大分名物「津久見ひゅうが丼」とは?レシピやおすすめ店7選を紹介!
大分県の郷土料理「津久見ひゅうが丼」について紹介します。漁師めしとして津久見で生まれた料理として、現在も祝いの場で食べられることもあるのです。ひゅうが丼の発祥や名前の由来、そして自宅での再現レシピを紹介します。新鮮なマグロを使ったひゅうが丼を堪能しましょう。
津久見ひゅうが丼について
大分県の郷土料理「津久見ひゅうが丼」について紹介します。なかなか大分県以外の人は馴染みのない料理かもしれません。津久見ひゅうが丼とはどういった料理なのでしょうか?津久見ひゅうが丼の名前の由来、レシピなどを解説します。
大分・津久見の郷土料理
大分の郷土料理 りゅうきゅう
— ゆーきゃん@福岡 (@maromikuyuyu) October 24, 2019
琉球(沖縄)の漁師から習ったものだといわれる(ゴマを和える利休合えから来たとも言われる)
大分県でも南に行けば丼となり「ひゅうが丼」「あつめし」と呼ばれる。
魚の切り身を、醤油、味醂、生姜、葱、胡麻で混ぜ合わせる、いわゆる「漬け」である。 pic.twitter.com/2kxEJJkmKu
それぞれの地方に郷土料理が存在します。津久見ひゅうが丼もそういった郷土料理の一つであり、古くから大分県の人々に親しまれてきた料理です。津久見ひゅうが丼はブリやアジ、サワラなどを使った海鮮丼となっています。
また、そのまま食べるだけでなくお茶漬けとして食べるのも特徴といえるでしょう。途中からお茶をかけて2つの味を堪能する人が多いのです。大分県に訪れた際は津久見ひゅうが丼を食べることをおすすめします。
ひゅうが丼の味は?
ひゅうが丼 美味しかった😊 pic.twitter.com/9ETmuDYb8l
— あかねとあ🐾 (@toa_2336) January 23, 2020
いわゆる海鮮丼に分類される津久見ひゅうが丼ですが、どういった味となっているのでしょうか?お店によって味が異なる部分がありますが、甘辛いタレをかけるところが多いそうです。新鮮な魚の刺し身に甘辛いタレの味を堪能できます。
最後はお茶漬けとしても楽しめる
ひゅうが丼のおすすめの食べ方は、最初はそのまま食べて途中からお茶漬けにするレシピが人気です。普通のお茶をかける場合もあれば、お出汁も人気レシピとなっています。温かい海鮮丼はお腹の中を温かくしてくれます。
地元ではお祝いの膳として定番
津久見ひゅうが丼は津久見市保戸島が発祥だと考えられています。そのため、現在も保戸島ではお祝いのときにひゅうが丼を食べることが多いのだとか。地元の人にとって美味しい料理であるだけでなく、大切なお祝いのときに欠かせないものなのです。
ひゅうが丼の発祥や由来は?
大分県の美味しい郷土料理である津久見ひゅうが丼ですが、どのような形で誕生したのでしょうか?津久見ひゅうが丼の発祥や由来について紹介します。その由来を知ることで、よいひゅうが丼を食べるときに美味しさを感じることでしょう。
ひゅうが丼の発祥は保戸島
保戸島発祥のひゅうが丼で、お昼ごはん!甘めのごまだれで和えたマグロがたっぷりぷり〜(^o^) pic.twitter.com/7DwNH1XVlW
— いとなむし (@itonamushi) October 26, 2017
ひゅうが丼の発祥地は大分県の保戸島だと考えられています。津久見港から北東約14kmに位置する保戸島は、昔からマグロ漁業がメインの島です。現在もマグロの遠洋漁業の場所として知られており、マリンスターなどの定期船が就航されています。
漁師さんが考案した料理
津久見で食べた、もともと漁師飯だったひゅうが丼がめちゃくちゃ美味しかった。最後は出汁でお茶漬け😋
— yama (@NASU3090) December 19, 2019
カサゴの唐揚げも美味し!💪🏻 pic.twitter.com/rQzibiKa0X
古くからマグロ漁業が盛んだった保戸島では、いわゆる漁師めしが誕生していました。その中の一つが現在の津久見ひゅうが丼だと考えられているのです。釣り上げたマグロをさばいて手軽に栄養を取れる料理として考案されたのです。
そのため、ひゅうが丼にはごまや卵黄などが入っており、マグロの赤身とあわせて栄養価の高い料理となっています。現在も保戸島の料理はひゅうが丼を誇りに感じており、海で戦う上での重要な栄養源としているのです。
ひゅうが丼の名前の由来
では、ひゅうが丼という名前の由来は何だったのでしょうか?いくつか説がありますが、一つはマグロ船が寄港する宮崎県日向が由来という説です。また、船の上で風が「ヒューヒュー」と吹いていても、火を使うこと無く作れるという説も由来と考えられています。
ひゅうが丼はそういった由来を持つ中で、多くの漁師に愛されてきた郷土料理なのです。ちなみに、ひゅうが丼は地域によって「りゅうきゅう丼」や「あつめし」という名前で呼ばれることもあります。基本的なレシピは同じで、それぞれの地方で大切にされてきた郷土料理といえるでしょう。
使う魚はまぐろだけじゃない
あ…
— ふゆき (@wisteriamoon122) February 9, 2020
中津きたのにから揚げ食べ損ねた😭
博物館のガレットも美味しそうだったな。
次回食べたいな♪
かわりにブリのひゅうが丼食べれたから良いか(笑) pic.twitter.com/arp56ZQ75X
このような由来を持つひゅうが丼ですが、使われる魚はまぐろだけとは限りません。お店によってはマグロだけでなく、ブリやサワラ、アジなども使用されます。おすすめのレシピはまぐろを使ったものですが、他の魚を使った方法も人気です。
ひゅうが丼の作り方やレシピ
大分県の郷土料理であるひゅうが丼ですが、自宅で再現することができます。漁師めしということもあり手軽に作れるのが特徴であり、レシピを参考にすれば簡単にひゅうが丼を堪能できるのです。家でも作れるひゅうが丼レシピをチェックしましょう。
家でも作れるひゅうが丼のレシピをご紹介
ひゅうが丼は先ほど紹介したようにマグロを使うのが特徴といえます。もちろん、マグロ以外の魚でも美味しいひゅうが丼を堪能できます。自分で再現したレシピで美味しいと感じたら、ぜひ本場大分のひゅうが丼を食べに行きましょう。
ひゅうが丼を作る際に必要な材料
材料(4人前) | |
ご飯 | お茶碗3~4杯 |
マグロ | 400gほど |
タマゴ | 1個 |
しょうゆ | 大さじ3杯 |
酒 | 小さじ2杯 |
砂糖 | 大さじ3杯 |
ゴマ | 適量 |
生姜 | 適量 |
ネギ | 適量 |
ひゅうが丼の作り方
作り方 | |
① | 最初にゴマをすり鉢ですって、砂糖を加えていきましょう |
② | ゴマと砂糖が混ぜ合わさったところにタマゴを加えます |
③ | ②のものに酒と醤油を加えてさらにすり合わせていきます |
④ | マグロを食べやすい薄さに切りましょう |
⑤ | ③の中にマグロを入れて、タレを染み込ませます |
⑥ | 温かいご飯の上に⑤を盛り合わせて、ネギや生姜を加えたら出来上がりです。 |
作り方は非常に簡単なので是非、1度家でも本格的なひゅうが丼を作ってみて、食べてみてはいかがでしょうか?
ひゅうが丼が食べられる!おすすめのお店7選
お家でひゅうが丼レシピを堪能したら、実際に大分に食べに行ってみましょう。ひゅうが丼が食べられる大分のおすすめ店を紹介します。ひゅうが丼は800円ほどから食べられる店が多く、新鮮なマグロの旨味を堪能できるのでおすすめです。
①四季彩源兵衛
大分の津久見行ってひゅうが丼食べたい🐟💗🙏CM見るたびに思ってる😂🙏 pic.twitter.com/h9LxhnYWsH
— ちひろ(非公式アカウント) (@Chipiii1132rooo) October 9, 2014
津久見駅から徒歩1分という立地にあり、本まぐろづくし膳などが人気の「四季彩源兵衛」がおすすめです。ボリュームのあるメニューが豊富で、こちらでは880円でひゅうが丼が提供されています。ランチタイムに手軽にひゅうが丼を食べられるお店としておすすめです。
四季彩源兵衛の基本情報
【名称】 | 四季彩源兵衛 |
【住所】 | 大分県津久見市中央町8-30 |
【アクセス】 | 「津久見駅」から徒歩1分 |
【公式サイト】 | http://www.shikisai-genbei.jp/index.html |
②新美賀久寿し
新美賀久寿し
— 02 (@02_SAKURAncer) September 30, 2017
700円
おいしい pic.twitter.com/Uhmc4ZQnLP
幅広いメニューと合わせて津久見ひゅうが丼が提供されているのが「新美賀久寿し」です。価格は700円となっており、ゴマの風味がしっかりと効いたタイプとなっています。ひゅうが丼の特徴である甘辛いタレなのでご飯が進みます。
新美賀久寿しの基本情報
【名称】 | 新美賀久寿し |
【住所】 | 大分県津久見市中央町23-5 |
【アクセス】 | 「津久見駅」から240m |
【公式サイト】 | http://www.lets-begin.info/tsukumi/new-mikaku/ |
③cafe鍋もくれん
津久見 もくれんさん
— ヒロボー(周りに気遣う行動を) (@hirobo55) October 15, 2013
ひゅうが丼(≧∇≦)
いただきます(*^_^*) pic.twitter.com/Sd18O6adnE
「cafe鍋もくれん」はその特徴的な名前と同じく、お店もおしゃれで隠れ家的な内装となっています。ひゅうが丼は700円で提供されており、保戸島の味を再現しています。ひゅうが丼と合わせて人気な「まぐろちゃんぽん」もおすすめです。
cafe鍋もくれんの基本情報
【名称】 | cafe鍋もくれん |
【住所】 | 大分県津久見市高洲町21-6 |
【アクセス】 | 「津久見駅」徒歩5分 |
【参考サイト】 | https://tabelog.com/oita/A4401/A440104/44001681/ |
④亀吉
早めの晩御飯は津久見市の亀吉さんで養殖マグロ(ヨコヅーナ)のひゅうが丼(タレが胡麻だれ)を頂きました。#ヨコヅーナ #津久見市 pic.twitter.com/eZTYoGZrfW
— ひろっちV60@珈琲は浅煎りシングルオリジン派 (@blacklyger1964) March 24, 2018
居酒屋レストランという形で営業されている「亀吉」も津久見市で人気のお店です。お店のコンセプトは伝統と進化となっており、マグロを扱った様々なメニューが提供されています。こちらのお店もひゅうが丼を700円で提供しており、リーズナブルな価格で堪能できるでしょう。
亀吉の基本情報
【名称】 | 亀吉 |
【住所】 | 大分県津久見市高洲町3824 |
【アクセス】 | 「津久見駅」から5分ほど |
【参考サイト】 | https://tabelog.com/oita/A4401/A440104/44001387/ |
⑤汐の音
大分県津久見市「汐の音」のひゅうが丼。マグロを使った漁師飯でこの地区の名物だそうな。ゴマダレベースで美味しく頂きました。 pic.twitter.com/OZODoP5QkQ
— みっちー(脱) (@mitchy_Naked) August 29, 2017
お店の看板にもひゅうが丼をクローズアップしているのが「汐の音」です。津久見の郷土料理としてひゅうが丼を前面に押し出しており、ボリューム感のあるお店です。ひゅうが丼は870円で提供されており、甘辛いタレとゴマの風味が絶品といえるでしょう。
汐の音の基本情報
【名称】 | 汐の音 |
【住所】 | 大分県津久見市高洲町3824-69 |
【アクセス】 | 「津久見駅」から約6分 |
【参考サイト】 | https://tabelog.com/oita/A4401/A440104/44000149/ |
⑥浜茶屋
ゴマとタマゴの甘辛いタレが特徴的な「浜茶屋」が人気です。こちらのひゅうが丼は900円と他のお店より少し高い価格ですが、お吸い物と漬物付きとなっています。また、浜茶屋ではひゅうが丼と合わせて、マグロステーキを注文する人が多いそうです。
浜茶屋の基本情報
【名称】 | 浜茶屋 |
【住所】 | 大分県津久見市千怒6029-1 |
【アクセス】 | 「津久見駅」から臼津交通「総合運動公園方面行き」で 「中央病院」下車、徒歩2分 |
【参考サイト】 | https://tabelog.com/oita/A4401/A440104/44000448/ |
⑦穂門島大川
「穂門島大川」の特徴はひゅうが丼のコースが用意されていることです。ひゅうが丼コースは2,700円と鳴っており、様々なマグロ料理と合わせて楽しむことができるでしょう。コース内容はマグロのヒレや心臓抜き、刺し身や頬肉、マグロ汁、そしてひゅうが丼となっています。
穂門島大川の基本情報
【名称】 | 穂門島大川 |
【住所】 | 大分県津久見市保戸島1120番地 |
【アクセス】 | 「津久見駅」から徒歩5分 |
【参考サイト】 | https://tabelog.com/oita/A4401/A440105/44005211/ |
津久見名物のひゅうが丼を作って食べてみよう!
大分県津久見市に来ています。
— 行平真也 (@masaya_yukihira) October 4, 2018
津久見といえば、まぐろ。
ひゅうが丼をいただきました。 pic.twitter.com/OcEKaC7jxV
大分県津久見市の郷土料理ひゅうが丼について紹介しました。マグロと甘辛いタレ、そしてゴマの風味が利いた漁師めしは大人気です。再現レシピも手軽なので、まずは自宅でひゅうが丼を作ってみるのも良いでしょう。再現レシピを気に入ったら、大分に旅行して本場のひゅうが丼を堪能するのがおすすめです!