福島県のご当地ラーメンと言えば喜多方ラーメンが有名です。喜多方ラーメン発祥の喜多方市には120軒を越えるラーメン屋が点在しており、対人口比ではラーメン屋の店舗数は日本最多です。喜多方ラーメンは札幌ラーメン、博多ラーメンと並ぶ日本三大ラーメンの1つに数えられます。

喜多方市は老舗のラーメン屋も多く激戦区です。その中で高い人気と知名度を得ているお店の1つが「あべ食堂」です。この記事では、長年愛されている老舗のあべ食堂の魅力やメニューを紹介します。

あべ食堂は福島県喜多方市になる老舗のラーメン店で、何十年も通っている常連も少なくありません。行列ができるのも当たり前で、県外からもお客さんがやってきます。ラーメン屋が並ぶ激戦区の喜多方市で、老舗と呼ばれる程、長く営業する事ができているのは人気店の証です。

喜多方市には朝からラーメンを食べる朝ラーの文化があり、あべ食堂も朝ラー営業しており、朝から店内は混雑します。

あべ食堂は朝7時から朝ラー営業しています。朝ラーの時間帯からお店が混雑する時も珍しくなく、その為早い時間にスープがなくなり営業が終了する事があります。それだけ多くのお客さんが朝から来ている事の証拠ですが、何がそこまで人を惹きつけるのでしょうか？朝から食べたいと評判のあべ食堂の特徴をまとめました。

あべ食堂のラーメンの命とも言えるスープはとんこつ・煮干ダシを使用している昔ながらの中華そばの味わいです。見た目はとてもあっさりしているスープですが、実際にスープを味わってみると醤油が強めで、パンチがあり食欲を掻き立てます。

あべ食堂は変わらないスープの味を守り続けてきました。老舗のこだわりを感じる1杯に仕上がっています。シンプルなスープながら「何度でも食べたくなる味」と評判で、リピーターがあとをたちません。

スープだけでなくあべ食堂のラーメンは麺にもこだわりがあります。あべ食堂のラーメンの麺はちぢれ中太麺を使用しています。この平打の中太ちぢれ麺は喜多方ラーメンの特徴とも言えます。麺がちぢれている事で、スープによく絡み口に運んだ時にスープと麺の一体感を感じる事ができます。

喜多方市にはあべ食堂以外にも朝ラーをしているお店は多数ありますが、そでも「朝ラーするならあべ食堂」と絶賛されている程。その理由の1つとしてあべ食堂の多加水麺があげられます。あべ食堂の多加水麺はモチモチで、スルスルと入っていくので食べごたえと食べやすさがあり、朝ラーに最適と言われています。

老舗の人気ラーメン屋・あべ食堂のメニューは、ラーメンだけでなく食堂らしいメニューも豊富です。どんなメニューがあるのか紹介します。さらに、今ではあべ食堂の味をお店まで行かなくとも食べられる様にお土産ラーメンも販売されています。お土産ラーメンの値段や、注文方法もまとめました。さらにあべ食堂の実際の評判もお伝えします。

あべ食堂のメニューは基本の中華そば（600円）中華そば大盛り（750円）チャーシューメン（850円）チャーシューメン大盛り（950円）がラーメンのメニューになります。

中でも人気があるのがチャーシューメンで、あべ食堂自慢のチャーシューが器を覆い尽くす程の量が入っています。メニューにはライスがあり、チャーシューをおかずにライスがすすみます。他にもあべ食堂には食堂らしいメニューもあります。

あべ食堂にはカツ丼（950円）親子丼（800円）カレーライス（700円）カツカレー（950円）ソースかつ丼（950円）といったメニューもあります。ライス系のメニューの中で人気があるのがソースかつ丼です。ソースかつ丼は福島・会津の名物でご当地グルメでもあります。ライス系のメニューにはラーメンのスープもついてきます。

ゴールデンウィークなどの忙しい時期には普通のライスを除くライス系のメニューはお休みしてしまうので、ライス系のメニューが食べたい時には平日に訪問しましょう。
 

自宅でもあべ食堂の味が楽しめる「お土産ラーメン」が販売されています。あべ食堂のお土産ラーメンはお店でもネットでも購入する事ができます。あべ食堂に行ってみたいけど、福島までは中々行けないという人には嬉しいサービスです。ネットから購入する場合は、5食入りで送料別で1050円です。

5食も入って、この値段なのでリーズナブルな価格設定といえます。中には麺とスープが入っていますが、載せものはないのでチャーシューなどは自前で用意する事になります。

今では全国的にも有名になっているあべ食堂ですが、実際の味の評判はどうなのでしょうか？ネットの口コミを幾つか紹介します。

口コミを見てみると「洗練されている。クセになるのもわかる」「バランスのとれた絶品の喜多方ラーメンで朝からスープを全部飲み干しました」「喜多方ラーメンナンバーワン！20年通っています」という絶賛する意見が多くあります。

あべ食堂はラーメン激戦区の喜多方市でも抜群の人気と知名度を得ている老舗のラーメン屋です。開店前から行列ができる事もあると言われていますが、実際にはどれほど行列ができるのか混雑状況や客層を調査しました。

あべ食堂は朝ラー営業をしているのは朝の7時からオープンしています。情報を集めてみると開店時間の10分前には行列ができている事も珍しくないそうです。それでも、その時間は第一陣が入れる程の列なので、そこに並ぶ事ができれば開店してすぐに席に着く事ができるそうです。しかし、連休の時期などは開店前から行列ができている時もあるそうです。

混雑していてもあべ食堂の店員はベテランばかりなので、お店はスムーズに流れ回転率は悪くないようです。朝に行くのは大変かもしれませんが、スープが無くなると閉店なのでできるだけ早く行く事をおすすめします。

朝ラーでも混雑する理由としてはあべ食堂は「地元の常連客が多い」事が関係しています。特に朝の行列は地元の人が多いそうです。常連客は味の濃さ、麺の硬さ、油の多さなど細かい注文をしているので意外な裏技を知る事ができるかもしれません。

ここまで行列ができるラーメン屋・あべ食堂の魅力やメニュー、混雑状況をまとめてきました。最後にあべ食堂の関連情報をお伝えします。初めてあべ食堂に行く際には是非参考にしてください。

あべ食堂に行くまでのアクセス方法の詳細や所要時間、お店の駐車場の場所をお伝えします。あべ食堂へのアクセス方法は電車、車で行くケースが多いそうです。

電車であべ食堂まで行く場合はJRの喜多方駅が最寄り駅になります。喜多方駅からあべ食堂までの距離は1155ｍなので、徒歩での所要時間は約20分です。

あべ食堂まではJR喜多方駅から車で5分程です。あべ食堂はマップで見てみると道路に面した場所にありますが、正確にはふれあい商店街から路地に入った場所にあります。行列も1つの目印です。

あべ食堂の駐車場はお店の裏手にあります。比較的広いスペースですが全てがあべ食堂の駐車場ではなく、止められる場所は案内板に書かれているので、それ以外の場所には駐車しない様に注意してください。駐車場は並んで2つあり10台止める事ができます。

福島県喜多方市の人気ラーメン屋「あべ食堂」を紹介しました。あべ食堂はラーメン激戦区の喜多方市で不動の人気を得ている老舗です。朝ラー営業もしており7時から開店していますが、開店前から行列ができている事も珍しくありません。

朝から行列に並んでも食べたい1杯があべ食堂にはあります。行列覚悟であべ食堂のラーメンを味わってみるのはかがでしょうか？