「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」で歴史を体感!料金や営業時間は?

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」とは、青森と函館の間を約80年にわたって物資や人々の運搬を行った八甲田丸を記念して作られた博物館です。人々から愛された歴史や実際に使用された場所を感じれる「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」を徹底してお伝えしていきます。

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」で歴史を体感!料金や営業時間は?のイメージ

目次

  1. 1「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」とは
  2. 2「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の各階見所
  3. 3「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の料金・営業時間
  4. 4「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」周辺の観光
  5. 5「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の関連情報
  6. 6「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」に行こう!

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」とは

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」は、1908年から1988年まで青森港と函館港を結んでいた青函連絡船を記念碑として活用した博物館船です。今では観光地として人気があり、限定グッズなども販売しています。

青森市柳川にある博物館船

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸は、青森県の青森市柳川に位置し、青函トンネル開通後、博物館として飾られながら町のシンボルマークとしても活躍しています。JR青森駅からもアクセスが良く多くの観光客が訪れています。

青函トンネル開業まで活躍「八甲田丸」の歴史

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸として博物館になるまでには歴史があります。青函トンネルが開通したタイミングで現役としての役目を終え、数多くの連絡船の中でも一番使われた期間が長かった「八甲田丸」が記念碑になりました。

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「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の各階見所

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の内部は非常に広く、博物館として立派な作りになっています。青森県に来た際は、しっかりと時間をかけて八甲田丸の歴史をぜひ堪能してみてください。

4階 航海甲板

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の4階には、操舵室や無線通信室など現役時代の状態で解放されています。そして、最上階から見わたせる景色は絶景間違いなしです。

ブリッジ

当時実際に使われていたブリッジ(操舵室)が解放されており、現役時代操縦していた人々の雰囲気を感じる歴史ある空間です。博物館を代表とするスポットであり、船好きにはたまらないでしょう。

無線通信室

操舵室の後ろには無線通信室があります。この場はモールス信号を出す場所として使われており、現在も定期的に青森無線クラブが使用しています。機械好きの心をわしづかみにする一室になっています。

煙突展望台

煙突展望台は、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸のトレードマークであり4階に位置しています。4階には現在つかわれていな煙突と、青森の絶景が広がっています。時間がある方はぜひ夕日もたのしんでみてください。

3階 遊歩甲板

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を語る上で、避けて通れないのが3階の遊歩甲板。昭和当時の街並みを表現した「青函ワールド」や、青函トンネルが開通するまで現役で使われていた歴史を体で感じることができる「青函鉄道連絡船記念館」が見どころです。

青函ワールド

八甲田丸か現役で使われていた昭和の青森駅前風景を再現した「青函ワールド」。当時の歴史を感じると共に、リアルな作りに活気ある街並みを感じます。

青函鉄道連絡船記念館

青函トンネルが開通するまで現役で使われていた八甲田丸の船長室や寝台室をそのままの状態で残した「青函鉄道連絡船記念館」。他にも八甲田丸で実際に使用されていた備品などが展示されています。

2階 船楼甲板

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の入り口でもある2階の「船楼甲板」。ここでしか買えない八甲田丸限定のグッズ販売所もあり、お手頃料金でお土産や限定グッズも買えます。

八甲田丸オリジナルグッズ販売

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を訪れたら是非2階の「八甲田丸オリジナルグッズ販売所」を訪れてみてください。お手頃な料金で、かわいいグッズは人気があり、特にイルカのイメージイキャラクターグッズは大人気です。

1階 車両甲板

青函連絡船の最大の特徴でもある1階の「車両甲板」。かつて北海道と本州を繋ぐ青函トンネルができる前まで、八甲田丸を使って車両の運搬を行なっていました。その歴史ある姿とスケールの大きさに圧倒されること間違いなしです。

車両展示室

八甲田丸一階には青函トンネルが開通するまで運ばれた実際の車両が並んだ「車両展示室」があります。車両が船に乗り込めるように線内には線路があり、鉄道ファンにはたまらないでしょう。

地下1階 第2甲板

青函連絡船を動かす動力と技術が詰まった地下1階「第2甲板」。大きな八甲田丸を動かすエンジンが眠る「第1主機室」や細部の機械を遠隔操作する「統括制御室」など見応えあるフロアになっています。

第1主機室

青函連絡船を動かす大きなディーゼルエンジンを保管する「第1主機室」。現役時代から八甲田丸の心臓部として利用されていた迫力を感じることができます。

総括制御室

青函連絡船の細部にある機械を遠隔操作していた操舵室に次ぐ重要な司令塔「統括制御室」。当時の使われていたままの制御室をみていると精密さと機能の多さに、時間を忘れてしまいます。

発電機室

メモリアルシップの中でもディープな雰囲気を醸し出している「発電機室」。ここは、機関の作動や通信など船の隅々で使われている電力を司っていた場所であり、現在も主配電盤は利用されている。

水密扉

「水密扉」とは、八甲田丸に水が入らないようにするための大きな扉のことです。12個の水密隔壁で守られており、船の博物館としてもなかなか見れない貴重な扉です。

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「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の料金・営業時間

ここからは青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の料金・営業時間をまとめていきます。やアクセスはサイトの最後でまとめてありますので是非博物館を訪れる際は参考にしてください。

観覧料

料金は青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸のみの観覧に合わせて、ねぶたを年中感じることができる交流施設「ワ・ラッセ」の入場券が一緒になったチケットもあります。

有料展示コーナーの観覧料

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の地下1階・1階・3階・4階が有料展示コーナーになり、料金は「大人510円」「高校生・中学生310円」「小学生110円」が基本になります。

割引チケット

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の観覧料は、「八甲田丸・ワ・ラッセ」の共通チケットを購入すると料金割引になります。是非時間がある方は合わせてワ・ラッセにも足を運んでみてください。

八甲田丸・ワ・ラッセ 2館共通券

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸と八甲田丸・ワ・ラッセの二回共通券料金は、「大人930円」「高校生620円」「中学生470円」「小学生270円」です。

八甲田丸・アスパム・ワ・ラッセ 3館共通券

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸と八甲田丸・アスパム・ワ・ラッセの二回共通券料金は、「大人1300円」「高校生900円」「中学生700円」「小学生500円」です。

営業時間

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸は夏季と冬季で開館日と休館日が異なります。夏季は営業時間が長いのでじっくりと船内を回ることもおすすめします。

夏季開館時間・休館日

夏季(4月1日~10月31日)は営業時間が9:00~19:00になります。入館受付は18:00までなので注意しましょう。なお基本的に夏季は休館日はありません。

冬期開館時間・休館日

冬季(11月1日~3月31日)は営業時間が9:00~17:00になります。入館受付は16:30までなので注意しましょう。冬季の休館日は毎週月曜日と12月31日、1月1日、3月第2週の月~金曜日になります。

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「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」周辺の観光

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の周辺には観光が出来る場所がたくさんあります。青森を代表する施設がアクセスしやすい場所にたくさんあり、駐車場を併設している場所も多くあるので、是非車でも観光してみてはいかがでしょうか。

観光①ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたの家 ワ・ラッセは、青森を代表するねぶたの展示物が多くある博物館です、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸のチケットと合わせて購入すると割引があり、アクセスもしやすいので1日で両方の観光がおすすめです。

ねぶたの家 ワ・ラッセの詳細

【名称】 ねぶたの家ワ・ラッセ
【住所】 〒030-0803 青森市安方1-1-1
【営業時間】 5月~8月  9:00 ~ 19:00
9月~4月  9:00 ~ 18:00
【料金】 大人620円 高校生460円 小・中学生260円
【アクセス】 JR青森駅からワ・ラッセ 徒歩1分
【駐車場】 あり
【HP】 http://www.nebuta.jp/warasse/

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観光②青森県観光物産館 アスパム

青森県観光物産館 アスパムは、青森県の特産品を取り扱う観光施設です。13階は青森を一望できる展望台があり、14階には展望レストランがあります。駐車場もあるのでデートにもおすすめです。

青森県観光物産館 アスパムの詳細

【名称】 青森県観光物産館アスパム
【住所】 〒030-0803 青森県青森市安方1-1-40
【営業時間】 9:00 ~  20:00
【料金】 A券(パノラマ映画館・展望台セット) 800円
B券(パノラマ映画館) 600円
C券(展望台) 400円
【アクセス】 JR青森駅東口から徒歩で8分
【駐車場】 あり
【HP】 http://aspm.aomori-kanko.or.jp/

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観光③ラ・ブリッジ

「ラ・ブリッジ」は青森駅から青い海公園を繋ぐ大きな遊歩道です。名称は多くのカップルがこの遊歩道上で海を見ながら愛を誓うことが多いためこの名前が付けられたという説もあります。

ラ・ブリッジの詳細

【名称】 ラ・ブリッジ
【住所】 青森県青森市安方1丁目
【営業時間】 工事期間以外は通行可
【料金】 無料
【アクセス】 青森駅から直線距離で217m
【駐車場】 なし
【HP】 https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000191369/

観光④エーファクトリー

エースファクトリーは、AOMORI CIDRE(アオモリシードル)という青森県産のりんご100%使用したシードル工房があり、その他青森県の食材を楽しむことができる複合施設です。

エーファクトリーの詳細

【名称】 A-FACTORY(エーファクトリー)
【住所】 青森県青森市柳川1-4-2
【営業時間】 ショップ(特産品・おみやげ) 9:00〜20:00
レストラン1F(フードコート) 11:00〜20:00
レストラン2F (ガレット) 11:00〜20:00
【アクセス】 JR青森駅から徒歩3分
【駐車場】 あり
【HP】 https://www.jre-abc.com/wp/afactory/index/

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「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の関連情報

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」には、多くのアクセス方法があり、気軽に遊びに行くことも出来ます。また夏季は営業時間が長く、休館日がないため長期休暇の際に訪れるにはもってこいの場所です。

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」へのアクセス

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」への行き方は、車・電車・フェリーなどがあり、空港からも近いため非常にアクセスしやすい場所にあります。自分の旅にあった行き方を選んでみてください。

JR電車・新幹線で行く

八甲田丸のメリットは駅が非常に近いことです。電車・新幹線で行く場合は、JR新青森駅から車で20分、JR青森駅から徒歩5分で行くことが出来ます。

フェリーで行く

なんと八甲田丸には、フェリーで行くことも出来ます。フェリーふ頭から車で10分で訪れることが出来ます。

飛行機で行く

八甲田丸は非常に空港から近い場所に位置しております。空港から行く場合は、青森空港から車で30分・青森空港から車で30分で行くことが出来ます。

車で行く

八甲田丸へは車で青森中央IC(青森自動車道)から20分で行くことが出来ます。車があると周辺施設もゆっくり回ることが出来るので、家族や友達と行く際はオススメです。

駐車場情報

八甲田丸には駐車場があります。乗用車約20台、大型バス約3台にあわせて障がい者専用の駐車場も常設してあります。

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」の基本情報

【名称】 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
【住所】 〒038-0012 青森市柳川一丁目112-15地先
【営業時間】 夏季は9:00~19:00
冬季は9:00~17:00
【料金】 上記に詳細を記入済み
【アクセス】 JR新青森駅から車で20分
JR青森駅から徒歩5分
【駐車場】 あり (無料)
【HP】 https://aomori-hakkoudamaru.com/index.html

「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」に行こう!

青函トンネルが開通するまで人々を乗せて走り続けた青函連絡船。是非今年の夏は歴史を学び、かわいいグッズ手に入る「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」に足を運んでみてください。

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Ogawa Naoto

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