屋久島のトレッキング情報!登山に必要な服装やレンタル品・難易度も解説!

屋久島は世界遺産に指定された国立公園で、九州最高峰もあります。縄文杉トレッキングや宮之浦岳縦走は人気があります。レンタルショップもあり、旅先で登山にチャレンジ出来ます。ルールやマナーを守り屋久島の自然を満喫するトレッキング、登山情報をご紹介します。

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目次

  1. 1鹿児島の屋久島とは
  2. 2屋久島のトレッキングの魅力とは?
  3. 3屋久島で登山前の注意点
  4. 4屋久島登山の難易度とルート
  5. 5屋久島の登山&トレッキングに必要な装備は?
  6. 6屋久島の自然を思い切り満喫しよう!

鹿児島の屋久島とは

屋久島(やくしま)は、鹿児島県大隅半島佐多岬から南南西に約60kmにある島です。島の90%が森林におおわれ、豊かな大自然が残されています。もののけ姫のモデルとなった島で有名です。屋久島の面積の約21%がユネスコ世界遺産に登録されています。

美しい海や森林、そして縄文杉などがあり、観光の島でもあります。観光スポットも多く、温泉もたくさんあり、冬も温暖です。美しい自然を堪能するアクティビティも充実していて、東京や大阪からのアクセスも良く、観光客に人気です。

観光だけでなく登山も楽しめる?

屋久島は島のほぼ全域が山地で、1000メートルから1900メートル級の山が連なり、九州最高峰の山、宮之浦岳もあります。これらの山は八重岳と呼ばれ、洋上アルプスの名前で呼ばれることもあります。140にも及ぶ河川が、山々から放射状に海へ流れ込んでいます。

屋久島は登山も有名です。ガイド付きの初心者トレッキングツアーから、難易度に合わせて上級者まで楽しめる縦走ルートなどが様々あります。温暖な気候のため、冬でも登山が楽しめます。屋久島縦走ルートが上級者を中心に人気です。

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屋久島のトレッキングの魅力とは?

屋久島は面積の約21%がユネスコ世界遺産に登録されています。太古から変わらない大自然が魅力で、トレッキングや登山に人気です。難易度に合わせたルートがいくつかあり、初心者から上級者まで楽しむことが出来ます

登山、トレッキング、ハイキング。良く聞く言葉ですが、違いは何でしょうか?日本の場合、登山は山の頂上を目指して登ります。山頂という目標に向かって登るのが登山です。トレッキングは特に目標を定めず、山や自然の中を歩くことを言います。

日本でいうハイキングは、あまり高低差のない自然の中を歩くことを言います。海外では登山やトレッキングを含めてハイキングという場合もあるようです。

世界遺産の縄文杉を見に行こう!

屋久島では標高500メートル以上になると、杉林が見られるようになります。屋久島では樹齢が千年を超えた杉を屋久杉と呼び、数百年の樹齢の杉は小杉と呼ばれています。縄文杉(じょうもんすぎ)は、最大級の大木の屋久杉です。

樹齢は2000年~7200年と諸説ありますが、4000年前後という説で落ち着いています。屋久島の厳しい自然を長きにわたり生き抜いてきた、ごつごつした木肌に圧倒されます。現在は登山者に踏み荒らされ、根が傷むのを防ぐために、展望デッキが設置されています。

縄文杉トレッキングを楽しめる

屋久島での一番人気トレッキングコースは、縄文杉トレッキングです。世界遺産の縄文杉に会いに行くコースで、多くの人でゴールデンウィークや夏季休暇中などは渋滞になることもあります。初心者でも楽しめる、縄文杉トレッキングをご紹介します。

歩行時間は?

屋久島縄文杉トレッキングは、縄文杉までを往復するトレッキングコースです。歩行時間は約10時間、往復距離も19キロ、高低差700メートルとかなり長時間のコースです。これは休憩なども挟んだ時間ですが、個人の体力や混雑状況によって大きく変わってきます。

冬以外はマイカー規制がある?

縄文杉トレッキングコースは、一般的に「荒川登山口」からスタートしますが、荒川別れ(荒川三叉路)と荒川登山口までは、冬季を除きほとんどの季節でマイカー規制があり、通ることが出来ません。レンタカー、バイク、自転車でもアクセスできません。

トレッキング開始地点はどこ?

縄文杉トレッキングコースのスタート地点は、一般的に「荒川登山口」となっています。屋久杉自然館から出発した登山バスが到着するのが荒川登山口です。トロッコのレールがあり、8キロメートルにわたりレールの上を歩いて行きます。

このトロッコは、かつて森林伐採の運搬に使われていました。現在は設置されているトイレの汚物運搬や、遭難者などが出た時の救助活動に利用されています。

アクセスは?

縄文杉トレッキングコースのスート地点「荒川登山口」へのアクセスは、冬季以外は交通規制がかかっているため、タクシー、レンタカーか登山バスを利用します。タクシーの場合は、安房から荒川登山口まで50分ほどです。

タクシーは事前予約が必要です。レンタカーの場合は、屋久杉自然館の駐車場に車を停め、そこから登山バスに乗って、荒川登山口を目指します。レンタカーがあると、屋久杉自然観からの乗り継ぎバス時間を気にしなくてよいのでおすすめです。

登山バスを利用しよう!

縄文杉トレッキングコースのスート地点「荒川登山口」へのアクセスは、屋久杉自然館から荒川登山バスが出ていますのでそれを利用しましょう。バス停の手前に、屋根のある待合スペースがあります。そこで次に来るバスを待ちます。

トイレは待合スペースの横にあります。混雑する期間は、1台のバスに乗り切れないこともあり、次のバスを待たなければならないので、時間には余裕を持って行動しましょう。またバスは山道を走り揺れますので、酔いやすい人は注意が必要です。

登山バスチケットは事前購入が必要!

荒川登山バスに乗るには事前にチケットの購入が必要です。観光案内所や宿泊施設、屋久杉自然館などで販売しています。当日の朝は混雑が予想されるので、前の日までに準備することをおすすめします。

縄文杉の標高は1300メートルもある?

縄文杉トレッキングコースの目的地、縄文杉までは歩行時間約10時間、往復距離も19キロとかなり長時間歩きます。「荒川登山口」の標高は600メートル、縄文杉の標高は1300メートル付近なので、荒川登山口から700メートル以上登ることになります。

おすすめの服装は?

屋久島は雨が多い島ですので、服装など雨に対する装備は必須となります。上下に分かれたレインウェアがおすすめです。レインウェアの中の服装は速乾性のウェアが良いでしょう。シューズは防水加工のトレッキングシューズかハイキングシューズを履きます。

それでも濡れてしまう事を想定して、履き替え用の靴下も持参しましょう。ザックも濡れてしまうと重くなりますので、ザックに被せるザックカバーやビニール袋があると便利です。荷物も個別にビニール袋などに入れると防水になります。

持ち物をそろえて行こう!

トレッキングへ行く場合は、事前に持ち物をリストにして揃えます。良く使うものはザックの上のほうに詰めます。コンパス、地図、ヘッドランプ、タオル、ティッシュ、救助用具、お弁当、お菓子、ビニール袋、日焼け止めは持っていきましょう。

軽量の折りたたみ傘、スパッツ、トレッキングポール、雨用の手袋、なども装備すると便利です。服装も事前にチェックしましょう。屋久島ではレンタルショップもあり、装備によっては借りることも可能です。

トレッキングおすすめシーズンは?

温暖な気候の屋久島では、年間を通して縄文杉トレッキングが可能です。特に混雑するのはゴールデンウィークと8月です。登山道が一本道なので、すれ違いが多くなり渋滞が起こります。大幅に歩く時間が長くなることもあり、トイレも込み合います。

屋久島は「月に35日間雨が降る」と言われるほど雨の日が多い島です。雨対策は必須で、レインウェアなしっかり装備して出かけましょう。年間を通して特に雨が多い月は6月です。足元も滑りますので、十分に注意して歩きます。

冬も歩けますが気温は低くなりますので、冬の装備が必要です。冬は観光客が少なくなり、穴場となりますが、日没が早いので時間配分に十分配慮して歩きましょう。

冬には冬山装備が必要?

屋久島では年間を通してトレッキングが可能ですが、12月、1月、2月は積雪もあり、服装など雪山歩きの装備が必要となります。初心者は特に気を付けて出かけましょう

屋久島で登山前の注意点

島のほぼ全域が山地の屋久島では縄文杉トレッキングも有名ですが、本格的登山も楽しめる、1000メートルから1900メートル級の山があります。宮之浦岳縦走も人気です。これらの山や八重岳と呼ばれ、洋上アルプスの名前で呼ばれることもあります。

注意点①登山前には登山届を出そう!

屋久島登山に限らす、登山で山へ入山するときには、必ず届出を提出します。提出先は、屋久島町役場、警察署、交番、駐在所、空港、観光案内所、船内のいずれかになっています。登山届には氏名のほか入山予定日や縦走などのコースを記入します。

最近屋久島では遭難や事故が多く発生しています。入山届が出ていないと、遭難などがあった場合の救助に時間がかかる場合があります。屋久島では遭難時における捜索費用は全額自己負担となっています。遭難や事故など起こらないように十分に注意することが大切です。

注意点②登山道には危険な場所もある

屋久島では、登山道や道標の整備が整っています。ただ、廃道となっていて、荒れている歩道もありますので注意が必要です。雨が多い島ですので、足元が滑ります。冬期は積雪や濃霧により迷うことも考えられます。

もし道に迷ったら、沢は滝も多く滑りやすいので避けるようにして、尾根づたいに下るのが安全です。地図とコンパスは必ず携帯しましょう。

注意点③マナーを守ろう!

屋久島に限らず、登山をする際はマナーを守って山に入ることが必要です。屋久島ではマナーガイドも配布しています。気を付けるべき登山のマナーを見ていきましょう。

マナー①植物を大切に

屋久島は国立公園であり、世界遺産に指定されている島です。屋久島特有の貴重な動植物が数多く生息している地域です。生息するすべての植物、生き物が生態系のバランスを保って自然を守っています。屋久島での動植物の採取は禁止です。写真と心に刻みましょう。

マナー②ゴミは必ず持ち帰る

山に入った際に出たゴミは、必ず持ち帰ります。事前にゴミ袋などを持参し、宿泊施設などにお願いして処分してもらいましょう。

マナー③山の水を汚さない

山の水は命です。水質汚染は自然を壊してしまいます。トイレは決められた場所で使用します。水場で食器を洗うのも厳禁です。食器の汚れは全てペーパーでふき取り持ち帰ります。

マナー④野営・焚き火をしない

屋久島での、野営や焚火はは禁止されています。焚火は山火事の原因になりますので、絶対にやめましょう。宿泊は必ず避難小屋を利用します。山小屋でのゴミも必ずすべて持ち帰ります。

マナー⑤ペットを持ち込まない

屋久島は国立公園です。ペットにより病気などが持ち込まれてしまった場合、生態系に大変な影響を与えてしまいます。また、他の登山客の迷惑になる場合もありますので、ペットを連れて入山することはやめましょう。

マナー⑥サルやシカに餌を与えない

屋久島にはヤクシカやヤクシマザルなどが生息しています。登山道のそばで見かけることも良くあります。野生の動物が人から餌を与えられると、病気などの原因にもなります。また人に興味を持ちすぎると大変危険です。絶対に餌を与えないようにしましょう

マナー⑦必ずトイレを使用!

必ず設置されているトイレを使用します。山のトイレ掃除は大変な作業ですので、清掃に支障を及ぼす衣類や生理用品、ビニール袋など水溶性でないものをトイレに捨てず、水溶性のトイレットペーパーなどを使います。トイレは登山前に済ませておきます。

注意点④避難小屋をチェックしておこう!

登山の前に避難小屋の場所や大きさを確認しておきます。避難小屋は無料で使用できますが、無人で自炊設備も電話もついていません。ゴールデンウィークや夏休期間中は非常に混雑しますので、譲り合って使用します。ゴミは全て持ち帰ります

注意点⑤気象状況は必ず確かめておこう!

屋久島登山は天気が変わりやすいので天気予報を確認しておきます。山は平地部分より気温が10〜20度低く、冬期には氷点下10〜15度まで下がります。気温や天候の変化も激しいので、決して無理をしないようにします。緊急連絡先を確認しておくこともおすすめします。

屋久島登山の難易度とルート

島のほぼ全域が山地の屋久島には、本格的登山も楽しめる、1000メートルから1900メートル級の山があります。登山ルート難易度も様々で、初心者から上級者までレベルによって楽しめるルートがあります自分のレベルに合わせて屋久島の登山を楽しみましょう。

屋久島の登山は上級者向け?

屋久島には初心者から上級者まで楽しめる、色々な登山ルートがあります。宮之浦岳縦走ルートは大変人気のコースです。事前にルートをしっかり調べ、決して無理のない登山計画を立てましょう。

一般向けでないコースも?

屋久島の登山ルートには、一般向けではないコースもあります。登山道の整備が十分ではないので、十分な装備と登山経験を持った上級者向けルートとなります。

「永田コース(永田歩道)」「尾之間コース(尾之間歩道)」「湯泊コース(湯泊歩道)」「栗生コース(花山歩道・栗生歩道」が該当します。

代表的な登山ルートは?

屋久島の登山を安全に楽しむためには、しっかりした装備の準備と事前にルートを下調べすることをお勧めします。屋久島最高峰の宮之浦岳1936mを目指す、代表的な登山ルートをご紹介しますので、参考にしてください。

①宮之浦岳ルート

宮之浦岳ルート」代表的なルートです。紀元杉までバスが通っています。紀元杉バス停から徒歩30分で淀川登山口に到着、淀川登山口から淀川小屋まで40分、淀川小屋から花之江河まで1時間45分、花之江河から50分で投石平、投石平から山頂まで1時間40分です。

往復で約9時間10分、初級者は時間もかかりますし、休憩時間も長く必要になりますので、所要時間は3時間増しで約12時間と見積もります。難易度は低いわけではありませんが、ガイドと一緒であれば初級者でも登れるルートです。

②楠川コース

楠川コース」楠川温泉そばから登ります。楠川集落から1時間で楠川歩道入り口に着きます。楠川歩道入り口から白谷雲水峡まで1時間30分、白谷雲水峡から白谷小屋まで1時間10分、白谷小屋から辻峠まで30分、辻峠からビューポイントの太古岩へ往復30分です。

辻峠から楠川別れまで50分、初心者はここから荒川登山口へ下りるルートをおすすめします。上級者は楠川別れから縄文杉まで3時間、縄文杉から高塚小屋、新高塚小屋、焼野三差路を経由して宮之浦岳頂上まで約5時間です。このルートは難易度も高く宿泊が必要です。

③安房コース

安房コース」安房港からアクセスするコースで、いくつかのルートがあります。荒川登山口までバスでアクセスし、荒川登山口から縄文杉まで約4時間、ここまでは難易度は高くありません。縄文杉からは楠川コースと同じ上級者ルートを進み宮之浦岳まで約5時間です。

屋久杉ランドまでバスでアクセスし、石塚小屋経由花之江河まで6時間、花之江河から50分で投石平、投石平から山頂まで1時間40分のコースは難易度の高い上級者用のルートです。

④栗生コース

栗生コース」このコースは上級者向けの難易度の高いコースです。栗生から花山歩道入り口まで車でアクセスし、花山歩道から鹿野沢小屋まで5時間30分、鹿野沢小屋から宮之浦岳頂上まで1時間40分です。

栗生から栗生歩道入り口まで車でアクセスし、花之江河まで4時間10分、花之江河から50分で投石平、投石平から山頂まで1時間40分です。どちらのルートも整備が不十分で分かりずらいので難易度の高い上級者向けです。

愛子岳へ登るには?

愛子岳は標高1235mのピラミッド型の山です。愛子岳登山口から登り、約8時間で日帰りが出来ます。標高差が1000m以上あり、急な登りがあるため中級車から上級者向けの山となっています。体力技術が必要です。

モッチョム岳へ登るには?

モッチョム岳(本富岳)は標高940mの海沿いにある山です。山頂から景色が絶景で、クライマーにも人気の山です。岩場やロープを使用して登る箇所もあるため、上級者向けの難易度の高いルートです。

現在このルートは人がほとんど通らない為、道が荒れているうえ、河を渡らなくてはならず、増水時は大変危険です。過去に遭難事故もおきていますので、このルートへの単独入山は避け、初級者は立ち入らないようにしましょう

屋久島縦走ツアーもおすすめ

屋久島の登山の醍醐味は、山の中の宿泊もその一つです。縦走ツアーでは、ガイドさんに案内してもらいながらの山中泊なら安心して参加できます。宮之浦岳、縄文杉、白谷雲水峡の見どころスポットを縦走します。お天気が良ければ朝焼けの縄文杉を見ることが出来ます。

1日目は約13km約10~11時間を歩きます。淀川登山口から入山し、宮之浦岳頂上を眺め、新高塚小屋で宿泊します。トイレがありませんので携帯トイレが必要です。2日目は約14km、約8~9時間を歩きます。新高塚小屋を出発し、縄文杉を経由して白谷へ下ります。

屋久島の登山&トレッキングに必要な装備は?

登山の場合、トレッキングよりやや多くの装備が必要となります。コースの難易度によって服装や装備内容が違ってきます。また宿泊が必要な場合は、装備も増えます。きちんとリストアップし準備して、安全に心がけて出かけましょう。

最低限必要な装備は?

登山に最低限必要な装備は、防水仕様の登山靴もしくはトレッキングシューズ、ザックは最低35Lのもの、ザックカバー、山岳用上下に分かれたレインウェア、ヘッドライト、折畳み傘、帽子、タオル、防寒着、グローブ、おやつ、メガネもしくはコンタクト予備。

ジップロックなどの防水袋、サングラス、日焼け止め、汗拭きシート、昼食のお弁当、500mlの飲み物2本程度、3シーズン対応でキャンプ用ではないシュラフ、マット、着替え、替え靴下、携帯トイレ、トイレットペーパー、歯ブラシなどが必要です。

レンタルはできる?

屋久島では、日帰り登山やトレッキング用のレンタル、山泊がある縦走登山用レンタルをしているレンタルショップがあります。宮之浦地区、安房地区、どちらにも複数のレンタルショップがあり、宅配をしてくれるお店もあります。

レンタル用品の金額は?

レンタル用品の料金は、ショップによって多少違います。1泊2日で、シューズ、レインウェアは1000円前後、ザックは500円前後、シュラフは2000円前後です。他に、帽子やテント、ストック、スパッツ、ライト、マット、ザックカバーなどがレンタル可能です。

予約は必要?

レンタルショップによって、予約が必要なお店もあります。混雑時などは自分に合うサイズがなかったりするので、予約をしておいたほうが安心です。シューズやレインウェアは必ず試着をしてから借りましょう

おすすめの服装は?

屋久島登山の服装で必要なのはレインウェアです。月に35日雨が降ると言われるほど、屋久島は雨が多いので、レインウェアは必須です。蒸れを防ぐために、上下別れたレインウェアがおすすめです。中に着るシャツは、吸水速乾性の素材を選びます。

綿は乾きが遅く体が冷えてしまうので、避けます。風を防ぐためのウィンドブレーカーもあると便利です。パンツはストレッチ性の高い素材のものを選ぶと動きやすく疲れにくいです。登山で服装の準備は大変重要です。きちんと準備しましょう。

冬は雪山装備が必要?

屋久島は一年中温暖な気候ですが、高い山では雪が積もることもあり、登山には雪山装備が必要です。避難小屋の2月頃の気温はマイナス1度くらいまで下がりますので、服装もダウンのジャケットやパンツが必要となります。登山客や観光客が減る穴場の時期です。

初心者はガイドツアーがおすすめ

初心者が屋久島の登山を楽しむなら、ガイドツアーがおすすめです。安心して楽しむことが出来ますし、屋久島の山を知り尽くしたプロのガイドから色々なスポットの説明を聞くことが出来ます。自分に合ったガイドツアーを選んで、屋久島登山を楽しみましょう。

屋久島の自然を思い切り満喫しよう!

屋久島は登山やトレッキングが思い切り楽しめるところです。縄文杉トレッキングや宮之浦縦走は大変人気があります。レンタルショップもあり、誰でもチャレンジ出来ますが、服装や装備に気を付けてルールを守り安全に屋久島の大自然を楽しみましょう

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ORANGE77
旅行大好きです。特に博物館や神社仏閣巡りが好きです。歴女というほどではありませんが、日本史、世界史にとても興味があ...

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