「第一只見川橋梁」の絶景ビューポイントを解説!新緑から紅葉・冬を味わう!
第一只見川橋梁は、奥会津を流れる只見川の水鏡にJR只見線の鉄橋と列車が走る姿が映る、美しい絶景が撮影できることで有名なビューポイントです。第一只見川橋梁ビューポイントでの見ごろの時期や、絶景写真の撮影に最適な時間帯など詳しい情報をお伝えします。
目次
「第一只見川橋梁」が写真好きに大人気!
第一只見川橋梁(だいいちただみがわきょうりょう)は、奥会津の中心を流れる只見川に、JR只見線の鉄橋・第一只見川橋梁が美しく水面に映る絶景ビューポイントとして、写真好きの人たちにも人気の撮影スポットとなっています。
通称、「第一只見川橋梁ビューポイント」と呼ばれており、場所は福島県大沼郡三島町に位置します。今回は、第一只見川橋梁ビューポイントの絶景写真が撮れる撮影ポイントや、撮影におすすめの時期や時間帯、アクセス方法などをまとめていきます。
自然と鉄道の絶景写真が撮れる
川霧煙る第一只見川橋梁。
— テンコちょ=小田笑人 (@Dragons66_27) August 30, 2017
家族の目を盗んで(?)夜討ち朝駆けで米沢→只見線まで。
只見線初心者がこんな簡単に川霧と出合えて良いのでしょうか?^^
今夏の東北旅行の一番の収穫でした!
20170824 422D(キハ40形×2両) 会津西方~会津桧原間(第一只見川橋梁) pic.twitter.com/s7fuSeWB64
第一只見川橋梁で最も有名な写真と言えば、川霧の中に浮かぶ幻想的な鉄橋を映し出した一枚です。川霧出る時間帯を狙えば、有名な写真のような美しく幻想的な一枚を撮影することが可能です。
また、第一只見川橋梁ビューポイントは、四季折々の絶景写真が撮影できる絶景ポイントとしても有名です。第一只見川橋梁では、夏は深緑、秋は紅葉、冬は銀世界の中を進む鉄道など、季節によってさまざまなシーンが撮影でき、写真好きが何度も足を運ぶビューポイントとなっています。
「第一只見川橋梁」おすすめの撮影時期や時間
季節ごとに美しい絶景を撮影できる第一只見川橋梁について、撮影におすすめの時期や時間帯などをまとめています。第一只見川橋梁ビューポイントへ撮影に行く前の参考にしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの時期①夏の新緑
昨日の目的
— さろるんカムイ@next✈️FUK 2/9 (@journey_2020) August 3, 2019
只見線の有名ポイント
第一只見川橋梁で臨時列車の撮影。
盛大に補正してますが、なんとか水鏡をGETできました。個人的には早朝の霧に包まれる方が好きですけど、夏を感じるこのパターンもまぁいいかな?しっかし暑かったわ💦 pic.twitter.com/pE5jBVHa93
第一只見川橋梁の夏は、奥会津の新緑に包まれる一年で一番フレッシュな季節です。第一只見川橋梁の撮影でも、只見川と新緑、そして列車という夏らしい風景を撮影することができます。
新緑が映える夏の晴れた日には、只見川の美しい水鏡に、くっきりと第一只見川橋梁と鉄道が映し出されます。なぜ、こんなにも新緑と鉄橋がはっきり撮影できるのかというと、只見川は水の流れがほとんどなく、山に囲まれた地形だからだそうです。
只見川を囲む山々の美しい新緑を全身に感じながら、フレッシュな気持ちで夏の第一只見川橋梁を撮影してみてはいかがでしょうか。
川霧が狙いやすい季節は夏
2017.7.15
— ちゃんぽん烏龍茶 (@ChanponOolong) July 17, 2017
只見線422D @只見川第一橋梁
土曜日は只見線へスクランブル発進。思い通りの川霧で大満足でした^ ^ pic.twitter.com/ct7hXvDi8A
第一只見川橋梁で撮影された有名な川霧写真のように、川霧の中を走る鉄道を撮影する場合は、夏の朝と夕暮れの時間帯が狙い目です。ただし、こればかりは自然現象なので、完璧な川霧が現れるかどうかは運次第となっています。
ちなみに、川霧を狙う朝の時間帯に列車が通るのは、朝6時に通る始発列車と7時台の2本となっています。短時間に3本もの列車が通るこの時間帯に川霧を狙うのが、撮影しやすい時間帯と考えられます。
ただ、川霧が映せなかった場合でも、夏ならではの青々とした新緑とくっきりと水鏡に映る鉄橋と鉄道を撮影できるので、夏の第一只見川橋梁を狙って撮影に訪れる価値は大いにあります。
おすすめの時期②秋の紅葉
9430レ SL只見線紅葉号 C11+旧客3両 只見線 早戸~会津宮下 第三只見川橋梁
— 駿河運輸区 写真垢 (@Suruga_huji_P) November 1, 2015
午後からは天気が良くなって逆光になりましたが、この場所で撮れてよかったです。 pic.twitter.com/cIGY0sVuso
第一只見川橋梁の秋は、色とりどりの紅葉をまとった山間に列車が走る、美しい只見川を望める絶景ビューポイントに変わります。紅葉の見ごろの時期は、だいたい11月上旬と言われています。
過去には、紅葉時期の数日限定でSL只見線紅葉号というSL列車も走ったことがあるそうです。もくもくとし煙を吐くSLと、オレンジや黄色で染まった紅葉を背景にした第一只見川橋梁の景色は、想像しただけでもノスタルジックでうっとりしてしまいます。
おすすめの時期③冬の雪景色
秋と冬の間
— イガリマコト (@Makoto_Igari) November 26, 2017
この時期に吹雪で、只見川第一橋梁の俯瞰からは見えなかったので、下から撮りました!#PASHADELIC #autumndelic #只見線 #紅葉 #autumn pic.twitter.com/f639Pd1dWH
第一只見川橋梁は冬も絶景です。冬の第一只見川橋梁は真っ白な銀世界へと景色を変え、そこに列車が走るとさらに幻想的な風景を映し出します。多少の吹雪の中でも気にせず撮影する写真家の方もいるほど、冬の第一只見川橋梁は魅力的なようです。
運が良ければ、冬のはじまりの時期である11月末頃、終わりがけの紅葉と吹雪いた雪景色を同時に撮影できることも。秋と冬の間の奇跡のコラボレーションが撮影できるチャンスもあるかもしれません。
只見線の運行時間について
只見線の日中の列車が通る時間は、午前9時05分、9時15分、午後13時08分、14時28分、15時59分となっています。後程、詳しく記載しますが、撮影スポットであるビューポイントまでは、道の駅尾瀬街道みしま宿から徒歩15分となっているので、列車が通る時間帯の撮影を狙いたい方は余裕をもって出発しましょう。
「第一只見川橋梁」絶景ビューポイント
第一只見川橋梁の絶景を撮影できるビューポイントや、展望台にあるスポットについて記載しています。それぞれの撮影ポイントで見える景色もちがうので、時間帯に合わせて回ってみるのもおすすめです。
遊歩道の展望台は絶好の撮影地!
今日の只見川ビューポイント遊歩道からみた第一只見川橋梁。(2015.10.20)
— からんころん:三島町観光協会(公式) (@karancoron23) October 20, 2015
お車でお越しの方は、道の駅尾瀬街道みしま宿駐車場をご利用ください。
駐車場より遊歩道入口までは徒歩約1分程度です👣 pic.twitter.com/k9JmYIVcEL
第一只見川橋梁ビューポイントには、舗装された遊歩道も整備されています。車は、道の駅「尾瀬街道みしま宿」の駐車場が利用でき便利です。ちなみに、トンネル側に駐車すると撮影スポットである展望台へのアクセスがしやすくなっています。
遊歩道の展望台は4か所ありますが、遊歩道の入り口にある案内の看板を見てもらえばわかる通り、B~Dの地点の展望台が、主に第一只見川橋梁の絶景が見えるポイントです。特に展望台Dは頂上にある展望台で、見晴らしも良く一番人気の撮影スポットとなっています。
撮影地点①展望台スポットB
三島町、晴れ。
— からんころん:三島町観光協会(公式) (@karancoron23) October 27, 2016
道の駅みしま宿駐車場から徒歩3分以内の只見川ビューポイント遊歩道Bから見た、第一只見川橋梁周辺の様子。
今日も道の駅には、
台湾の方やご夫婦連れ、撮り鉄の方や団体さんなどたくさんいらしてました🍁 pic.twitter.com/JKqGMZayY0
まずは展望台スポットBについてです。道の駅から徒歩3分ほどでアクセスできる撮影場所となっています。橋との距離も比較的近いので、望遠レンズがなくても、第一只見川橋梁きれいなの姿を撮影することができます。
撮影地点②展望台スポットC
道の駅尾瀬街道みしま宿近くの只見川ビューポイント遊歩道から撮ったJR只見線・第一只見川橋梁。#会津 #aizu pic.twitter.com/IXzJ6pG8BM
— 会津龍神@戦国物ブラゲーはしご中 (@AizuDragon1988) October 28, 2018
B地点から、さらに徒歩で2分程の場所にある展望台スポットCは、撮影場所が広く三脚などが広げやすい場所となっています。他のスポットと比べて木々に囲まれているので、うまく周りの木々を取り入れれば、遠近感のある写真の撮影が可能となっています。
撮影地点③展望台スポットD
先週の只見川第一橋梁、川霧が渡る風景が絶景中の絶景だそうですが何度も通わないと難しい~ Dポイントからの撮影。 pic.twitter.com/zloaLsBYS3
— あんどう (@ando0627) October 2, 2019
一番、頂上に位置する展望台スポットDは、第一只見川橋梁の撮影スポットの中でも一番人気のある場所で、SNSなどに上がっている写真のほとんどがこちらで撮影されたものとなっています。
ただ、人気の場所なだけに人が多いのも特徴です。特に、早朝の川霧の列車が通る時間帯はかなり混み合うため、お気に入りの撮影スポットを確保したい場合は、列車通過時刻の30分以上前に場所取りが必要となってきます。
展望台の反対側にも絶景スポットが!
今日有名お立ち台である只見川第一橋梁に撮影に出かけました。
— もっくん (@namonakifalaos1) October 14, 2017
撮影地に到着するも天気も紅葉もイマイチでしたが水鏡に写る車両と橋梁を撮影できました。
橋梁の反対側に回り橋梁の下から撮影!
風が出てしまい残念!
昼食後鯨波で貨物列車を撮影し撤収しました
ご一緒したK氏、お疲れ様でした。 pic.twitter.com/JboeGBJjwO
第一只見川橋梁には展望台スポットの他に、ちょうど、鉄橋の反対側に回ったところに位置する名もなき撮影スポットもあります。具体的な住所はないのですが、この場所へ行くには三島町桧原居平(みしまちょうひのはらいだいら)という集落を目指します。
民家の間の十字路を北へと進むと撮影スポットになります。かなり、道幅が狭く、対向車との離合が難しい場所となっていますが、穴場なので人気が少ないのが特徴です。レアな写真を撮りたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
「第一只見川橋梁」の詳細情報
今日も1日お疲れ様です。
— シュウ (@jinamu0803) October 19, 2017
尾瀬街道みしま宿近くの只見川第一橋梁からの眺めです。
鉄道は詳しくはないけど、鉄道ファンには有名な撮影スポットらしく、かなりの絶景広がってました。#ファインダー越しの私の世界 #写真好きな人と繋がりたい #只見川第一橋梁 #福島県 pic.twitter.com/5Hgy3P5Yof
第一只見川橋梁について、関連する道の駅「尾瀬街道みしま宿」も含めたアクセス方法や撮影スポットへ行く際の駐車場情報、何時まで入れるのかなど詳しい情報をお伝えしていきます。第一只見川橋梁へ行く際の参考にしてください。
道の駅「尾瀬街道みしま宿」までのアクセス
次は、道の駅尾瀬街道みしま宿から見える第一只見川橋梁!
— いっしぃ@杏ノフ (@isshiee_14) August 11, 2017
今日は風景をたくさん味わうです♪(・Θ・) pic.twitter.com/hbTOd8jtBq
道の駅「尾瀬街道みしま宿」は、第一只見川橋梁の撮影スポットである遊歩道を目指す際に、大変、便利な立ち寄り場所です。第一只見川橋梁の撮影スポットを目指す際は、道の駅「尾瀬街道みしま宿」をポイントに入れておくとアクセスしやすくなっています。
道の駅「尾瀬街道みしま宿」まで車で行く方法です。会津坂下ICを降り、国道252号を経由し三島町に入ります。長いトンネルを抜け、右側に見える大きな建物が道の駅「尾瀬街道みしま宿」です。会津坂下ICからは約20分で道の駅に到着します。道の駅はには、トイレや駐車場もあるので遊歩道へ行く前に利用すると便利です。
「第一只見川橋梁」展望台までのアクセス
2019/6/2 第一只見川橋梁展望台
— +RYU× (@Ryu__jy) June 2, 2019
最初は只見線屈指の撮影地での撮影
行くまでは山登りを想定していたのですが道の駅から5分弱😅
同業の方も多く見えてました
お疲れ様でした🙇♂️ pic.twitter.com/pstT2UEqqz
「第一只見川橋梁」展望台までのアクセス方法をお伝えします。「第一只見川橋梁」展望台まで行くには、道の駅の駐車場からトンネル側へと歩いていきます。そうすると、只見川ビューポイント遊歩道案内と書かれた看板が目に入ります。
看板からAポイントまでは徒歩で約2分です。展望台スポットDまでは5分ほどで行けます。一見、険しい道のりかと思いきや意外とシンプルなので、カメラや三脚などの機材を抱えて移動するのにも安心ですね。
第一只見川橋梁の詳細情報
名称 | 第一只見川橋梁(ビューポイント) |
住所 | 福島県大沼郡三島町大字川井字天屋原610 |
営業時間 | 24時間 |
アクセス | 道の駅「尾瀬街道みしま宿」の駐車場から徒歩で約10分 |
駐車場 | 道の駅「尾瀬街道みしま宿」の駐車場利用可能 |
参考サイト | https://www.jalan.net/kankou/spt_07444ab2042095826/ |
「第一只見川橋梁」の絶景スポットから撮影を!
第一只見川橋梁ビューポイントは、四季のある日本ならではの、自然と鉄道のある風景を撮影できる、絶景の撮影スポットです。付近には、道の駅「尾瀬街道みしま宿」もあり、駐車場やトイレの利用も可能となっています。
撮影スポットとなっている展望台のある遊歩道も道の駅からすぐなので、カメラや三脚などの機材の持ち込みも便利なスポットとなっています。第一只見川橋梁ビューポイントで、あなただけのオリジナルの風景を撮影してみてはいかがでしょうか。