宮崎発祥の菓子パン「ジャリパン」とは?クリームの種類やカロリーは?
宮崎名物の「ジャリパン」について詳しくご紹介していきます。ジャリパンとは宮崎県で親しまれている菓子パンで、大人から子dも間で愛されています。ジャリパンの名前の由来や、ジャリパンの種類別の魅力紹介、気になるカロリーや販売店なども挙げてきます。
「ジャリパン」とは
「ジャリパン」という言葉を初めて聞いた人は一体どんなパンなのか想像もつかないかもしれません。ジャリパンとは、宮崎県の名物ご当地グルメで、大人から子供まで皆に親しまれています。この記事では、そんな宮崎県民の愛する名物「ジャリパン」の魅力について詳しくご紹介していきます。
宮崎県のご当地パンでソウルフード
郡山のクリームボックスが話題になってるけど、宮崎が誇るミカエル堂のジャリパンを全国の皆さんに食べて欲しい。あの食感が癖になるんです…めっちゃ美味しいんです…!!あぁ食べたくなってきた。 pic.twitter.com/6gJ80CB68x
— すぎちゃん (@nangoku07) December 5, 2017
ジャリパンは宮崎県でメインに販売されている菓子パンで、色々な種類も販売されています。ジャリパン元祖のお店として有名な「ミカエル堂」をはじめ、宮崎県内の至るところで販売されています。宮崎県では、ミカエル堂のほかに、なんとコンビニやスーパーでも販売されています。
コッペパンにバタークリームとグラニュー糖を挟んだパン
ジャリパンとは簡単にいえば、コッペパンにクリームやグラニュー糖を挟んだ菓子パンのことです。このクリームは色々な種類があり、プレーンは生クリーム味でそれ以外にもチョコや抹茶など色々と販売されています。そしてグラニュー糖の食感が良いアクセントとなっています。
ジャリパンはかなりの高カロリー!
ジャリパンはコッペパンにクリームをたっぷりと挟んだ菓子パンなのでカロリーが高いのが特徴です。ふんわりとしたコッペパンだけでもなかなかにカロリーが高いのに、そこへさらにクリームや砂糖がたっぷり!そのため、ダイエット中の方にとっては食べる量に気を付けないといけませんね。
「ジャリパン」の歴史
ここからは宮崎名物のジャリパンの歴史について詳しくご紹介していきます。ジャリパンの名前の由来やジャリパン元祖のお店「ミカエル堂」の魅力、ジャリパンが誕生するまでの秘話なども挙げていきます。宮崎名物のジャリパンについて詳しくなって、さらにジャリパンの魅力を身近に感じられます。
老舗のパンメーカー「ミカエル堂」が発祥
ジャリパン
— 石井 正則 写真展「13(サーティーン)~ハンセン病療養所の現在を撮る~」まもなく開催‼️ (@masanoriishii) February 18, 2020
ゲットだぜ! pic.twitter.com/UPWKS3ybmw
宮崎県民のソウルフードでもあるジャリパンの元祖のお店は「ミカエル堂」です。このミカエル堂は宮崎にお住まいの方なら知らない人は居ないといわれるほどの老舗パン屋で、いつも多くのお客さんでにぎわっています。
ミカエル堂という名前の由来は当時クリスチャンだった創業さが旧約聖書に出てくる大天使「ミカエル」から名前をとったことから始まります。
歴史①ジャリパンは昭和30年頃に誕生
ジャリパンは昭和30年ごろに誕生したと言われています。この時代は、パンは庶民にとってまだまだ一般的な食べ物ではなく、コッペパンや食パンですら貴重でした。そのため当時のミカエル堂に来るお客さんは、医者や経営者など社会的地位が高い人やお金持ちが多かったことが背景にあります。
そこで、ミカエル堂の社長は「子供でもおやつに食べられる身近なパンをつくろう!」というコンセプトからジャリパンを開発しました。当時はクリーム味しか販売されていませんでしたが、次第にピーナッツ味やチョコ・いちごなど色々なフレーバーが増えていきました。
歴史②名前の由来は食べた時の食感!
ジャリパンの名前の由来は食べた時に「ジャリジャリ」というグラニュー糖の食感から来ています。コッペパンのふわふわ食感と、クリームの滑らかさの中に「ジャリ!」とした独特の食感が病みつきになります。食感を名前の由来に使うことで、覚えやすくしてもらうという意図も含まれています。
食感をパンの名前の由来に使ったことから、まず子供に覚えてもらうことに成功しました。子供のおやつに丁度良い大きさと価格の安さから、購入する親御さんにもジャリパンが食べられるようになりました。現在はその懐かしさからご年配の方も長年のファンという人も多いとか。
歴史③高級食品だったパンを身近なものにしようと発案
このジャリパン登場のおかげで、先ほどご紹介した当時高所得者しか食べられなかったパンを庶民にとって身近な存在にすることに成功しました。価格の安さと名前の由来のユニークさも相まって、販売当初から瞬く間に人気になっていきました。
歴史④販売当初はバターロールという名前だった
とはいえ、販売当初から「ジャリパン」という名前ではありませんでした。一番最初に販売を始めた昭和30年頃には「バターロール」という名前で販売されていした。この名前ではどんな味のパンなのか想像することが難しく知名度はいま一つでした。
ミカエル堂の基本情報
住所 | 宮崎県宮崎市大塚町権現昔865-3 |
アクセス | 宮崎駅から3,372m |
営業時間 | 8:00~17:30 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
参考HP | https://tabelog.com/miyazaki/A4501/A450101/45006491/ |
「ジャリパン」のミカエル堂のクリームの種類
ここではミカエル堂で販売されているジャリパンの種類についてそれぞれ詳しくご紹介していきます。ミカエル堂名物のジャリパンは今は定番商品をはじめ期間限定商品も販売されるようになり、好みで選べるようにまでなりました。
種類①チョコジャリ
明日の和樹駅横浜。
— LuNa@(`.∀´)プピーナ🃏 (@KK_1007LuNa) October 3, 2014
私にあった方先着気9名様ジャリパン貰えますwwww \(^o^)/
普通のが6つで残りチョコジャリ、抹茶ジャリ、レーズンジャリが各1個ずつですwwww \(^o^)/ pic.twitter.com/udQ6ZfXysx
「チョコジャリ」はジャリパンの中でも特にお子さんに大人気の種類です。チョコジャリは、名前の通りチョコレートクリームがコッペパンに挟んであるジャリパンです。ジャリジャリっとした食感はもちろんしっかりと感じられ、チョコの風味が口いっぱいに広がります。
なんとこちらのジャリパンには洋酒が使われていて、少し大人味に仕上がっています。カロリーはおよそ500kcalほどあるので、1個だけでも十分な食事になってしまいます。軽い食感と素朴な甘さから、2個・3個といけそうになりますが食べ過ぎには注意です。
種類②ジャムロール
「ジャムロール」というジャリパンはご年配の方にも親しまれている味です。ふわふわのコッペパンの中にはイチゴジャムとマーガリンをたっぷりとサンドしています。クリームよりちょっと濃厚な風味が特徴で、カロリーも1個あたり525kcalとお高めです。イチゴの華やかな香りとマーガリンの風味の相性抜群!
種類③抹茶ジャリ
過去最高の個数買った。
— よしみ (@yo1009shi) May 26, 2018
朝昼晩パンになってしまった。
お取り寄せパンコーナーで買った、宮崎県の抹茶ジャリパン。 pic.twitter.com/GTTJelSBNT
「抹茶ジャリ」は名前の通り抹茶クリームが使われているジャリパンで、女性にも大人気のシリーズです。抹茶の上品な香りとクリームの甘さが相まって、柔らか食感のパンと良く合います。こちらもカロリーは500kcalほどあるので食べ過ぎには注意です。
種類④レーズンジャリ
#アニコネ 楽屋入りしました★とっても広いホールです☺︎
— 佐咲紗花 (@sasakiSSsayaka) April 22, 2017
宮崎出身の東村アキコ先生の「ひまわりっ」で健一2号が食べてたミカエル堂のジャリパンのラムレーズン!ホントにじゃりじゃりする…( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) pic.twitter.com/BMAt6ufIoy
レーズンジャリパンは、なんとラムレーズンがコッペパンの生地に練り込まれています。ラムレーズンの独特の食感と挟んである生クリームのコントラストが絶妙です。お酒の香りはかすかに残る程度で、大人には問題なくいただけますが、お酒が苦手な人やお子さんは食べる際にご注意ください。
「ジャリパン」の他の販売店
ここではジャリパンの販売店をご紹介します。宮崎県のソウルフードの1つでもあるジャリパンはミカエル堂以外でも販売されています。販売店ごとに売られているジャリパンの紹介をしていくのでぜひご参考に!販売店によって、同じジャリパンのフレーバーでも味が異なるので食べ比べにもおすすめです。
大手パンメーカーやコンビニも販売
セブンでジャリパン扱ってるの!?
— いさな@趣味垢 (@les_poupee) July 26, 2019
懐かしすぎてヤバイ😇😇😇 pic.twitter.com/6iApplFFHW
ジャリパンの販売店は全国的にも有名な大手コンビニチェーンやスーパーでも開発されています。そのためジャリパンは宮崎県の一部だけでなく九州地方や西日本の一部にも販売店もあるので、ジャリパンの知名度は今後も徐々に広まっていくと予想できます。
関東でも一部の販売店で売られているので、宮崎県以外でもジャリパンを楽しむことが出来ます。いずれの販売店でも100円程度で購入できるのでおやつとしても最適です。
パスコはピーナッツ味も美味しい
あー小腹すいた〜
— REINA@小悪魔S.*♥︎ℳ🌹 (@reina11538) October 29, 2018
ジャリパン食ってやるぞ! pic.twitter.com/Ce7VNeR1Aj
パスコではなんとピーナッツ味も販売しています。パスコは名古屋生まれのパンメーカーで、東海地方でジャリパンを購入するならパスコがおすすめです。東海地方でいうジャリパンはピーナッツ味がメジャーなので、ぜひ名古屋に訪れた際にはピーナッツ味のジャリパンをご賞味ください。
セブンイレブンはレーズン入りや宮崎限定味も!
朝パン🍞\(^ω^)/
— くにくに (@Rznagashi) June 4, 2018
セブン。ジャリパン期待感!
昼にいただこう!(^ω^) pic.twitter.com/PDB6jWxKuD
セブンイレブンは全国的に展開する大手コンビニチェーンなので、ジャリパンも全国的に入手しやすいです。セブンイレブンで一般的に販売されている菓子パンよりも一回り大きめサイズなので棚でも目立つ存在感を放っています。クリームはしっかりとした甘さで、ジャリパン独特のジャリジャリっとした食感も感じられます。
福岡のパンメーカーフランソアも販売
宮崎県のソウルフードジャリパンは、なんと福岡県の大手パンメーカー「フランソア」でも販売されています。こちらで販売されているジャリパンは、着色料・保存料を一切使っていないのがこだわりです。ふわふわ食感のコッペパンと素朴な甘さのクリームが後を引きます。
宮崎の名物パン「ジャリパン」を食べよう!
宮崎県のご当地グルメ「ジャリパン」の魅力紹介はいかがでしたか。ジャリパンの名前の由来や、販売店のご紹介、プレーン味の食感や風味、そしてピーナッツ味や抹茶・チョコなどのフレーバーごとの魅力も詳しくお伝えしました。大人から子供まで愛される宮崎名物パンのジャリパンをぜひ1度はご堪能ください。