福岡〜名古屋間の移動は新幹線と飛行機のどちらがお得？所要時間や料金を比較

旅行やイベント遠征など、遠くへ行きたい時は移動手段に悩む事も有るのではないでしょうか。今回の記事では、福岡～名古屋間の移動手段について、飛行機、新幹線、バスのそれぞれについて紹介します。それぞれの特徴をチェックして、自分に合った移動手段を見つけてみてください。

今回の記事では、各移動手段の時間や、料金等についても紹介します。飛行機や新幹線、バスのほかにも車での所要時間や高速料金、最安値などについても紹介するので、こちらもぜひチェックしてみてください。

まずは、飛行機で福岡～名古屋間を移動する場合の料金や所要時間などを紹介します。福岡空港と中部国際空港、小牧空港それぞれを結ぶ航路について紹介するので、順番に見ていきましょう。

福岡～名古屋間を運航している航空会社は、直行便だとJAL、ANA、そしてジェットスター、スターフライヤー、IBEXエアラインズ、そしてフジドリームエアラインズとなっています。

中部国際空港と小牧空港とで運行している会社は異なっており、福岡空港と小牧空港とを結ぶ飛行機はJAL、フジドリームエアラインズのみとなっているので注意しましょう。また、このほかにも乗継便などもありますが、料金や所要時間などを考えると、特別用事が無い場合にはあまりお勧めはしません。

福岡空港から中部国際空港まで飛行機で向かう場合、利用出来る運行会社はJAL、ANA、ジェットスター、スターフライヤー、IBEXエアラインズの5社となっています。所要時間は多少差はありますが、1時間10分～1時間20分ほどとそれほど違いはありません。料金や離陸時間などをチェックして、自分に合った運航会社を選びましょう。

飛行機を利用する場合、どの航空会社を利用するかで料金は大きく異なってきます。JAL、ANAとLCCの航空会社に差があるのはもちろんですが、ジェットスターなら6080円、IBEXエアラインズなら13050円、と倍近く差がある日もある様です。飛行機の航空チケットを購入する前には、各会社の料金比較をしっかり行っておきましょう。

名古屋の空港というと中部国際空港がメジャーですが、小牧空港といった空港もあります。福岡空港～小牧空港間はJAL、フジドリームエアラインズの2社が運行しており、どちらも所要時間は1時間20分と中部国際空港とほぼ同じです。

こちらの飛行機でも航空会社によって料金には差があり、とある日の18:45発の飛行機で比較すると、JALは13910円、フジドリームエアラインズなら17810円となっています。同日・同会社の飛行機でも時間によって時間は異なってくるので、料金を比較して利用する便を利用するのもおすすめです。

旅行や出張などが決まった際には、航空券は早めに購入するようにしましょう。早めに購入した方が席を確保できる確率が高いといった理由もありますが、飛行機のチケットは早く購入する事で安い値段で購入出来ることが多いからです。

例えばフジドリームエアラインズではさまざまな割引があり、45日まで購入出来る「45割」ならなんと最大79％も割引されます。夏休みなど事前に旅行が決まっている場合には、すぐにチェックして最安値で航空券を購入しましょう。

続いては、福岡～名古屋間を新幹線で移動する際の時間・料金などについて紹介します。陸路でゆったり旅行したい人や、飛行機が苦手な方もぜひチェックしてみてください。

新幹線を利用する場合、名古屋を発着する駅は博多、もしくは小倉駅となっています。使いやすい方の駅を利用するのも良いですが、どちらもそれほど変わらない、といった方なら料金等で決めるのも良いでしょう。料金などについては下記で紹介するので、どちらを利用したい方はこちらは参考にして下さい。

福岡～名古屋間の新幹線での所要時間は、博多駅を利用する場合は3時間19分、小倉駅を利用する場合では3時間2分となっています。それほど所要時間に差はありませんが、電車の乗る時間が短い方が良いといった方なら小倉駅の方が良いでしょう。新幹線での所要時間は、飛行機の所要時間と比較すると倍以上となっている様です。

福岡～名古屋間を新幹線で移動する場合、博多駅なら正規料金の指定席が18890円、自由席が17830円、子供料金は半額になり、指定席9440円、自由席が8910円となっています。小倉駅で新幹線を利用する場合には、指定席が17660円、自由席が16600円、そして子供料金が指定席8830円、自由席が8300円となっています。

ただ、こちらは正規の片道料金の値段となっており、往復切符などを購入すればお得な料金で新幹線を利用する事ができます。また、グリーン車の場合には子供料金が適用されないので注意しましょう。

新幹線の料金はいつも同じ様に見えて、時期によって値段は変動します。春休みや夏休み、年末年始の繁忙期には料金が高くなる事も有りますし、1月末や6月、9月などの閑散期では料金が割引されていることもあります。シーズンがいつでるかは公式サイトで紹介されているので、気になる方は確認しておきましょう。

新幹線の乗車券の購入方法ははいくつかあり、駅の窓口や販売機で購入する方法、旅行会社で購入する方法、そしてインターネットから購入する方法とがあります。

電話で購入できる場合もあるので、買いに行くのが面倒ならネット、ネットが不安なら駅で、とそれぞれに合った方法で購入出来ます。ただ、インターネットや電話で購入する場合にはクレジットカードが必要となるので注意してください。

インターネットで飛行機のチケットを購入する際には、早めに購入する事で「EX早得」を利用する事ができます。特にEX早得21なら名古屋～博多間は13240円となっており、通常料金の18890円と比較すると5000円以上安い値段で購入する事ができます。最安値でチケットを購入したい方は、早めに購入するようにしましょう。

続いて紹介する福岡～名古屋間の移動手段は、バスです。夜行バスでも問題ないという人、最安値の料金で移動したいといった方もチェックしてみてください。

福岡～名古屋間を運行しているバスは一つではありませんが、高速夜行バスのみとなっています。夜行バスでは通常のバスと違ってバスの中で就寝する必要がありますし、バスの中で長時間過ごすのが苦手な方は夜行バスは避けた方が良いでしょう。

福岡～名古屋間を運行している夜行バスは2種類あり、ロイヤルエクスプレスとどんたく号とがあります。以下ではそれぞれの夜行バスの特徴や料金、アクセス方法などについて順番に紹介していきます。

ロイヤルエクスプレスの福岡の発車時刻は20:00、名古屋南笹島ライブへは7:20に到着します。11時間20分とかなりの乗車時間となるので、夜行バスにあまり慣れていない方はしっかりと準備をしておきましょう。

R便なら後方は女性エリア、中央は男女ペアエリア、前方は男性エリアとなっていますし、女性一人で申し込みした場合には隣は必ず女性となるなどのサービスも行われており、様々な配慮がなされています。

夜行バスのどんたく号は20:40発、そして名古屋へは7:50着となっています。所要時間は11時間10分で、ロイヤルエクスプレスとはほぼ変わりません。バス内にはWi-Fiやコンセントも付いていますし、フェイスカーテンなどもある様です。車内は広々としており、ゆったりと夜行バスを利用したい方にもおすすめです。

福岡～名古屋間のバス料金は、ロイヤルエクスプレスの場合は博多～名古屋の場合は大人8000円、小人4000円となっています。ウェブ早割や間際割などもあり、通常料金よりも安く利用できます。

また、どんたく号の場合にはA運賃からE運賃までがあり、Aでは11700円、Eでは7650円となっています。いつがどの運賃になっているかは公式サイトで確認できるので、利用したい日の料金はそちらでチェックしましょう。

続いては、福岡、そして名古屋のバスターミナルへのアクセスについて紹介します。福岡、名古屋でそれぞれの会社の乗車地＆降車地とアクセスについて紹介するので、参考にして下さい。

福岡の乗車地＆降車地は、ロイヤルエクスプレスはバスステーション博多、どんたく号の場合は西鉄天神高速バスターミナルとなっています。それぞれ博多駅から徒歩5分、天神から4分となっており、どちらも駅チカで利用しやすいといえるでしょう。

名古屋の乗車地＆降車地は、ロイヤルエクスプレスの場合は笹島ライブ、どんたく号の場合は名古屋駅となっています。それぞれのアクセスは名古屋駅から徒歩10分、そして徒歩2分となっており、どちらも名古屋駅から歩いてアクセス出来る場所にあります。

飛行機、新幹線、夜行バスと3種類の移動手段について紹介しましたが、最も良い移動手段はどれなのでしょうか、最も短い時間で移動できる移動方法、そして最安値で利用出来る移動手段はどれかなどに焦点を当てて、考えていきましょう。

スピードを重視したい方には、やはり飛行機がおすすめです。夜行バスではかなり時間がかかりますし、新幹線でも3時間以上かかります。飛行機ならば1時間と少しの時間でアクセス出来るので、空港までのアクセスを考慮しても短い時間で移動することが出来るでしょう。

当日利用したい方や、急な利用ならば新幹線をおすすめします。新幹線は時間が無い時でも駅でさっと購入する事ができますし、当日でも空席があればチケットを購入する事ができます。指定席が良い場合には希望する席がないかもしれませんが、自由席ならば直前でも問題なく購入出来るでしょう。

福岡～名古屋間を最安値でアクセスしたい場合には、バスがおすすめです。夜行バスの最安値はさきほど紹介した通り7650円となっており、安い料金で移動したい方はぜひチェックしてみてください。

飛行機ではこれよりも安い料金で移動出来る事もある様ですが、料金が固定ではないので、こまめにチェックできない方で最安値を希望する方なら、バスが便利でしょう。

最後に、番外編として車での移動についても見ていきましょう。マイカーでゆっくり移動したい方、乗り換えなどが面倒な方などもチェックしてみてください。

福岡IC～名古屋ICの車での所要時間は、約11時間ほどとなっています。飛行機や新幹線などと比較するとかなり時間がかかりますし、長期ドライブの準備をしっかりと行っておきましょう。運転できる人を二人以上居るようにして、交代で運転するといった対策もおすすめです。

高速道路でかかる料金は、普通車か軽自動車か、そしてETCがあるか無いかによって変わります。福岡IC～名古屋ICの料金は、普通車の場合は16410円、ETC使用なら15980円、軽自動車の場合は13110円、ETC利用の場合は12880円となっています。

車での移動の場合は、高速料金のほかに別途ガソリン代も考慮しておきましょう。トータルのガソリン代は燃費などによっても異なりますが、必要な量が80リットル、1リットル当たり135円として計算すると、10800円となります。距離が長くガソリン代もなかなか高額になるので、最安値の移動方法を探している方にはあまり向かないかもしれません。

マイカーでの移動を考えている方なら、フェリーを利用する移動方法もあります。名古屋～福岡間を運行しているフェリーは無いので、フェリーを利用したい場合には大阪や神戸までマイカーでアクセスし、そこから乗船する必要があります。

車でフェリー乗り場まで行った時は付近の駐車場に停めて自分たちだけで乗船する事も可能ですし、車もフェリーに載せて移動することも可能です。旅行先で車で移動したいなら、フェリーを活用するのも良いのではないでしょうか。車の航送運賃は車両の長さによって変わってくるので、利用する前にマイカーのサイズを把握しておくようにしましょう。

今回の記事では、福岡～名古屋の移動手段について、飛行機、新幹線、夜行バスの3つの比較を行いました。福岡～名古屋間を短い時間でアクセスしたい場合には飛行機がおすすめですし、最安値でアクセスしたい場合にはバスがおすすめです。それぞれの特徴を押さえて、最適な移動手段を選択しましょう。