大分の郷土料理「琉球丼」とは?レシピや作り方・おすすめ店を紹介!

大分には、「琉球丼」と呼ばれる郷土料理があります。今回はそんな琉球丼のレシピや作り方だけでなく、ランチを楽しめるおすすめなお店や、名前の由来についても掘り下げていきましょう。琉球丼のタレは意外と簡単に作れるので、ぜひトライしてみてください。

大分の郷土料理「琉球丼」とは?レシピや作り方・おすすめ店を紹介!のイメージ

目次

  1. 1「琉球丼」とは
  2. 2「琉球丼」の由来や概要
  3. 3「琉球丼」のレシピや作り方
  4. 4「琉球丼」が絶品のおすすめ店6選!
  5. 5大分を訪れたら「琉球丼」を食べよう!

「琉球丼」とは

大分県には、「琉球丼」と呼ばれるグルメがあることをご存知でしょうか。琉球丼は大分県の郷土料理として知られており、自宅でも作ることができる大分県のグルメでもあります。今回は、そんな琉球丼について掘り下げていきましょう。

比較的簡単に作れる料理ですので、気になる方は作り方を参考にしてみてください。また、大分県で琉球丼がが美味しいお店が複数存在していますので、おすすめ店についても掘り下げていきます。

豊かな漁場を持つ大分ならではの郷土料理

先ほども少しご紹介したように、琉球丼は大分県ならではの郷土料理です。大分県は豊かな漁場を持つ県で、豊富な魚介類を収穫することができます。琉球丼も大分県で獲れた魚介類を使った料理なので、新鮮な海鮮を楽しめる作り方とも言えるでしょう。

また、今回はそんな琉球丼のランチのおすすめ店や作り方だけでなく、名前が付けられることとなった由来についても掘り下げていきます。名前の由来を事前に知っておくことで、琉球丼の良さをより深くまで知ることができるかもしれません。

ご飯にタレに浸け込んだ刺身を乗せた丼

琉球丼は大分県で獲れた魚介をふんだんに使った料理です。アジの刺身を特製のタレに漬け込み、それをアツアツのご飯に乗せたグルメのことを意味しています。特製のタレというのは甘辛いタレで、アジの美味しさをより引き出してくれることでしょう。

また、レシピによって若干作り方に違いがあることもあります。その場合は、自分が美味しいと思えるレシピを参考にしてみてください。美味しい作り方が分からない場合は、色々なレシピを試してみましょう。

「琉球丼」の由来や概要

琉球丼をこれまで知らなかった人は、その名前を付けられた由来を知らないはずです。そのため、まずは琉球丼という名前が付けられるようになった由来や、その概要などについて詳しく掘り下げていきましょう。

料理はただ単に作られたのではなく、どのように作られたのかという部分に注目するのもおすすめです。そうすることで、料理の良さや奥深さをより理解することができるはずです。そのため、これからご紹介する由来や概要を参考にしてみてください。

琉球丼のりゅうきゅうとは?

琉球と聞くと、沖縄のことを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、琉球丼の由来となっているりゅうきゅうとは沖縄のことを意味しているわけではありません。ここからは、そんな琉球丼のりゅうきゅうについてご紹介していきましょう。

また、琉球丼と呼ばれるようになった由来や、なぜ作られるようになったのかなどについても掘り下げていきます。琉球丼が気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

りゅうきゅうは刺身をタレに漬け込んだ料理

りゅうきゅうは、刺身をタレに漬け込んだ料理のことを意味しています。基本は甘辛いタレに漬け込むのですが、色々な薬味を入れることで違った美味しさを感じることができるので、ぜひいろいろな薬味を利用してみてください。

薬味としておすすめなのは生姜、ニンニク、小口ネギ、刻み海苔、白ごまです。特に、刺身は臭いが気になってしまうこともあるので、薬味をたっぷり入れると臭みが分からなくなり、より美味しく食べることができるでしょう。

ご飯のおかずやお酒のあてに作られる

りゅうきゅうは甘辛いタレに刺身を漬け込んだ料理で、漬け込む時間によっては味が濃くなることもあります。味が濃い料理はそのまま食べるのではなく、ご飯のおかずやお酒のあてとして作られることが多いようです。

そして、りゅうきゅうをご飯の上に乗せることで、琉球丼と呼ばれるようになりました。琉球丼は簡単に作れるレシピなので、自宅で時間がある際に作ってみてはどうでしょうか。もちろん、お酒を飲む人にもおすすめな料理です。

名前の由来は?

琉球丼と呼ばれるようになった由来は諸説あるようですが、大分の漁師が沖縄の漁師に作り方を聞いて、それを大分に持ち帰ったことから琉球丼と呼ばれるようになったとの由来があります。

また、琉球丼は茶湯をかけてお茶漬けにして食べる方法などもあります。いろいろな食べ方を楽しみたいと考えているのであれば、ぜひお茶漬けとしても食べてみてはどうでしょうか。

元々は保存食として作られていた

琉球丼は、元々保存食として作られたと言います。大分県は漁場がたくさんあるので、魚を食べる習慣もあります。しかし、生の魚は鮮度が落ちると味が悪くなってしまうだけでなく、食べられないほどまで腐ってしまうこともあるでしょう。

そこに醤油やみりん、料理酒などの調味料に漬け込むことで、生の刺身を長期間保存することができるようになります。そのことから、りゅうきゅうは保存食として作られたことが分かるでしょう。

「琉球丼」のレシピや作り方

自宅で琉球丼を作ってみたいと考えている人は、その詳しいレシピや作り方が気になっているのではないでしょうか。そのため、ここからは琉球丼のレシピや作り方について詳しく掘り下げていきます。

今回ご紹介するレシピや作り方は、スタンダードだと言われているものです。なので、初めて琉球丼を作ると言う人は、これからご紹介するレシピや作り方を参考にし、まずはスタンダードな琉球丼を作ってみてください。

琉球丼の材料

アジ (刺身用)200g
①しょうゆ大さじ1
①みりん大さじ1
①酒大さじ1

ごはん200g
大葉3枚
きざみ海苔適量

②わさび適量(お好みで)
②小口切りネギ
②すりおろし生姜 適量
②すりおろしニンニク (お好みで)
②ゴマ

琉球丼の作り方

上記では、琉球丼のレシピに利用する材料をご紹介しました。基本的には家にある調味料で作ることが可能です。ただし、刺身用のアジだけは新鮮なものを使う必要があるため、琉球丼を作る直前に購入するのがおすすめです。

また、生ものは臭みが出てしまうことがあるので、琉球丼を作る前に料理酒にくぐらせておくのがおすすめです。こうすることで、魚特有の臭みを軽減することができるでしょう。

作り方①調味料を合わせ漬けタレを用意

琉球丼は甘辛いタレが特徴的で、醤油とみりん、料理酒を利用します。この調味料を好みの分量で混ぜ合わせ、アジの刺身を漬けるタレを用意しましょう。調味料の分量としておすすめなのは、1:1:1の割合となるのでそれを目安に行いましょう。

漬けタレを混ぜ合わせたら、耐熱の容器に入れてラップをせずに30秒ほどレンジで加熱しましょう。こうすることで、漬けタレにより深みを出すことができます。ただし、加熱しすぎないようにすることが大切です。

作り方②刺身を漬けタレに30分漬け込む

レンジで加熱した漬けタレは熱くなっています。そこに刺身用のアジを入れてしまうと、火が通ってしまうので注意してください。刺身を漬けタレに漬け込む場合は、加熱したタレが完全に冷めるまで放置することが大切です。

そして、タレが完全に冷めきったのを確認したら、刺身をタレに漬け込みましょう。初めは味の刺身を利用するのがおすすめなのですが、応用編としてサーモンやまぐろなどを利用した作る方もあるのでいろいろ試してみてください。

作り方③ネギは小口切り・生姜は擦っておく

刺身は漬けダレに約30分ほど漬け込んでおく必要があるため、その間にネギを小口切りにし、生姜はを擦っておきましょう。小口切りのネキはスーパーなどで購入することができるので、面倒な場合は既に切られているものを利用しましょう。

ただし、生姜は生の生姜を利用するのがおすすめです。チューブ状の生姜でも問題はありませんが、生の生姜を利用した方が風味やピリッとした辛みをより感じることができます。

作り方④器にご飯を盛り刺身を並べ漬けタレをかける

アジの刺身を漬けダレに漬けて30分ほどすると、刺身の色が変わっていることが分かるはずです。これは刺身にタレの味が染み込んでいることを意味していますので、漬けダレからアジの刺身を取り出してください。あまり漬け込みすぎると味が濃くなってしまいます。

味の染み込んだ刺身は、器に盛ったご飯の上に並べましょう。適当に並べても美味しいのですが、円を描くように上に盛るように乗せることでより美味しく見せることができます。上からは、漬けていたタレを少量かけると美味しくいただけます。

作り方⑤ネギ・生姜を飾り白ごまを振る

漬けダレに漬け込んだアジの刺身を丼に盛って上からタレをかけたら、事前に小口切りにしていたネギと擦っていた生姜、飾り用のゴマを振りましょう。白ごまを利用すると美味しく見えるのでおすすめです。

また、お好みで擦ったニンニクを乗せるのもおすすめです。ニンニクを加えることでまた違った味になるので、初めは生姜とネギだけで食べてから、ニンニクを混ぜるように加えて食べると飽きることなく味を楽しむことができるでしょう。

「琉球丼」が絶品のおすすめ店6選!

先ほどは、琉球丼のレシピや作り方をご紹介しました。しかし、中には本場の琉球丼を味わってみたいと考えている人もいることでしょう。そのため、ここからは琉球丼が絶品だとおすすめなおすすめ店を6選ピックアップしてご紹介していきます。

どれも琉球丼でおすすめなお店ばかりなので、大分県に訪れる際はぜひ参考にしてみてください。また、お店によって味付けや見た目だけでなく、アクセスしやすいのかなども異なるので、自分に合ったお店を探してみましょう。

おすすめ店①二代目与一

二代目与一は魚介類のランチが美味しいお店で、琉球丼が特にランチで人気が高いメニューです。ランチ時は混雑してしまうことも多いため、できるだけ早めに訪れるのがおすすめです。また、多い駅に近い場所に位置していてアクセスしやすいです。

また、二代目与一はランチだけでなく、ディナー営業も行っています。そのため、ランチの際に行くことができないのであれば、ディナー営業も利用してみてはどうでしょうか。ぜひ一度二代目与一に訪れてみてください。

 

住所 大分県大分市中央町2-3-7
営業時間 11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 月曜
アクセス JR大分駅から徒歩5分
「トキハフォーラス前」停留所から徒歩2分
大分道「大分I.C.」から車で15分(5km)
大分駅から385m
電話番号 097-532-4714
駐車場
2台分
参考HP https://tabelog.com/oita/A4401/A440101/44000107/

おすすめ店②海鮮 いづつ

海鮮 いづつは、琉球丼が人気のお店です。かなり人気が高いお店で、観光客がこぞって訪れるお店でもあります。そのため、初めて琉球丼を食べるのであれば、ぜひ海鮮 いづつに訪れてみてはどうでしょうか。

また、海鮮 いづつでは琉球丼だけでなく、他にも新鮮な海鮮を利用した料理が多数提供されています。なので、ディナー営業を利用するのであれば、お酒と一緒に他の料理も注文してみてはどうでしょうか。

 

住所 大分県別府市楠町5-5
営業時間 11:00~15:00
18:00~22:30(L.O.22:00)
定休日 月曜
アクセス JR日豊本線「別府」駅(東口)から徒歩10分
別府駅から530m
電話番号 0977-22-2449
駐車場
参考HP https://tabelog.com/oita/A4402/A440202/44004374/

おすすめ店➂とよ吉 アミュプラザ大分店

とよ吉 アミュプラザ大分店では、旬の魚介類を堪能することができます。鮮度にこだわった料理ばかりなので、大分県の良さを実感することができるでしょう。また、落ち着いた空間で食事ができることも良さの一つだと言えるのではないでしょうか。

また、とよ吉 アミュプラザ大分店では美味しい琉球丼を食べることができます。琉球丼にだんご汁やとり天を加えて注文することで、大分県の名物をすべて堪能することができるのでおすすめです。

 

住所 大分県大分市要町1-14 アミュプラザおおいた 4F
営業時間 11:00~22:00(LO21:30)
定休日 不定休(アミュプラザおおいたに準ずる)
アクセス JR大分駅直結
アミュプラザおおいた4階
大分駅から64m
電話番号 097-579-6969
駐車場
公式HP https://www.oita-toyokichi.co.jp/oita_toyokichi/index.html

おすすめ店④こつこつ庵

こつこつ庵創業40年も続いているお店で、全国でも大分郷土料理で人気のお店でもあります。そのため、大分県に訪れるのなら、ぜひ一度こつこつ庵に訪れてみてはどうでしょうか。もちろん、琉球丼を堪能することも可能です。

こつこつ庵では、一日三回に分けて魚を仕入れています。そのため、ランチ以外の時間に訪れても美味しい魚介を楽しむことができるでしょう。また、新鮮な魚介は大分県の焼酎とピッタリなので、ディナーを利用する際はお酒も注文するのがおすすめです。

 

住所 大分県大分市府内町3-8-19
営業時間 11:30~14:30
17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日 日曜日
アクセス 大分駅より徒歩10分
大分駅から736m
電話番号 050-5872-5312
駐車場
近隣にコインパーキング多数有
参考HP https://tabelog.com/oita/A4401/A440101/44000022/

おすすめ店⑤ろばた仁

ろばた仁は大分県にある居酒屋さんで、ランチ営業は行っていません。しかし、ろばた仁では琉球丼を注文することができます。そのため、美味しい琉球丼を夜に食べたいと考えているのであれば、ぜひろばた仁を利用してみてください。

また、ろばた仁は居酒屋さんとなっているため、琉球丼だけでなくお酒も一緒に注文するのがおすすめです。もちろん、他にも様々な料理が提供されていますので、気になったメニューがあるのならぜひ注文してみてください。

 

住所 大分県別府市北浜1丁目15-7
営業時間 17:00~24:00
定休日 年中無休
アクセス JR別府駅から徒歩8分ほど。
別府駅から511m
電話番号 0977-21-1768
駐車場
近隣にコインパークあり
公式HP http://robata-jin.com/

おすすめ店⑥はま海工事

はま海工事は、ランチ営業は行っていません。ランチ営業は行っていませんが、夜遅くまで利用することができるお店として知られています。そのため、時間を気にすることなく琉球丼を堪能したいのであれば、ぜひはま海工事を利用してみてはどうでしょうか。

また、はま海工事では琉球丼だけでなく、オマール海老などを注文することもできます。浜焼きは新鮮な魚介を簡単に美味しく料理することができるので、お酒も飲みたいと考えているのなら、はま海工事で浜焼きを注文するのもおすすめです。

 

住所 大分県大分市都町3-5-30 第6三幸興産ビル 1F
営業時間 17:00~1:00

【金・土】
17:30~2:00
定休日 日曜日
アクセス 大分駅から948m
電話番号 050-5456-1586
駐車場
参考HP https://tabelog.com/oita/A4401/A440101/44007660/

大分を訪れたら「琉球丼」を食べよう!

大分県のグルメとして知られている琉球丼は、自宅でも簡単なレシピや作り方でランチとして作ることができます。しかし、本場の楽しみたいと考えているのなら、琉球丼が特に美味しいと言われている大分県のランチのお店に訪れてみてください。

また、琉球丼を食べる前に名前の由来知っておくことで、より美味しく琉球丼をたげることができるかもしれません。そのため、今回ご紹介した琉球丼の由来もぜひ知っておいてください。

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この記事のライター
すうこ
毎年旅行に行き、全国のグルメや心霊スポット、観光地を模索しています。

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