2019年09月29日公開
2019年12月23日更新
函館から小樽へのおすすめ移動手段まとめ!各料金&所要時間を解説!
北海道の都市「函館と小樽」は、観光地もたくさんあり、見どころの多い観光都市です。函館と小樽は距離にして250キロと遠く、アクセス方法をよく調べる必要があります。電車・バス・飛行機・自動車を使った移動方法を詳しくご紹介します。

目次
函館と小樽の移動手段を徹底解説
北海道は、札幌以外にも観光を代表する都市があります。「小樽」と「函館」は、観光名所やグルメ、インスタ映えのスポットなど、訪れる価値のある場所です。広い北海道ではありますが、この2都市間の移動は、電車・バス・飛行機・車で移動することができます。個人手配やツアーを組んで、函館と小樽を楽しみましょう。
函館と小樽の距離
北海道は、とにかく広いため、移動方法を間違えてしまうと1日の観光の時間が無駄になってしまいます。小樽と函館の間は、距離にして約250キロほどになります。250キロという距離は、東京から福島までと同じ距離で、北海道の広さを感じます。

函館と小樽の移動手段【電車】
函館から小樽間の移動は、様々な方法がありますが、観光の場合、電車での移動がおすすめです。JRを使った移動方法と、電車移動の場合のメリット・デメリットをご紹介します。
函館から小樽への直通列車はない
電車での移動方法が、観光には便利とご紹介しましたが、残念ながら函館から小樽までの直通の電車はありません。有名な2つの観光都市間は、直通電車がありそうですが、JR札幌駅で乗り換える必要があります。ただし、乗り換え方法は簡単である為、事前に調べておけば問題ありません。
札幌駅で電車を乗り換えて小樽へ
特急スーパー北斗7号函館を出発しました‼️
— 古屋達弘 (@Ftatukoro) September 26, 2019
次は五稜郭です‼️ pic.twitter.com/eAsabvxsKg
函館から小樽までは、直通電車がなく、JR札幌駅で、電車を乗り換える必要があります。JR函館駅からJR札幌駅までは、「特急スーパー北斗」が便利です。特急スーパー北斗は、JR札幌駅とJR函館駅を結ぶJR北海道の特急列車で、最短3時間30分で札幌と函館を移動することができます。
到着、乗り換え。 (@ 札幌駅 in 札幌市, 北海道) https://t.co/fYWf9Ah6o7 pic.twitter.com/MfcLBwACbZ
— ぐるこんライナー(ぬるモード) (@Grukon_nurumode) September 19, 2019
札幌駅から小樽駅までの移動は、JR函館本線が便利です。札幌と小樽間の電車は、本数が多く、優等列車もある為、時間の節約にもなります。それぞれの優等列車の所要時間、本数、料金などをご紹介します。
①快速エアポート
#快速エアポート で小樽を出発っ! pic.twitter.com/hi95XQDbKP
— ばっは (@infovakha) September 28, 2019
札幌から小樽までの電車移動で、最も時間が早いのは、「快速エアポート」です。快速エアポートは、JR新千歳空港が発着駅となっており、新千歳空港から札幌・小樽を繋ぎます。快速エアポートを使えば、札幌から小樽まで、最速32分で到着します。また、札幌駅から小樽駅までの電車賃は640円です。
降りて直ぐJR北海道
— 旅好き JGC-DIA SFC JR全線制覇 (@gjptgmgmptgtqm) October 20, 2018
快速エアポート uシートその場で買って札幌駅で先輩と待ち合わせ
ちゃんと眩しくない方の後ろに誰もいない窓側 リクライニングを気にせず倒せるシートを指定
JR北海道は久しぶり
最近はレンタカーが多かったため pic.twitter.com/bobVSO7TeR
快速エアポートは、日中は15分に1本ほど出発しており、利便性が高いです、さらに、快速エアポートには、快適に移動できる「Uシート」と言われる指定席があります。乗車賃に520円を追加することで、利用することができ、ふかふかのシートで、時間だけでなく、疲れずに移動することができます。
②いしかりライナー
いしかりライナーで小樽へ! pic.twitter.com/iHTOG2yad2
— FUKU (@fuku_star) September 24, 2019
「区間快速いしかりライナー」は、快速エアポートと同じく、JR函館本線の優等列車です。札幌から小樽までは、快速エアポートには劣りますが、最速39分で移動することができます。時間帯によっては、快速エアポートよりも、早く小樽に付く場合もあるため、事前に調べておくことをおすすめします。
③普通列車
かなり海に近い函館本線の車窓を眺めつつ、小樽から札幌へ。 pic.twitter.com/hgfboJ2Roa
— バーチャルALNAママ (@alna_little_d) September 25, 2019
JR函館線には、もちろん普通列車も利用することができます。札幌小樽間は、海沿いを走る為、車窓からの景色は抜群です。ただし、普通列車の場合、札幌と小樽の移動に1時間ほどかかってしまうため、早く移動したい方は、快速エアポートや区間快速いしかりライナーの利用をおすすめします。
電車利用のメリット&デメリット
函館から小樽までは、直通の電車はありませんが、乗り換え1回での移動で、快適に移動することができます。観光やビジネスの場合、時間も把握しやすいことや、疲労を感じることなく移動できることがメリットです。
一方、荷物が多い場合、置くスペースの問題もあり、煩わしさをかんじるかもしれません。また、観光シーズンや大型連休は、混雑することもあるため、早めの準備が必要となります。荷物が少なく、混雑する機関でもなければ、電車での移動はおすすめです。

函館と小樽の移動手段【バス】
函館と小樽間の移動は、バスでも利用することができます。距離が長いため、時間はかかりますが、電車同様座っているだけなため、疲労も少なく移動することができます。バスを利用した際の移動方法から、メリット・デメリットをご紹介します。
函館から小樽への直通バスはない
函館と小樽のバスでの移動は、電車同様に直通の高速バスがありません。函館から札幌を経由し、札幌から小樽まで向かう必要があります。
札幌でバスを乗り換えて小樽へ
さて、赤い会社のバスで帰りますかぁ。
— Koji Suda@ひろしプロジェクトの中の人 (@Hiroshi_project) August 31, 2019
函館駅前ターミナル 1448発 北海道中央バス「高速はこだて号」直行便 3946号車 1番席 札幌駅前ターミナルまで。
※写真の一部はイメージです。 pic.twitter.com/7F06GOt2sc
函館から小樽までバスで移動するには、札幌で乗り換える必要があります。まず、函館から札幌までの移動は、函館駅前ターミナルから高速バスに乗ることができます。北海道中央バス「高速はこだて号」で、札幌まで5時間40分ほどの旅となります。
高速おたる号 ー アメブロを更新しましたhttps://t.co/bR4NnlqfB9
— VVPトクナリ (@vvp_tokunari) August 31, 2019
高速はこだて号で、さっぽろに到着後、札幌駅前ターミナルから、「高速おたる号」に乗り換える必要があります。札幌と小樽間の移動時間は、距離も短いため、1時間ほどで、普通電車を利用した際と、そこまで変わりまはありません。
所要時間と料金
函館から小樽まで、高速バスを利用して移動した場合、函館から札幌まで約6時間、札幌から小樽までが約1時間、乗り換え時間などを含み、7時間~8時間ほどの移動時間となります。料金は、函館から札幌までは、片道が4,900円、往復購入の場合、8,740円となります。札幌から小樽までは、片道610円、往復購入の場合、1,140円となります。
バス利用のメリット&デメリット
高速バスでの移動のメリットは、料金が安いことです。電車高速バスでの移動のメリットは、料金が安いことです。電車移動の場合、特急料金込みで、8,850円かかりますが、高速バスの移動では、5,510円と圧倒的に安いです。安さ重視で、時間はかかってもいいという方は、バスでの移動をおすすめします。
一方、デメリットは、乗り換えが複雑になる可能性があることです。時間によっては、別会社のバスを利用することになり、荷物の移動も煩わしくなります。また、道路上の混雑状況が読めないため、予定通り以上の時間がかかる場合もあります。バス利用の際は、トラブルが起き場合、対応が必要となります。

函館と小樽の移動手段【飛行機】
道内の移動で飛行機?と思われたかもいますが、広大の北海道の土地ゆえに、飛行機で移動した方が早い場合があります。時間の節約にもなるため、多少の料金が発生しても問題なければ、飛行機の選択肢もおすすめです。飛行機利用の際の、メリット・デメリットをご紹介します。
函館から小樽への飛行機はない
飛行機の場合でも、函館から小樽までの直通の経路はありません。飛行機の場合、函館から新千歳空港まで飛行機で行き、新千歳空港から小樽までは、電車での移動となります。
新千歳空港を経由して小樽へ
函館空港→新千歳空港はプロペラ機で移動した pic.twitter.com/hSTZN3a93W
— haya (@haya7915f) April 30, 2014
函館空港から新千歳空港までは、ANAが就航しております。道内線があるのも、広大な北海道ならではの特徴です。電車や高速バスでの移動ももちろん可能ですが、飛行機で北海道の空を飛んでみるのもいいかもしれませんね。
所要時間と料金
函館空港のデッキは開放感があって良かった。
— カヌレ (@sezaimaruvenico) September 26, 2019
空と海の青が綺麗だった。 pic.twitter.com/0kcMcL5Y8T
函館空港から新千歳空港までは、ANAが1日2本、発着しています。函館からは、2019年9月現在で、12時5分時出発と16時55分の2便です。離れているとはいえ、空路的には距離が短いため、両便とも所要時間は、35分程です。料金は、片道7000円ほどです。
飛行機利用のメリット&デメリット
飛行機利用のメリットは、何といっても時間の節約です。もちろん、函館市内のホテルから函館空港までの移動に時間はかかりますが、それを含んでも圧倒的に、他の交通機関と比べ、時間的には優位です。新千歳空港駅からは「快速エアポート」を利用して72分程です。待ち時間などを含めても、3~4時間程で移動することができます。
一方で、飛行機を利用したデメリットは、電車やバスの移動より、費用が多くかかってしまうことです。新千歳空港から小樽駅までは、乗車賃が1,780円ほどのため、飛行機の運賃と合わせると8,000円~9,000円ほどの費用が発生します。以上の点から、料金はかかってもいいから、時間を節約した方には、飛行機の移動がおすすめです。

函館と小樽の移動手段【車】
自家用車やレンタカーを借りて、函館から小樽まで移動する方法もあります。自動車を使って移動する場合、高速道路か一般道路を利用する行き方と、それぞれの所要時間や料金、メリット・デメリットをご紹介します。
高速道路を利用する場合
函館に、3つのバイパスの起点が有るとは思わなかった。
— たこ@24時間テレビ駅伝追跡 (@yes0724day) July 30, 2017
青看も複雑だ。 #函館 #道路 #高速道路 pic.twitter.com/zVbJpY3sV5
函館から小樽までの自動車での経路は、函館新道を通り、 道央道を使います。長万部ICで高速を降り、その後は、国道をひたすら走り、小樽に向かいます。函館と小樽の距離は、約250キロです。札幌を経由して、小樽に行くルートもありますが、遠回りになってしまうため、おすすめはできません。
所要時間と料金
函館から小樽まで、自動車を使っていく場合、所要時間は4時間15分ほどになります。また、高速道路の料金は、道央道大沼公園ICから長万部ICまでの区間で、普通車2200円となっています。小樽までの道のりは、途中日本海側の道路を走る為、景色を楽しみたい方にはおすすめです。
高速利用のメリット&デメリット
高速道路を利用する際のメリットとしては、自分のリズムで運転できることです。途中、他の都市に立ち寄りグルメや観光を楽しむことができ、急なプラン変更にも対応できるのがメリットです。デメリットは、費用がかかってしまうことです。自家用車でない場合、レンタカー費用や高速道路料金が発生することを念頭に置く必要があります。
一般道を利用する場合
高速道路を回避し、下道で函館から小樽まで移動することも可能です。一般道を利用する場合、函館からは、国道5号を走ります。長万部まで着いた後は、そのまま一般道で日本海側を北上し、小樽に向かいます。
所要時間
高速道路を使わず、一般道で函館から小樽に向かう場合、4時間30分ほどの時間がかかります。高速道路利用時が4時間15分であったため、そこまで変わりません。もちろん、一般道には信号もあるため、多少のロスが発生するため、念頭に置く必要があります。
一般道利用のメリット&デメリット
一般道を利用するメリットは、費用を抑えられることです。時間的には、高速道路も一般道もほとんど変わらず、また高速道路は地理上、遠回りをするルートになってしまうため、距離が長く感じる可能性があります。小樽までの観光地を廻りたい方、ゆっくり行きたい方は、一般道でのルートもおすすめします。

函館と小樽の移動手段を比較
函館と小樽間における、電車、バス、飛行機、自動車を利用しての移動方法をご紹介しましたが、それぞれの方法について比較検証をしてみます。用途により、どの方法を使うべきか、事前に確認することで、観光もスムーズになります。
料金の比較
料金を重視して移動する場合、やはり高速バスが最も安く行ける方法になります。函館から小樽までの移動距離250キロ近くを5500円ほどで移動できるのは、バスの大きなメリットになります。ただし、所要時間やJR札幌駅での乗り換えが必要となるため、時間の把握ができないのがデメリットです。
所要時間の比較
所要時間を比較した場合、飛行機が最速で移動することができます。飛行機の場合、函館発の時間が決まっていますが、乗り換えや待ちの時間を考慮しても3時間ほどで移動することができます。料金は、一番高くなってしまいますが、時間を節約した方にとっては、飛行機を利用するのがおすすめです。
おすすめの移動手段
函館と小樽を移動する上で、おすすめの移動方法は、JR電車を使った行き方です。電車を使った移動でメリットなのは、疲れないことです。函館から札幌までは、特急電車で3時間30分、札幌から小樽までは距離も近く特急で30分、普通列車でも1時間ほどです。料金も全区間で8000円程度と、総合的には電車での移動がおすすめです。
函館と小樽を巡る観光ツアーも!
函館の街をこのツアーパスを付けて歩いてるとGLAYの何かですかー?って話しかけらる率高し(笑) pic.twitter.com/wnagtExzFs
— 理奈☆ (@RQ_UNTIL_I_DIE) September 28, 2019
函館や小樽へは、ツアーを利用して周遊する観光もおすすめです。ツアーでは、北海道の複数都市から自由に選べ、オリジナルツアーを組むことができます。オリオンツアーが提供している北海道スーパーチョイスプランでは、北海道の6都市を選べ、自由な工程のツアーがあります。
小樽運河の観光船🚤 pic.twitter.com/X8NqKK7a5R
— しぇん (@terami021966) September 24, 2019
他にも札幌と小樽を週できるツアーや、北海道道南を周遊するツアーなどには、レンタカー付のプランが組まれており、観光と移動をまとめて手配することができます。もちろん、個人で手配して移動方法を考えるのも良いですが、ツアーを組んで北海道の色々な場所に行くのもおすすめです。
函館観光してきた(*^^*)
— リツ@ナナライ円盤早く! (@411_hiromi) September 28, 2019
金森赤レンガ倉庫と函館山に行ってきたよ!
函館山…人多すぎ…w pic.twitter.com/KhDBJFgA2c
小樽と函館は、札幌に続き、北海道の有名観光地が揃う都市です。移動距離はありますが、ツアーを利用することで、効率よく観光できるメリットがあります。移動方法でお悩みの方は、一度、北海道周遊ツアーについて調べてみるのもいいかもしれません。
函館から小樽までの移動手段は臨機応変に
以上、ご紹介しました通り、函館から小樽までの移動は、様々な方法を利用することができます。函館から小樽までの距離は長く、時間もかかってしまうため、事前に交通アクセスを調べておく必要があります。それぞれの目的に沿応じて、臨機応変に予定を組むことで効率よく観光することが可能となります。
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