餃子と言えば栃木県宇都宮市や静岡県浜松市が有名ですが、実は福岡県も”餃子県ランキング”で第6位にランクインしたこともある餃子県だったのです。そして、その福岡の博多から久留米までは電車で30分ほど。B級グルメの聖地とも言われる久留米にも、美味しい餃子が食べられるお店がたくさんありました。

今回の記事では、久留米で美味しいと言われる数ある餃子店から、厳選した餃子店を12店ご紹介いたします。地元で人気のランチのおすすめ店、お持ち帰り可能な餃子店、また餃子自慢の居酒屋さんまで幅広くご紹介いたします。ぜひ、参考にして久留米の美味しい餃子を味わってみて下さい。

それでは、久留米の美味しいおすすめ餃子店12選をご紹介してまいります。各お店の紹介の後には、お店の詳細情報を記載しています。ぜひ、ご利用下さい。

まず最初におすすめする久留米の美味しい餃子店は“五十番”です。五十番は、創業51年にもなる老舗の餃子専門店です。また、久留米出身のミュージシャン・藤井フミヤさんなど多くの芸能人が足繁く通う事でも知られています。こちらの餃子は一口サイズで、メニューもシンプルに焼き餃子か水餃子のみ。

焼き餃子は熱々の鉄鍋で運ばれてくるので、最後まで冷めることなくカリカリの食感を堪能することが可能です。タレは、卓上に普通ダレとニンニクダレが用意されていて、唐辛子をお好みで入れても美味しいです。水餃子はモチモチの食感が癖になり、焼き餃子に引けを取らないほどの人気だそうです。

久留米のB級グルメとしても度々取り上げられ、地元でも有名な餃子店・娘娘（にゃんにゃん）。こちらの餃子は、一口サイズでモチモチとした食感の皮が特徴です。中の餡は、基本豚とキャベツなのでさっぱりとし、いくらでも食べられそうです。餃子のメニューは焼き餃子と水餃子のみ。

美味しい食べ方はタレににらやごまを入れ、そのタレを熱々の餃子にたっぷり絡めて食べるのだそうです。お好みで、自家製ラー油を入れてみるのもおすすめ。店内は、カウンター7席とテーブル席が2卓と小ぢんまりとしたお店です。15:00から営業しているので、ちょっと早めの飲みに立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

“ひとくち餃子 てん屋”は、久留米の六ツ門町にある餃子が人気の居酒屋です。自慢の餃子は一口餃子と水餃子。一口餃子は、外はサクッと中はジューシーと病みつきになる旨さだそうです。餃子以外にも、ホルモンや手羽先と美味しい居酒屋メニューが豊富なので店内はいつも賑わっています。

確実に座りたい方や、複数人で行かれる方は予約をした方が良さそうです。こちらのお店では餃子のお持ち帰りも可能です。電話で予約しておけば、お店に出向いた時には熱々の餃子を用意していてくれます。時間のない方は、ぜひお持ち帰りでも利用してみてはいかがでしょうか？

西鉄久留米駅からすぐの一番街にある“又兵衛”。又兵衛は、久留米自慢のグルメ焼き鳥も一緒に堪能できる活気溢れる居酒屋さんです。餃子は一人前9個入りで450円。一口サイズで、外はパリパリに焼き上がっており、口に入れた時の食感は絶妙です。餃子の餡は野菜が中心なので、さっぱりとした味わいとなっています。

こちらのお店は居酒屋にしては珍しく、テラス席があります。暑い夏に、外の自然な風にあたりながら冷たいビールとアツアツの餃子はまさに至福のひととき。ぜひ、そんな幸せな時間を味わってみて下さい。

大分県別府で誕生した“湖月”。湖月の餃子の特徴は、小麦粉と水だけで作る薄い皮にあります。その薄さは中の餡が透き通って見えるほどで、油を引かなくてもパリパリの食感が楽しめるそうです。湖月では、焼き餃子の他にスープ餃子もおすすめです。餡から滲み出た出汁が絶品だとか。

ちょっとした宴会なら餃子鍋も人気です。シメのラーメンか雑炊まで、餃子が楽しめるコースです。こちらは予約が必要なので興味がある方はお店に問い合わせてみて下さい。また、こちらのお店では餃子のお持ち帰りも可能です。焼いてもらってもOKですし、冷凍のまま持ち帰りもできるそうです。

“餃子専門店 明楽”は、西鉄久留米駅に直結したエマックス・クルメ内にあるアクセス抜群の餃子専門店です。朝10:30分から営業しているので、ランチ利用でもおすすめです。

こちらのお店は上海出身の店主が営んでおり、地元でも本場中国の餃子が味わえると人気です。餃子は注文が入ってから、皮から作り始めるというから驚きです。

こちらのおすすめメニューは焼餃子定食です。餃子の具は、エビ、ニラ、シソ、牛肉、チーズから1つ選べます。餃子の他に、ハムチャーハン、サラダ、スープ、漬物がついて800円。ぜひ、ランチにいかがでしょうか？こちらのお店では、餃子のお持ち帰りも出来るそうです。

“中国家庭料理 丁丁”は、中国人のご夫婦が営む水餃子が美味しいと評判のお店です。あと、こちらのザーサイも絶品だとか。自慢の水餃子は、モチモチで一口噛むと中からジューシな肉汁が出てきます。下味も付いているのでそのまま食べてもOKです。

好みでテーブルにある酢や醤油を付けても、また違った風味を楽しむことができます。単品はもちろん、昼にはランチセット、夜にはナイトセットで水餃子がつくので、ぜひお試し下さい。ランチタイムは11:30~14:30、ナイトセットは17:30~20:30までとなっています。餃子のお持ち帰りも可能です。

“まんまる”は、安心で安全な食材にこだわった居酒屋です。そんな居酒屋まんまるの一番人気が、1日1000個は売れると言われている”鉄マル餃子”です。モチモチの手作り皮と、久留米産の耳納豚と野菜で作ったトロトロの餡が相性抜群だとか。お値段も290円とお安いので、ぜひお試し下さい。

まんまるは180席も完備された大型の居酒屋で、餃子以外のメニューも豊富です。人気の鉄マル餃子が入ったコースもお得です。またドリンクは、ビールをはじめ焼酎、日本酒と品揃えが豊富です。

続いてご紹介するおすすめの餃子店は、“創作焼鳥と鉄鍋餃子の店 虎徹”です。虎徹は、餃子以外にも創作焼鳥やモツ鍋など福岡グルメを堪能できる居酒屋です。虎徹の名物であり一番人気が鉄鍋餃子398円です。

鉄鍋餃子といっても種類は2種類あり、1つは、にんにくがたっぷりと入った鉄鍋餃子こってり。そしてもう1つは、にんにく未使用の鉄鍋餃子あっさりです。どちらもパリパリの食感を楽しめます。こちらのお店では個室も完備されているので、デートや女子会、家族連れにもおすすめです。

“満州屋”は、昭和29年に創業した老舗の餃子の屋台です。場所は、六ツ角町の親和銀行前。屋台のため多くのメニューはありませんが、こちらのラーメンと餃子は絶品と地元でも人気の屋台です。

お腹が一杯でラーメンは食べられなくても、餃子を食べる人も多いそうです。自慢の餃子は、一口サイズで皮はモチモチとした食感です。

”餃子の店 さんかい”は、ランチに餃子を楽しみたい方におすすめのお店です。ランチタイムは11:00~14:00までで、餃子定食は700円という安さです。美味しいと評判の餃子は、皮がパリッと焼き上がりアツアツ。ビールには最高に合うそうです。こちらはお持ち帰りも可能だそうです。

餃子以外にも、豚丼、プルコギ丼、おまかせ丼などのメニューも旨くて安いと定評があります。店内は居酒屋と言うよりは、昭和感たっぷりの喫茶店の雰囲気。カウンター席と小上がりがあるので、靴を脱いでゆったりと寛ぐことが可能です。

最後にご紹介するおすすめ餃子店は、“極虎餃子西鉄久留米店（うるとらぎょうざにしてつくるめてん）”です。駅から徒歩10分と少し離れ、店内は個室完備のため、隠れ家感満載のお店です。

こちらの餃子は、薄めの皮を使用しパリッと香ばしく焼き上げています。目立った特徴はありませんが、シンプルに美味しいと人気です。極虎餃子の餃子以外のおすすめのメニューは、食べ飲み放題2時間制のコース3,500円です。自慢の餃子も入っているので断然お得です。

久留米のおすすめの餃子店をご紹介しました。久留米はB級グルメの聖地とも呼ばれ美味しいものが揃っていますが、以外にも餃子の名店も多くあるのです。ぜひ、久留米に行かれた際には、焼き鳥やラーメンの他に餃子も味わってみて下さい。