佐賀県唐津市にある「環境芸術の森」について紹介します。環境芸術の森は「紅葉の森」と言われるほど、美しい紅葉を堪能できる観光スポットです。紅葉の時期は特に賑わいを見せる観光スポットであり、風遊山荘などと合わせて楽しめる場所となっています。

見頃の時期になると環境芸術の森は美しい紅葉が咲き誇ります。その光景は佐賀No.1の紅葉名所と言われるほどであり、多くの人がアクセスしにきます。そんな環境芸術の森のアクセス方法や見頃の時期、また駐車場や料金について解説します。

環境芸術の森とはどういった観光スポットなのでしょうか?環境芸術の森の魅力やどういった施設なのか解説します。佐賀県唐津市にある観光スポットとして、秋頃になるととても賑わう観光スポットのようです。

佐賀県唐津市にある環境芸術の森は「昔の森を取り戻す」、「昔の川を取り戻す」、「昔の海を取り戻す」という3つのテーマがあります。施設は私有林を使用して造られており、非常に自然環境を大切にしながら運営されています。

環境芸術の森は造園業を営む鶴田正明が手掛けています。1980年に当時17歳だった次男を原因不明の病で亡くしており、食べ物と環境問題について考えるようになったのだとか。その中で人間に必要なのは、きれいな空気やそれを作り出す森だと考えたことが、運営するきっかけになったそうです。

鶴田正明は26歳のときに肥前町の禅寺「慈恩寺」本田義隆住職に出会い師事しています。その後に京都山科「一燈園」で修行を積んでおり、造園業を現在まで続けています。森の大切さを知る人物だからこそ、環境芸術の森は多くの人から支持される観光スポットなのでしょう。

様々な紅葉の名所が存在しますが、環境芸術の森は佐賀県でもみじの数がNo.1だと言われています。秋頃の時期は見頃で多くの観光客が訪れているのです。また、新緑の季節の青々として風景もおすすめといえるでしょう。

10月頃の見頃の時期になると、環境芸術の森は辺り一面の絶景となります。水辺との美しいコントラストが人気で、木橋の中を通る風景はインスタ映えも狙えます。環境芸術の森の中にある、自然のトンネルと言われるゾーンは紅葉のトンネルを堪能できるでしょう。

佐賀県唐津市にある環境芸術の森では、紅葉の見頃は11月中旬となっています。近年は気温が安定していないことが多く、夏が極端に涼しかったり、冬が短く感じることもあるでしょう。環境芸術の森では11月中旬が見頃となっているのでアクセスするのがおすすめです。

この時期の環境芸術の森は非常に混み合うため、駐車場にアクセスするときは時間に余裕を持って訪れましょう。紅葉の時期に駐車場に停められないということは少ないようですが、せっかくアクセスするなら早めに訪れるのがおすすめです。

環境芸術の森の見所について紹介します。美しい紅葉はもちろんですが、昔の自然を取り戻すというテーマのもと、風遊山荘や池など見所が多数存在します。紅葉の季節と合わせて風遊山荘や池を鑑賞するのが非常におすすめです。

環境芸術の森の中で一番の人気写真スポットとなっているのが「風遊山荘」です。産業廃棄物を再利用して建設されており、漆のテーブルに新緑や紅葉が写るスポットです。自然を取り戻すために、少しでリサイクルをして運営したいという考えが伝わってくるでしょう。

風遊山荘を観覧するときの注意点として、常時中に入れるわけではないという点です。風遊山荘は春と秋の特別観覧期間のみ解放されています。春は4月中旬から6月中旬、秋は11月1日から11月30日となっています。

年度によって風遊山荘の解放期間が少し変わるので公式サイトなどでチェックすることをおすすめします。また、風遊山荘の1階はカフェとなっており、美しい自然を眺めながらコーヒーや甘酒を堪能できるのです。

様々な自然が残されている環境芸術の森ですが、中には樹齢1000年以上の大もみじまであるのです。また、他の樹木にも樹齢数百年を越すものが多数あり、迫力のある風景となっています。

木々と池のコントラスが美しいスポットが豊富で、新緑や紅葉のシーズンは池に反射する風景を鑑賞しましょう。水面にリフレクションした木々は、また違った魅力があるのです。池の水面に青々とした緑や紅葉が反射している姿を写真におさめてみましょう。

また、池に訪れる小鳥のさえずりや川の音もおすすめです。パワースポットのような癒やしの力があり、日頃の疲れやストレスを和らげてくれるかもしれません。何かと料金のかかる施設が多い中で、安価でのんびりと癒やしてくれる環境芸術の森がおすすめです。

佐賀県唐津市にアクセスして、環境芸術の森の「森の紅葉トンネル」を鑑賞しましょう。木々が自然のトンネルを作っており、その中を歩いていくことが出来ます。木々のトンネルの隙間から太陽の光が差し込む姿は幻想的といえるでしょう。

森の紅葉トンネルは2つのコースがあります。15分ほどのショートコースと30分ほどのロングコースです。ショートコースは道のりがなだらかで池の周りなどを通るルートです。ロングコースは坂がありますが、もみじのトンネルを堪能できる道のりとなっています。

さきほど紹介した樹齢1000年の大もみじはロングコースからアクセスしやすいので、気になる人はこちらを選んでみましょう。様々な魅力がある環境芸術の森なので、体力に自信のない人はショートコースを通って、他の見所を回るのも選択肢です。

環境芸術の森の詳細情報をまとめて紹介します。環境芸術の森の営業時間や定休日、入場料金などの情報をチェックしましょう。また、環境芸術の森へのアクセス方法や駐車場情報も紹介します。

環境芸術の森は開場時間が午前9時から午後4時となっています。朝早くから訪れて朝日が差し込む中を散策するのも良いですし、夕焼けが出てくるような日が落ち始めた最後の時間を堪能するのもおすすめです。

入場料金は大人・高校生が700円、小・中学生が300円となっています。また、幼児は無料で20名以上から団体割引が適用されて600円となります。近年、様々なテーマパークが値上がりをしていますが、環境芸術の森は比較的安価な料金で楽しめる施設です。

1,000円を切る料金で楽しめるのが環境芸術の森の良いところといえるでしょう。歩くことが多いスポットなので靴や服装はしっかりと準備していきましょう。環境芸術の森は軽い運動になりますし、自然の中を歩くのは健康にも良いと言えます。

環境芸術の森へのアクセス方法をチェックしましょう。環境芸術の森は自然を育んでいる場所で運営されているため、アクセスは車がおすすめです。厳木温泉「佐用姫の湯」から約5kmの位置にあり、西九州自動車道「多久IC」から車で30分となっています。

車でアクセスしたら駐車場に停めましょう。環境芸術の森では駐車場が普通車50台、バス15台となっています。紅葉が見頃の頃は早めにアクセスして駐車場を利用するのが良いでしょう。また、ペットの同伴入場も可となっています。

環境芸術の森には1万本以上の紅葉が植えられており、昔ながらの自然が守られています。鑑賞しやすいように手を加えているため、見て回るときも快適な環境となっています。車でアクセスした際は、自然を汚さないようにゴミなどはしっかりと持ち帰りましょう。

佐賀県唐津市にある環境芸術の森について紹介しました。昔の自然を取り戻すことをテーマにしており、美しい紅葉や新緑が堪能できるスポットです。料金も安く、風遊山荘や池なども魅力的です。環境芸術の森で美しい紅葉のリフレクションを堪能しましょう!