山形「龍上海」は赤湯からみそラーメンの発祥!行列の待ち時間や評判は?

ラーメン消費量日本一の山形県。中でもからみそラーメン発祥の「龍上海」は、行列のできる人気店です。一番人気の「赤湯からみそラーメン」は、にんにくの効いたからみそをスープに溶かして食べるスタイルが特徴です。山形県赤湯市の「龍上海」の魅力をたっぷりとご紹介します。

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目次

  1. 1山形の龍上海とは
  2. 2山形「龍上海」の魅力
  3. 3山形「龍上海」のおすすめメニュー
  4. 4「龍上海山形駅前店」の除名理由
  5. 5山形「龍上海」の詳細情報
  6. 6山形の「龍上海」で絶品ラーメンを食べよう!

山形の龍上海とは

さくらんぼや米沢牛などのグルメが有名な山形県ですが、実は一世帯あたりのラーメン消費量が日本一のラーメン県ということをご存知でしょうか。山形県ではどこの店舗でも当たりはずれが比較的少なく、ラーメンは山形県の県民食ともいえるグルメです。

そんなラーメン激戦区の山形県でも人気なのが「龍上海」です。ラーメンに真っ赤なからみそを溶かしながら食べる「からみそラーメン」発祥の店と言われています。山形県内に8店舗があり、2020年現在では新横浜ラーメン博物館にも店舗が入っています。

山形県で行列ができるラーメン店

県内に8店舗を構えるからみそラーメン発祥の「龍上海」ですが、やはり人気は赤湯市にある「赤湯本店」です。赤湯市は山形市から南へ車でおよそ45分のところにある町です。龍上海 赤湯本店は行列のできる人気店で、週末などには1時間や2時間の待ち時間になることもあります。

龍上海では赤湯本店以外でも行列のできる店舗があり、平日でも営業時間終了前に閉店することもしばしばあります。

からみそ発祥の店

龍上海 赤湯本店は昭和33年(1958年)創業の老舗ラーメン店で、からみそラーメン発祥の店です。創業からしばらくはスープが大量に残ってしまうことも多く、家族の食卓で味噌を追加して味噌汁がわりに飲んだりもしていたとのことです。

あるとき龍上海の初代が、のちの二代目である息子が味噌汁に麺を入れて食べていたことからヒントを得て、味噌味の支那そばが誕生しました。ところが当時お客さんにはあまり受け入れられず、家族で試行錯誤を重ね、溶かしながら食べられるからみそをトッピングした現在のからみそラーメンが出来上がりました。

山形「龍上海」の魅力

山形県の「龍上海」は、県内に8店舗と県外に1店舗がある有名人気店です。創業した昭和33年から2年後の昭和35年に誕生した「からみそラーメン」は、現在でも愛される山形を代表する名物ラーメンです。

龍上海のラーメンは、こだわりの自家製麺を使用したラーメンに特徴のあるからみそを溶かしながら食べる絶品ラーメンです。辛いものが苦手な人にも調節しやすいように、からみそはトッピングとしてラーメンにのっています。

昭和35年誕生の秘伝の味

龍上海が創業したのは昭和33年ですが、龍上海が発祥で現在も人気のからみそラーメンが誕生したのは昭和35年(1960年)頃といいます。以来、龍上海の看板メニューとして現在も不動の人気を誇っています。一度食べたら忘れられないからみそは、龍上海秘伝の味です。

製麺から一貫して自家製

龍上海では、毎日麺の製造をから自社の工房でおこなっています。麺を製造する工房は、龍上海 赤湯本店の店舗のななめ向かい側にあります。龍上海の麺は中太の縮れ麺で、スープによく絡んで食べ応えも抜群です。

龍上海自家製の太めの縮れ麺が評判になったため、赤湯周辺のラーメン店の麺も太めの縮れ麺を提供するが増えたそうです。今ではほとんどの店が龍上海のような太めの縮れ麺を使用しています。

作りたての麺

龍上海のラーメンには、その日の朝に製造された作りたての麺が使用されています。朝に作りたての麺でラーメンをつくるというこだわりのため、以前は他県など離れた地域への出店はしていませんでした。

現在ではチルド輸送ができるようになったため、それまで断っていた新横浜ラーメン博物館への出店を果たしています。近いうちに東京などへの進出も予定しているとのことです。

からみそのトッピング

ラーメンにからみそをトッピングするのは龍上海が発祥といわれています。このからみそラーメンは、にんにくの効いた辛い味噌を溶かしながら食べます。初めての場合は、一気に溶かしてしまうのではなく、好みに合わせて少しずつ混ぜながら食べるのがおすすめです。

子供や辛いものが苦手な方は、からみそを別皿で注文することもできます。少量のからみそでも風味がまったく変わるので、味の変化を楽しみながら食べられます。

首都圏からでも訪れやすい

龍上海 赤湯本店の最寄駅であるJR赤湯駅には、JR東日本の山形新幹線が停車します。赤湯駅からはタクシーを利用したり徒歩でも行けるので、首都圏や他県からも比較的訪れやすいロケーションにあります。

山形新幹線は、列車によっては赤湯駅に停車せずに通過する場合もあるので、確認をしましょう。東京駅から赤湯駅までは、山形新幹線で約2時間30分です。また、山形市内の山形駅からはJR奥羽本線で約30分です。

出前もOK

かつて山形県では、ラーメンを出前で注文することが一般的でした。昔は畑や田んぼにも出前が可能でした。現在でも龍上海では出前をおこなっていますが、お店の混雑状況によっては時間がかかったり断られる可能性もあります

出前は行列に並ばずに食べられるのが魅力です。龍上海がある赤湯市には赤湯温泉があるので、温泉に宿泊した機会に出前を試してみるのもおすすめです。

店舗は山形県内に8店舗と横浜に1店舗

現在、龍上海の店舗は赤湯本店のある山形県赤湯市に2店舗と山形市に1店舗など、本店を含めて山形県内に8店舗を構えています。2020年1月現在、関東では神奈川県横浜市の新横浜ラーメン博物館へも出店されています。

山形「龍上海」のおすすめメニュー

龍上海の人気メニューはやはりからみその発祥である「赤湯からみそラーメン」です。からみそラーメンにスポットが当たってしまいがちですが、龍上海にはほかにも人気メニューが目白押しです。人気の醤油ラーメンにからみそのトッピングもできます。

夏限定の冷やし中華や丼いっぱいのトロトロチャーシューが楽しめるチャーシューメンなど、龍上海のおすすめメニューを紹介します。

メニュー①赤湯からみそラーメン

龍上海で一番人気の「赤湯からみそラーメン」は、だしの効いたコクのある味噌ラーメンにからみそがトッピングされたラーメンです。真っ赤なからみそはにんにくが効いていて、見た目ほど辛くはありません。麺は龍上海自慢の中太の縮れ麺で食べ応えがあります。

からみそは、好みで少しずつラーメンのスープに溶かしながら食べます。溶かす量によって変わる味の変化を楽しみながら食べるのもおすすめです。辛いものが得意ではない人は、別皿で注文しましょう。赤湯からみそラーメンの価格は880円です。

この赤湯からみそラーメンが「からみそ」の発祥です。一度食べたらくせになる旨味がたっぷりと詰まっています。

メニュー②赤湯ラーメン

赤湯からみそラーメンが注目される龍上海ですが、醤油の「赤湯ラーメン」も人気メニューです。こってりめのスープに、赤湯からみそラーメンと同じ中太の縮れ麺が使用されています。醤油は麺の美味しさも感じられると評判です。

780円の赤湯ラーメンには、50円の追加料金でからみそのトッピングができます。醤油とからみその組み合わせも絶妙で、地元の人や一度赤湯からみそラーメンを味わったことがある人が次回に注文したりと人気があります。

メニュー③からみそチャーシューメン

赤湯からみそラーメンに、チャーシューをのせた「からみそチャーシューメン」は1,200円です。丼を覆うほどのせられたチャーシューでボリューム満点の一品。大きなチャーシューにからみそを巻いて食べたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

メニュー④しょうゆチャーシューメン

からみそチャーシューメン同様にトロトロのチャーシューが丼いっぱいにのせられた「しょうゆチャーシューメン」も人気です。こちらは1,100円で、追加でからみそのトッピングもできます。チャーシューの分、肉の旨味が感じられ、赤湯ラーメンよりも食べ応えがあります。

メニュー⑤からみそ冷やし中華

龍上海の「からみそ冷やし中華」は、一般的な冷やし中華よりスープがたっぷりで味噌味です。山形名物の冷やしラーメンとの中間といったところです。冷やされてさらにもちもちの麺と、きゅうりやパイナップルなどのトッピングでさっぱりと食べられます。からみそがのって、価格は1,000円です。

メニュー⑥冷やし中華

「冷やし中華」は醤油味のスープにきゅうりや錦糸卵、パイナップルなどがトッピングされています。トッピングは同じです、からみそ冷やし中華よりもさらにさっぱりとしています。冷やし中華は880円で、50円でからみそトッピングができます。

冷やし中華とからみそ冷やし中華は、6月から9月までの期間限定です。山形の夏は暑く、つめたい冷やし中華は地元の人の夏の楽しみになっています。

「龍上海山形駅前店」の除名理由

山形で人気の龍上海ですが、中には龍上海から除名をされてしまった店舗も存在します。実際に除名されてしまった店舗は、山形市の「龍上海 山形駅前店」です。龍上海側では除名理由について言及していませんが、利用客やファンの間でさまざまな憶測がされています。

本店と味やラーメンの見た目がまったく違うことや店内が不衛生であることが除名の理由ではないかとされています。山形駅前店は立地的にも行きやすいため、観光客など初めて龍上海を訪れる人が「これが龍上海」と思ってしまうというマイナス面もあったためと考えられています。

龍上海赤湯本店とは似つかぬ味

龍上海 山形駅前店が除名となった理由のひとつとして考えられるのが、龍上海のラーメンとは違う味のラーメンであったことが挙げられます。また、麺がのびている、スープがぬるいなどという声もありました。この山形駅前店は、もともとラーメンの味にばらつきがあったとの口コミがあります。

本店や他店とは見た目が違う

龍上海の各支店では麺とからみそのみが全店統一で、スープや具材などは各店で少しずつ違います。他店舗では本店とほぼ同じラーメンが食べられるのに対し、龍上海 山形駅前店では全く「龍上海」と思えない見た目だったことも予想される除名理由に挙げられます。

龍上海のラーメンではないがラーメンとしてはおいしいという口コミもあります。現在も龍上海の看板をあげて営業をしていますが、もし訪れるなら龍上海とは別物のラーメンという認識をもっていきましょう。

店舗内の不衛生さ

除名となった龍上海 山形駅前店では、店内の不衛生さも口コミなどで話題になっていました。建物や店自体が老朽化していて見た目が古いということもありましたが、特にラーメンを食べている最中にゴキブリを見てしまったなど衝撃的な口コミもあります。

接客態度が悪い

龍上海 山形駅前店は、接客態度もよくなかったといわれています。店員に覇気がなく、お客さんを迎える態度ではなかったためにそういった声があがったようです。除名となった理由には、龍上海ブランドを守るという努力が足りなかったようです。

山形「龍上海」の詳細情報

山形県赤湯市にある「龍上海 赤湯本店」は、週末や祝日、連休などには行列必至の人気店で、1時間以上の待ち時間になることも珍しくありません。平日でも営業時間終了の19時よりも前に品切れになり閉店する日も多くあります。

JRの駅や山形市内からのアクセスはよいですが、駐車場が狭く混雑する日にはすぐに満車になり駐車場待ちの車も多くなるため、周辺のコインパーキングなど車を停められる場所をあらかじめ確認しておくとスムーズです。

山形「龍上海」の営業日&時間

龍上海 赤湯本店の営業時間は、11時30分から19時までです。19時までとなっていますが、行列ができる人気店でラーメンがなくなり次第営業は終了になります。毎週水曜日が定休日です。山形県内にある龍上海の各支店も、ほとんどが同じ営業時間と定休日で営業しています。

本店と同じ山形県赤湯市内にある「栄町支店」は、19時からと夜の営業になります。こちらの支店は本店から徒歩で6分ほどの距離にあります。龍上海の本店や支店に比べてあっさりめのスープが特徴です。

待ち時間は40分前後

平日でも並ぶ人が出るほど人気の龍上海 赤湯本店では、週末や祝日ともなるとさらに多くの人が行列をつくり賑わいます。龍上海では比較的お客さんの回転が早いといわれていますが、待ち時間はおよそ40分です。

行列ができているときには、並んでいると店員さんが前もって注文をとりに来てくれることがあります。待ち時間の間に注文をしておくことで席についてからラーメンが提供される時間も短縮できるため、あらかじめメニューを決めておくのがおすすめです。

大型連休などにはさらに行列が長くなり、1時間以上の待ち時間になることもあります。人気があり混雑するため、混雑が予想される日には開店する1時間前から並んでいる人もいるほどです。

混雑を避けるには16時前後がおすすめ

行列ができる人気の龍上海 赤湯本店では、混雑を避けるなら夕方の16時前後がおすすめです。ランチや夕食の時間とかぶらないため、お客さんが少なめのことが多いです。龍上海ではラーメンがなくなり次第終了で、平日も18時過ぎには品切れになっていることもあります。

山形「龍上海」へのアクセス

龍上海 赤湯本店がある山形県赤湯市は、山形市から車で約45分のところにあります。車で訪れる際には、お店の駐車場を無料で利用できます。週末は特に行列ができ駐車場もとても混雑するので、公共交通機関を利用するのも便利です。

公共交通機関を利用する場合

公共交通機関を利用して龍上海 赤湯本店を訪れる場合には、電車の利用が便利です。JR赤湯駅または山形鉄道フラワー長井線赤湯駅から、徒歩で約20分です。駅の東口から県道156号線を真っ直ぐに進み、1.2kmほどのところから裏通りに入った場所に龍上海 赤湯本店があります。

車を利用する場合

龍上海赤湯本店へは、JR赤湯駅から車で約4分です。山形市内からは、一般道を走るルートで約45分かかります。歴史的な上杉神社や米沢牛などのグルメでも有名な山形県南の米沢市から龍上海 赤湯本店までは、約25分です。

駐車場情報

龍上海 赤湯本店では店舗の正面以外にも駐車場があり、24台分の車を停めることができます。行列のできる龍上海 赤湯本店に対して駐車できる台数が多くないため、駐車場は満車のことが多く週末などの混雑する時間帯は周辺で渋滞が起きるほどです。

裏通りにある龍上海 赤湯本店の駐車場は狭いため、特に混んでいるときは注意が必要です。少し歩いたところにコインパーキングもあるので、駐車場が満車でなかなか入れない場合は有料駐車場の利用がおすすめです。

「赤湯からみそラーメン」のお土産も

一番人気の「赤湯からみそラーメン」には、3食入りのお土産用があります。生麺とスープ、からみそが入っています。好きな具材を用意して、自宅で簡単に行列のできるラーメンが味わえるためとても人気があります。

龍上海のラーメンはコンビニエンスストアなどで手軽なカップラーメンも販売されていますが、こちらのお土産用は生ラーメンなのでカップ麺よりも本格的な味が楽しめます。

山形「龍上海」の基本情報

名称 龍上海 赤湯本店
住所 山形県南陽市二色根6-18
営業時間 11:30~19:00 
定休日 水曜日
アクセス JR赤湯駅より車で4分
駐車場
公式HP https://ryushanhai.com/

山形の「龍上海」で絶品ラーメンを食べよう!

旨味がたっぷりの辛いみそを溶かしながら食べる「からみそラーメン」の発祥である「龍上海」。山形県でもトップクラスの人気を誇るラーメン店で、連日行列が絶えません。地元の人はもちろん、遠方から訪れるお客さんも多くいます。

一度食べたらやみつきになるうまさの「赤湯からみそラーメン」。ぜひ発祥である山形県赤湯市の本店で味わってみませんか?

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この記事のライター
はたやまむつみ
旅行先は都会の観光地よりもアウトドア派です。

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