられますね。初代店主は引退し、現在の店主は二代目。初代は「みょうが屋」から1kmほど離れた場所で食堂を始められたそうです。

「みょうが屋」は創業から35年以上「肉」を極めてきました。最高の肉をいかに良心的な価格でお客さんに提供できるかを常に考え、実践してきた結果、地元はもとより日本中からファンが訪れる名店となったのです。

「みょうが屋」のファンは日本全国、はたまた海外からも美味しいお店があると噂を聞きつけたお客さんがやってくるそうです。今では「みょうが屋」に訪れるためだけに、飛行機に乗って宮崎に来る人も多いのだとか。

日本全国美味しい焼肉が食べられるお店は数あれど、「みょうが屋」がここまで人気の名店となったのは、食材と訪れる人に真摯に向き合う店主の情熱があったからこそ、と思わずにいられません。

「みょうが屋」で提供されるお肉は、ほとんどが宮崎牛。初代店主は「宮崎牛でなくとも他に美味しいお肉があれば変える」という考えだったそうですが、宮崎牛を超える美味しいお肉がないのだとか。

「みょうが屋」のお肉が絶品であるのは、店主の目利きの素晴らしさによるもの。宮崎牛の中でも、じっくり愛情と時間をかけて育てられた月齢31～32ヶ月の処女牛を中心に取り扱っているのだそうです。赤身と脂のコクと旨み、さっぱりとした後味は一度食べたら忘れられない美味しさです。

「みょうが屋」の焼肉コースを食べた人の多くが「安い」「コスパ最高」と感じています。1人前5,500円～というコース料金は、通常の食事で支払う料金として決して安い値段ではないでしょう。

それでも多くの人が「コスパ最高」と感じるのは、店主が選び抜いた最高級のお肉を味わったから。「みょうが屋」と同じお肉を他のお店で食べようと思えば、コースなら10,000円以上はくだらないとさえ言われています。

「みょうが屋」はその確かな美味しさで、人気グルメサイト「食べログ」でも高評価を得ています。食べログの焼肉百名店に2年連続（2018・2019）選ばれた他、食べログAward2020で九州地方の焼肉店で唯一ブロンズ賞も受賞しています。その味を確かめようと、今後もお客さんが増えることは間違いないでしょう。

絶大な人気を誇る「みょうが屋」の人気メニューをご紹介しましょう。予約困難な名店だけに、行く時にはもれなく人気メニューを味わっておきたいですよね。コースやおすすめ単品メニューをご紹介していきますので、みょうが屋を訪れる際の参考にしてください。

「みょうが屋」で宮崎牛の焼肉を堪能したいなら、何と言ってもコースがおすすめです。その理由は、「単品メニューよりもコースのほうがお値段的に断然お得だから」です。同じグレードの宮崎牛をみょうが屋以外で食べようと思ったら、このお値段で食べられることはまずないと思っていいでしょう。

それに加えてコース料理の場合は、店主が目利きしたその日最高に美味しい宮崎牛を最高に美味しい方法で提供してくれるという特典付き。もし苦手なものがある場合は、予約の際に相談してみましょう。みょうが屋ではお値段5,500円～4種類のコースがありますが、特に人気の5,500円と6,500円のコースを詳しくご紹介します。

5,500円コースはみょうが屋一番人気のコースです。消費者心理では中間のお値段が一番人気となることが多いですが、みょうが屋では一番安いお値段のコースでも十分に満足できると評判です。10種類以上の部位を楽しめてこのお値段は破格！中にはお腹いっぱいになってしまい、最後の〆をお持ち帰りでお願いする方もいるのだとか。

5,500円コースのメニューは全7品。大根と牛すじの煮込み（またはスープ）から始まり、塩と柑橘でいただくタンとサガリ、3品目は赤身をメインにポン酢で。4品目には醤油ダレでいただくカルビ、5品目に味噌ダレのホルモン、〆はみょうが屋の人気メニュー「宮崎牛のにんにく焼き飯」、7品目の旬のフルーツでフィニッシュです。

みょうが屋の6,500円コースは全8品、5,500円コースに特製ビーフカツが追加されるコースメニューです。始まりが洋食屋だったということもあり、みょうが屋のビーフカツも非常に美味しいと人気のメニュー。ぜひオーダーしてみてください。

参考までに残り2つのコースを簡単にご紹介すると、6,500円コースにレアステーキサラダをプラスした7,500円コース・7,500円コースにヒレカツサンドをプラスした10,500円コースがあります。いずれも魅力的ですが、5,500円コースでもお腹いっぱいのボリュームですので、美味しく食べられそうかご自身のお腹とよく相談してみてくださいね！

みょうが屋ではコースだけでなくもちろん単品メニューもあります。単品メニューの中から特に人気のメニューを3つご紹介していきましょう。

みょうが屋の「宮崎黒毛和牛ヒレ」は、宮崎牛の旨さを存分に味わえる一品。想像を超える柔らかさと、濃い肉の旨みがたまりません。ただでさえ一頭からわずかしか取れないヒレ肉、しかも日本一のブランド牛・宮崎牛のヒレとなれば、さらに貴重。しっかり味わっておきたいですね。お値段は税抜3,000円です。

「ニンニク焼きめし」はみょうが屋の人気メニュー。コースの〆にも提供されるメニューで、そこらへんのガーリックチャーハンとは次元の違う旨さと評判です。お肉多めでニンニクのパンチもガツンと効いたニンニク焼きめしは、牛脂で炒めることによってさらにコクと旨みがアップ！また食べたいと思い出す美味しさです。お値段税抜800円です。

「ヒレカツサンド」はみょうが屋の隠れた人気メニュー。お値段税抜5,500円はお高いと感じるかもしれませんが、その心配は料理を見れば一瞬で吹き飛びます！「お肉何枚挟んであるのですか？」と思わず問いたくなるようなボリュームに、風味を引き立てるブルーチーズ。一度食べれば病みつきの美味しさです。

みょうが屋では基本的に持ち帰りは行っていません。しかし、ボリューム満点のコースでもあるため、どうしても食べきれない時には〆のニンニク焼きめしはお持ち帰りに包んでくれることもあるようです。絶品の宮崎牛を味わえるお店とあって、色々食べたくなる気持ちもありますが、自分のお腹と相談しながらオーダーするよう心がけたいところです。

絶品の宮崎牛を味わえる「みょうが屋」のメニューを見て、食べに出かけてみたくなった方のために、みょうが屋の詳細情報をお伝えします。営業時間や予約・アクセス情報など、みょうが屋を訪れる際の参考にしてください。

みょうが屋の営業時間は18：00～22：00、定休日は火曜日です。連日ほぼ予約で埋まっているため、当日の飛び込みは難しいと考えていたほうが良いでしょう。

みょうが屋で確実に食べたいなら予約は必須です。しかし、予約なしでも当日空きがあればOKなので、タイミングが合えば入店できる可能性もゼロではありません。実際にみょうが屋を訪れる人の多くは、週末であれば2～3ヶ月前に予約しているそうです。

平日の方が比較的予約が空いているので、可能であれば平日の予約をおすすめします。特に予約が取りにくい時期は、宮崎でイベントがある時！プロ野球キャンプやゴルフツアーなども要チェックです。みょうが屋の食事予約を優先に観光スケジュールを立てる、というの1つの方法です。

みょうが屋があるのは宮崎駅前の繁華街から少し離れた住宅街の一角。初めてアクセスする方には少々分かりにくい場所かもしれません。車またはタクシーでアクセスする場合の所要時間は、宮崎駅から約10分ほどです。徒歩でアクセスする場合の所要時間は約25分かかります。

みょうが屋へのアクセス方法がもう1つ、バスでのアクセスです。みょうが屋へアクセスしやすい最寄りバス停は「松橋2丁目」。そこから住宅街の方へ歩いて3分ほどです。天候や時間、費用などと合わせて、ご自身にとって最適なアクセス方法を選んでみてください。

みょうが屋には駐車場もあります。ただし、駐車スペースの石は動くそうですので、駐車される際はトラブル・事故等ないようご注意ください。

絶品の宮崎牛焼肉が味わえる「みょうが屋」をご紹介してきました。みょうが屋は、日本一と称される宮崎牛の最高に美味しい焼肉が食べられるお店で、そこには店主の「宮崎で最高の肉料理を食べてもらいたい」という熱い思いが詰まっているということが分かりましたね。

宮崎県内には宮崎牛を食べられるお店はたくさんあります。しかし、宮崎牛の焼肉を食べるなら「みょうが屋」！食べログを始め、多くの人々から愛される「みょうが屋」の味を確かめに、ぜひ足を運んでみてください。