「やきそば弁当」は北海道民のソウルフード!限定発売のカップ麺とは?

北海道限定のカップ焼きそばとして知られる「やきそば弁当」は、北海道道民のソウルフードとしても人気の商品です。北海道のやきそば弁当は、なぜ中華スープ付きなのか、なぜ弁当と言うネーミングなのかなど、意外と知られていないやきそば弁当の疑問について紹介していきます。

「やきそば弁当」は北海道民のソウルフード!限定発売のカップ麺とは?のイメージ

目次

  1. 1北海道の名物「やきそば弁当」とは
  2. 2北海道の「やきそば弁当」の特徴
  3. 3北海道の「やきそば弁当」の種類・値段
  4. 4東京で北海道の「やきそば弁当」が買えるところは?
  5. 5北海道土産にも喜ばれる「やきそば弁当」

北海道の名物「やきそば弁当」とは

yakisoba-bento-ori

北海道限定の「やきそば弁当」をご存じでしょうか。やきそば弁当は北海道限定のカップ焼きそばで、北海道民なら誰しもが知っているポピュラーな商品です。

やきそば弁当は普通のカップ焼きそばとちがい、なぜか中華スープが付いています。また、なぜカップ麺にもかかわらず、「弁当」というネーミングが付いているかも疑問です。今回は、知られざる「やきそば弁当」の特徴や魅力について掘り下げいきます。

1976年にマルちゃんから発売

やきそば弁当は、1975年にマルちゃんから全国向けに発売された商品です。しかし、この年には未だ北海道でやきそば弁当は販売されていませんでした。

なぜかというとカップ焼そばに関して当時、甘めを好むとリサーチされていた北海道道民の人たちのために、北海道限定のやきそば弁当を考案していたからだそうです。さまざまな研究の後、北海道では1976年に、やきそば弁当が販売されるようになりました。

道民のソウルフード

1976年の発売以来、北海道道民のソウルフードとなった「やきそば弁当」。北海道では親しみもこめて「やき弁」と呼ばれています。

200円以下と安い値段で食べられること、また北海道道民の好みに合わせた北海道限定の味付けなど、北海道でやきそば弁当が、長年、愛されて続け、今や北海道の名物としても認識されているのには理由があります。

なぜ「弁当」なの?

なぜ、やきそば弁当が「弁当」かと疑問になっている人も多いのではないでしょうか。理由は、カップ焼きそばの容器が、四角いお弁当箱に似ているからだそうです。案外、単純な理由だったのですね。

北海道の「やきそば弁当」の特徴

yakisoba-gentei

北海道道民から愛され続ける通称やき弁こと「やきそば弁当」は、北海道名物としてお土産にも人気の商品で、他のカップ焼きそばとはちがうたくさんの特徴があります。北海道のやきそば弁当には、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

特徴①北海道限定

北海道のやきそば弁当の特徴として、ずばり上げられるのが「北海道限定販売」という限定感です。やきそば弁当を作っているのは、小樽市銭函にある東洋水産の北海道工場です。まさに、メイドイン北海道のカップ焼きそばなのです。

特徴②特製中華スープ付き

やきそば弁当は、基本200円前後という安い値段設定にもかかわらず、焼きそばだけでなく中華スープも付いてきます。付属の中華スープパウダーは、麺をお湯でふやかしている間にカップなどに入れておきます。

通常のカップ焼きそばの場合は、麺に使ったお湯をここで捨ててしまうのですが、やきそば弁当の場合は、このお湯を中華スープに注ぎます。北海道のやきそば弁当は中華スープと焼きそばが同時に楽しめる、二度美味しいカップ麺なのです。

中華スープが付いた理由は?

北海道のやきそば弁当には、なぜ中華スープが付いているのでしょうか。理由は北海道の気候にあります。寒い北海道に住む北海道の人たちのために、温かいスープで温まってもらおうと考えたのがきっかけです。

スープが付いたことで、北海道でのやきそば弁当の売り上げは一機に倍増し、今では北海道のソウルフードとも呼ばれています。

また、スープも同時に作れる珍しいカップ焼きそばとして、やきそば弁当は北海道ならではの名物にもなっており、北海道名物のお土産品としても人気の他、全国で開催される北海道展でも目玉の商品のひとつとなっています。

特徴③北海道民に合わせた味

長年、北海道の味として愛されるやきそば弁当ですが、常に進化しているのも特徴です。やきそば弁当は北海道限定とパッケージにも書いてありますが、常に新しい味の種類も増えています。

北海道の人たちが好む、濃厚でちょっと甘味の強いお好みソース味や、コーンバター味など北海道の人の味の嗜好に合わせたフレーバーが多いことも特徴的です。

味に進化やバリエーションをもたせることで、やきそば弁当はご当地グルメや北海道名物といった地位を確立していったのです。

北海道の「やきそば弁当」の種類・値段

yakisoba-bento-aji

さまざまな特徴が上げられる北海道名物のやきそば弁当ですが、やはり一番の魅力は豊富なバリエーションの種類です。それぞれの種類によって麺の太さやソースの味付けにもこだわりがあります。

北海道限定のソウルフードであるやきそば弁当にはどんな味や特徴があるのか、値段などの詳細も含めてご紹介していきます。

種類①やきそば弁当

まずはオリジナルの「やきそば弁当」です。麺は歯ごたえを意識したコシのある細麺を使用しています。ソースは野菜や果物の甘さを引き立たせた甘めのソースで、北海道道民の胸をわしづかみにする味付けです。

具にはキャベツ、あおさと紅しょうがのふりかけに加え、あっさりめの鶏のひき肉が使われています。北海道現地のスーパーでは安売りもしていますが、基本の値段はだいたい193円(税抜き)が目安です。

種類②大判やきそば弁当

「大判やきそば弁当」はオリジナルのやきそば弁当よりも、約1.3倍多い麺が入った大盛りのやきそば弁当です。基本、やきそば弁当の味付けと具材などは変わりません。

もちろん、オリジナルと一緒で中華スープも付いています。値段はオリジナルよりも少し高く、220 円(税抜き)となっています。

種類③でっかいやきそば弁当

「でっかいやきそば弁当」には、オリジナルのやきそば弁当の約2倍の麺の量が入っています。大判でも足りないという人におすすめです。麺の量が多いせいか、容器の深さも通常のものより深くなっています。値段は230 円(税抜き)となっています。

種類④やきそば弁当 ちょい辛

「やきそば弁当 ちょい辛」は、やきそば弁当のソース本来の旨みに、スパイシーな要素が加わった「ドロソース」がベースとなっており、そこに複数の香辛料を加え旨味と辛味が美味しい辛めの味に仕上げられています。

やきそばの具にはキャベツや味付けひき肉が入っており、辛口ふりかけをかけて食べます。中華スープではなく辛さに合うコンソメスープが付いています。値段は193 円(税抜き)です。

種類⑤やきそば弁当 たらこ味バター風味

「やきそば弁当 たらこ味バター風味」は、ほのかなバター味とたらこ味のソースが人気の商品です。鶏と野菜の旨味がベースとなっています。

たらことバターの風味を引き立たせるように、なめらかで弾力のある太麺が使用されています。トッピングはパセリと黒胡椒で洋風に。コンソメスープが付いてきます。値段は193円(税抜き)です。

種類⑥やきそば弁当 旨塩

「やきそば弁当 旨塩」の紹介です。あっさりとした旨塩ですが、豚の旨味を効かせたベースに、香味野菜や魚介の旨味を加え、コクのある塩味を作り出しています。

具にはキャベツ、味付けひき肉を使い、トッピングにはパセリと黒コショウを加えています。中華スープ付きで値段は193円(税抜き)です。

種類⑦やきそば弁当 お好みソース味

「やきそば弁当 お好みソース味」は、弾力がある太めの麺の麺を使っています。口当たりがマイルドなソースは、豚をベースにフルーツビネガーやにんにくの風味を加え、さらにリンゴの果汁でフルーティーな後味に仕上げています。

甘さを好む北海道の人たちの舌に合わせたソースが現地でも人気の商品です。値段は193円(税抜き)となっています。

種類⑧やきそば弁当 旨辛キムチ味

最後は「やきそば弁当 旨辛キムチ味」です。やきそば弁当の中でも隠れファンも多い、変わり種の商品となっています。

キムチをベースに豆板醤、豚エキス、海鮮エキスを加え、旨味を引き立たせた辛口ソースに、弾力のある太麺がよく絡みます。トッピングには唐辛子のふりかけを使用。中華スープ付きで193円(税抜き)となっています。

東京で北海道の「やきそば弁当」が買えるところは?

yakisobabento

北海道のソウルフード「やきそば弁当」は味の種類も豊富で、地元の人にも観光客にも人気の北海道名物です。北海道限定販売ということで、北海道でしか食べられないのかと思いきや、実は東京都内でも購入できる場所があります。

北海道どさんこプラザ 有楽町店

北海道どさんこプラザは、北海道の海産品、農畜産品、乳製品、酒類、民工芸品など豊富な種類の北海道発の商品を取り扱う、言わば北海道のアンテナショップ的なお店です。

北海道のソウルフードであるやきそば弁当は、「北海道どさんこプラザ 有楽町店」で購入が可能となっています。店内では、北海道の名物でもある夕張メロンソフトクリームなど、北海道のご当地グルメも食べられます。

北海道どさんこプラザ 有楽町店の詳細

住所 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館1階
アクセス JR山手線・京浜東北線・東京メトロ有楽町線、有楽町駅下車後、徒歩1分
営業時間 午前10時から午後19時50分まで
年末年始休み
駐車場 あり
価格 夕張メロンソフトクリーム 390円など
公式HP https://www.dosanko-plaza.jp/shop/

北海道フーディスト

「北海道フーディスト」は。東京駅から直通の八重洲地下街に店舗を構えるアクセスしやすいお店です。やきそば弁当はもちろんのこと、北海道の素材にこだわった商品を中心に北海道の美味しい味を取り扱っています。

北海道フーディストの詳細

住所 東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街
アクセス 東京駅八重洲口改札から3分
営業時間 午前10時から午後20時まで
駐車場 なし
価格 山本牧場直送牛乳ソフトクリーム 税込230円など
公式HP https://www.foodist.co.jp/

北海道土産にも喜ばれる「やきそば弁当」

北海道のソウルフードとして親しまれる「やきそば弁当」は、なぜか中華スープ付きという意外な食べ方もあり、全国的にもファンをもつ北海道限定の商品です。

都内でも北海道物産展や、北海道商品を取り扱うアンテナショップなどで購入が可能となっています。まだ食べたことがない人は、自分好みのフレーバーを見つけて食べてみてはいかがでしょうか。

おすすめの関連記事

Thumb北見名物「塩焼きそば」がウマい!おすすめ店ランキングTOP10!
北見の名物「塩焼きそば」のご紹介です。地元おすすめの海鮮やホタテを使った塩焼きそばをランキン...
Thumb小樽のあんかけ焼きそばランキングTOP13!おすすめ中華料理店を厳選!
小樽のソウルフード【あんかけ焼きそば】なぜ、小樽のソウルフードなのか。普段の【あんかけやきそ...
Thumb地元民も愛する!釧路ソウルフード「スパカツ」とは?有名な人気店6選!
地元民は勿論のこと、観光客やスパカツ目的で釧路に訪れる人もいる釧路のソウルフード【スパカツ】...

関連するまとめ

関連するキーワード

Original
この記事のライター
LYN
九州生まれ、温泉旅行と食べ歩き大好き女子です。個人的に好きな温泉は、海を見渡せるパノラマビューがある温泉です。ご当...

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ