青森から函館へ!格安の移動手段とは?それぞれの料金&時間まとめ!

函館に観光に行きたいと思ったとき、青森からなら移動手段はJRかフェリーの利用になると思います。しかし、料金はいくらかかるのか?時間はどれくらいかかるのか?気になるところです。そこで青森から函館に行く移動手段をJRとフェリーで比べてみたいと思います。

青森から函館へ!格安の移動手段とは?それぞれの料金&時間まとめ!のイメージ

目次

  1. 1青森から函館の移動手段まとめ!
  2. 2青森から函館の移動手段【JR】
  3. 3青森から函館の移動手段【フェリー】
  4. 4青森から函館の移動手段を比較!
  5. 5青森からJR&フェリーで行ける函館観光スポット
  6. 6青森から函館のアクセスは旅行の目的次第で決めよう

青森から函館の移動手段まとめ!

青森から函館のほうへ移動するには津軽海峡を渡らなくてはなりません。一番近い青森と函館間を移動する方法としてはJR北海道新幹線かフェリーがあります。何人で行くか、誰と行くか、自動車に乗っているのか、急いでいるのかによって利用するものが変わってきます。それぞれで特徴がありますので、ご利用しやすい移動方法を使われるのがいいと思います。

JRとフェリーを利用した移動手段を解説!

フェリーは自動車も運べるので函館をマイカーで観光するなら青森からの移動はフェリーがいいでしょう。お値段も比較的料金も安いのでご利用しやすいと思います。ペットも一緒ならなおさらです。

青森からの移動に時間をかけたくない、観光地でゆっくり過ごしたい方はJR北海道新幹線が移動するのがいいと思います。断然時間を短縮できます。どちらの移動がいいか、詳しく説明していきます。

Thumb啄木小公園で函館山と津軽海峡を一望!元旦には海からの日の出が見られる!
函館市の大森海岸にある啄木小公園。歌人の石川啄木ゆかりの地として有名です。啄木はここをよく散...

青森から函館の移動手段【JR】

本土の青森から北海道函館へJRで移動する場合は北海道新幹線になります。青函トンネルを通っていくので、天候にも左右されにくく、なにより早く青森から函館へ移動できます。特に乗り物酔いする方は青森からの移動はJR北海道新幹線での移動がいいと思います。

JRは北海道新幹線!

JR北海道によって2017年に北海道新幹線は開通しました。運転区間は、東京・仙台~新函館北斗は「はやぶさ」、盛岡~新函館北斗と新青森~新函館北斗は「はやて」になります。まだJR北海道新幹線は距離が短いので、東北新幹線が乗り入れる感じで運行されています。

現在は新青森~新函館北斗の間だけですが、将来的には北海道旭川市まで開通が計画されています。

車内がとても快適!

まだまだ新しいこの新幹線は乗り心地がすごくいいのです。飛行機でいうとファーストクラスにあたるグランクラスは座席がゆったりしていて快適で、軽食サービスにアルコールを含むフリードリンク、これらを飛行機でいうCAさんにあたるアテンダントによってサービスがパックになっています。

新青森~新函館北斗間はこのサービスは受けられませんが、それでもとても贅沢な移動時間を過ごせます。その他にも電源コンセントや大き目のテーブルがありゆったり快適に過ごせるグリーン車や、電源コンセントがあり座席間も広めで開放感のある普通車があります。

北海道新幹線だと乗り換えが必要!

青森から新幹線の新青森駅には在来線の奥羽本線で行き乗り換えなければいけません。北海道新幹線で新青森~新函館北斗を移動した後は、はこだてライナーで新函館北斗~函館の移動になります。ちょっと乗り換えが面倒だと思われるかもしれませんが、それでもフェリーより断然早く移動できます。

北海道新幹線を利用する時の料金&時間

青森からフェリーを利用するより北海道新幹線を利用する方がかなり時間が短縮できます。お得に使えるパックもありますが、料金はやはり高くなります。その分は観光に時間を使えるので、あまり時間が無い方にはいいと思います。効率的に観光したいなら青森から新幹線がいいのではないでしょうか。

片道と往復の料金

(2019年10月からの料金になります。それより早い時期のご利用はもう少し安いです。)新青森ー新函館北斗の乗車料金です。距離が短いので往復割引パックはありません。

普通指定席利用料金は片道7720円、往復15440円になります。グリーン指定席利用料金は片道9990円、往復19980円になります。グランクラス利用料金片道13140円、往復26280円になります。

所要時間は1時間ほど!

青森から北海道新幹線を利用すると乗車時間は57分です。なんと1時間を切るのです。フェリーだと青森から3時間以上かかるので、時間が無い方にはとってもおすすめです。

JRをお得に利用する方法

どうしても青森から新幹線を利用すると高くなります。そこでおすすめしたいのがお得なパックでJRを利用できる方法です。いくつかあると思いますが、今回は2つご紹介します。

往復&宿泊パックがある!

JR新幹線などを利用して往復、さらに現地で宿泊するのなら、日本旅行から提案されている旅行パック「日本旅行のJR+宿泊セットプラン」のパックを予約すると安い料金で旅行に行けます。自分でバラバラに予約するよりパック料金の方が安いんです。

片道だとえきねっとトクだ値がおすすめ!

乗車券を片道で買われる場合はJR東日本の「えきねっとトクだ値」を利用されると安いんです。JR北海道新幹線の新青森~新函館北斗間の普通車指定席がなんと料金が20%割引になります。乗車日当日の午前1時40分までに申し込みが必要です。

さらにもっと安い料金で乗車券を購入できる方法があるんです。それは「えきねっとお先にトクだ値」利用することで安い料金になるんです。同じくJR北海道新幹線の普通指定席がなんと!!料金が40%割引になるんです。ものすごく安いのでお得です。ただ乗車日13日前の午前1時40分までに申し込みが必要です。

こちらはどちらも往復などのパックでは利用できないのでご注意ください。これとは別にレンタカーも借りるならお得になるパックなどもあります。早くに観光に行かれる計画を立てておられるなら、本当に安いです。これとは別にレンタカーも借りるならお得になるパックなどもあります。早くに観光に行かれる計画を立てておられるなら、本当に安いです。

青森から函館の移動手段【フェリー】

もう一つの青森からの移動手段としてフェリーがあります。自動車で青森側から行かれる方やペット連れのかたもこちらの移動方法がおすすめです。新幹線と比べると時間はかかりますが、ちょっと豪華な船旅もできるので、時間に余裕のある方にはおすすめの方法です。フェリーでの移動の仕方についても書いていきます。

フェリーは2社が運行!

青森と函館を結ぶフェリーには2社があります。フェリーは会社や船の種類によってもかなり内装などに違いがあり、料金も幅があるのでどれを選ぶのかで旅の楽しみ方が違ってきます。それぞれの船の違いや料金が安いかどうかなど、詳しく書いていきます。

「津軽海峡フェリー」は4隻

豪華な船旅ができる津軽海峡フェリーは、一瞬ホテルに来たかのように思ってしまうような個室やスイートルームがあったり、海を眺めながらのんびりくつろげるリクライニングシート席もあります。すべての船にドッグルームとドッグバルコニーを完備しているので、ペットも同伴で安心して乗れます。

キッズルームもあるのでお子様も退屈せずに過ごせます。シャワールームや売店も完備されているで、優雅で快適な時間が過ごせます。船の名前は、ブルーハピネス、ブルードルフィン、ブルードルフィン2、ブルーマーメイドです。

「青函フェリー」も4隻

どの船もきれいな船内で快適な時間を過ごせます。なんといってもリーズナブルです。「はやぶさ」は個室はステートルームで、一人でも複数人でも料金は同じです。友達や家族と一緒なら個室だと気楽に過ごせます。あと女性専用ルームに誰でも使えるシャワールームもあります。

バリアフリー専用席とバリアフリーエレベータ、車いす対応の多目的トイレも完備しています。「あさかぜ21」もバリアフリー昇降機に車いす対応の多目的トイレも完備しています。「3号はやぶさ」と「あさかぜ5号」は小さめの船なので、バリアフリーには対応していません。車椅子などをご利用のお客様ははやぶさかあさかぜ21に乗船されるといいと思います。

あさかぜ5号のシャワールームは男性専用となっています。女性の方はそれ以外の船をご利用されるといいと思います。

フェリーを利用する時の料金&時間

青森からフェリーは、だいたい3~4時間くらいかかります。そのかわり値段は安いですので、時間があるならフェリーで移動する方が観光にお金が使えます。それに自動車やペットも青森から一緒に移動できるので、現地では快適だと思います。

「津軽海峡フェリー」の料金

(2019年10月からの料金で書いています。それより早い時期のご利用はもう少し安いです。)時期によって料金が変わります。A期間が一番安い料金で、次に安いのはB期間、一番高いのはC期間になります。しかしほとんどがA期間なのでそんなに心配はいらないかもしれません。スタンダードだと、大人で2260円になります。

インターネットで予約すると10パーセントオフになります。往復割引は、往路乗船券購入時に往復ご購入頂きますとパック料金で復路運賃が1割引となります。ちなみに、2019年の期間分けは下記の通りになっています。予約の際にお確かめください。

【A期間】 2019年1月5日~4月26日、5月7日~5月31日、10月1日~12月26日
【B期間】 2019年1月1日~1月4日、6月1日~7月12日、
8月19日~9月30日、12月27日~12月31日
【C期間】 2019年4月27日~5月6日、7月13日~8月18日
【サイト】 https://www.tsugarukaikyo.co.jp/fare/fare_route1/

Thumb【函館〜青森間】津軽海峡フェリーで移動!料金/時間/時刻表など解説!
函館と青森を結ぶ津軽海峡フェリーは、旅の目的に合わせてそれぞれタイプが異なる4つの客船があり...

「青函フェリー」の料金

(2019年10月からの料金で書いています。それより早い時期のご利用はもう少し安いです。)青函フェリーはもっとリーズナブルでシンプルです。期間は2シーズン制です。冬場のほうが料金が安い設定になっています。

往復割引は、往路(行き)乗船から14日以内に復路(帰り)乗船される場合にのみで適用されます。往復割引・往復予約を利用された場合、パック料金になり割引は復路運賃より1割引きとなります。

【冬期】 10~5月
【夏期】 6~9月
【サイト】 http://www.seikan-ferry.co.jp/fare/#ofuku

所要時間は3時間30分超え!

青森からの移動がフェリーだとやはり時間はかかりますが、その分のんびりと行けます。青函フェリーの乗船時間は約4時間となっています。津軽海峡フェリーの乗船時間は3時間40分となっています。

Thumb絶景のビュースポット「ともえ大橋」!函館港や花火大会の観覧に人気!
絶景ビュースポットで人気のともえ大橋はベイエリアを縦断しており港や夜景を展望できるスポットで...

青森から函館の移動手段を比較!

青森からのJR北海道新幹線とフェリーでの移動を書いてきました。みなさんはどちらがいいと思いましたか?それぞれ特徴があるので、みなさんの観光スケジュールや予算などで変わってくると思います。

料金を比較

青森からの移動だとJR北海道新幹線は7720円、フェリーは2000円前後になります。だいたい5000円以上違います。往復になると10000円もの差になってしまいます。4倍近い値段の差は大きいです。

安いのは青函フェリー!

青森からの移動で一番安いのは青函フェリーです。客室もきれいですし、時間があればこちらでしょうか。津軽海峡フェリーもスタンダードなら、JR北海道新幹線と比べたらかなり安いです。料金が安いほうがいいのなら断然フェリーです。

所要時間を比較

青森からJR北海道新幹線の移動時間は1時間を切りますのでかなり早いです。フェリーで4時間近くかかることを考えると、逆に新幹線が4倍早いことになります。

JRがかなり早い!

青森からの移動はJR北海道新幹線は1時間弱で行けるのでフェリーと比べると片道3時間、往復6時間の差になりますので、現地で6時間も過ごせる時間が増えるのはうれしいです。1~2か所余分に観光できます。

青森からJR&フェリーで行ける函館観光スポット

青森から函館についたらさっそく観光に行きたい人もいるでしょう。函館はたくさんの観光スポットがあります。どれを見たいか迷うところですが、今回は函館で有名な観光スポットを3か所ご紹介します。

函館観光スポット①函館山

世界三大夜景と称される函館山からの100万ドルの夜景です。街の明かりを挟んで両側に海が見える光景はまさに絶景です。海外からの観光客にも人気のスポットです。

【名称】 函館山
【住所】 函館市函館山
【電話番号】 0138-23-3105
【アクセス】 函館駅より車で約10分
【サイト】 https://334.co.jp/

Thumb函館山の夜景を楽しむ決定版ガイド!言葉も失う絶景を徹底的に満喫!
函館山の夜景はまさに絶景。あの「ミシュラングリーンガイドジャポン」で三ツ星を獲得した北海道屈...

函館観光スポット②五稜郭

江戸時代末期に江戸幕府により函館に作られた稜堡式城郭(りょうほしきじょうかく)です。新選組最後の地として有名です。きれいな星形が地上からは見えないですが、近くにある五稜郭タワーからは見られます。

【名称】 五稜郭
【住所】 函館市五稜郭町44
【電話番号】 0138-21-3456
【アクセス】 函館空港から車で約20分
JR函館駅から車で約15分
【営業時間】 郭内入場 5:00~19:00(4~10月)
     5:00~18:00(11~3月)
【サイト】 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014011601161/

Thumb五稜郭タワーは函館を代表する観光スポット!高さやアクセス&駐車場を解説!
国の特別史跡五稜郭。その脇に建っているのが五稜郭タワーです。史跡と近代タワーのコントラストは...

函館観光スポット③金森赤レンガ倉庫

金森赤レンガ倉庫は函館市にある赤レンガ倉庫群の名称です。ショッピングモールやビアホール・レストランがあり、観光名所になっています。街並みは北海道遺産に選定されています。

【名称】 金森赤レンガ倉庫
【住所】 函館市末広町14番12号
【電話番号】 0138-27-5530
【アクセス】 市電十字街電停下車 徒歩約5分
【営業時間】 9:30~19:00(季節により変動あり)
【サイト】 https://hakodate-kanemori.com/

Thumb金森赤レンガ倉庫でグルメ&お土産を満喫!景色も綺麗な人気の観光名所!
金森赤レンガ倉庫はとても楽しめる場所です。カフェでのんびりすることもできますし、ショッピング...

青森から函館のアクセスは旅行の目的次第で決めよう

青森から津軽海峡を渡り函館に移動する方法は、JRかフェリーかでご紹介しました。青森からの移動後、函館でどんな風に過ごすのかによって青森からの移動方法を選ばれるといいと思います。青森からJRを利用するにしてもフェリーを利用するにしてもそれぞれ楽しく過ごせますし、その道中も満喫されたらと思います。

おすすめ関連記事

Thumb【決定版】青森の観光名所ランキングTOP35!おすすめスポット厳選!
青森は春夏秋冬を通して楽しめる観光名所がたくさんあります。春の桜、夏の緑、秋は紅葉そして冬の...
Thumb冬の観光名物!青森県津軽鉄道「ストーブ列車」で贅沢な風情のある旅に!
冬の津軽地方の風物詩「ストーブ列車」が今年も走り始めました。ノスタルジックな車内とダルマスト...
Thumb「青函トンネル記念館」で壮大な歴史を体験!地下140mの海底を歩く!
青函トンネル記念館ではどんなことが体験できるのでしょうか?せっかくなら世界最長クラスの青函ト...
Thumb「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」で歴史を体感!料金や営業時間は?
「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」とは、青森と函館の間を約80年にわたって物資や人々の運...

関連するまとめ

関連するキーワード

Original
この記事のライター
望花
京都の、主に神社仏閣や、知る人ぞ知るマイナースポットを観光をするのが趣味です。 アクセサリー作りが好きで、高じて...

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ