「阿蘇火山博物館」で火山やカルデラの歴史を知る!料金や駐車場も解説!
阿蘇山の歴史などを学ぶことができる、阿蘇火山博物館を訪れてみませんか?今回は、阿蘇火山博物館の特徴やお土産、駐車場情報などについて紹介します。博物館のほかのスポットなども紹介するので、ナイトミュージアムなども行われる阿蘇火山博物館をぜひチェックしてみて下さい。
目次
阿蘇山の歴史を学ぶ「阿蘇火山博物館」
阿蘇山や草千里は子供の頃に何度か連れて来てもらった事があるけど、この「阿蘇火山博物館」が大好きだった。懐かしい〜。ここで小さな火山岩🌋をお小遣いで買って、とてもとても大事にしていた記憶がある。…私は子供の頃から石が好きだったんだなw#草千里 #阿蘇 pic.twitter.com/vqcgWJWTYc
— くら (@cry0013) April 12, 2019
旅行などで熊本県を訪れた際には、阿蘇山だけでなく阿蘇火山博物館にも足を運んでみてはいかがでしょうか?阿蘇火山博物館は、阿蘇の自然や歴史について詳しく知りたい方にぜひおすすめしたいスポットとなっています。
今回の記事では、阿蘇山の歴史を学べる阿蘇火山博物館について、施設情報やアクセス、駐車場などについて紹介します。駐車場情報などと併せてお土産や料金、歴史についても併せて紹介するので、旅行前の参考にしてみてください。
阿蘇山には世界最大のカルデラがある!
世界有数のカルデラの阿蘇山に来ました pic.twitter.com/xfaR4UGaVn
— おしゅし! (@bunkei_102) August 13, 2020
阿蘇山は、世界最大のカルデラがある事でも有名です。カルデラとはよく耳にしますが、どういったものか知っていますか?カルデラに明確な定義は無いそうですが、火山内にある大きなくぼ地のことを指すそうです。
カルデラという言葉はスペイン語の「鍋」や「釜」といった言葉に由来しており、陥没などによって生まれた事が多いのだそうです。
阿蘇のカルデラは東西18㎞、南北25㎞とかなりの大きさで、大昔に起こった火砕流噴火の結果生まれた物だそうです。世界有数のカルデラは、一見の価値があるでしょう。
「阿蘇火山博物館」には何がある?
今回の記事で紹介する阿蘇火山博物館ですが、いったいどういったものがあるのでしょうか。まずは歴史や施設、お土産などについて紹介します。
「阿蘇火山博物館」の歴史
I'm at 阿蘇火山博物館 in 阿蘇市, 熊本県 https://t.co/ZUwT0WD3Yr pic.twitter.com/GuXyVXdU4N
— Tahal@反省 (@Sulfur_Kejus) February 19, 2020
まずは、阿蘇火山博物館の歴史についてみていきましょう。元々は九州産業交通が町の補助を受けて設立したという歴史があるのですが、現在ではどうなっているのでしょうか。阿蘇火山博物館の経営母体は一体どこになっているのかを紹介します。
経営母体が変わった
もとは九州産業交通が設立した歴史がありますが、同グループの経営再建の際、地元の阿蘇製薬に譲渡されているのだそうです。
経営母体が変わる前、阿蘇火山博物館の隣には世界中のオルゴールやアンティークを展示する「オルゴール響和国」も併設されたのですが、こちらも博物館と同じく地元企業である阿蘇製薬に譲渡されている様です。
現在でも阿蘇火山博物館は阿蘇製薬によって運営されている様で、阿蘇観光活性化の一端を担っています。
「阿蘇火山博物館」の施設
阿蘇火山博物館の歴史などに続いて、阿蘇火山博物館にはどういった施設があるのかについても紹介します。世界最大級のカルデラを持つ阿蘇山を良く知ることができる、展示コーナーなどについて見ていきましょう。
施設①3F映画上映
最初に紹介する施設は、3階で楽しめる映画です。5面のマルチホールで阿蘇の自然や文化などについて知ることができる、といったもので映画の内容は定期的に変更されている様です。
2020年ですと「火山の噴火を探る」といった映画が上映されており、こちらは約17分ほどの上映時間となっており、長期間の試聴があまり好きではない方でも気軽に愉しむ事もできそうです。上映される映画の字幕は、英語、韓国語、中国語に対応しています。
施設②2F常設展示コーナー
阿蘇火山博物館。展示やシアターで、小学生にもカルデラがわかる施設です。阿蘇を知って、阿蘇をもっと応援したい‼︎
— わみ (@sjsjsj7594) October 21, 2017
#来たよクマモトオオイタ#阿蘇 pic.twitter.com/dpU2qHkA0A
5面のマルチホールで楽しめる映画上映もおすすめですが、カルデラなどで有名な阿蘇山の生い立ちなどについて知りたい方は、2階にある常設展示をおすすめします。阿蘇山だけでなく国内の火山、宇宙の火山などさまざまな展示があり、見ているだけでも勉強になりそうなコーナーです。
施設③2F特設イベントコーナー
2階には火山のことを学べる常設展示コーナーもありますが、特設のイベントコーナーなどもある様です。訪問した際は、常設コーナーと併せて、ぜひこちらも注目してみてください。
1階のレストランで小腹を満たそう!
阿蘇火山博物館に併設されたレストランのソフトクリーム、すっごい美味しい。濃いというか、もう味から違う。少しバターに似た風味も感じるような?これで350円はお得。 pic.twitter.com/TMaLa6sMjF
— のんびり回る人 (@enyakora_yoisa) June 12, 2019
また、阿蘇火山博物館にはカレーやソフトクリームなどを楽しめる、レストランもある様です。口コミには「ソフトクリームは味が濃く、バターにも近い」といった内容のものもありました。
ただ小腹を満たすだけでなく、美味しいグルメを楽しみたい時にもおすすめなので一度覗いてみてはいかがでしょうか?
売店でお土産を買っていこう!
草千里と中岳を模したマグネットを新商品としてラインナップ!
— 阿蘇火山博物館 (@asovolmuse) August 12, 2020
日用品としても使えるので、旅の思い出、お土産にいかがですか?#阿蘇 #草千里 #お土産 pic.twitter.com/jQPq8aHfi6
様々な展示を見た後は、阿蘇火山博物館ならではのお土産を購入してみてはいかがでしょうか?1階にはお土産を取り扱う売店があり、こちらでしか購入できないオリジナルグッズも販売されています。
お土産はTシャツなどもありますが、オリジナル焼酎などもあるのでお酒好きな方へのお土産にもピッタリです。工房ゆうの焼き物などの取り扱いもあるので、併せてお土産にしてみてはいかがでしょうか?
「阿蘇火山博物館」ナイトミュージアムとは?
続いて、阿蘇火山博物館で開催されているナイトミュージアムについて紹介します。ナイトミュージアムはどういったイベントなのか、また料金や予約はどのようになっているのかを見ていきましょう。
どんなイベント?
阿蘇火山博物館で開催されるナイトミュージアムとは、夜の阿蘇中岳の火口の様子を、リアルタイムで楽しめるイベントとなっています。ナイトミュージアムではフルHD超高感度カメラが使用されているので、普段では決して見れない活動の様子を楽しめます。
ナイトミュージアムではまず博物館前に集合し、プログラムやミュージアムツアーなどの後で夜の火口を見学できます。その後で映画や夜景観察などを行い、ナイトミュージアムは終了します。
日中の阿蘇山も良いものですが、ナイトミュージアムで普段は見れない火口の様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。
開催期間は?
開催期間は、6月~11月の第1、3土曜日となっています。最少催行人数は1名となっているので、少ない人数で開催されないといったこともありません。開始時間は19:30、集合時間は10分前となっているので、遅れないようにしましょう。
料金案内
阿蘇火山博物館で行われるナイトミュージアムの料金は、大人1500円、中・高校生1200円、小学生1000円となっています。ただ、時期によっては料金が割引されていることもある様なので、最新情報もチェックするようにしてください。
予約は必要?
ナイトミュージアムに参加するには事前予約が必要なので、余裕を持って予約をしておきましょう。期限は7営業日前までとなっているので、休館日などを除いていつまでに予約を入れるかを確認しておくのがおすすめです。
「阿蘇火山博物館」のアクセス&駐車場情報
展示物を見学するだけでなくナイトミュージアムを楽しめたり、お土産も購入出来る阿蘇火山博物館のアクセス、駐車所情報などについても紹介していきます。
アクセス詳細は?
阿蘇火山博物館へは、車やバスでアクセスする事ができます。バスを利用する際は、阿蘇駅からバスに乗り、草千里で下車しましょう。草千里からは、徒歩1分ほどでアクセスできます。
また、車でアクセスする場合には、高速道路を九州道熊本ICで降りて下さい。そこからは車で1時間ほどでアクセスできるので、ナビなどを参考に向かうのがおすすめです。
駐車場は有料?
自家用車でアクセスする方にとっては、駐車場料金も気になるところでしょう。阿蘇火山博物館の駐車場は無料ではありませんが、大型で1630円、普通車で410円、単車で100円とそれほど高い料金では無い様です。
また、普通車の方なら、草千里駐車場も利用可能となっています。こちらの駐車場も時間制限なしで利用出来ますし、料金は阿蘇火山博物館の駐車場と同じ410円となっています。
営業時間や入場料金
阿蘇火山博物館の営業時間は、通常の場合9:00~17:00となっています。様々な影響で短縮営業を行っている場合もあるので、心配な方は事前に問い合わせてみた方が良いでしょう。また、入場料金は大人840円、小人420円、身障者の方の場合、大人530円、小人260円となっています。
併設されたオルゴール響和国もおすすめ
阿蘇火山博物館では、オルゴール響和国が併設されているのでこちらに立ち寄ってみるのもおすすめです。こちらは世界中のアンティークオルゴールや美術品を展示するミュージアムとなっており、入り口のクラシックな雰囲気も魅力です。
オルゴールはしっかり調律されており、美しい音色を楽しむことができる様です。阿蘇火山博物館とは方向性が異なりますが、博物館と同じくこちらもおすすめしたいスポットとなっています。休館日は無く、入場料金は450円となっています。
「阿蘇火山博物館」の基本情報
住所 | 〒869-2232 熊本県阿蘇市赤水1930−1 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 有り(有料) |
休館日 | 年中無休 |
電話番号 | 0967-34-2111 |
URL | 公式サイト |
阿蘇で他にも行きたい観光名所4選!
パラグライダー体験楽しかった!
— SEANO(しーの) (@doa_SEANO) August 27, 2017
#阿蘇ネイチャーランド
#草むらにダイブ
#した事は秘密 pic.twitter.com/GyzIstFjNi
阿蘇について知ることができる阿蘇火山博物館について紹介しましたが、阿蘇にはこのほかにもおすすめしたい観光名所があります。ここからは博物館以外でおすすめする名所を4か所紹介するので、こちらの見出し内もぜひチェックしてみて下さい。
①阿蘇ネイチャーランド
パラグライダー!!
— はらだ (@tumo804) September 27, 2015
風強かったけど2回飛べて
ちょーたのしかった!!!#阿蘇ネイチャーランド pic.twitter.com/LA272K8Snu
アクティビティを楽しみたい方には、阿蘇ネイチャーランドをおすすめします。阿蘇ネイチャーランドではパラグライダーを始めとして、モーターマウンテンボードや熱気球などさまざまなアクティビティを楽しむことができます。
パラグライダーは2人乗りでもチャレンジする事ができるので、一人では少し勇気が出ないといった方でも挑戦しやすいかもしれません。阿蘇の雄大な自然を空から満喫する事ができ、日常では決して味わえない感動が待っているでしょう。
朝に訪れることができるなら、天空のヨガもおすすめです。こちらは6月から9月ごろまで行われているもので、昇って来る朝日を浴びながらヨガ体験をできます。
阿蘇ネイチャーランドの基本情報
住所 | 〒869-2301 熊本県阿蘇市内牧1092ー1 |
営業時間 | [3月~10月]9:00~18:00 [11月~2月]9:00~17:00 |
定休日 | 木曜 |
URL | 公式サイト |
②白川水源
弾丸で熊本の白川水源に来ています。飲料水としてそのまま飲めるぐらいにとても綺麗な水です。とても冷たい! pic.twitter.com/rWA4U6sYqH
— Raku (@eternity_bloom) August 17, 2020
白川水源は阿蘇の湧水の代表ともいえる水源であり、環境庁が選出する「名水百選」の一つでもあります。白川水源の水はなんと毎分60トンも湧き出ているのだそうで、この水は持ち帰りも可能なのだそうです。
現在でも飲用できるほど水質が良い白川水源なので、水を味わってみてはいかがでしょうか?こちらの水は比較的硬度が高く、普段飲んでいる水とはまた違った飲み口、味わいを愉しむことができるでしょう。
白川水源の基本情報
住所 | 〒869-1502 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字白川 |
電話番号 | 0967-67-1111 |
利用料金 | 高校生以上100円(環境保全協力金として) |
URL | 南阿蘇村役場 |
③阿蘇神社
阿蘇神社のトリックアート! pic.twitter.com/sY80upKrRz
— とろとろ (@tro2_390duke) August 18, 2020
阿蘇神社は全国に約500社ほどありますが、その総本山となっているのがこの熊本の阿蘇神社です。阿蘇神社は2000年以上という長い歴史がある神社で、健磐龍命をはじめ家族神12神が祀られています。
健磐龍命にある社殿群は江戸時代に再建された物であり、神殿などは国の重要文化財にも指定されています。楼門は九州最大の規模で見ごたえもあり、「日本三大楼門」のうちの一つでもあります。
平成28年にあった熊本地震によって大きな被害を受けてしまった阿蘇神社の楼閣や拝殿ですが、2020年現在復旧工事が進められています。
阿蘇神社の基本情報
住所 | 〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083−1 |
御札所 | 9:00-17:00 |
電話番号 | 0967-22-0064 |
URL | 公式サイト |
④米塚
米塚。
— ジュンナ (@orangeclock_07) August 17, 2020
初めて緑が綺麗な時に撮影したかも。 pic.twitter.com/JnsWXX5eMr
米塚は約3300年前の噴火でできたとされる、高さ80メートルほどの塚です。中央はまるで火山に出来たカルデラの様にくぼんでおり、一目見たら忘れられないような特徴的な形をしているのが特徴です。
この米塚の斜面部分は草原で覆われており、春や夏には緑一色の美しい景色を楽しむことができます。もちろん景色が美しいのは春や夏だけでなく、雪に覆われた真っ白な米塚もまた見ごたえがあります。
阿蘇駅からバスで20分ほどでアクセスできるので、駅から行ける名所を探している方にもおすすめです。
米塚の基本情報
住所 | 〒869-2226 熊本県阿蘇市乙姫 |
電話番号 | 0967-34-1600 |
アクセス | 阿蘇駅からバスで20分ほど |
URL | 熊本県公式観光サイト |
「阿蘇火山博物館」で火山の歴史を感じよう!
阿蘇火山博物館 pic.twitter.com/nAijTUizzf
— すま@CGCを許さない (@Serow_Siamese) September 11, 2019
今回の記事では、阿蘇火山博物館の特徴や見どころ、お土産情報やアクセスなどについて紹介しました。カルデラなどで有名な阿蘇山などを詳しく知ることができる、阿蘇火山博物館はオリジナルのお土産もあり、ナイトミュージアムなども開催されるおすすめの観光スポットです。
また、阿蘇には博物館だけでなく、阿蘇ネイチャーランドや米塚などおすすめしたいスポットが多く集まっています。阿蘇で、火山の歴史や自然などに触れてみてはいかがでしょうか。