東山温泉「千代滝」の魅力!会津を一望する絶景露天風呂と絶品料理!

東山温泉の千代滝は温泉街から少し離れた高台にあり最上階の露天風呂から絶景が楽しめる宿として人気があります。また、バイキングなどの絶品会津郷土料理を味わうことができます。今回は、姉妹館の新滝との湯巡りやラウンジ巡りも楽しめる東山温泉の千代滝の魅力を紹介します。

東山温泉「千代滝」の魅力!会津を一望する絶景露天風呂と絶品料理!のイメージ

目次

  1. 1東山温泉「千代滝」とは
  2. 2東山温泉「千代滝」の温泉
  3. 3東山温泉「千代滝」の宿泊
  4. 4東山温泉「千代滝」の食事
  5. 5東山温泉「千代滝」の施設情報とアクセス
  6. 6東山温泉「千代滝」で癒やしの時間を過ごそう!

東山温泉「千代滝」とは

東山温泉の「くつろぎの宿 千代滝」は東山温泉の中心部から少し離れた高台にあり、豊かな自然に囲まれた静かな空間の中で、展望露天風呂に浸かりながら絶景が楽しめる宿として人気があり、料理長渾身の会津郷土料理に舌鼓を打ちながら会津の地酒を堪能できます。

また、千代滝の美味しい料理で満腹になったら、ゆったりとした趣のあるお部屋で、心癒される時間を静かに過ごすことができます。今回は、この東山温泉随一の絶景を楽しむことができる「くつろぎの宿 千代滝」を紹介します。

福島県会津若松市の東山温泉にある旅館

会津若松市の奥座敷として知られる東山温泉は、市内から車で15分くらいのところにあり、1,200年前に行基が開湯したとされる歴史ある名湯で、「くつろぎ宿 千代滝」はその東山温泉の中心から少し離れた高台にあり、リーズナブルな料金で絶景が楽しめる宿として人気があります。

そして「くつろぎ宿 千代滝」には東山温泉の中心部の川沿いにある「くつろぎ宿 新滝」という姉妹館もあり、この2つの宿を行き来してそれぞれの温泉を自由に日帰りでも楽しむことができます。今回は、東山温泉随一の絶景と展望露天風呂、そして品揃い豊富な地酒やバイキングなどが楽しめる「千代滝」の魅力に迫ります。

東山温泉「千代滝」の温泉

東山温泉の「千代滝」の温泉は、肌にやさしいサラサラの硫酸塩泉で美人の湯として知られ、慢性皮膚炎や慢性婦人病、動脈硬化症、神経痛などに効能があるとされています。

そして、「千代滝」には絶景を楽しむことができる露天風呂がある最上階の「遊月の湯」と、山あいの心地よい風を感じることができる「ふもと湯」があり、それぞれに趣の異なる温泉を楽しめますので、これからこの2つのお風呂を詳しく紹介します。

会津の四季の絶景と市街を一望!

「千代滝」最上階となる10階の「遊月の湯」には展望風呂と展望露天風呂があり、どちらからも四季折々に変化する会津の自然豊かな風景を堪能できます。そして、「千代滝」の2階には半露天風呂の「ふもと湯」があり、日帰りでは利用できませんが、それぞれに違った楽しみ方ができますので、これからその特徴を紹介しましょう。

温泉①遊月の湯の露天風呂

「千代滝」の最上階にある遊月の湯の露天風呂からは遠くに煌く会津若松市内の夜景や、眼下に広がる東山温泉街の風景を一望でき、また、夕暮れ時に沈む夕日を眺めながらじっくりと味わう温泉、そして、秋の紅葉の時期には朝日を浴びて色鮮やかな木々を眺めながらの温泉は格別です。

また、天気の良い日などは、「千代滝」の露天風呂で満天の星空を眺めながらサラサラの肌に優しい温泉を味わうこともおすすめです。時には流れ星を見ることもでき、サワサワと風にこすれる木々のささやきを聞きながら、じっくりと温まる心と身体を感じながら至福のひと時を過ごすことができます。

温泉②遊月の湯の大浴場

「千代滝」の最上階にある展望大浴場は、開放感のある窓の外に広がる四季折々の木々の移ろいを写真にして切り取ったかのような絶景を堪能できます。春の山桜から始まり、夏の鮮やかな深緑、山全体が燃えているかのような秋の紅葉、そして、水墨画のような冬の雪景色など、彩り豊かな風景を堪能できます。

特に朝日を浴びた木々の輝きは目の前の風景の中に浮かび上がるようで、千代滝のほど暗い浴室の中から眺めていると目に眩しいほどですが、時のたつのを忘れるほどの絶景を目の前にしながら、心も身体もじっくりと温まります。

温泉③ふもと湯の半露天風呂

「千代滝」の2階にあるふもと湯は2017年にオープンした新しいお風呂で、半露天風呂の湯舟からはその目線の位置に、東山温泉街の光景が広がり、山あいを流れる心地よい風をかんじることができます。

千代滝のちょろちょろと湯舟に流れ込むお湯の音だけがする湯舟に浸かりながら、暮れなずむときの中で徐々に暮れゆく山あいの風景と、湯舟の片隅におかれた素朴な灯りとのコントラストが侘び寂の空間を創り出し、ゆったりとした静かな時が流れます。

温泉④ふもと湯の貸切風呂

また「千代滝」の2階にあるふもと湯には貸切風呂があり、2名サイズとコンパクトな設えは、子供連れのファミリーやカップル、またはお一人で、プライベートな温泉タイムを堪能するのに最適です。

そして、コンパクトである空間ゆえに、湯舟の外に立ち並ぶ数本の木々のあり様と、その先に見える温泉街の山を借景にしての風景が素晴らしく、贅沢ではありますが、1人で貸し切って静かな時が過ぎゆく中で、じっくりと体を温めるのもおすすめです。

温泉⑤日帰り入浴のプランあり

「千代滝」では日帰り入浴ができませんが、姉妹館の「新滝」で日帰り入浴を受け付けています。また、日帰り入浴用の駐車場はありませんので、利用の際は、東山温泉協同駐車場に停めてから、「新滝」へ徒歩でアクセスするようにしましょう。

「新滝」での日帰り入浴可能な時間は、14:00~20:30(最終受付20:00)で、料金は大人1,000円(1,500円)、小学生500円、幼児300円、2歳以下無料で、()内は休前日・休日の料金となっています。ほかにフェイスタオルが料金200円、バスタオル貸出料金が300円、別途必要となります。

温泉⑥姉妹館との湯めぐりも!

「千代滝」では、東山温泉街の川沿いにある姉妹館「新滝」の温泉も利用することができます。徒歩約4分と近い場所にありますので、「千代滝」のお好みの浴衣でぶらぶらと温泉街を散策しながら「新滝」との湯めぐりをしてみるのもおすすめです。

この「新滝」には幕末の志士・土方歳三にゆかりのある猿の湯や、露天風呂、大理石風呂、そして、自噴岩盤の岩風呂などがあり源泉かけ流しの温泉を堪能できますので、「千代滝」の湯舟とはまた違った楽しみ方ができるはずです。

東山温泉「千代滝」の宿泊

東山温泉の中心部から少し離れた高台にある「千代滝」のお部屋からは絶景の展望が広がり、山あいの四季折々の自然豊かな風景を堪能しながら、ゆったりと過ごす空間は時間が止まったかのような静けさで、心も体も癒されます。

「千代滝」の客室はスペースが広めの新館と、古民家風の和室や和洋室、和モダンな雰囲気のベッドルーム、そして、2018年にリニューアルした小上りのついたツインルームがあります。そして、これからそれぞれのお部屋を紹介します。

お部屋①1室限定の洋室ツイン

「千代滝」には1室限定の広々としたリビング付きのツインベッドルームがあります。広さは43平米で、ベッドルームとリビングルームが分かれており、このリビングルームも寝室として利用すれば、4名まで宿泊できます。

分かれているリビングルームとベッドルームにはそれぞれテレビが設えられていますので、見たいテレビ番組があって親子でけんかになりそうになっても、セパレートされた部屋で違う番組を見ることもできますので、いろいろと利用価値はありそうです。

お部屋②新館の純和室

「千代滝」には新館に広さが12.5畳で、10畳の和室、畳敷きの踏み込み、そして2.5畳の広縁というゆったりとした和室があり、広めの広縁からは窓の外に広がる自然豊かな風景を眺めることができます。また、洗面台には手洗い場が2つありますので、身支度に順番待ちの必要もないことから、女子旅などに特におすすめのお部屋と言えそうです。

お部屋③和室とソファーの和洋室

「千代滝」の新館には、10畳の和室にソファーが2つあるツインベッドルームとリビングが付いた和洋室もあります。このお部屋は和室とリビングを利用すれば7名まで宿泊できますので、大家族やグループ旅行などにおすすめです。

お部屋④和モダンな小上がりツイン

「千代滝」の本館には限定4室の和モダンな雰囲気の小上りが付いたツインベッドルームもあります。これは古民家風の造りのお部屋を2018年にリニューアルしたもので、窓からは温泉街の眺望が楽しめる新しさの中に温かみのある古民家の趣を残すモダンな造りで、セミダブルサイズのベッドでゆったりと過ごすことができます。

お部屋⑤古民家風の和室

「千代滝」のスタンダードとも言える古民家風の造りの10畳~12畳の和室で、このお部屋の広縁からは、温泉街の眺望を楽しむことができます。落ち着きのある静かな空間の中で、窓の外に広がる山あいの風景を眺めながらゆったりとした時間が過ぎていきます。

東山温泉「千代滝」の食事

「千代滝」では、会津の食文化を大切にしながら、地元の食材を中心に会津の郷土料理を今風にコーディネートし、会津で採れた食味豊かなお米とともにバイキングやお膳などで多彩なメニューを提供しており、豊富に取り揃えられた会津の地酒も存分に楽しむことができます。

夕食は会津の郷土料理が楽しめる2タイプ

「千代滝」では、夕食メニューとして、バイキングか、和食膳から選択することができます。ときには、グループで利用してワイワイやりながらバイキングを楽しんだり、ときには、カップルで訪れて厳選された食材を堪能する、というように利用シーンに応じてバイキングを使い分けるのもよいでしょう。

会津郷土料理のこだわりバイキング

「千代滝」のバイキングで提供される「創作会津郷土料理ビュッフェ」は、会津の郷土料理である「こづゆ」や会津の特産品であるアスパラガスを使った創作料理、そして会津名物の辛味噌タレで食する馬刺しなど、地元の食材を中心に取り揃えられた和食を中心としたメニューで提供されます。

バイキングですのでもちろん食べ放題、それに、全国新酒鑑評会での受賞歴が7年連続というほど美味しい地酒を存分に味わえる飲み放題プラン(1,800円)も用意されていますので、日本酒好きにおすすめです。

料理長渾身の創作料理膳

「千代滝」のもう一つの夕食メニューはお膳形式で提供される「創作会津郷土料理膳」です。地元の旬な食材を存分に使用して、料理長自慢の口の中に入れたとたんにとろけるような国産牛と特製バター醤油のマリアージュが楽しめる陶板焼きや、地元のお豆腐屋さんから仕入れた湯葉をつかった湯葉刺し。

そして、外せないのがホタテの干し貝柱でとった出汁でサトイモなどの野菜を炊いた会津伝統の郷土料理「こづゆ」、これに最高品質の会津産コシヒカリが加わり、料理長渾身の創作料理膳の完成です。

朝食は会津産を使用した和食バイキング

「千代滝」の朝食は、バイキングで提供され、地元の食材を中心にした手作りメニューが並びます。そして、ご飯は、白米のほかに、玄米やおかゆなどから選ぶことができ、手作り豆腐やふわふわの出汁巻き卵など30種類以上ものおかずが並び選ぶのに迷うほどです。

30種類以上の会津の地酒も!

「千代滝」では、夕食で会津の地酒を料理と共にいただくことができますが、館内には「地酒の館」があり、ここでは、全国新酒鑑評会で7年連続の受賞歴を誇る地酒を堪能することができます。そして、会津地方の地酒が30種類以上も取り揃えられていますので、係の方に聞きながらお好みの地酒を味わうようにするのがおすすめです。

東山温泉「千代滝」の施設情報とアクセス

これまで、東山温泉「千代滝」の温泉、お部屋、バイキングなどの料理について紹介してきましたが、「千代滝」にはほかにラウンジや売店などの施設がありますので、これらの施設の紹介と併せて、「千代滝」へアクセスする際の方法や料金などについて紹介します。

施設の詳細情報

「千代滝」には施設として先述の会津の地酒を30種類以上取り揃えた「地酒の館」や、ソフトドリンクや焼酎を楽しめたり、読書やボードゲームができる「ライブラリーラウンジ」、そして、売店「夢のれん」がありますので、これから詳しく紹介します。

施設①地酒の館

「千代滝」には「地酒の館」という会津の地酒を楽しめる日本酒バーがあります。このバーには全国新酒鑑評会で7年連続して受賞履歴のある地酒が常時30種類以上も並び、日本酒好きには堪らない場所で、地酒に詳しい係の方にアドバイスを貰いながら自分好みの地酒を選んで味わうのがおすすめです。なお営業時間は、20:30~23:30(L.O.23:00)です。

施設②ライブラリーラウンジ

「千代滝」にはライブラリーラウンジがあり、宿泊者限定でコーヒーやハーブティーなどが料金無料で楽しめるほか、米焼酎と麦焼酎も料金無料で飲み比べができたり、会津に関連した本や旅の本や将棋とオセロが常備されています。

チェックインの後の夕食までの午後のひと時をこのラウンジで過ごすのも良いでしょうし、姉妹館「新滝」とのラウンジ巡りも料金無料でできるため、それぞれ違った設えと趣の空間を味わってみてはいかがでしょう。なお、ラウンジの営業時間は15:00~23:00、7:30~11:00です。

施設③売店「夢のれん」

「千代滝」の4階ロビーのフロント横には売店「夢のれん」があり、会津の地酒や、会津の伝統工芸品、会津の物産品やお菓子などのお土産品が取り揃えられていますので、会津の旅の思い出に厳選された中から自分好みのお土産品を選ぶことができます。なお、営業時間は7:00~21:30です。

東山温泉「千代滝」へのアクセス

「千代滝」へアクセスする場合、会津若松市街地からは離れた場所にありますので、徒歩でアクセスすることは現実的とは言えません。実際には、バスか、車を利用することになります。そこで、IR会津若松駅よりバスを利用する方法と、車でアクセスする方法について紹介します。

JR会津若松駅から周遊バスで約15分

「千代滝」へバスでアクセスする場合は、JR会津若松駅より周遊バスに乗車し、約15分で「会津武家屋敷前」バス停あるいは「東山温泉駅」バス停で下車します。そして、「会津武家屋敷前」バス停より送迎サービスがあります。この場合は、バス停下車後、旅館まで電話連絡をする必要があります。

また、「東山温泉駅」バス停で下車した場合は、そこから徒歩約5分で坂を登り切ると旅館に到着です。この最後の上り坂のアクセスがありますので、バス利用の場合は、「会津武家屋敷前」バス停で下車後送迎サービスの利用をおすすめします。なお、バス料金は1回乗車が大人210円、小人110円です。

車は磐越道会津若松ICより約20分

「千代滝」へ車でアクセスする場合には、タクシーであればJR会津若松駅より約15分で到着です。また、車でアクセスする場合は、磐越自動車道会津若松ICより約20分でアクセスできます。また、カーナビ利用の際は、電話番号や旅館名では上手く表示されない場合があるため、住所で検索するのがおすすめです。

東山温泉「千代滝」の基本情報

住所 福島県会津若松市東山町湯本寺屋敷43
営業時間 チェックイン:15:00、チェックアウト:11:00
日帰り入浴:14:00~20:30(最終入場20:00)
※日帰り入浴は姉妹館「新滝」で可能
定休日 無し
料金 1泊2食付きプラン:大人8,000円~
日帰り入浴:
大人1,000円(1,500円)、小学生500円、2歳以下300円
()内は休前日・休日
アクセス JR会津若松駅より周遊バス約15分、会津武家屋敷前バス停下車、そこから送迎あり
JR会津若松駅より周遊バス約15分、東山温泉駅バス停下車、徒歩5分
駐車場 有り
公式HP http://www.chiyotaki.kutsurogijuku.jp/

東山温泉「千代滝」で癒やしの時間を過ごそう!

会津若松市の奥座敷として長い歴史を持つ東山温泉の中心部より少し離れた高台にある「千代滝」は絶景が堪能できる宿として人気があります。そして、その絶景を展望露天風呂で楽しみながらじっくりと温まり、料理長自慢の郷土料理をお膳やバイキングでいただき、その後は、静かなお部屋でゆったりと過ごすことができます。

また、姉妹館「新滝」とのコラボもあり、湯めぐりが体験できるほか、ラウンジ巡りもできるますので、もし、日帰り温泉を楽しみたければ、千代滝は日帰り入浴できませんが、新滝の温泉がリーズナブルな料金で利用できます。

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この記事のライター
Yoshi
お仕着せの旅行ではなく、自分でプランを立てて歩き回るのが好きです。趣味は、温泉・ゴルフ・徘徊・お酒・料理・妄想・音...

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