長崎〜福岡の移動手段を徹底比較!電車/バス/車の料金や所要時間は?

日本の観光地・人気ランキングで評価の高い九州地方。長崎のハウステンボスに遊びに行き、帰りは博多(福岡)で遊んでから飛行機にのりたいけど。長崎県~福岡県間は簡単に移動できるの?「電車」「バス」「車」を徹底比較・移動手段・料金・所要時間までその疑問にお応えします。

長崎〜福岡の移動手段を徹底比較!電車/バス/車の料金や所要時間は?のイメージ

目次

  1. 1長崎から福岡に行くアクセス方法をご紹介!
  2. 2長崎~福岡への移動手段【電車編】
  3. 3長崎~福岡への移動手段【バス編】
  4. 4長崎~福岡への移動手段【車編】
  5. 5長崎&福岡で必ず行きたい観光名所4選
  6. 6自分に合った移動手段を選ぼう!

長崎から福岡に行くアクセス方法をご紹介!

九州・長崎に観光に訪れたら、せっかくなので博多(福岡)にも行きたい、逆に福岡に訪れたら長崎にも寄りたいなどの気持ちになる方も多いと思います。でも何が早くて何がお得なの?(ちなみに九州には新幹線がありません)
 
そんな方々の移動手段として「電車編」「バス編」「車編」に分類し、各種アクセス方法をまとめてみました。又、各移動手段・距離・所要時間・料金・特徴なども詳しくご紹介していきますので是非ご覧ください(おすすめ観光スポット4選もご紹介)。

早い・安い・便利な移動手段はどれ?

これからご案内する「電車編」「バス編」「車編」では、各種移動手段の中で一番アクセスの早い方法を中心にご紹介するとともに、「ネット早得予約がお得な電車きっぷ」「人数が多くなればなるほどお得なバス回数券」など、リーズナブルに旅を楽しめる方法も併せてご紹介します。

長崎~福岡への移動手段【電車編】

まずは、電車編のご紹介です。長崎~福岡の移動距離で一番おすすめの電車は、ゆったりとした座席がおすすめの「JRの特急かもめ」です。
 
移動距離・時間に無駄なく、リーズナブルながらも優雅にのんびり旅を堪能できることが特徴。長崎~福岡への所要時間・料金・ネットでお得にきっぷなど、以下に詳しくご紹介します(九州に新幹線がない理由もにも記事内で触れます)。

JRの特急かもめで行く

黒革張りのシートに白木のテーブル付き、ゆったりとした座席がおすすめの「特急かもめ グリーン席」、長崎駅から博多駅(福岡県)までの所要時間は2時間で、2時間走る運賃にしては思いのほかリーズナブルな豪華旅を堪能できる。時間・距離を正確に動きたい場合はやはり「電車」が一番おすすめ。
 
その他、普通列車もシートも回転させることができるので快適で「グループ旅行」「子供連れのご家族旅行」などに最適す。但し、普通車両に関しては「車内販売」が行われないので、乗車前に必要なものを購入してからのご乗車を。

長崎~福岡間は新幹線はない

 2008年頃一度新幹線開通のニュースも流れたが、「新幹線は税金のムダ遣い」「特急かもめは長崎~博多間片道2500円だが、新幹線になると5000円程に跳ね上がる」など、長崎「新幹線」の建設中止を求める県民の会が「不要不急の公共事業」のチラシを手に、列ができるほどの街頭署名で新幹線開通に対し猛反対をした経緯もあるようです。
 
今ご紹介した特急かもめ(通称・白いかもめ)が長崎~博多(福岡)間を1時間57分で走っている状況。仮に新幹線が通ると26分短縮されると言われたが、実質的な新幹線の時間短縮は「13分30秒」しかないそう。その新幹線事業に2600億円超が投じられることは許されなかったようです。

新幹線建設問題は「北海道」でもどこの地域でも開発反対が起こりましたので、将来はどうなるかわかりませんが、今現在のところは長崎の新幹線問題は頓挫状態です。

白かもめと黒かもめがある

白かもめと黒かもめ!?って何というかんじですが、長崎~博多(福岡)を走る「JR・特急かもめ」は、車両を2種類使用しており、「黒カモメ787系)」「白いかもめ885系」というふうに分類されています。車両色で呼ばれています。
 
どちらもグリーン車は設置してありますが、黒かもめのグリーン車は個室付きでどちらも低価格で豪華さを感じながら、爽快な旅行が楽しめる雰囲気です。
 
九州は電車系で突出しており個性的な車両が目につきます。目新しいところでいうと、クルーズトレイン「ななつ星in九州」が、いつかは乗ってみたい豪華寝台列車ブームの火付け役としてデビューしたのが記憶に新しいですね。

所要時間と料金

特急かもめの長崎~博多(福岡)間の所要時間は1時間57分です(移動距離150km)。指定席きっぷは九州エリア内の「みどりの窓口」「券売機」で割引きっぷを購入できます。「1枚きっぷ3090円」「2枚きっぷ6180円」で販売、有効期限は1ヶ月間有効となります。

ネットの早得での予約がお得!

専用サイトに無料会員登録する「JR九州ネットきっぷ」が便利。出発ギリギリでもネット予約可能。突然の旅行やお仕事にも便利な予約システムです。
 
出発3日前までの予約「早特3」では、長崎~博多(福岡)間の料金「2500円」と、かなりお得になっています。又、出発7日前までの「早特7」では、長崎~博多(福岡)間の料金「2300円」になりますので使わない手はないです。

長崎~福岡への移動手段【バス編】

続きまして、バス編のご紹介です。福岡~長崎間の移動で一番のおすすめのバスは「九州号スーパーノンストップ」。総移動距離150kmを退屈させない・疲れさせない「くつろぎの車両」が評判です。
 
価格が非常にリーズナブルで、長距離移動に必要不可欠な「トイレ」「電源」「Wi-Fi」「携帯電話コンセント」も完備で安心(長距離距離にトイレは欠かせません)。
「九州号」のノンストップ(直行便)と、各駅停車タイプ、距離・所要時間・料金、かなりお得なバス回数券まで、以下に詳しくご説明します。

高速バスの九州号で行く

九州急行バスが運営する安心・安全・くつろぎの「九州号」、長崎県営バスターミナルから博多バスターミナルを結ぶ高速バスで、各停路線は「嬉野インター経由」「嬉野バスセンター福岡空港経由」「嬉野インター福岡空港経由」があり、観光名所各地から乗車できるのが便利。
 
長崎県営バスターミナルから博多バスターミナルまでの所要時間は約3時間で運行しています(移動距離150km)。但し、渋滞時にはプラス30分~1時間ほど多めに見る必要があります(料金は次項でご案内)。3時間は長い・・・もう少し早いバスはないの?という方のために次項で「福岡~長崎間」を直行で走破するバスをご紹介します。

車内はトイレやWi-Fiも完備!

九州急行バスの「九州号」では定期的に新型バスを導入しており、「Wi-Fi」「携帯電話コンセント」「トイレ」が設置されている車両が多くなってきています。但し、東京などもそうですが、日本のバスは海外よりも遅れており、宣伝が先走り未設置の車両も多く見られますので、その辺は事前確認をお願いします。

ノンストップタイプと各駅停車タイプがある

直行便が早い!福岡~長崎間・距離150kmを走破しての観光旅行は「九州号スーパーノンストップ」高速バスが断然おすすめです!先ほどご説明した各停するバスなど、他社の高速バスもあることにはありますが、いずれも移動中に指定バス停への停車が多く、所要時間3時間となるのが少々わずらわしさを感じます。
 
そのれにひきかえ「九州号スーパーノンストップ」は博多駅、天神に停車、天神から長崎まで直行なのでノンストレスでスムーズな旅を満喫できます。
 
ただ、連休はどこもそうですが連休中の高速道路は渋滞がひどすぎますので、あらかじめ1時間前後の余裕をみた旅行計画をおすすめします。どうしても時間内に動かないといけない場合は電車が確実です。

所要時間と料金

長崎県営バスターミナルから博多バスターミナルまでの所要時間は2時間30分前後です。料金は2570円。又、「九州号スーパーノンストップ」は、座席指定・時間指定がありますので事前予約必須です。
 
申込は「九州高速バス予約センター」「長崎高速バス予約センター」へネット予約が可能です(パソコン・スマホ・携帯)。空席がない場合は直接購入で乗車可能ですが、繁忙期などはあらかじめ予約の確認をおすすめします。

回数券もあり!

長崎で高速バス九州号の4枚つづり回数券がかなりお得です。「大人料金片道2570円(往復4,630円)」が、回数券4枚つづりを購入すると「8230円(1枚2,057円)」にまで割引になります。2名様以上、グループでのご旅行の時は特におすすめです。

長崎~福岡への移動手段【車編】

続きましては、車編のご紹介です。福岡~長崎間の総移動距離は150km、一般道での移動時間4時間以上、高速道路での移動時間2時間、その料金と一般道で利用する国道など、以下に詳しくご説明します。

高速道路で行く

車で長崎~福岡市内からまで移動する場合、長崎ICからのりこみ「長崎自動車道」「九州自動車道」を利用するルートになります。コスト的なことだけを考えるとバスや電車の方がお得で少人数旅行には向きません。しかし、時間に規制もなくゆっくりと移動し、目的地でも移動が多い場合にはやはり車が楽ですよね。
 
4人以上のグループになるとコストも割安になりますので、旅行のシュチュエーションに合わせた移動手段を選ばれることをおすすめします(距離・所要時間・料金を次項でご説明します)。

距離は約150km

長崎自動車道を通って鳥栖ジャンクションから九州自動車道に入るルートとなり、走行距離は152km約2時間、但し、繁忙期は「鳥栖ジャンクション」など渋滞発生箇所が多くなりますので、自動車移動では旅程時間に余裕をもつことをおすすめします。正確な時間を要する移動は、やはり電車がおすすめです。

所要時間と料金

長崎~福岡間の「長崎自動車道」「九州自動車道」を利用、料金は利用されるインターチェンジにより異なりますが、おおよそ4260円(普通車)です。
 
具体的な「料金」の普通車1例として、「都市高速料金(平日・土曜日)片道620円、日曜祝日550円」、「長崎~太宰府間の高速道路料金(平日3540円、土日祝日2480円」となっていますのでご参考までに(他コスト:レンタカー・ガソリン代・駐車場)。

一般道で移動する場合は4時間超え!

長崎~博多(福岡)に移動の際、高速道路利用なしで走ると、国道207号線・国道385号線を通るルートで3時間40分~4時間ほどの所要時間がかかります。走行距離は高速道路同様に152km(良い街並みも多いのでのんびり旅行では最適)。
 
時間が豊富な方で、一般道を利用して長崎~福岡までくまなく観光してまわりたい場合には問題ありませんが、高速道路費用を浮かせることでの一般道路ご利用の趣旨の場合、逆に時間ロスコストが発生しますので、断然「高速道路利用」や「バス」「電車」をおすすめします。

長崎&福岡で必ず行きたい観光名所4選

それでは、最後に長崎と福岡でそれぞれ行きたい有名な観光名所を4選紹介させていただきます。旅行の際は必ず訪れたい場所なので、是非チェックしてください。

観光名所①長崎・ハウステンボス

6年連続日本一に選ばれている「365夜」輝きを放つ光の王国「長崎・ハウステンボス」、春夏秋冬・四季折々の花々が咲き誇る「花の王国」などが有名で、中世ヨーロッパの街並みを再現した異国情緒あふれるテーマパークとなっています。

場内の運河にはクルーザーなども行き交い現実離れした癒しの光景がいっぱい。広い場内の交通網も整備され「レンタルサイクル」「二輪自立型乗用ロボット・エアホイール」「バス(園内移動)」「カートタクシー」など、テーマパークを楽しみながら移動できる手段が多いのも特徴です。
 
その他、お子様も喜ぶ「アトラクション」「アドベンチャーパーク」「ゲームの王国(最新技術)」などもあり、カツプルや子供連れのご家族に大人気の、日本でも有数の大型でテーマパークです。

長崎・ハウステンボスの基本情報

【名称】 ハウステンボス
【住所】 長崎県佐世保市ハウステンボス町
【電話番号】 0570-064-110(ナビダイヤル)
【アクセス】 (1)福岡より電車で>
博多駅→(特急「ハウステンボス」で1時間45分)→ハウステンボス
(2)福岡方面より車で>
西九州自動車道・佐世保大塔IC→(国道205号)→ハウステンボス
(3)長崎方面より電車で>
長崎駅→(長崎本線/大村線・快速「シーサイドライナー」で
約1時間30分)→ハウステンボス
(4)長崎方面より車で>
長崎自動車道・東そのぎIC→(国道205号)→ハウステンボス
【営業時間】 (通常)9:00~22:00
※季節・曜日により異なります。
【定休日】 無休
【料金】 ■1DAYパスポート7,000円
※9/21を除く
■2DAYパスポート12,400円
※9/20、9/21を除く
■VIPプレミアパスポート 15,000円 
※9/30までの販売
■オフィシャルホテル 1.5DAYパスポート9,100円
※9/20、9/21を除く
■オフィシャルホテル 2DAYパスポート11,000円
※9/20、9/21を除く
■オフィシャルホテル 再入場パスポート4,200円 
※9/20、9/21を除く
■表示価格:2019年7月2日時点の料金 そのほかの券種については、
以下HPをご確認くださ
【駐車場】 800円/日 
※大型イベント開催時は駐車料金が変更となります。
【公式HP】 https://www.huistenbosch.co.jp/
【備考】 ※九州に新幹線はありません。

観光名所②長崎・長崎原爆資料館

核兵器のない世界・平和の尊さを伝える資料館「長崎原爆資料館」、世界中誰もが知る大惨劇、1945年8月9日午前11時2分、長崎の上空で原子爆弾が炸裂。多くの人々の生命が奪われました。「展示室」では、ストーリー性のある展示を意識しており、「原爆投下の経緯」「核開発の歴史」「平和希求」など、子供から大人まで理解できるように写真を中心に展開しています。

長崎・長崎原爆資料館の基本情報

【名称】 長崎原爆資料館
【住所】 長崎県長崎市平野町7-8
【電話番号】 095-844-1231
【アクセス】 長崎駅から路面電車で8分
浜口町下車から徒歩で5分
【営業時間】 開館:8:30~17:30 4月、9月~翌3月
開館:5月~8月 8:30~18:30
休館:12月29日~12月31日
開館:8月7日~8月9日 8:30~20:00
【料金】 大人:200円
高校生:100円
中学生:100円
小学生:100円
【公式HP】 http://nagasakipeace.jp/
【備考】 ※九州に新幹線はありません。

観光名所➂福岡・大濠公園

日本有数の水の公園である「福岡・大濠公園」、福岡城を侵略から守るために造られた周囲2kmの外堀で、池の中心に浮き島があり、橋の上からの眺めは絶景で、冬になると「カモ」「カモメ」などの渡り鳥が飛来し、景色抜群の「福岡・大濠公園」はフォト派には最適なスポットです。
 
又、エリア内はお子様が遊べるエリアが2つに分かれており、「東側・児童遊公園」には大きなお子様楽しめる遊具が充実、「西側・児童公園」には小さなお子様向けの遊具が充実しており、足こぎボートもあるなど、子供連れのご家族に大人気。

福岡・大濠公園の基本情報

【名称】 大濠公園(オオホリコウエン)
【住所】 福岡県福岡市中央区大濠公園
【電話番号】 092-741-2004
【アクセス】 地下鉄大濠公園駅から徒歩で5分
西鉄バス「西公園」下車
【公式HP】 http://www.ohorikouen.jp/
【備考】 ※九州に新幹線はありません。

観光名所④福岡・太宰府天満宮

過去現在未来へと繋がる橋があるとしても有名な「太宰府天満宮」、桃山時代の豪壮華麗様式で、国の重要文化財として指定されており、天神さま(菅原道真公)をお祀りする神社です。
 
「心字池・太鼓橋」は、手前から「過去・現在・未来」を表し、この橋を渡ると心身ともに清められるといわれ、渡る時に振り返ってはいけないとのエピソードまであるとか。
 
こちらにある「飛梅(花)」が美しすぎて話題ですが、大宰府へ左遷された「菅原道真公」を慕って、一夜のうちに京から空を駆けてきたという伝説をもつご神木です。「飛梅(花)」の他の梅も含め「大樟」「花菖蒲」など、6000本もの花々が春夏秋冬、季節ごとのダイナミックな景色を放ちます。

福岡・太宰府天満宮の基本情報

【名称】 太宰府天満宮(ダザイフテンマングウ)
【住所】 福岡県太宰府市宰府4-7-1
【電話番号】 092-922-8225
【アクセス】 西鉄太宰府駅から徒歩で5分
【料金】 大人400円(宝物殿)
200円(菅公歴史館)
【公式HP】 http://www.dazaifutenmangu.or.jp
【備考】 ※九州に新幹線はありません。

自分に合った移動手段を選ぼう!

長崎〜福岡の移動手段を徹底比較、電車、バス、車の料金や所要時間などを詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。正直なところ何が一番良い移動手段か迷いますよね・・・
 
現地についてあちこちまわりたい派には「車」はかかせまんが、目的地が温泉など少数であれば、たまには運転しないで「優雅な時間移動」ができるリーズナブルでありながら豪華さも感じる「特急かもめ」いいですよね。
 
時間に余裕があれば高速バスでWi-Fiで動画を繋ぎドラマなどをみながら一人移動なんかも中々いいかなとも感じますね・・・
 
1人旅・カップル・友人・子供連れのご家族・グーループでの旅行など、その時々の旅行パートナー・使える時間・コストなどをふまえ、最高に楽しめる移動手段を組んで長崎県観光・福岡県観光を是非乗り物から楽しんで下さい。

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Jpark
旅行好きで、国内外問わず1年中飛び回っているフリーマンです。

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