「対馬空港」は対馬唯一の空の玄関！地元ならではの特産品土産も！

「対馬空港」は「白連江(しれえ)山」の山頂に作られた空港です。現在のターミナルビルは1983年に建てられました。対馬に観光に飛行機で来られる際には、必ずこの対馬空港を利用することとなります。対馬空港の敷地には無料の駐車場もあるため、マイカーで来られても駐車場に困ることはありません。

「対馬空港」1975年に作られましたが、2007年に愛称が付けられ「対馬やまねこ空港」と呼ばれるようになりました。「対馬空港」がこの愛称になったのは、対馬には「ツシマヤマネコ」という国の天然記念物にもなっている希少動物がいるためです。絶滅が危惧されているため、何とか「ツシマヤマネコ」を守りたいという島民の強い思いが込められています。

「対馬空港」へは福岡と長崎から飛行機が運航されていて、福岡空港からの運航は1日に往復5便、長崎空港からの運航は1日に往復4便です。飛行機で「対馬空港」に行くにはどちらかからの運航便でしか乗り入れすることが出来ません。本数が少ないので運航時間をお確かめの上、飛行機の運航予約をされることをおすすめします。

「対馬空港」のターミナルビルの2階には「対馬やまねこ空港売店」があります。こちらでは対馬のお土産がたくさんあります。食べ物や飲み物の他にも工芸品など、対馬らしい品揃えです。売店の奥にはお食事ができるコーナーがあり、おもに軽食などの食事が提供されています。飛行機に乗る前に食事をとって腹ごしらえをされる方が多く利用しています。

しかしお食事ができるコーナーや売店は営業時間が短く8:15～18:30となっています。遅い時間に対馬空港から運航する飛行機に乗る場合には、すでにお食事コーナーが閉まっていることもありますので、お食事がしたい方はお食事コーナーの開店時間も気にしてお越しください。

対馬空港でおすすめのお土産をご紹介していきます。対馬の名産品やご当地グッズなど、色々なものが取り扱われています。

「対馬焼」とは対馬で作られている陶磁器です。主に茶器が有名ですが食器なども作られています。元々は朝鮮から入ってきたものですが、対馬で郷土品として受け継がれてきました。落ち着いた色合いなので普段使いにも重宝する陶磁器です。

対馬空港のお土産品「かすまき」は対馬の代表的な銘菓です。かすまきはカステラであんこを巻いたお菓子で歴史は古く、江戸時代からあったと言われています。シンプルで飽きのこない美味しさでお土産にピッタリのお菓子です。白あんにこしあんがあります。

対馬のお土産として有名な「若田石硯（わかたいしすずり）」です。対馬の伝統工芸品でもある「若田石硯」をお土産に購入する方も少なくありません。書道の時に使うだけでなく、美しいフォルムは飾っていても楽しめます。

対馬のお土産で有名なあまだいの「紅王」を対馬空港で買うことができます。「紅王」は対馬の北で水揚げされるあまだいで、脂がのっていて甘みもあるので、あまだいの中では日本一と言われるほどです。5月～1月が美味しいので時期により買うことが出来ない場合があります。

あまり対馬で真珠の養殖と言ってもピンとこない人も多いかもしれませんが、対馬は真珠の養殖が盛んなのです。1921年に真珠の養殖を開始して以来、対馬の真珠は上質だと評判を呼んでいます。美しい光沢を放つ対馬の真珠はお土産にも喜ばれる品です。

珍しい混合酒である麦米焼酎は対馬くらいにしかありません。焼酎「やまねこ」です。対馬の希少動物「ツシマヤマネコ」からこの名前が付けられました。麦焼酎が８：米焼酎が２のブレンドとなっています。他にない味わいとなっています。是非とも対馬に来たらお土産にしたい一品です。

対馬空港ではイメージキャラクターとして絶滅危惧種にもなっている「ツシマヤマネコ」を使用しています。対馬空港のお土産コーナーには「ツシマヤマネコ」グッズがたくさん作られて販売されています。

ストラップやボールペンにトートバッグなどのグッズの他、お土産にピッタリのクッキーや珍しいところでは「佐護ツシマヤマネコ米」という地元のお米も販売されています。こちらのお米は価格の一部が「ツシマヤマネコ」の保護活動のための資金として寄付されています。

対馬空港で買うことができるB級グルメの「とんちゃん」です。B-1グランプリではシルバーグランプリを2度も受賞しているほどの人気商品です。味噌をベースにした甘辛いタレに豚肉を漬け込んだものを、キャベツなどの野菜と一緒に炒めたものを言います。

元々は在日韓国人が食べていたものですが、それが日本人向けに味が改良されていき、今では対馬の郷土料理となっています。対馬空港では、あとは炒めるだけの状態でお土産として売られています。ご家庭で対馬の味を楽しんでみてください。

対馬では日本ミツバチの養蜂が盛んです。対馬では昔から「万能薬」としてハチミツが重宝されてきました。対馬空港には、この日本ミツバチから取れた「蜂王」を使ったお土産が販売されています。貴重な日本ミツバチのハチミツで作られたお菓子を是非とも食べてみてください。

対馬空港で人気のお土産の「華茸」です。華茸とは肉厚な対馬のブランドしいたけです。干しシイタケにして販売されています。お土産に購入しやすい商品なのでおすすめです。

対馬空港は対馬に行くための通過点だけではなく、ターミナルビルでお土産を買ったりすることも出来ます。観光中にお土産を買うと荷物になってしまいますので、帰り際にターミナルビルでお土産を買えば楽ですね。

郵送もしてもらえますので、荷物が多くなってしまった場合には送ってしまうのも良いでしょう。対馬空港を利用して楽しい対馬の旅を満喫してください。