「大沢温泉」で露天風呂と優雅なくつろぎの宿泊を!旅館の魅力を紹介!

昨今、近代化された温泉施設が多い中、日本に数少ない風情溢れる日本的温泉「大沢温泉」、1200年の歴史を持つ湯治の里、大沢温泉のエリア全体が21世紀と思えない情緒で100年前に遡る感動、宮沢賢治や各芸術家が愛した温泉宿、その魅力をご紹介します。

「大沢温泉」で露天風呂と優雅なくつろぎの宿泊を!旅館の魅力を紹介!のイメージ

目次

  1. 1「大沢温泉」とは
  2. 2「大沢温泉」の3つの旅館①山水閣
  3. 3「大沢温泉」の3つの旅館②湯治屋
  4. 4「大沢温泉」の3つの旅館③菊水館
  5. 5「大沢温泉」周辺の観光スポット
  6. 6「大沢温泉」の関連情報
  7. 7「大沢温泉」で心と身体をリフレッシュ

「大沢温泉」とは

昨今、近代化された温泉施設が多い中、日本に数少ない風情溢れる、これぞ温泉宿、これぞ日本の温泉といえる「大沢温泉」、敷地内周辺にはそれぞれの趣向が違う「山水閣」「菊水館」「湯治屋・自炊部」の3つの温泉宿で形成されています。
 
又、湯治を目的に長期滞在できる温泉療養専用の「湯治屋・自炊部」は、かの有名な「宮沢賢治」ゆかりの宿とも言われ、「大沢温泉」は多くの著名人をも惹き付けた、7つの湯を楽しめる、湯めぐりの里です。

大沢温泉の歴史

平安時代初期に発見したと言われる「大沢温泉」、当時の征夷大将軍・坂上田村麻呂が戦での傷を癒すために訪れ、大沢温泉の湯で完治した言い伝えがあり、歴代の南部藩主も利用していた湯治湯です。又、利剛公(南部藩主第40代)は、大沢温泉の風情の素晴らしさに魅了され、家臣と共に和歌などを詠んだ記録があります。

宮沢賢治や高村光太郎も利用

「道程」「智恵子抄」などの詩集が有名な高村光太郎(詩人・彫刻・画家)は、大沢温泉は「本当の温泉の味がする」と評した記録が残っており、「銀河鉄道の夜」で有名な、岩手県花巻町に生まれた明治の文豪・宮沢賢治(詩人・童話作家)含め、大沢温泉がいかに素晴らしい環境と効能のある泉質かがわかります。

「大沢温泉」の魅力

曲り橋が結ぶ各々の魅力を放つ3つの湯宿がある「大沢温泉」、山水閣には「水の湯」「豊沢の湯」、湯治屋・自炊部には「大沢の湯」「薬師の湯」「かわべの湯」、菊水舘には「南部の湯(現在休館中)」と、温泉が誇る6つの温泉があります。
 
又、風情漂う6つの温泉の湯めぐりを満喫でき、「大沢温泉」ならではの泉質と効能で身体も癒され、周辺の四季折々の華やかな景色に囲まれながら、岩手の地産食材で旬のグルメを味わえる究極の時代を超えた稀に見る温泉宿で以下に各魅力をご案内します。

魅力①趣の異なる3つの宿

「大沢温泉」には、趣の異なる3つの宿があり、洗練された今昔を兼ね揃えた近代建築の純和風旅館の「山水閣」、童話に登場する趣のレトロな自炊宿の「湯治屋・自炊部」、築160年を超える茅葺き屋根の宿「菊水館(現在休館中)」があり、大沢温泉3つの宿で豊沢川周辺がまるで別世界に迷い込んだような特異な体感ができるエリアです。

魅力②各旅館の湯を湯めぐり

大沢温泉の湯は各メディアで多数紹介されるほど有名「どうしても入りたい!にっぽんの雪見の名湯ベスト10」の6位にも入っている温泉で、山水閣と湯治屋・自炊部は階段通路で繋がっており、風情漂う各温泉にスリッパ移動で湯めぐりを堪能することができます。
 
但し、湯治屋と菊水館(現在休館中)は曲がり橋で繋がっており、川向うにあることから、周辺移動は湯治屋連絡口から外履きスリッパに履き替えての移動となります。

魅力③四季折々の風景

1200年の歴史を感じる四季折々の風景が美しく、宮沢賢治の造語「イーハトーヴ(理想郷)」生まれた岩手県花巻の「大沢温泉」、周辺は雪解けを待った木々や花々が芽を咲かす、梅雨もなく暑い日差しも新緑で涼しげな、大沢温泉を覆う真っ赤な紅葉の、周辺一面真っ白になり時には吹雪く風景が幻想的な色鮮やかな幻想的な大沢温泉です。

魅力④季節に合わせた食事

「大沢温泉」3つの宿には、それぞれの湯があるように、それぞれの食事があり、季節ごとに毎月変わる本格会席膳の食事を提供する「山水閣」季節に合わせた夕食膳の食事を提供する「菊水館(現在休館中)」、自炊の食事が基本である「湯治屋」には、そば粉100%の十割そばが大人気の「お食事処 やはぎ」があり様々な食事をご堪能できます。

「大沢温泉」の泉質・効能

「大沢温泉」の泉質は、アルカリ性単純温泉で、「神経痛」「筋肉痛」「関節痛」「慢性消化器病」「痔疾」「冷え性」「うちみ」「くじき」「疲労回復」「健康増進」などに効能があります。又、「急性疾患」「重い心臓病」「呼吸不全」「腎不全」「高度の貧血」「妊娠中」の方の入浴は注意が必要です。

「大沢温泉」の3つの旅館①山水閣

洗練された今昔を兼ね揃えた近代建築の純和風旅館の「山水閣」、その山水閣の特徴や、山水閣の3つのお風呂、日帰り入浴の時間・料金から、周辺一帯が豊沢川のせせらぎに癒される客室、館内施設までを以下にご案内します。

山水閣の特徴

端正な和の情緒がもてなす心静かな寛ぎがコンセプトの大沢温泉「山水閣」、時代を超える幻想的な空間に佇む近代的な高級ホテル旅館と呼べる建物で、本館と新館に分かれており、豪華なお食事も出て宿泊料が高めの新館でも1万円台とリーズナブルな観光客に大人気の温泉旅館です。

山水閣のお風呂

「山水閣」は新館と本館に分かれており、本館に「豊沢の湯」新館に「山水の湯」山水閣宿泊者専用の「3つの貸切家族風呂」があり、日帰り入浴、湯治屋、菊水館の宿泊者でも利用できない山水閣専用のお風呂で、以下にご紹介します。

山水の湯

新館に大きなガラス窓から森林の臨場感ある風景が望める内湯と露天風呂がる「山水の湯」、ひときわ高い天井と一面大きなガラス窓が特徴のお風呂で、窓から見る景色に包まれてるような入浴時間を味わえ、大自然と一体感を感じるお風呂です(山水閣ご利用者専用)。

豊沢の湯

本館に豊沢川の絶景を見渡せる半露天風呂の「豊沢の湯」雪解けの春から紅葉の秋までガラス戸が開き、豊沢川周辺の四季折々の風景や、川の匂いも感じられる醍醐味が大人気の湯で、特に女性客に好評で女子会などで使用されることも多いです(唯一外来者の入浴が可能)。

貸切家族風呂

豊沢川の四季折々の景色が望める山水閣宿泊者専用の「3つの貸切家族風呂」、同伴者だけのプライベートな温泉を満喫できるお風呂で、お身体の不自由な方、ご年配の方などでも周りを気にせずご家族でのんびりと過ごしていただけ、手のかかるお子様のいるご家族にも人気のお風呂です(山水閣ご利用者専用)。

日帰り入浴の時間・料金

「山水閣」の日帰り入浴時間は、11:00~14:00まで、大人1,000円、子供500円となり、山水閣 山「水の湯」「豊沢の湯」と、湯治屋の各お風呂がご利用できます。
 
又、10名様以上でご利用できる日帰りパックもあり(食事と休憩セット)、ご利用時間は10:00-15:00で、「藤 4,700円」「さつき 3,750円」「あやめ 2,790円」があり、他にも個室利用で懐石弁当付きのコースもありますが、こちらは問い合わせが必要です。

山水閣の客室

すべて純和風の落ち着いた佇まいの客室が揃う「山水閣」、本館の渓流側10畳(定員5名)のお部屋と、新館の渓流側12.5畳+4.5畳(定員6名、桧バスが有部屋・無部屋)、新館の和洋室(桧バスが有部屋・無部屋)、高村光太郎氏(彫刻家・画家)の愛した部屋を復元した「牡丹の間」渓流側10畳+6畳+3畳 (定員5名、広縁 トイレ付)があります。

山水閣の館内施設

飽きのこない館内施設がある「山水閣」、40種類の和洋食があるバイキング「松風(朝の食事会場)」、小腹が空いたときの夜の食事処「万来」、ウイスキー1本・ビール10本・チャームが入ったお得な料金2時間セットコース20,000円のカラオケBOX、6名様より2時間歌い放題・飲み放題で¥2,000のカラオケスナック「酒泉」などがあります。
 
又、お風呂上がりの湯上り処、和風ラウンジ、全身オイルトリートメントやアロマもあるリラクセーション「水心」、地元花巻のお土産などが購入できる売店、大沢温泉にゆかりのある美術品展示コーナー、大宴会場「白楽天」、小宴会場「白埴」、ダイニングレストラン「松風」などもあります。

「大沢温泉」の3つの旅館②湯治屋

童話に登場する趣のレトロな自炊宿の「湯治屋」、その湯治屋・自炊部の特徴や、お風呂、日帰り入浴の時間・料金から、自炊又は売店食、食事処で食を済ます素泊まりが基本の客室、館内施設までを以下にご案内します。

湯治屋・自炊部の特徴

炊事場には自炊に必要な食器や調理器具が揃っている基本素泊まりの「湯治屋・自炊部」大きな特徴は、宿の中の調理場で料理し、宿泊している自室で食事をする醍醐味、部屋に鍵などもなく、襖で仕切られただけの室内には「テレビ」「冷蔵庫」「ガスコンロ(コイン式)」があり、冬にはストーブという、昔の人が生活をしていた体験ができる宿です。

湯治屋のお風呂

宮沢賢治も愛したことでも有名な湯の「湯治屋のお風呂」、混浴露天風呂「大沢の湯」、女性用露天風呂「かわべの湯」、男女別内風呂「薬師の湯」の3つがあり、古くから湯治場として親しまれている名湯を以下にご紹介します。

大沢の湯

湯治場時代の名残ある貴重な混浴露天風呂「大沢の湯」混浴に抵抗のある女性達のために、20:00~21:00を女性専用時間として設けており(夏季「アブ」が発生時期は中止)、多くの女性達や女子会などに人気で、豊沢川周辺の四季折々の景色を堪能できる、大沢温泉名物の湯です。

かわべの湯

女性たちの声から生まれた女性専用の露天風呂「かわべの湯」、目の前に渓流と四季折々の絶景が望める秘湯感いっぱいの湯で、お風呂際の岩と目の前に流れる、周辺の川のせせらぎ、緑葉、紅葉、真っ白に降り注ぐ雪景色、周辺一帯のその美しさに多くの観光客が魅了され、リピーターを多く抱える湯です(冬場の極寒期は入浴禁止)。

薬師の湯

湯治湯として誰もが太鼓判を押す「薬師の湯」、男女別内風呂の内風呂で、階段と籠置き棚や扇風機、着替える場所の見える大きなスケルトンガラス壁が独特な雰囲気を醸し出し、レトロなタイルもポイントで、源泉かけ流しのお洒落な湯です。

日帰り入浴の時間・料金

湯治屋の日帰り入浴の時間は、7:00~20:30受付で21:00に終了料金は大人600円、子供300円となり、湯治屋のお風呂全てと、山水閣の「豊沢の湯」にもご入浴できます。但し、大沢の湯に限り、毎日20:00~21:00の間は女性専用となりますのでご注意ください。
 
又、湯治屋では、10回券4,500円、5回券2,500円のお得な入浴回数券も販売しており、その他バスタオルレンタル100円、タオル販売300円となります。

湯治屋の客室

素泊まりが基本の自炊の宿「湯治屋」、窓から望む大自然の絶景と、風情あるレトロ感いっぱいの客室のコントラストが時代を錯誤させてくれる情緒あふれる宿、客室6畳のお部屋と、客室2間続きのお部屋、グループ活用できる和室20畳のお部屋で、全57室で構成されています。
 
又、貴重品は帳場預かりで、各部屋に、テレビ、冷蔵庫、お茶セットが備え付けで、寝具、タオル、歯ブラシ、バスタオル、浴衣など、冬季期間のコタツ、ストーブなどは有料となります。

湯治屋の館内施設

番頭さんのいる玄関と帳場のあるタイムトラベラーになった気分の「湯治屋」、玄関に入るとそこは別世界、雰囲気ある「待合室」、自炊をするための「共同炊事場」、自炊のための材料が何でもそろう「売店」、品数豊富なお食事処「やはぎ」などが完備されています。
 
又、体の疲れを癒すマッサージ「リフレッシュ癒」、コインランドリー、温泉ならではの卓球、各種イベントを行うホールから、散策用のレンタサイクルまであります。

「大沢温泉」の3つの旅館③菊水館

築160年を超える茅葺き屋根の宿「菊水館(現在休館中)」、木造の二階建ての建物も築100年と、湯治屋同様に長い歴史を感じる風情ある宿で、夕暮が終わると豊沢川では魚達の声まで聞こえてくる風流な環境で「南部の湯」が有名です。
 
又、菊水館の由来になった湧水があり、部屋からの景色も四季折々の絶景や、各旅館を望めるロケーションは最高に心癒される空間で、梅の間など六畳間のお部屋がありますがバス・トイレ無しの共同です。但し、自炊部とは違いは、部屋に金庫もあり、お布団も敷いてくれ、タオル、歯ブラシ、浴衣も完備されています。

現在は休館中

旅館に至る高明橋の基礎部分崩落により車両通行困難にて一時休館の「菊水館」、2018年10月以降「ガス」「灯油」「営業資材」などの重要な搬入が不可能となった為、2018年10月1日より休館が決定となりました。又、旅館及び「南部の湯」の営業目途はたっておりません

「昔ギャラリー 茅」を開館

高明橋の基礎部分崩落改修の目途がたっていないことから、「菊水館」を放置するわけにもいかず徒歩で「菊水館」に行くことは可能なので、大沢温泉を訪れる多くの方に「菊水館」を味わっていただきたいとの思いから大沢温泉のお客様は無料で観覧できる「昔ギャラリー 茅(ちがや)」を開館しました。
 
ギャラリーには、「最後の南部藩主・利剛公の部屋」や、「宮沢賢治と昔の大沢温泉の部屋」「大沢の昔の道具たち」「昭和35年の観光ビデオ上映」「カメラマン松本伸の部屋」「大沢八景画帳(複製)」「二階から見る菊水舘の名前の由来 菊型の石垣と湧き水」等々が展示されています。

「大沢温泉」周辺の観光スポット

日本の皇族で陸軍大佐の北白川宮成久親王殿下が風光明媚な景観に魅了されて命名された圧巻の滝スポットや、幻想的なライトアップで映し出す童話村スポット、酒造りの町、石鳥谷の酒蔵をイメージした建物の道の駅のスポットなど、大沢温泉周辺の観光スポットを以下にご紹介します。

観光スポット①薄衣の滝

日本の皇族で陸軍大佐の北白川宮成久親王殿下が風光明媚な景観に魅了されて命名された「薄衣の滝」、大自然に囲まれた川の音が美しすぎる滝で、高さ約40メートルの岩盤上から降り注ぐ様子は圧巻で、日本の美を身体で感じられる癒しのプレイスで、多くの観光客が訪れます。

住所 岩手県花巻市湯口字天王
アクセス (1)花巻駅からバスで23分
志戸平温泉バス停から徒歩で20分
(2)東北自動車道花巻南ICから車で15分
徒歩で5分
参考HP https://iwatetabi.jp/spot/detail.spn.php?spot_id=494

観光スポット②宮沢賢治童話村

宮沢賢治の童話の世界を幻想的なライトアップで映し出す「宮沢賢治童話村」中核施設である「賢治の学校」「賢治の教室」があり、作品を紹介する「ファンタジックホール」や、理想郷花巻を飛んでいるイメージの「天空の部屋」、川の音を体感する「水の部屋」など、「宇宙の部屋」「大地の部屋」の5つのゾーンに分かれています。
 
又、童話村は「銀河ステーション」「銀河ステーション広場」「妖精の小径」「天空の広場」「山野草園」で構成されており、宮沢賢治の童話の世界を詳細にまで感じることができる大人気観光スポットです。

住所 岩手県花巻市高松26-19
開館時間 8:30〜16:30
休館日 12月28日〜1月1日
(※2019年12月3日(火)、
12月4日(水)は展示品の修繕のために
「賢治の学校」が臨時休館いたします)
入館料 大人350円、高大生250円、小中学生150円
宮沢賢治童話村、花巻市博物館、
花巻新渡戸記念館との共通入館券もあります。
駐車場
HP https://www.city.hanamaki.iwate.jp
/miyazawakenji/dowamura/index.html

観光スポット③道の駅 石鳥谷

酒造りの町、石鳥谷の酒蔵をイメージした建物の「道の駅 石鳥谷」、レストラン「りんどう亭」では、「酒匠ラーメン」や「酒アイス」が観光客に大人気で、農産物直売所「杜の蔵」もあり、産地のお土産も充実しています。
 
又、土蔵を復元した「南部杜氏伝承館」や「歴史民俗資料館」「農業伝承館」が隣接しており、酒造りの歴史を学ぶこともでき、近隣には「田んぼアート」などもあり、子供連れのご家族にも、お酒好きにの方にも好評の観光スポットです。

住所 岩手県花巻市石鳥谷町中寺林7-17-3
TEL 0198-45-6868
営業時間 9:00~18:00〔施設により異なる〕 
<休 12/31~1/1>
駐車場 大型:18台 普通車:80(身障者用 2)台
公式HP https://www.sakashokan.com/

「大沢温泉」の関連情報

最後に「大沢温泉」への電車やバス、車でのアクセスや、日帰り入浴の時間・料金駐車場情報、大沢温泉の「山水閣」「湯治屋・自炊部」「菊水館(一時休館)」3つの宿の基本情報などを以下にご案内します。

日帰り入浴の時間・料金

「山水閣」の日帰り入浴時間は、11:00~14:00まで、大人1,000円、子供500円となり、山水閣 山「水の湯」「豊沢の湯」と、湯治屋の各お風呂がご利用できます。
 
「湯治屋」の日帰り入浴時間は、7:00~20:30受付で21:00に終了、料金は大人600円、子供300円となり、湯治屋のお風呂全てと、山水閣の「豊沢の湯」にもご入浴できます(大沢の湯は毎日20:00~21:00の間は女性専用)。「菊水館」のお風呂は一時休館の為、利用できません。

「大沢温泉」へのアクセス

大沢温泉までのアクセスは、岩手の空の玄関、花巻空港からでアクセスする方法や、東北自動車道「花巻南IC」から車でアクセス方法(駐車場情報含む)、JR東北本線「花巻駅」から公共バスでのアクセス方法、東北新幹線「新花巻駅」から無料シャトルバスでのアクセス方法など、様々な方法がありますので以下にご案内します。

電車→バスで行く

大沢温泉までの電車とバスでのアクセスは、JR東北本線「花巻駅」から温泉行路線バス(岩手県交通 湯口線)に乗車、約30分で大沢温泉に到着します。

ルートは、「花巻駅前」⇒「志戸平温泉」⇒「大沢温泉」⇒「新鉛温泉」になり、最終停車場から1つ手前になりますのでご注意ください(詳しい時刻表は大沢温泉公式HPをご確認ください)。

無料シャトルバスもあり

大沢温泉までの電車と無料シャトルバスでのアクセスは、東北新幹線「新花巻駅」からは、「花巻南温泉峡 無料シャトルバス」が運航されており、迎えは「花巻南温泉組合バス」で大沢温泉まで35分ほどになります。ルートは「新花巻駅」⇒「花巻駅」⇒「大沢温泉」になります。
 
送りは「花巻南温泉組合バス」と「大沢温泉バス」が出ております(詳しい時刻表は大沢温泉公式HPをご確認ください)。ルートは「大沢温泉」⇒「花巻駅」⇒「新花巻駅」となります。

車で行く

大沢温泉までの車でのアクセスは、東北自動車道「花巻南IC」下車、県道12号線で大沢温泉まで約15分です。又、岩手の空の玄関、花巻空港から大沢温泉までは車で、約30分となります。冬場の道は路面凍結もご注意ください。

駐車場情報

大沢温泉の駐車場は、「山水閣」「湯治屋・自炊部」に100台の駐車場を完備しており、料金は無料で、予約の必要もありません
 
又、現在休館中の「菊水館」は旅館及びお風呂は一時休館ですが、「山水閣」「湯治屋・自炊部」から徒歩では行けるため「昔ギャラリー 茅」を開館していますので、「菊水館」に行く際は両旅館のどちらかにご駐車ください。

「大沢温泉」の基本情報

レトロな自炊宿の「湯治屋・自炊部」、炊事場には自炊に必要な食器や調理器具が揃っている基本素泊まり専用の長期滞在可能な湯治湯の宿、お風呂は混浴露天風呂「大沢の湯」、女性用露天風呂「かわべの湯」、男女別内風呂「薬師の湯」3つある温泉旅館、以下に基本情報を記載します。

【大沢温泉 湯治屋 自炊部】 

【名称】 大沢温泉 湯治屋 自炊部
【住所】 岩手県花巻市湯口大沢181
【電話番号】 0198-25-2315
【アクセス】 JR花巻駅からバスで30分
【チェックイン】 15:00 (最終チェックイン:20:30)
【チェックアウト】 10:00
【部屋数】 56室
【料金】 各格安サイトでご確認ください
【駐車場】 有り、100台
【公式HP】 https://www.oosawaonsen.com/touji/
 

本館新館にわかれている近代建築の純和風旅館の「山水閣」、本館に「豊沢の湯」、新館に「山水の湯」、山水閣宿泊者専用の「3つの貸切家族風呂」があり、日帰り入浴も可能で、すべて純和風の落ち着いた佇まいの客室と豪華な食事が提供される温泉旅館、以下に基本情報を記載します。

【大沢温泉 山水閣】 

【名称】 大沢温泉 山水閣
【住所】 岩手県花巻市湯口字大沢181
【電話番号】 0198-25-2021
【アクセス】 JR東北本線花巻駅から路線バス(新鉛温泉行)で30分
大沢温泉下車徒歩1分
花巻南ICより車で15分
【チェックイン】 15:00 (最終チェックイン:22:00)
【チェックアウト】 10:30
【部屋数】 50室
【料金】 各格安サイトでご確認ください
【駐車場】 有り、100台、無料、予約不要
【公式HP】 https://www.oosawaonsen.com/sansui/
 

茅葺き屋根の宿「菊水館」、旅館に至る高明橋の基礎部分崩落により車両通行困難にて一時休館、旅館には徒歩でしか往来できないことから、大沢温泉を訪れる多くの方に「菊水館」を味わっていただく為に「昔ギャラリー 茅(ちがや)」を開館した温泉旅館で、以下に基本情報を記載します。

【大沢温泉 菊水館「昔ギャラリー 茅」】 

【名称】 大沢温泉 菊水館「昔ギャラリー茅」
【住所】 岩手県花巻市湯口日蔭坂123
【電話番号】 0198-25-2233
【アクセス】 JR花巻駅よりバスにて30分
【駐車場】 山水閣及び湯治屋の駐車場使用
【公式HP】 https://www.oosawaonsen.com/kikusui/
【備考】 ※旅館及び温泉は一時休館のため、山水閣及び湯治屋から
徒歩でギャラリーを観覧(大沢温泉利用者無料)
 

「大沢温泉」で心と身体をリフレッシュ

日本に数少ない風情溢れる、これぞ温泉宿、これぞ日本の温泉といえる「大沢温泉」を冒頭で説明いたしましたが、いかがでしたでしょうか。記事を読んで頂き、四季折々の絶景や、エリア全体の大沢温泉の魅力が伝わっていましたら幸いです。
 
宮沢賢治など各芸術家たちが愛した温泉旅館、1200年の開湯の歴史を持つ名湯、大沢温泉の敷居に入るとそこは100年前遡ったタイムトラベラーの心境、その魅力的な大沢温泉に溶け込み、心身共にリフレッシュし、明日の糧としてください。

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Jpark
旅行好きで、国内外問わず1年中飛び回っているフリーマンです。

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