新千歳空港から旭川への移動手段まとめ!各料金や所要時間を徹底比較!

北海道の玄関口である新千歳空港から、旭川動物園など人気の観光地がある旭川までを移動する場合、バス、電車、レンタカーを使った移動方法があります。新千歳から旭川まで行く移動手段として、どの方法が一番おすすめなのかを徹底的に解説し比較していきます。

新千歳空港から旭川への移動手段まとめ!各料金や所要時間を徹底比較!のイメージ

目次

  1. 1新千歳空港と旭川の移動手段を徹底解説
  2. 2新千歳空港と旭川の移動手段【バス】
  3. 3新千歳空港と旭川の移動手段【JR】
  4. 4新千歳空港と旭川の移動手段【レンタカー】
  5. 5新千歳空港と旭川の移動手段を比較
  6. 6新千歳空港から旭川までの移動手段は臨機応変に

新千歳空港と旭川の移動手段を徹底解説

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東京や日本各地から飛行機を使って北海道に来る際に、ほとんどの人が利用する新千歳空港。その新千歳空港から北海道各地へと観光に行く際にキーとなるのが移動手段です。

北海道の中でも、特に観光地として有名な旭山動物園雪の美術館など、見どころたっぷりの人気スポットがある旭川へ新千歳空港から移動する場合、どのような移動手段があるのでしょうか?

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今回は新千歳空港から旭川までの移動手段として、バス、電車(JR)、レンタカーを使った方法を、距離や所要時間、料金などを含め徹底的に解説し、どの方法が一番おすすめなのかを比較していきます。

飛行機は新千歳空港の利用が便利

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北海道の玄関口と言われている「新千歳空港」は、北海道の中でも一番大きな主要空港です。旭川へと移動するなら、飛行機の便数が断然多い新千歳空港を利用するのをおすすめします。飛行機を降りてから旭川まで行くのにも便利な点がたくさんあります。

新千歳空港から旭川までの距離

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新千歳空港から旭川までの距離は約160kmとなっています。車で移動すると約3時間ほどで移動が可能です。また、旭川から札幌までは約130㎞となっているので、新千歳空港から旭川へ移動した後に、札幌へ移動して観光というプランも組めます。

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札幌は、夜の街と呼ばれるすすきのなど、北海道の中でも一番大きな繁華街もあり、札幌ラーメンや市場をはじめとした北海道グルメの中心地でもあります。札幌を経由して旭川、もしくは逆に旭川から札幌へというプランのどちらもおすすめです。

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新千歳空港と旭川の移動手段【バス】

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飛行機で新千歳空港に到着後、旭川への移動手段のひとつとしてバスがあります。バスの場合は新千歳空港内から乗車が可能で、新千歳で飛行機を降りてから直接、旭川まですぐに向かいたいという人にもおすすめの方法とまります。

直通バス「たいせつライナー」

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とても便利なことに新千歳空港から旭川までは、旭川電気軌道という会社が運営している「たいせつライナー」というリムジンバスが運行しています。車内はフリーWi-Fi付きで、トイレも完備しているので長時間でも快適に移動ができます。

所要時間と料金

新千歳空港から旭川までを直通するリムジンバス「たいせつライナー」の所要時間と料金についてです。新千歳空港から旭川までの移動にかかる所要時間は約2時間45分となっています。

リムジンバスの料金は大人1人だと片道3,500円、往復で6,500円となっています。新千歳空港発旭川行きのリムジンバスの乗り場は2か所あり、飛行機が国内線に着いた場合は21番乗り場を利用、国際線の場合は66番乗り場があります。

完全予約制

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新千歳空港発旭川行のリムジンバス「たいせつライナー」のチケットは完全予約制です。予約は2か月前から可能です。24時間利用ができるインターネット予約が主となっています。

新千歳空港から旭川まで行くリムジンバスの便数は「1日4便限定」です。席が埋まり次第、予約の受付は終了してしまいます。旅のスケジュールに合わせ、早めにインターネット予約をすることをおすすめします。

また、事前にインターネットで予約が完了しているので、飛行機を降りてからチケット売り場まで急ぐというストレスもありません。バスの乗り場と新千歳空港は連結しているので、スムーズに移動が可能となっています。

バス利用のメリット&デメリット

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新千歳空港発旭川行のリムジンバス「たいせつライナー」を利用する際のメリットは、なんと言ってもバス旅ならではの快適さです。新千歳で飛行機を降りてすぐに高速バス乗り場へ行けるのも非常に便利です。

「たいせつライナー」はバス車内全席にUSBケーブルを完備し、Wi-Fiも無料でつなぎ放題です。旅の途中、サービスエリアで休憩をはさむので、外の空気を吸ってリフレッシュしたり、ドリンクやお菓子を購入してリラックスもできます。

リムジンバス「たいせつライナー」のデメリットは、意外と便数が少ないということです。春から秋は一日4便運行しますが、冬は一日限定3便の運航となってしまいます。旭川が豪雪地帯ということもあり、冬は1便だけ運行が少なくなります。

新千歳空港と旭川の移動手段【JR】

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飛行機で新千歳空港に到着後、旭川への移動手段には電車(JR)を使う方法もあります。電車の車窓からは雪景色や北海道の美しい自然を鑑賞することができ、くつろげる車内で北海道旅行に来たなという気分を存分に味わうことができます。

新千歳空港から旭川へ直通の電車はない

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残念ながら、新千歳空港から旭川までを運行する直通の電車はありません。しかし、新千歳空港から飛行機を降りて、空港内から出ている快速エアポートを利用して札幌へと一旦移動し、札幌駅からJRを使って旭川へと行く方法があります。

札幌で電車を乗り換えて旭川へ

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JRでの具体的な移動のルートは、新千歳空港から札幌へと「JR千歳線快速エアポート」を使って移動し、札幌駅から「JR函館本線特急カムイ」へ乗り換えをして旭川駅へと向かい方法を使います。

新千歳空港から出ている「JR千歳線快速エアポート」は15分間隔で運行しています。また、札幌駅から旭川駅行の「JR函館本線特急カムイ」は、約30分から1時間の間隔で運行です。運行頻度も比較的に高く、スムーズに移動ができます。

快速エアポートの乗り換え時間は短めですが、特急の乗車時間までは1時間と余裕がある場合もあるので、駅の売店などでお弁当や飲みもの、スナック菓子などを買っておくのもいいかもしれません。

所要時間と料金

新千歳空港から「JR千歳線快速エアポート」を使い、札幌駅まで行く間にかかる所要時間は約37分です。その後、札幌駅から「JR函館本線特急カムイ」に乗り換え旭川駅の所要時間は約1時間25分となっています。

JR電車での移動にかかる料金は、大人一人あたり片道の合計が5,180円になります。切符の運賃3,380円のほかに、特急列車の乗り換え時に自由席料金1,800円が追加されます。

札幌と旭川を結ぶ「Sきっぷ」とは?

JR北海道には札幌と旭川間をお得に結ぶ「Sきっぷ」があります。「Sきっぷ」とは、札幌駅から旭川駅までの往復割引切符で、大人一人あたり往復切符が5,080円で購入できます。ただし、6日間の有効期限付きで自由席限定です。

自由席限定なので混雑時には席が確保できない可能性があります。しかし、指定席分(2,320円)を追加すれば指定席を取ることも可能です。また、新千歳空港から札幌までの「JR千歳線快速エアポート」の料金(片道1,070円)が別途かかります。

電車利用のメリット&デメリット

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新千歳空港から旭川までを電車で移動する際のメリットは、移動にかかる所要時間を抑えれる点です。また、札幌を経由するので、先に札幌で観光を済ませてから旭川へ移動したいという人には、電車での乗り換え利用で一石二鳥となります。

逆に電車のデメリットは、新千歳空港から旭川へ直接行きたい場合、すぐに乗り換えが必要だということです。荷物が多い場合や小さなお子様、高齢者を連れての移動の際は、多少乗り換えのリスクが考えられます。また、天候によっては運行見送りとなる場合もあります。

新千歳空港と旭川の移動手段【レンタカー】

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飛行機で新千歳空港に到着後、旭川への移動手段としてレンタカーを使う方法があります。レンタカーの場合は高速道路か一般道を利用して旭川へと到着します。新千歳空港最寄りにはレンタカー店もたくさんあります。

事前にインターネットで予約済ましておけば、飛行機を降りてからの車の受け取りもスムーズです。また、レンタカー店によっては空港から無料送迎をしてくれたり、早割が適用されるお店もあります。

高速道路を利用する場合

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新千歳空港から高速道路を使えば、旭川へ約2時間ほどで到着することができます。移動にかかる距離は約175㎞です。途中の休憩ポイントとしては、「砂川ハイウェイオアシス」というサービスエリアが便利です。

途中経由の札幌から「砂川ハイウェイオアシス」までの距離は約85.7㎞です。砂川ハイウェイオアシスには、有名な北菓楼の販売店や喫茶店あり、松尾ジンギスカンなどの人気の食べ処でグルメも楽しめます。

所要時間と料金

高速道路を使って新千歳空港から旭川へと行くルートです。まずは、新千歳空港から約10分ほどの距離にある千歳ICから道央道に入り、札幌を通って運転し、途中、砂川ハイウェイオアシスを通過して旭川鷹栖ICで降ります。

旭川鷹栖ICを降りてからは約10分ほどで旭川市街に入ります。サービスエリアでの休憩なしの場合は約2時間で到着します。高速料金は4,620円です。
 

一般道を利用する場合

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新千歳空港から旭川へ一般道を利用して移動する場合、総距離160㎞を走行することになります。ただし、一般道の場合は途中に6つほど道の駅があるので、道の駅に寄って休憩を取りながら行くのがおすすめです。

この一般道を使ったルートで寄れる道の駅では、それぞれの場所によってさまざまな楽しみ方があります。家族連れやグループでゆっくり旅をしたい方、多少、時間に余裕がある方におすすめの移動手段となっています。

特に、新千歳空港から出発し距離にして90kmほど行った場所にある「道の駅ハウスヤルビ奈井江」では、美味しい手作りアイスクリームが自慢の喫茶店「木菟」(みみずく)が人気です。定番のバニラに加え、北海道らしいトウモロコシ味などのアイスが食べられます。

所要時間

新千歳空港から旭川へ一般道で行く場合のルートは、空港から国道337号、234号で長沼、由仁を通過後、岩見沢を通り、国道12号でを使って旭川へと入ります。総合距離は約160㎞、休憩を全く取らなければ約3時間45分で旭川へ到着します。

岩見沢を抜けた後の国道12号線は、距離にして約29.2㎞ほどの長い直線がつづく、日本一長い直線道路と言われる国道です。先ほどご紹介した「道の駅ハウスヤルビ奈井江」は、この国道12号線のちょうど中間地点に位置します。

レンタカー利用のメリット&デメリット

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新千歳空港から旭川へレンタカーを利用して行くメリットとしては、荷物を持ち歩くことなく、自由に休憩を取りながら移動ができるという点です。グループでレンタカーを借りれば、レンタカー料金やガス代、高速代なども割り勘できます。

新千歳空港から旭川までは距離にして約175㎞と、数字だけ見るとかなり長いと感じますが、何人かで運転を交代しながら行けば、そこまでの距離ではありません。また、各地の名産品が楽しめる道の駅やサービスエリアで観光気分を味わうこともできます。

デメリットとしては、冬は豪雪などによって高速道路が通行止めになる可能性もあるということです。この場合は、並行している国道12号線も大渋滞となる可能性もあります。雪の降る季節にレンタカーを利用する場合は途中で足止めをくらう場合もあります。

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新千歳空港と旭川の移動手段を比較

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新千歳空港から旭川へと向かう移動手段として、バス、電車、レンタカーのそれぞれのルートや料金、時間、デメリットとメリットについてご紹介しました。次はどの移動手段が一番おすすめなのかを、料金・所要時間を比較して解説していきます。

料金の比較

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新千歳空港から旭川までのそれぞれの移動手段にかかる料金を比較してみると、バスの場合は往復で6,500円、JRはお得なSきっぷ利用で大人往復5,080円です。ただし、JRの場合はさらに快速エアポートの往復代2,140円分が追加となり合計で7,220円かかります。

レンタカーの場合は、高速料金のみで往復9,240円(片道4,620円)ですが、それにレンタカー代、ガソリン代が加算されます。レンタカーの場合は何人で行くかによって負担額が変わりますが、単純に大人一人の料金で見るとバスが料金的に安い気がします。

所要時間の比較

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それぞれの方法にかかる所要時間を比較してみると、バスの場合が約2時間45分、JRの場合は新千歳空港から札幌駅までが約37分。札幌から旭川まで行くのに1時間25分かかり合計で約2時間02分です。ただし、これには電車に乗車するまでの待ち時間は含まれません。

レンタカーを使った場合は高速で最短2時間です。時間だけ見るとレンタカーが一番早いですね。ただし、レンタカーを借りる際の時間や休憩の時間は含まれません。また、一般道を利用する場合にはさらに時間がかかります。

おすすめの移動手段

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新千歳空港と旭川までの移動手段としておすすめだと感じるのは、時間と料金の平均から見るとバスではないでしょうか。バスの場合は新千歳空港から直接乗車もでき、旭川までただ乗っているだけなので、体力的にも楽な気がします。

新千歳空港から旭川までの移動手段は臨機応変に

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新千歳空港から旭川までの移動手段によって、バス、電車、レンタカーの料金や所要時間、メリットやデメリットを比較し紹介しました。

レンタカーを使い移動する場合は春から秋にかけてはおすすめですが、冬は豪雪などによって通行止めなどもあり得るので、天候によって移動手段を変更するなど、危険を回避し臨機応援に対応することをおすすめします。

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この記事のライター
LYN
九州生まれ、温泉旅行と食べ歩き大好き女子です。個人的に好きな温泉は、海を見渡せるパノラマビューがある温泉です。ご当...

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