柳川の老舗「うなぎ料理若松屋」で絶品のせいろ蒸しを！メニューを紹介！

柳川では江戸時代から親しまれているうなぎですが、なかでもうなぎのせいろ蒸しは広く知れ渡ったメニューです。その食文化を受け継いでいるのが今回ご紹介する「うなぎ料理若松屋」です。柳川の風情も楽しみながら、ゆったりとした時間を楽しむことができます。

柳川市内には30件ほどのうなぎ屋がありますが、うなぎ本場の地である柳川でも、うなぎ料理若松屋は老舗の名店として数えられます。その歴史は古く200年以上も続く人気店です。

柳川名物の川下りの船着き場がある前に店を構え、お昼頃には混雑ができて周辺は賑わいをみせます。そんな時間を惜しまず混雑しても食べたい、老舗の人気店うなぎ料理若松屋の魅力あるメニューをご紹介していきます。

うなぎ料理若松屋の看板メニューは何と言っても「うなぎのせいろ蒸し」です。お店を有名にした人気メニューとなっています。地元で愛されているのはもちろん、他県からもわざわざ時間をかけて足を運ぶ方が多く、うなぎのせいろ蒸しを味わい楽しんでいるようです。

錦糸卵がたっぷりとかけられたうなぎのせいろ蒸しは、うなぎとタレが染みこんだ食欲を誘う香りで嗅覚も楽しませてくれます。

通常で提供されているうな重よりも多めに入れられたご飯でお腹も満たされ、肝吸いと漬物がついていいアクセントを与えてくれます。このボリュームが3000円程度の価格で味わえますのでとても魅力的です。

柳川名物のうなぎのせいろ蒸しが人気メニューとなっている「うなぎ料理若松屋」ですが、ここからは由緒ある歴史と人気の秘密や、魅力についてご紹介したいと思います。

お店の雰囲気や老舗となるまでのルーツ、人気メニューであるうなぎのせいろ蒸しの詳細や混雑具合、ご利用方法などうなぎ料理若松屋に関する情報をたっぷりとお伝えしていきます。

うなぎ料理若松屋の創業は江戸時代と言われています。江戸時代から伝承されているのは若松屋ならではのうなぎのさばきかたです。武士道の文化からうなぎをさばくのは必ず背中です。

お腹からさばかない理由は「切腹」を意味するとして敬遠されていたことから、背中からうなぎをさばく「背開き」になったとされています。武士の多い江戸から伝わった文化とされ、時間をかけ現代まで続く若松屋のスタイルとなっています。

背開きをすることで脂がのっているお腹が中央付近に集まっていくため、余計な脂が落とされ、うなぎのうま味を十分保ちながら、さっぱりとした味が若松屋のうなぎの特徴となっています。

うなぎ料理若松屋は休日になると、多くの方で混雑しにぎわいをみせています。そんな若松屋ですが、お店は本館と新館の二つに分かれています。

店の表が新館で、本館は新館を正面にみた左奥に店を構えています。新館は川に面した美しい景色が特徴で、本館は向かう道中が日本庭園さながらの洗練された日本家屋であるのが特徴です。

うなぎ料理若松屋の本館へ入店すると、旅館のような雰囲気が漂います。廊下を進んでいくと中庭があります。さらに奥に進んでいくと扉がたくさんあり、開けるとそこはテーブル席となっています。

新館の店内には混雑の緩和のため、順番待ちの方が座れるスペースが設けられており、2階に上がるとテーブル席、座敷席が用意されています。

柳川の名物として親しまれているうなぎのせいろ蒸しは、うなぎ料理若松屋の名物のメニューです。うなぎのせいろ蒸しとは、蒲焼きのタレをまぶしたご飯に、うなぎの蒲焼きと錦糸玉子をかけて、せいろで蒸す伝統の料理です。

若松屋のせいろ蒸しは蒸すことによりうなぎの旨みをご飯に染みこませ、時間が経っても熱いままで食べられるのが特徴です。

うなぎ料理若松屋のうなぎのせいろ蒸しは、蒸しで仕上げたアツアツでいただくと、さらにおいしさが口の中で広がっていきます。

たれになじんだうなぎの身は、フワフワのトロトロ。ご飯全体にもたれがバランス良く染みこんでおり、うなぎ特有の臭みも感じることがありません。白焼き、蒲焼き、錦糸卵はすべて手作りというこだわりもおいしさの秘密です。

口で広がる甘いたれの風味は、時間も忘れ食べ続けたくなるほどのおいしさです。山椒が用意されてはいますが、うなぎの臭みは感じないので、そのままで味わっていただくほうがおすすめです。

うなぎ料理若松屋は柳川の老舗人気店ですので、平日のお昼には行列ができて店内は混雑してにぎやかです。混雑をさけるのは人気店のためなかなか難しいのが現状です。

待ち時間に関しては20～30分ほどを見込んでいただければいいかと思います。もちろん土日や祝日などの混雑状況で待ち時間が変わる可能性もありますので、ある程度の混雑と待ち時間は覚悟したほうがいいかと思います。

うなぎ料理若松屋では予約の受付はしていないようです。予約して待ち時間なく入店することはできませんが、近くには川下りの船着き場や伝統を感じる店構えなど、景観を楽しむことができますので待ち時間をうまく利用してみてはいかがでしょうか。

うなぎ料理若松屋では持ち帰り、ネット通販、FAX注文を取り扱っています。食べたくても混雑や時間の都合でどうしてもお店で味わえない方は、下記に持ち帰りやネット通販の詳しい内容を載せましたのでご確認ください。(こちらをご覧下さい)

うなぎ料理若松屋の歴史や人気の秘密についてお送りしてきましたが、ここからは若松屋のおすすめメニューをご紹介します。看板メニューから、その他の絶品メニューまで充実のラインナップをお伝えします。

うなぎ料理若松屋のおすすめ絶品メニュー最初の紹介は「鰻せいろ蒸し」です。名物うなぎのせいろ蒸しは、秘伝のたれと脂がのったうなぎの蒲焼きが、たれの染みこんだご飯と絡み合い絶妙なハーモニーを醸し出します。

せいろ蒸しは梅・上・会席・玉子せいろと選べます。下記に料金の一覧を記載しましたのでご覧下さい。

・全て税込価格
梅...2765円
上...3430円
会席...4630円
玉子せいろ...665円（鰻の蒲焼きは入っていません）

続いてのうなぎ料理若松屋のおすすめ絶品メニューは「蒲焼定食」です。うなぎの分厚い身にはボリュームがあり、パリパリした食感が好評のメニューです。燻製の香りとうなぎの脂が一体となっており、とてもおいしいと評判です。

蒲焼定食は松・竹・単品・会席と選べます。下記が料金表になりますので、メニュー選びの際にご活用ください。

・全て税込価格
松...3870円
松（会席）5400円
松（単品）3535円
竹...3100円
竹（会席）4630円
竹（単品）2765円

続いてのうなぎ料理若松屋のおすすめメニューは「素焼定食」です。脂ののったうなぎ本来の旨みと炭で焼いた香りが食欲を誘うメニューです。素焼定食は松・竹・単品・会席から選べます。下記の料金をご覧下さい。

・全て税込価格
松...3870円
松（会席）5400円
松（単品）3535円
竹...3100円
竹（会席）4630円
竹（単品）2765円

続いてのうなぎ料理若松屋のおすすめ絶品メニューは「鰻丼」です。うなぎがフワフワで甘いたれとのバランスが素晴らしいメニューです。うなぎ嫌いで今まで敬遠していた方でもおいしく食べられると評判です。

鰻丼には会席・小丼会席がありますので、若松屋の絶品のうなぎと共にサイドメニューもお楽しみください。

・全て税込価格
鰻丼...2660円
鰻丼（会席）4190円
鰻丼（小丼会席）3325円

続いてのうなぎ料理若松屋のおすすめ絶品メニューは「鰻巻」です。一品料理の中でも人気が高いメニューです。うなぎと玉子が最高のコンビネーションで、数あるうなぎ屋の鰻巻のなかでも一番、という方が多くいる人気のメニューです。

また、一品料理で次のおすすめは「うざく」です。うなぎのコリコリした食感ときゅうりは水っぽさがなく、コースだけでなく単品でも人気のメニューです。

・全て税込価格
鰻巻...970円
うざく...765円

うなぎ料理若松屋は200年以上続く、柳川を代表するうなぎ屋です。その歴史とこだわりのメニューをお伝えしていますが、ここで若松屋のアクセスと駐車場情報をご紹介します。足を運ぶ際の参考になさってください。

うなぎ料理若松屋へのアクセスは下記に詳しく記載しています。

（アクセス方法）
・西武天神大牟田線「西武柳川駅」より西武バス「沖端・御花前行き」で15分、「御花前」下車で徒歩5分
・「柳川駅」からタクシーで約10分

うなぎ料理若松屋では駐車場が用意されており、10台分のスペースがあるようです。車でお越しの際には駐車場をご利用いただければと思います。

うなぎ料理若松屋はうなぎのせいろ蒸し発祥の地である、柳川を代表するうなぎ屋です。うなぎのせいろ蒸しはこれまでお伝えしたとおり絶品のメニューとなっていますので、ぜひ、若松屋に足を運んでみてください。