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「山の水族館」には世界初の凍った水槽や幻の魚が!料金や営業時間は? | 旅行・お出かけの情報メディア
















「山の水族館」には世界初の凍った水槽や幻の魚が!料金や営業時間は?

北海道・北見にある山の水族館をご存知でしょうか。淡水魚ばかりを展示し、「日本一」と「世界初」がある水族館です。一体何が「日本一」で「世界初」なのか、水族館としては小さい規模ながら根強いファンがいる山の水族館について解説しています。

「山の水族館」には世界初の凍った水槽や幻の魚が!料金や営業時間は?のイメージ

目次

  1. 1山の水族館とは
  2. 2山の水族館の魅力
  3. 3山の水族館の水槽の種類は?
  4. 4山の水族館の寝相の悪いうなぎが話題!
  5. 5山の水族館の施設案内
  6. 6幻の淡水魚もいる山の水族館へ行こう!
    1. 目次
  1. 山の水族館とは
    1. 北海道北見の道の駅構内にある水族館
  2. 山の水族館の魅力
    1. 別名は北の大地の水族館
      1. 名前の由来
    2. 山の水族館の歴史
      1. リニューアルされた
      2. 総工費は?
      3. アイディアで経費削減を!
    3. 北海道の川の魅力を引き出す水族館
    4. 川の生き物に触ってみよう!
      1. ドクターフィッシュに触ろう!
  3. 山の水族館の水槽の種類は?
    1. 水槽①滝つぼの水槽
      1. 上流からエサが落ちてくる
      2. 日本初の水槽
      3. 滝つぼを下から見上げよう!
    2. 水槽②四季の水槽
      1. 世界初の試み!
      2. 冬に凍る北海道の川を再現
      3. ドイツ製のポンプ
      4. 発想の転換
    3. 水槽③淡水魚の水槽
      1. 日本最大級のイトウを間近で見よう!
      2. 20匹以上の巨大魚イトウ
      3. 幻の白いイトウとは?
    4. 水槽④川魚のジャンプ水槽
      1. 渓流をジャンプ!
      2. オープン直前に完成
      3. 当初は反対の声も
    5. 世界の熱帯淡水魚
      1. 温泉水で熱帯魚を展示
      2. 魔法の温泉水
      3. 巨大なアフリカハイギョとは?
      4. 魚拓を展示
  4. 山の水族館の寝相の悪いうなぎが話題!
    1. ツイッターで人気に?
    2. 館長も苦笑い
      1. 大うなぎは水族館で1匹だけ
      2. 天敵がいないからリラックス?
    3. 個性的な寝相も
  5. 山の水族館の施設案内
    1. 利用料金は?
      1. 割引になる?
      2. 営業時間は?
    2. アクセスの詳細は?
    3. お土産は白花豆スイーツがおすすめ
    4. ランチのおすすめは?
      1. からくり王国
    5. 「山の水族館」基本情報
  6. 幻の淡水魚もいる山の水族館へ行こう!
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山の水族館とは

川

山の水族館(北の大地の水族館)は冬の寒さでは日本有数の北海道・北見市留辺蘂町に位置しています。北見市は新千歳空港からは飛行機での所要時間は約45分、女満別空港からの所要時間は車で30分の距離です。

オホーツク海に近い、というものの、全国で4番目に広い面積のためオホーツク海までの一番長い直線距離で箱根駅伝の距離に相当する約110kmもあります。

冬

山の水族館(北の大地の水族館)がある留辺蘂町は冬の冷え込みが激しい地域。寒い時で零下20度(マイナス20℃)以下にまで冷え込むことがあります。山の水族館(北の大地の水族館)はそんな厳しい気候条件も逆手に取って淡水魚の展示を行っています。

そんな山の水族館(北の大地の水族館)にはどんな展示があるのか、料金や営業時間、周辺のランチ情報などをご紹介していきます。

北海道北見の道の駅構内にある水族館

山の水族館は北海道北見市の道の駅「おんねゆ温泉」に併設された水族館です。道の駅の中にある施設のため、車でのアクセスも便利でバスの停留所も目の前です。温泉施設が併設されていることもあり、地元の人も多く利用しています。

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山の水族館の魅力

道の駅「おんねゆ温泉」に併設する山の水族館。地元の人にも愛されるこの山の水族館の魅力はどこにあるのでしょうか。

別名は北の大地の水族館

山の水族館の別名は「北の大地の水族館」といいます。これは水族館をリニューアルするときにプロデュースを手掛けた中村元氏が改名案として市に提出した名前で、北見市が北海道の中でも北のエリアに位置し、山の水族館が海に近くない大地にあることと、この水族館で過疎化が進む北見の町おこしをしたいという山の水族館職員の気持ちから提案されたということです。

名前の由来

「山の水族館」は創業当時からの名称で、「淡水に住む魚ばかりを取り扱う水族館」という由来から名づけられました。現在では「山の水族館」「北の大地の水族館」という名称が両方使われています。

山の水族館の歴史

山の水族館は1978年に開館しました。当時は水泳プールのような水槽に淡水魚を泳がせる展示で、山の水族館が開館してしばらくは年間5万~6万人の来館者がありました。冬シーズンは厳しすぎる気候のため来館者が落ち込むため休館していたようです。

道の駅「おんねゆ温泉」が整備されたり山の水族館の広場に世界最大級の「からくりハト時計塔」が完成した1996年には来館者数も盛り上がりを見せたものの、1998年以降には山の水族館の年間来館者数が2万人を下回り、赤字続きの経営から2011年には一度閉館してしまいます。

リニューアルされた

閉館前、山の水族館には国の「まちづくり交付金」を利用してリニューアル計画が持ち上がります。当初山の水族館があった場所から数十メートル移して、道の駅の中に移築されることとなり、プロデュースは水族館関係の書籍などにも名前があがる水族館プロデューサーの中村元氏に依頼することになりました。

あまりに低予算なため、中村氏も最初は山の水族館のリニューアルをあきらめるように伝えるも、水族館職員や市職員の熱意が伝わり、ボランティアで山の水族館のプロデュースを引き受けてくれたそうです。そして2012年、山の水族館はリニューアルし再オープンしました。

総工費は?

企画

当初、山の水族館のリニューアルに充てられた予算は2億5千万円。地元からの支援もあり、3億5千万が改修予算となりました。本来水族館の改修には数十億円かかるもので、山の水族館のこの数字はかなり低いものだとわかります。なぜこのような低い予算でリニューアルできたのでしょうか。

アイディアで経費削減を!

ノート

山の水族館のリニューアルにはさまざまなアイディアが散りばめられています。中でも水族館の要になる「水」、これは水族館の地下の流れる清涼な地下水をかけ流し状態で使用しています。こうすることで通常では予算の半分以上を費やす高価なろ過装置は必要がなくなり、予算を抑えることができました。

また、北見市の人たちもリニューアルに対して建築経費の削減に尽力しました。造林業者が建材を提供したり、展示される池まわりの草や木の植栽を地元の職人がボランティアで行ったり、水槽の石積み作業は水族館職員の手作業で造ったり。そんな色々な人たちの協力や努力で低予算ながら山の水族館はリニューアルに漕ぎつけられたのです。

北海道の川の魅力を引き出す水族館

山の水族館は北の大地の水族館とも名を打つ通り、北海道の大地を流れる川に生きる魚を中心に世界の熱帯魚も含め50種類以上が飼育されています。

川の豊富な水量と厳しい寒さ、また北海道各地にある温泉源が北海道の魅力として、その特性を引き出し活用した水族館がこの山の水族館(北の大地の水族館)の特徴です。

川の生き物に触ってみよう!

亀

山の水族館(北の大地の水族館)の展示室の一つに「ふれあいタッチコーナー」があります。大小の水槽が並び、中では川で出会える小さな生き物たちが飼育されています。実際にタッチできるのは1種類だけですが、水槽越しに懐かしい生き物に触れたような気持ちになれるような、そん暖かい工夫を感じるコーナーです。

ドクターフィッシュに触ろう!

山の水族館(北の大地の水族館)で実際に触れられる淡水魚はドクターフィッシュです。ドクターフィッシュはコイの仲間で群れで生活をしています。

テレビなどでよく見かける人の足や手に群がる姿はドクターフィッシュの食事風景。人の手や足の古い角質や微生物を食べる性質ですが口に歯が無いため、肌を傷つけずに美容や健康効果を得られるということでドクターフィッシュと呼ばれています。

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山の水族館の水槽の種類は?

山の水族館(北の大地の水族館)には大きな水槽展示が5つあります。北の大地に生きる北海道の川の魚たちから世界の熱帯魚も展示されています。川の流れの再現や自然のままの魚たちが見られる生態展示など、工夫を感じる展示に子供だけではなく大人も魅了されるほどです。

ここからはそんな山の水族館の水槽展示の魅力について解説していきます。幻の魚の展示や留辺蘂町の気候の厳しさを活かした水槽など、知れば知るほど山の水族館には魅力があふれていることが感じられます。

水槽①滝つぼの水槽

まずご紹介するのは、「滝つぼの水槽」です。なんとこの水槽は滝つぼの底から見上げる視点で造られています。

上流からエサが落ちてくる

滝つぼにいる魚の視点からすると、滝つばは上流から餌が落ちてくる絶好の餌場。とはいえ激流に飲み込まれてしまうと魚といえど命を落としかねません。この「滝つぼの水槽」では激流に流されまいと泳ぎながら生きるための餌を狙う魚たちの力強い生命力を感じることができます。

日本初の水槽

落ちる滝を滝つぼの中から見られる水槽というのは日本で初めての試みで、プロデューサーの中村氏いわく、「生命がきらめく滝つぼ」がコンセプトとなっています。

滝つぼを下から見上げよう!

しぶき

この「滝つぼの水槽」では激流に負けないように泳ぐ魚たちの力強い姿を見ることができます。水槽内の岩は擬岩ですがプロデューサーの中村氏がこだわった奥行き感が出る着色が施されています。時間を忘れて眺めていられる水槽です。

水槽②四季の水槽

続いてご紹介する水槽展示は北海道の四季と魚たちの姿をダイレクトに感じることができる「四季の水槽」です。

世界初の試み!

この「四季の水槽」は屋外に池を掘り、それを館内からガラス越しに見られるようにした展示です。この展示は四季を通した北海道の気候と魚たちの生きる姿をダイレクトに見ることができる画期的な展示方法を世界初とうたっています。

冬に凍る北海道の川を再現

寒い日には気温がマイナス20℃を下回ることもある留辺蘂町。流れる川ですら凍ってしまう厳しい気候ですが、その土地の特性を生かして厳寒の冬には凍った川の下で生きる魚の姿を展示している水槽です。

ドイツ製のポンプ

この「四季の水槽」の北の大地の激しい川の流れを再現するために、豊富な地下水とドイツ製のポンプが要となっています。このポンプは1台で毎秒3.3mの流れを作り5m先まで水流が届きます。このドイツ製ポンプのおかげで厳寒の冬に池の水がすべて凍り付くことなく魚の姿を観察できるのです。

発想の転換

電球

この「四季の水槽」はプロデューサーの中村氏が近場の温泉の露天風呂に入ったときに自身の髪の毛が凍り付いた体験をもとに着想を得たといいます。寒すぎる気候を逆手にとりそれを「武器」にするという発想の転換が山の水族館の画期的な展示に繋がっているんですね。

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水槽③淡水魚の水槽

3つ目の水槽は幻の魚「イトウ」が展示されている「淡水魚の水槽」です。イトウは年々その生息数が減少し環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている本当に幻の存在になりかけている淡水魚で今では北海道の一部でしか生息が確認されていません。

日本最大級のイトウを間近で見よう!

イトウは育つと最大2mになる日本最大級の淡水魚です。1mに育つまでには15年の月日がかかりますが、この山の水族館ではその1m級の幻の魚イトウを間近で見ることができます。

20匹以上の巨大魚イトウ

幻の魚イトウを山の水族館では開館当時の1978年から飼育してきました。現在では約20匹の1m級の巨大な幻の魚イトウが大きな水槽の中を優雅に泳ぐ姿を見ることができます。

また、50tの地下水で満たされている水槽はろ過装置を通さずにかけ流しているため水が冷たくなるとイトウの動きが鈍くなったり、雪解けで水が濁ったりと自然のままの姿が展示されています。

幻の白いイトウとは?

幻の魚イトウの中でもさらに幻といわれるのが白いイトウ。アルビノ種です。山の水族館では2001年に北海道大学が人工ふ化させた個体を展示し世界初として話題となりました。

水槽④川魚のジャンプ水槽

4つ目の水槽はヤマメ、オショロコマ、ウグイなどの川魚が遡上する姿を見ることができる「ジャンプ水槽」です。

渓流をジャンプ!

水位が低くなると渓流をジャンプして遡上する魚の特性を生かし、約15分または20分毎に水位を低くするため魚たちがジャンプする姿を見せてくれます。

オープン直前に完成

リニューアルにあたって、魚がなかなか飛ばず、リニューアル期間中に水族館の職員たちが魚種や水深、川底の形状などの研究を重ね完成にこぎつけたのがオープン直前でした。

当初は反対の声も

悩み

当初、プロデューサーの中村氏からは反対の声もあがりましたが、職員たちの「来館者を喜ばせる水槽を作りたい」という熱い気持ちを形にし完成させたのです。

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世界の熱帯淡水魚

山の水族館(北の大地の水族館)ではアマゾンやアフリカなど世界の熱帯地方に生きる淡水魚たちも展示飼育しています。

温泉水で熱帯魚を展示

山の水族館(北の大地の水族館)では開館当時から温泉水で熱帯魚を飼育していました。温泉水で熱帯魚を飼育する水族館は日本で唯一山の水族館だけです。

魔法の温泉水

地元の温泉水を利用して育つ熱帯魚たちは通常の2倍~3倍の速さで育つとされ、山の水族館ではこの温泉水を「魔法の温泉水」と呼んでいます。

巨大なアフリカハイギョとは?

山の水族館がリニューアルされる2012年まで飼育されていたアフリカハイギョは体長1.7mで胴回りは大人の太ももを優に超えていたといいます。世界中の水族館を見てきたプロデューサーの中村氏でさえブログで驚きの声を表していました。

魚拓を展示

山の水族館で18年ほど飼育されてきたこのアフリカハイギョはリニューアル後の2012年7月に死んでしまいましたが、今は魚拓となり水族館の壁面に飾られています。

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山の水族館の寝相の悪いうなぎが話題!

うなぎ

山の水族館のTwitterアカウントはご存知でしょうか。以前、山の水族館がツイートしたうなぎがTwitterで話題になりました。

ツイッターで人気に?

話題になった投稿です。時間にして20秒ほどの動画ですが、画面の中、水槽でうなぎが死んだようにふわふわと漂っている映像が映っています。パッと見だけだとうなぎが死んでしまっているのではと心配になるほどです。

実はこの動画はうなぎが寝ている姿を映したものなのです。変な姿で寝るうなぎがツイートされるとTwitterでもこの寝相の悪いうなぎについて多くの人が感想をつぶやいていました。

館長も苦笑い

実際にこのうなぎの姿を見た来館者からは「大丈夫?」「うなぎが死んでるよ」などと声を掛けられるようで、説明する館長も苦笑いです。

大うなぎは水族館で1匹だけ

山の水族館で飼育されている大うなぎはこの寝相の悪い1匹だけですが、このような寝方をする魚もこの大うなぎだけだといいます。

天敵がいないからリラックス?

水族館の職員いわくは、水槽の中に天敵がいないことでリラックスしてこの寝相になるのではないかということでした。それにしても魚らしからぬ寝相です。

個性的な寝相も

この大うなぎはこれだけでなく、岩場にもたれかかったり水槽の底でひっくり返ったりとよく個性的な寝相を披露するそうですが生きていますのでご安心ください。

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山の水族館の施設案内

ではここからは山の水族館(北の大地の水族館)について詳細をご紹介いたします。山の水族館は道の駅「おんねゆ温泉」の中にあるので特産品のショッピングやランチなども楽しめます。

利用料金は?

コイン

山の水族館の利用料金は一般670円、中学生440円、小学生が300円です。水族館の料金としてはかなりお手頃価格ではないでしょうか。

割引になる?

コイン

利用料金については20名以上で団体割引となります。団体料金は一般510円、中学生370円、小学生200円。また、料金割引ではありませんが、年間パスポートを購入すると年2回以上来館することでお得に利用することができます。年間パスポート料金一般1,000円。中学生660円。小学生450円。

営業時間は?

時計

山の水族館は夏季と冬季で営業時間が異なります。夏季は4月1日~10月、営業時間は8:30~17:00です。冬季は11月~3月で営業時間は9:00~16:30になります。

山の水族館には定休日ありませんが、設備のメンテナンスのための休館日が定められています。夏季は4月8日~14日、冬季は12月26日~1月1日です。来館の際はご注意ください。

アクセスの詳細は?

アクセス詳細 山の水族館(北の大地の水族館)
【住所】 北海道北見市留辺蘂町松山1-4
(車で) 旭川市街から国道39号線で約2時間30分
(JR→バス) R留辺蘂駅から道の駅おんねゆ温泉行きバス約20分、終点下車徒歩2分。
バス料金:大人1,310円 小人660円
(バス時刻表) https://onneyu-aq.com/jr-bus-timetable

お土産は白花豆スイーツがおすすめ

山の水族館がある留辺蘂町は白花豆の日本一の生産量を誇ります。ふっくらと甘みのある豆でスイーツにも使われているのでお土産には白花豆がおすすめです。道の駅では白花豆を使ったソフトクリームも販売されています。

ランチのおすすめは?

山の水族館がある道の駅「おんねゆ温泉」の周辺にはあまり飲食店がなく、道の駅にあるからくり王国という集合店があります。ランチをしっかり食べたいという方には施設近くの手打ちそばの店「すゞき」もおすすめです。

からくり王国

道の駅「おんねゆ温泉」の敷地にあるからくり王国、ラーメン屋をはじめ屋台が並び特産物などの販売店もあります。ここには全国コロッケフェスティバルで優勝した「たまコロ」が販売されているので軽いランチからしっかりしたランチにもおすすめです。

「山の水族館」基本情報

【名称】 山の水族館(北の大地の水族館)
【住所】 北海道北見市留辺蘂町松山1-4
【営業時間】 夏季8:30~17:00 冬季9:00~16:30
【休館日】 夏季4月8日~14日 冬季12月26日~1月1日
【料金】 一般670円(510円) 中学生440円(370円) 小学生300円(200円)
()は団体割引※20名以上
【公式サイト】 https://onneyu-aq.com/
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幻の淡水魚もいる山の水族館へ行こう!

ニジマス

小さな規模ながら工夫を凝らした展示で見る人の心を惹きつける山の水族館(北の大地の水族館)。幻の魚イトウをはじめとした海の魚とはまた違った魅力をもつ淡水魚たちにぜひ会いに行ってみてくださいね。

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ぶんゆみ

一人旅、時々現地集合な旅が好きです。海外・国内・ご近所も暇さえあれば飛んでいきます。


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