「SL銀河鉄道」で宮沢賢治生まれの地を満喫!撮影スポットや料金は?

1972年から眠っていた蒸気機関車C58形「SL銀河」。岩手県営運動公園内の交通公園に展示保存されて40年以上を経て、岩手県が産んだ詩人・作家の宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と共に眠りを覚ました「SL銀河」。撮影スポットや料金含め、その全貌をご紹介します。

「SL銀河鉄道」で宮沢賢治生まれの地を満喫!撮影スポットや料金は?のイメージ

目次

  1. 1宮沢賢治生まれの地!岩手の「SL銀河鉄道」
  2. 2SL銀河で鉄道旅!その魅力とは?
  3. 3SL銀河の観光&撮影スポット
  4. 4SL銀河のツアーや運転日は?
  5. 5SL銀河の客車は?
  6. 6SL銀河に乗って宮沢賢治ゆかりの地を巡ろう!

宮沢賢治生まれの地!岩手の「SL銀河鉄道」

東日本大震災からの復興を核とし、観光・地域の活性化を目的に、1940年に製造され、1972年までの32年間、岩手県内で活躍していたC58形蒸気機関車239号機を復元させ特別運転しているものが「SL銀河鉄道」です。
 
又、運行区間は花巻駅~釜石駅を2日で1往復運転し、当時の岩手軽便鉄道(現釜石線)を舞台にした「銀河鉄道の夜(宮沢賢治・著)」をテーマとし、機関車内外を装飾し、賢治グッズも充実し、「SL銀河」は走る宮沢賢治ミュージアムとして岩手県観光の目玉となっています。

宮沢賢治の世界を満喫!

宮沢賢治が生まれたのは1896年、日本が日清戦争をきっかけに次々と勝利を収め、1932年には満州国も建国され、1933年に宮沢賢治が亡くなるまでの37年間、日本は軍国主義絶頂期にあったにも関わらず、宮沢賢治の著書には愛国主義的な記述は一切なく、当時からは遥か遠くの経済や自然、平和を願い続けていました。
 
詩人であり作家の宮沢賢治が当時評価されなく無名だったのは、そのような背景からだとみて取れます。宮沢賢治の世界観は宇宙規模で、先見者だったことに世の中が気付くのは、没後数十年を経過してのことで、SL銀河鉄道はその宮沢賢治の世界観・ロマンを回想させてくれます。

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SL銀河で鉄道旅!その魅力とは?

ファンタスティックかつロマンチックな体験が出来る「SL銀河」、重厚感ある真っ黒い鉄の塊の機関車、車内のガス灯風の照明や星座のパーテーション、心躍らせるステンドグラスなど、レトロ感に包まれた雰囲気、車内で耳に入り込む宮沢賢治の朗読、「SL銀河」は非現実的な時空に迷い込んだかのような素敵な錯覚を感じられる魅力があります。

SL銀河の歴史

SL銀河が走る「釜石線」は、「銀河鉄道の夜(宮沢賢治・著)」の舞台となっていることから「銀河ドリームライン」と名付けられ、当時は「ロマン銀河鉄道SL」という、高崎車両から借り受けた機関車を運転いた歴史がありますが、当時のファンや観光客のマナーの悪さや、走行時の近隣苦情から、残念ながら2001年で連続運転が終了してしまいました。
 
しかし、2011年に発生した東日本大震災からの復興を核とし、岩手県営運動公園内の交通公園に展示保存されていた、1940年に製造で1972年まで岩手県内で活躍していたC58形蒸気機関車を復元・運転させることになり、2013年「SL銀河」と名付けられ2014年から運行現在に至ります。

銀河鉄道の夜がテーマ

世界的ベストセラーである宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」がテーマとなっている「SL銀河」、「銀河鉄道の夜」は、孤独な少年ジョバンニが、友人カムパネルラと銀河鉄道の旅をするストーリーで、「SL銀河」は車内外ともに宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界観が表現されております。
 
又、「銀河鉄道の夜」が伝える、己の幸せだけではなく、皆の幸せの為に尽くすことが生きることの意味ということを深く考えさせられると共に、「SL銀河」でファンタスティックな世界へと導かれます。

釜石~花巻間を運行

SL銀河は釜石線「花巻」「新花巻」「土沢」「宮守」「遠野」「上有住」「陸中大橋」「釜石」を走行しており、「銀河鉄道の夜」の登場する宮守川のアーチ橋(めがね橋)や、「遠野物語」でも有名な民話の里とも呼ばれ、古い伝説が残る町「遠野駅」も通り、宮沢賢治はじめ岩手の観光スポットを楽しめるロマン醸し出す運転路線となっております。

はなまきコンシェルが同乗

花巻観光協会には「はなまきコンシェル」と呼ばれる、花巻観光ボランティアガイドさんがおり、ただのボランティアガイドではありません。「花巻通検定」合格者の女性で結成され、宮沢賢治作品の朗読や歌の猛特訓も受けている岩手県観光案内のプロで、その方々がSL銀河に同乗し写真撮影をしてくれたりと、賢治グッズも含め旅を一層楽しませてくれます。

イベント①宮沢賢治作品の朗読

SL銀河では、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の朗読が行われ、SL銀河が走り揺れる音と共に流れる宮沢賢治の世界は、この上ない格別なひと時で、SL銀河の車両内にある「ミニプラネタリウム(料金は乗車料金に含む)」で見る星座や色々な星達、バックで流れる朗読とのコラボレーションは、「SL銀河」は空を超えていく体感を味わえます。

イベント②マントや帽子を着用して撮影しよう!

SL銀河の社内には、宮沢賢治を象徴する「帽子」「マント」「カバン」が観光客の撮影のため賢治グッズが置いており(料金無料)、「はなまきコンシェル」の方々と一緒に撮影したり、レトロ感いっぱいの車両で撮影出来たりと、宮沢賢治が当時、どのような気持ちで機関車に揺られ、どのような気持ちで各著書を書いたのか少しでも味わうことができます。

鹿踊を見よう!

岩手県の無形民俗文化財に指定されている、平安と悪霊の退散を祈願する舞「鹿踊」、「幕踊り」と「太鼓踊り」に分類され、花巻の鹿踊は「太鼓踊り」で、太鼓の音に合わせて踊り、歌い、ササラと呼ばれる竹が頭上高く伸びている姿は圧巻で、9月中旬の「花巻まつり」では30団体がそれぞれに伝わる鹿踊を披露するそうです。

出発時のホームでみられる

只今ご紹介した岩手県の無形民俗文化財に指定されている、平安と悪霊の退散を祈願する舞「鹿踊」が、なんとSL銀河の「花巻駅出発時刻」に合わせ、踊り歌い「鹿踊」でお見送りをしてくれ、タイミングが良ければ写真撮影も可能で(料金無料・予約必要無)、旅の良い思い出になります。開催は不定期なので事前の確認をおすすめします。

時間は?

花巻駅から釜石駅行は午前10時37分なので、出発時刻から少々早めの時間にホームに入るようにすることで、写真撮影なども余裕をもって行えると思います。又、釜石駅から花巻駅行は午前10時58分になり、花巻駅到着は15時20分となります。状況によりますが、釜石駅でも釜石の「鹿踊」が見られる場合もあるそうです(料金無料・予約必要無)。

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SL銀河の観光&撮影スポット

SL銀河利用の花巻駅から全て徒歩で観覧できる3つのおすすめ観光&撮影スポットを以下にご紹介します。全てのスポットが宮沢賢治の神秘的かつ幻想的なイメージを表現していますので、SL銀河に乗車する前後にお立ち寄り頂けると、より宮沢賢治の世界観を堪能することができると思います。

観光&撮影スポット①未来都市銀河地球鉄道

コンクリートの壁に紫外線ライト照射で浮かび上がる「銀河鉄道の夜」、花巻市の発展を願い、花巻都市基盤整備により、宮沢賢治の神秘的かつ幻想的なイメージを表現した観光スポットで、古いタイプのSL蒸気機関車や宇宙空間、銀河鉄道が走る模様が描かれています(料金無料・予約必要無)。

夜がおすすめ!

特殊塗料で描かれた幻想的な画は、日中は見る事が出来ないため、夜に行くことをおすすめします(壁画絵・空間アーティスト山本長実氏製作)。子供連れのご家族やカップル、若者まで多くの観光客で溢れ、ベストショットのタイミングが難しいかもしれません。

【名称】 未来都市銀河地球鉄道
【住所】 岩手県花巻市愛宕町(花巻駅北側)
【電話番号】 0198-24-2111(花巻市観光課) 
【アクセス】 新花巻駅から車で13分、花巻駅から徒歩4分
【ライトアップ】 日没から~22:00
【営業時間】 10月~1月 17:00~22:00 
2月~4月 18:00~22:00 
5月~9月 19:30~22:00
【参考情報】 花巻観光協会

観光&撮影スポットおすすめ②銀河ポッポ

時計の長針が12時をさすと童話の登場人物たちが現れる「銀河ポッポ」、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにしたカラクリ時計で、宮沢賢治作曲の「星めぐりのうた」と共に動き出すメルヘンチックな観光スポットです(料金無料・予約必要無)。

からくり時計

「銀河ポッポ」が設置されている場所は、JR花巻駅前の「なはんプラザ」北側の玄関にあり、「なはんプラザ」は国際交流や市民の情報提供の場としている多目的型施設で、後援会、 芸能、コンサート、パーティーなど様々な分野で活用できます。

【名称】 銀河ポッポ(なはんプラザ)
【住所】 岩手県花巻市大通り1丁目2-21
【電話番号】 0198-22-4412 
【アクセス】 花巻駅から徒歩3分
【営業時間】 9ː00~21ː30
【定休日】 毎月第1水曜日(祝日の場合は翌週の水曜日)
12月29日から翌年1月3日まで
【公式HP】 花巻観光協会

観光&撮影スポット⓷風の鳴る林

宮沢賢治の作品から聞こえる風の音をイメージして造られた「風の鳴る林」、JR花巻駅前ロータリーの正面にあるモニュメントで、8ː15、10ː15と、12ː00以降は1時間おきに、オリジナルBGMが流れるムーディーな観光スポットです(料金無料・予約必要無)。又、原作者である「斉藤ヒサ氏」の宮沢賢治への思いが詩で刻印されていますので感動で必見です。

21本のステンレスポール

「風の鳴る林」は21本のステンレスポールで製作されており、風力で回転し、床には照明器具も設置され夜でも観覧できるようになっています。ちなみにオリジナルBGMは地元のシンセサイザー・音楽家「姫神」が製作しています。

【名称】 風の鳴る林(花巻駅前)
【住所】 岩手県花巻市大通り1丁目(周辺)
【電話番号】 0198-24-2111(花巻市観光課)
【アクセス】 花巻駅徒歩2分
【参考情報】 花巻観光協会

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SL銀河のツアーや運転日は?

魅力的な蒸気機関車「SL銀河」の運転日や、「SL銀河」のイベント・コラボツアーなどはあるのか、「SL銀河」の乗車や岩手県観光に便利なフリーパスなども存在するのか、又、「SL銀河」のその利用料金、予約などについて以下にご紹介します。

SL銀河の運転日はいつ?

「SL銀河」の運行日は、例年4〜11月頃まで運転しており、「SL銀河」は季の運転はしていません。又、基本的に土日祝日の運転になりますので訪れる際はご注意ください。
 
又、通常は「花巻駅」出発、「釜石駅」行は土曜日運転で、「釜石駅」出発、「花巻駅」行は日曜日の運転となり(遠野駅で1時間停車)、1日おきに片道運転となりますので併せてご注意ください(事前お問い合わせをおすすめします)。

おすすめのツアーはある?

岩手県花巻市や釜石市など、釜石沿線上は1年を通して、数多くのイベントを開催しており、それらのイベントとSL銀河でコラボする企画があり、JR東日本主催のSL銀河ツアーは、料金もお手頃で、名物「ロマン銀河鉄道SL弁当」も味わえる魅力的な内容となっています。

イベントとコラボツアー!

釜石沿線上のワインやビールとコラボなど経過したツアーは多くありますが2020年の「SL銀河」ツアーの設定は現時点ではまだ無いのであえてご紹介しません。土日や祝日を利用して岩手観光に行く際は、「SL銀河ツアー」のキーワードでネット検索してみてください。

通常はツアーはない?

「SL銀河」は土日祝日の運行の為、定期的なツアーを開催しているわけではなく、ゴールデンウィークなど長期休暇などの期間にJR「えきねっと」にある「のってたのしい列車旅」に「SL銀河」ツアーが設定されることや、各種旅行会社のツアーが設定されることがありますので、まめにネット確認が必要です。

フリーパスはある?

「SL銀河」を利用する旅行には、釜石線全線を含む岩手県フリーエリア内であれば、JR快速、普通列車の普通車自由席、BRT及び東日本交通バスが、土・日曜・祝日、1日乗り降り自由の「いわてホリデーパス」があります(予約必要無)。

利用料金は?

土・日曜・祝日の1日間乗り降り自由となる「いわてホリデーパス」の利用料金は、大人料金2,460円、子供料金1,230円ですが、花巻から釜石の片道利用だけですと損しますので、岩手県内観光を目的とするなど、フリーエリア内の交通機関を多く利用する場合にご購入下さい(予約必要無)。

予約は必要?

予約は特に必要なく、フリーエリア内の主な駅の、びゅうプラザ、みどりの窓口、指定席券売機、主な旅行会社で購入することができます。但し、一部取り扱いしていない所もありますので、事前確認をおすすめします(予約必要無)。

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SL銀河の客車は?

「SL銀河」の客車は4両で形成され、宮沢賢治の生きた大正から昭和の世界観が表現され、宮沢賢治関連の展示物や、プラネタリウム(料金無料・予約必要無)、東北に関連する品々などが展示され、レトロ感あるゆったりとした時間と、「銀河鉄道の夜」を感じられる客車になっていますので、以下に各車両のご紹介をします。

4つの客車に描かれた模様

SL銀河の4つの車両に描かれた模様は、8色の青を使用し夜が明け、朝へと変わる空を表現しており、その表面には「はくちょう座」「わし座」「さそり座」「ふくろう」「ラッコ」「さぎ」などが描かれ、「銀河鉄道の夜」に登場する星座や動物たちが賑わっています。

1号車は天体ルーム

1号車は車両の半分を宮沢賢治の「月と星のミュージアム」と銀河鉄道の夜をイメージした「プラネタリウム」、客席で構成されており、「プラネタリウム(料金無料・予約必要無)」は数人しか入れない真っ暗な部屋で「銀河鉄道の夜」の世界が9分間上映され、SL銀河の汽笛も鳴り響き、時空を超えた体感が出来る天体ルームです。

小型プラネタリウム

列車内上映では世界初、光学式プラネタリウムで宮沢賢治の描いた世界を体感でき、本当に銀河鉄道ではないかと錯覚を起こすほどのリアリティさで、列車の揺れと汽笛が物語の主人公に導きます。日本を代表するプラネタリウムクリエイター大平貴之氏が映し出す映像が圧巻です(料金無料・予約必要無)。

2号車は資料の展示

2号車は、イーハトーブと宮沢賢治のライブラリー車両で、前後にライブラリーが設置されており、車内はカラフルなステンドグラスを配置し、南部鉄器風の荷物棚が特徴の賢治グッズも見られるレトロ感いっぱいのタイムスリップを感じさせる車両で、「ロマン銀河鉄道SL弁当」を食べると雰囲気が出ます。

銀河鉄道の夜などが体感できる!

又、「銀河鉄道の夜」の世界を味わえるライブラリーがあり、「銀河鉄道の夜」の他にも、宮沢賢治の評論や、辞書、各種童話、「春と修羅」などの詩集、魅力あふれるほどの賢治グッズや書籍が陳列されており、列車内で自由に手に取り、読書することもできます。

3号車は資料の展示

3号車は、21世紀の人々に伝えたいメッセージがある宮沢賢治ギャラリーで、詩人・作家以外にも、多才さを発揮し、農業技術・科学・芸術を教える「羅須地人協会」という私塾も創設しており、賢治グッズはじめ、それらを展示する「ソーシャルデザインと賢治」のコーナーになっており、「ロマン銀河鉄道SL弁当」を食べると雰囲気出ます。

イーハトーブや宮沢賢治

又、「銀河鉄道の夜と賢治」のコーナーもあり、複写原稿や作品中に登場するアイテムなどがあり、宮沢賢治の時空を超える銀河鉄道や、イーハトーブを知ることができます。

4号車はラウンジ

4号車は、詩人・作家・農業技術・科学・芸術の他にも、絵画やイラスト、作詞・作曲まで手掛ける宮沢賢治を知れる「アーティスト宮沢賢治」のコーナーがあり、賢治グッズを見ながら、ラウンジでゆっくりとした時間を過ごし、宮沢賢治の多才なマルチぶりを垣間見ることができ、「ロマン銀河鉄道SL弁当」を食べると雰囲気出ます。

売店もある

又、SL銀河を牽引するC58型蒸気機関車の、復元するまでの記録や、製造行程などが見られる「SLギャラリー」のコーナーがあり、隣にはお土産品など、数々の関連グッズが購入できる売店も設置され、「ロマン銀河鉄道SL弁当」も販売しています(予約必要無)。

弁当はロマン銀河鉄道SL弁当がおすすめ!

「SL銀河」の運行は、釜石線「花巻」「新花巻」「土沢」「宮守」「遠野」「上有住」「陸中大橋」「釜石」を走行し、片道4時間半かかります(遠野駅で1時間停車含め)。列車と言えば「駅弁当」、しかも本物の蒸気機関車SL銀河で食べる駅弁当は、宮沢賢治と銀河鉄道の環境で食べることから一味も二味も違う駅弁当に感じます。
 
そこで、おすすめなのが「ロマン銀河鉄道SL弁当(1,150円~)」、このお弁当は、冒頭の「SL銀河」の歴史でも紹介しましたが、2014年に「SL銀河」が走り出した以前からある弁当で、当時は「ロマン銀河鉄道SL」という、高崎車両から借り受けた機関車を走らせていた時からの名物弁当で必見です(予約必要無)。

お土産はいっぱいつなごうC58SL銀河セットがおすすめ!

「SL銀河」のプラレールが大人から子供、鉄道マニアまで大人気の「C58SL銀河セット(プラレール)」、6両編成の各車両の外観に施されている星座などがきちんと再現されているプラレールで、連結や切り離しなどができるプラレール、蒸気機関車と車両が忠実に再現されている事から年齢層幅広く、プラレールはお土産に喜ばれます(予約必要無)。

プラレールでSL銀河グッズを楽しめる!

プラレールはご存じの方も多いと思いますが、プラレール製造会社で遊び方を規定していないポリシーがあり、3歳のお子様から自由に工夫して遊んで学べる知育グッズとしてもプラレールは知名度が高く、子供から大人までインテリアグッズとして利用している方も多くいらっしゃいます。
 
プラレールは、お世話になっている知人のお子様へのお土産は勿論、この機会に購入した「SL銀河(プラレール)」グッズを走らせるために、動画の様な大人のプラレールを楽しんでみてはいかがでしょうか。静かな部屋で走るプラレールの「SL銀河」は岩手での思い出をいつまでも皆様の中に刻むと思います。

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「SL銀河」の基本情報

【名称】 SL銀河(花巻観光協会)
【住所】 岩手県花巻市葛3-183-1
【電話番号】 0198-29-4522
【アクセス】 花巻駅構内・新花巻駅構内
【営業時間】 9:00ー17:00
【参考情報】 花巻観光協会

SL銀河に乗って宮沢賢治ゆかりの地を巡ろう!

岩手県花巻市から岩手県釜石市まで走行する「SL銀河」、そして宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界はいかがでしたでしょうか。銀河鉄道・・・その言葉に誰しも憧れ、思い出があり、体験してみたいメルヘンな時空だったと思います。
 
実際に走行する蒸気機関車「SL銀河」の揺れる音や汽笛、それをプラネタリウムの満点の星空の中で感じることを想像してみてください。そこは憧れた銀河鉄道の世界です。宮沢賢治のイーハトーブの世界に浸りながら、SL銀河に揺られ「ゆかりの地」を満喫してみてください。

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この記事のライター
Jpark
旅行好きで、国内外問わず1年中飛び回っているフリーマンです。

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