「土湯温泉」の日帰り温泉&温泉旅館特集！足湯や観光情報も徹底解説！

福島にある土湯温泉は自然豊かな土地で日帰り温泉や観光できる場所として人気です。土湯温泉を訪れたらできることならゆっくりしたいという人にはやはり土湯温泉に宿泊することをおすすめします。宿泊してゆっくり過ごせる温泉旅館を15軒ご紹介します。

土湯温泉はJR福島駅から路線バスで45分でアクセスすることができます。また東北や関東方面からのアクセスも良く、福島西ICからは約15分で訪れることができます。そのため宿泊だけでなく日帰り観光でも訪れることができるスポットとして人気です。

またJR福島駅から予約制で送迎バスを運行している旅館や、最寄のバス停と旅館を無料送迎してくれるところもあります。また、どの旅館も駐車場完備なので車でも公共交通機関でも訪れやすいです。

土湯温泉は日本有数のこけしの町として有名です。三大こけし発祥地といわれており、一片の木の塊から手間暇かけて美しいこけしが出来上がります。土湯こけしの特徴は優しく見つめているような表情と素朴で柔らかな手触りです。土湯温泉ではこけしの絵付け体験をすることもできる観光スポットもあります。

福島の土湯温泉にある日帰り温泉と温泉旅館を厳選しておすすめの施設を15か所ご紹介します。宿泊してゆっくりと露天風呂や温泉を楽しめる場所、日帰りで足湯が楽しめる場所などをピックアップします。

はるみや旅館は土湯温泉にある天然温泉かけ流しの温泉が楽しめる宿泊施設です。地元の農家から仕入れた野菜を使った手作り料理をいただくことができます。海の刺身ではなく会津産の馬刺しを提供するなど福島の食文化に触れることができます。

温泉は天然温泉と2つの貸切露天風呂を楽しむことができます。泉質は無色透明の単純泉で、赤ちゃんも安心して入れる弱アルカリ性のお湯です。館内にある内風呂や渓流露天風呂、展望露天風呂は宿泊者はいつでも入浴することが可能です。

土湯別邸 里の湯は、原生林に囲まれた豊かな自然の中に佇む土湯温泉の旅館です。温泉は3種類のお風呂があり、いずれも源泉かけ流しです。浴場は古代檜風呂大浴場、半露天風呂が併設された家族古代檜風呂があります。大浴場含めすべて部屋ごとに貸し切って入浴するので贅沢な時間を過ごすことができます。

宿泊者の部屋からは緑の豊かな自然を眺めることができ、各部屋にも源泉かけ流しの温泉がついているので人気があります。客室の温泉は岩の露天風呂、古代檜の露天風呂があります。食事は毎月献立を変更して旬の食材を生かした内容になっています。

向瀧旅館は土湯温泉旅館の中でも特に家族3代で楽しめる温泉旅館です。2017年12月にリニューアル改装した館内は木のぬくもりを大切にした和モダンな客室が魅力で、信楽焼のお風呂がついているところもあります。また近くに日本一の清流として有名な荒川または土湯温泉街が眺められるようになっています。

食事は福島県産の食材をぜいたくに使っており、ここでしかない旬の味を堪能できます。温泉は2キロほど離れた荒川の源流沿いにある源泉から引き込んでおり、湯量がたっぷりあります。100%かけ流しの温泉が楽しめる露天風呂や大浴場からは吾妻小冨士が見えます。温泉は日帰り入浴も受け付けており、大人1人700円で土湯温泉に入ることができます。

山根屋旅館は創業大正10年の土湯温泉の老舗旅館で、昔から日頃の疲れを癒すだけでなく湯治でも多くの人が訪れ続けている温泉旅館です。客室は全室荒川に面しているので荒川のせせらぎや虫の音、鳥の声を聴きながらくつろぐことができます。館内には温泉ならではのお楽しみカラオケや卓球のコーナーもあります。

山根屋温泉には自家源泉が2つあり、いずれも自噴ポンプアップによって供給されています。また、宿泊すれば館内にあるすべての温泉が源泉かけ流しなので温泉好きにはたまりません。浴場内のアメニティは馬油入りのものが使われており使う人の肌を気遣っています。湯ノ花が見られることもあるので、おたのしみに。

福うさぎは全館畳敷きの自家源泉が楽しめる土湯温泉の旅館です。日帰り入浴の利用も可能で朝10時から夜8時まで利用することができ、湯上り処で休憩や食事をしつつ何度でも温泉に入ることができるのが魅力です。

温泉は男女共に12種類のお風呂が楽しめます。自家源泉の炭酸水素塩泉で、宿泊者は5時から翌2時まで入ることができます。お風呂は陶器風呂やあしつぼの湯、座湯やジェット湯などがあります。疲労回復や慢性消化器病、慢性婦人病などに効能があるといわれています。

風望天流 山水荘は、個人旅行から団体旅行まで幅広い人数の受け入れをしている土湯温泉の旅館です。豊かな自然を感じることができる約1,000坪の庭園を散策しながら紅葉をはじめ四季折々の景色を見ることができます。また、館内にカラオケや温水プールもありリフレッシュすることができます。

風望天流 山水荘の温泉は源泉から60度の状態で毎分230リットルもの豊富な湯を引き込んで入浴しやすい温度に湧き水を加えているのが魅力です。荒川二段の滝を望む展望風呂や大浴場で景色と温泉を共に楽しむこともできますし、2階に分かれた大浴場で深湯や桶風呂などいくつものお風呂を満喫することもできます。

奥土湯にある小滝温泉は温泉と囲炉裏料理が魅力の土湯温泉にある旅館です。食事は囲炉裏風椅子テーブルの食事処で炭火で焼いた串焼きややまが鍋料理、深山岩魚料理などをいただくことができます。温泉は露天風呂付の大浴場や貸切展望露天風呂があり、源泉かけ流しの湯を思う存分楽しむことができます。

小滝温泉は壱番館と弐番館に分かれており、壱番館には客室と食事処があります。弐番館には露天風呂付の客室と大浴場や貸切展望露天風呂があります。壱番館と弐番館をつなぐ通路には喫茶スペースがあり、朝8時から10時までセルフサービスですがモーニングコーヒーを無料でいただくことができます。

YUMORI ONSEN HOSTELは土湯温泉にある山水荘の姉妹館です。リーズナブルに土湯温泉を宿泊して満喫できる土湯温泉にある施設です。日帰り入浴も可能で、気軽に立ち寄ることができる雰囲気なのが魅力。家族で利用できるファミリールームや和洋室のほか、男女混合のドミトリーや女性専用のドミトリー、大部屋などがあります。

温泉は源泉と自然の湧き水を加水し供給しています。泉質はアルカリ性なので、皮膚病や神経痛に効能があるほか、美肌の湯としても人気です。また、３つの異なるタイプの貸切風呂もあり、檜風呂やバリアフリーの貸切風呂など目的やニーズに合わせて選ぶことができておすすめです。

旅館 松雲閣は2つの源泉が楽しめる旅館です。小さな露天風呂の「隠れ浴場」は土湯温泉郷の源泉で湧きたての温泉を24時間いつでも満喫することができます。食事は和洋のジャンルにこだわらず四季折々の素材を生かした味わいを楽しめます。

旅館 松雲閣にはペットプランもあり、犬や猫と一緒に土湯温泉に宿泊することができるのも人気のポイントです。土湯温泉にある旅館では珍しい客室には冬期はこたつがついている場所もありおすすめです。かわいい看板猫に会えるのも魅力のひとつです。

御とめ湯りは日帰りと宿泊で土湯温泉が満喫できる施設です。会員制をとっており、登録料無料で登録すれば会員価格で施設を利用できます。温泉は土湯温泉の共同源泉から引き入れた源泉かけ流しで温度調節は泉質を損なわない程度で加水を行っています。泉質がアルカリ性単純温泉で美肌の湯といわれています。

効能は筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、冷え性、軽い高コレステロール血症などにあるといわれています。食事処では和のファーストフードをコンセプトにイートインとテイクアウトで利用可能です。宿泊は素泊まりが基本で希望に合わせて食事処を利用したり、好きな時間に温泉に入ったりすることができて自由に時間や過ごし方をカスタマイズできます。

旅館 ニュー扇屋は自家源泉がある土湯温泉の温泉旅館です。炭酸水素ナトリウム泉で体の芯からあたたまることで人気です。天然の保湿成分といわれているメタケイ酸も豊富に含まれていてクセがないのでおすすめです。また客室からお風呂まで近いのでお年寄りや小さな子供連れにも嬉しいです。

客室は2017年にリニューアルした和洋室をはじめ、家族やグループ旅行にぴったりの広々とした和室などがあります。また、旅館 ニュー扇屋の源泉で作るおんせんたまごやプリンはその場でいただくだけでなく土湯温泉のお土産としてもおすすめです。

辰巳屋山荘 里の湯は昭和59年に開業して以来完全貸切で土湯温泉を満喫することができる温泉旅館です。周囲に手つかずの原生林が広がっているので都会の喧騒を忘れて非日常な時間を過ごすことができます。客室の名前には部屋から見える木の名前がつけられているのもユニークです。

辰巳屋山荘 里の湯の温泉は全て部屋ごとの貸切利用になっているので、我が家のような感覚で宿泊することができておすすめです。泉質は単純温泉で肌にやさしいので小さな赤ちゃんから安心して入ることができます。旅館の敷地内を回れる散策路もあるので、朝や時間のあるときに歩いてみるのもおすすめです。

野地温泉ホテルは標高1,200メートルの場所にある旅館で冬は雪、夏は新緑を見ながら露天風呂を楽しめる温泉旅館です。旅行業が選ぶ人気温泉旅館ホテル250選に2017年に認定されました。食事は旬の食材にこだわっており、福島県名産の黒毛和牛や伊達鶏を使った献立が含まれているものも提供しています。

温泉は東北の代表的な美肌の湯のひとつ野地温泉を引き入れています。お湯は源泉かけ流しで露天風呂では新緑や紅葉、雪と四季折々の景色を楽しむことができます。伝統の檜風呂は３つの浴槽それぞれの温度が違い、夜はライトアップも行われます。

鷲倉温泉高原旅館はブナの原生林の中に佇む自然豊かな場所にある温泉旅館です。温泉は硫黄泉と鉄鉱泉の2種類が自然に湧き出ており、東北地方の中でも有数の秘湯と呼ばれています。紅葉の季節は特に景色が美しく、10月中旬ごろからの1週間が見頃をむかえます。

宿泊プランには思う存分温泉を満喫できるのんびり・ゆったりプランがあり、12時チェックインして翌日の12時にチェックアウトできます。食事も2食ついているので珍しい秘湯に心行くまで何度でも入ることができておすすめです。

赤湯 好山荘は野地温泉の中で唯一赤湯がある珍しい旅館です。自炊の湯治場という雰囲気が特徴で日帰り入浴の受け入れも行っています。また、手作りの露天風呂には硫黄が含まれた白い温泉が湧いています。手厚いサービスやホスピタリティを求める人にはあまりおすすめできませんが、温泉の質や周りの自然の豊かさを求める方におすすめです。

旧館と新館があり、昔ながらの温泉宿に泊まりたい人やリーズナブルに泊まりたいという人には旧館がおすすめです。1泊2食付きで8,000円ほどから宿泊することができ、夕食は部屋でいただくことができます。露天風呂からは山の景色が美しく温泉の湯量もたっぷりです。

土湯温泉には良質の温泉が楽しめる宿泊施設がたくさんあります。温泉を楽しむだけでなく周辺の観光施設にもぜひ立ち寄りたいところ。土湯温泉はこけしの名産地でもありますし、豊かな自然に触れられる場所も多いです。土湯温泉の人気観光スポットを５つご紹介します。

土湯温泉ならではのお土産を買いたいという人におすすめしたいのがアサヒ写真館ギャラリーです。こちらは土湯温泉にある老舗のお店でカフェコーナーのほかに、オーナーが自ら集めた伝統的なこけしやこけし雛の展示や販売が行われています。

自然豊かな土湯温泉の旅館ですが、温泉施設以外でも土湯温泉で自然を感じたいという方におすすめなのが滝のつり橋です。吊り橋までは階段を上がるとたどり着きます。途中には足湯が楽しめる「土ゆっこ」もあり、足湯で癒されながら吊り橋に向かったり帰りにほっとひといき足湯に浸かるというのもおすすめです。

土湯温泉から少し離れますが会津若松にある興徳寺は、伊達政宗ゆかりのお寺です。興徳寺は臨済宗妙心寺派のお寺で伊達政宗が会津支配をするにあたって仮の政庁をおいた場所です。また後に豊臣秀吉が奥羽仕置の御座所にした寺院でもあります。名将と呼ばれた蒲生氏郷が眠っている場所です。

薬師こけし堂は、温泉とこけしの町である土湯温泉ならではのお堂です。薬師こけし堂には土湯温泉の守り仏である薬師瑠璃光如来とこけし作りの祖といわれている惟高親王が祀られています。1974年に現在の建物が再建されたといわれています。

薬師こけし堂では4月第1日曜日に湯汲式、第3土曜日にこけしと筆の供養祭が行われます。湯汲式では土湯温泉の守り仏である薬師瑠璃光如来に土湯温泉が湧き続けていることへの感謝とこれからも良い土湯温泉が湧き続けますようにという祈りを込めて献湯をします。

史跡 六地蔵は、山間高冷地である土湯温泉周辺の気候のために食物が凶作となり「まびき」された赤ん坊の霊を弔うと共に赤ん坊の母の嘆きを慰めるために作られました。六地蔵のすぐ後ろには大きな桜の木があり春になると多くの人が立ち寄ります。

土湯温泉は美肌の湯と呼ばれることも多いので、全身ゆっくりと浸かるのがおすすめです。でも日帰りで観光に訪れる方や歩き疲れた方、日帰りでゆっくり疲れないけれど土湯温泉を満喫したいという人におすすめしたいのが土湯温泉の足湯です。

足湯はなんといってもほとんどの施設で無料で入浴できるのが魅力です。移動の途中や少し時間が空いたときなどに立ち寄って気軽に温泉を楽しむことができます。温泉玉子やちょっとした甘いおやつを買ってそれをいただきながら足湯を満喫するのもいいですね。

東鴉川親水公園の脇にある親水公園足湯「土ゆっこ」は川のせせらぎや近くにある滝の音を聞きながら足湯が楽しめるスポットです。土湯温泉にあるいくつかの足湯の中でも一番広いです。足湯を楽しめる場所ではありますが、滝の吊り橋に向かう途中にあるので履きなれた靴で訪れるのがおすすめです。

朝5時から21時まで利用できるので、季節やお天気に応じて好きな時間に来て足湯を堪能できるので便利です。冬はつり橋までは行けませんが、土湯温泉にある足湯の中でも自然の中で楽しめる温泉なのでぜひ訪れてみてください。

月のゆぶじぇは土湯温泉はるみや旅館の入り口にある足湯です。温泉地らしいデザインでおしゃれなので女性にも人気です。足湯の石にはご当地キャラクターのきぼっこちゃんやゆばっちーも描かれています。

土湯温泉のバス停から徒歩約2分なので、バスでまず土湯温泉に降り立ったら足湯に入るのもおすすめです。旅館の送迎バスや帰りのバスを待つ間にも気軽に利用することができます。

きぼっことは土湯温泉のキャラクターきぼっこちゃんのことです。きぼっこの湯は、土湯温泉公衆浴場「中之湯」の広場にある足湯です。平成30年4月にリニューアルオープンしており、無料で足湯が楽しめます。

かじかの湯は土湯温泉のシンボルである巨大なこけしの橋、荒川大橋のたもとにある温泉です。足湯をするにはすこしキリっとした熱さが特徴で中央には高さ1.8メートルものこけしがあります。

かじかの湯は9時から18時まで利用することができます。土湯温泉のバス停から徒歩3分と近いのでつきの湯ぶじぇと同様にバスの待ち時間や観光の合間に気軽に楽しめる足湯です。

福島の土湯温泉の温泉旅館や日帰り温泉、駐車場をはじめとしたおすすめ観光スポットの情報をお伝えしました。旅館の温泉だけでなく、温泉街の足湯を回るのも温泉好きなら外せませんね。土湯温泉の人気の露天風呂や足湯に入って日頃の疲れを癒しましょう。