「御輿来海岸」は夕日と干潮が織りなす絶景名所!撮影ポイントも解説!
御輿来海岸に沈みゆく夕日は、目を奪われ時間を忘れてしまうほどの絶景。砂紋と混ざり合う景色は、他では見ることはできないと言われてます。御輿来海岸の楽しみ方は、他にもあり潮干狩りなどでも大人気!そんな御輿来海岸の魅力を、撮影ポイントと併せて解説していきます。
目次
熊本・夕日の絶景名所「御輿来海岸」
御輿来海岸 (熊本) pic.twitter.com/N30f9keX6h
— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) August 14, 2020
本当に美しい光景を目の当たりにした時、人は言葉を失ってしまうと言います。そんな光景を見にいきたいと思いませんか?日本国内にも、世界の絶景に引けを取らない美しい景色を見ることができる場所はあります。それが、当記事で紹介する御輿来海岸です。
夕日、干潮、砂紋の全てが合わさった時にしか見ることができない絶景。楽しめるのは景色だけではなく、潮干狩りや釣りまで満喫できます。ここでは、御輿来海岸の絶景を見るための見頃から潮干狩りの時期、アクセス情報までをまとめて紹介していきます。
撮影ポイントや見頃なども解説!
せっかくの絶景を見に行くなら、写真撮影をして記念に残しておきたい方も多いでしょう。自然が作り出す美しさを神秘的な景色として、いつでも感じることできるのでカメラを片手に観に行くのは断然おすすめになります。
もちろん、撮影ポイントも紹介していくので参考にして役立てていただけたら幸いです。一番人気の展望ポイントなどは、撮影には絶好の場所でもあるのでしっかりとチェックしておくのがおすすめです。
「御輿来海岸」はどんな場所?
絶景を拝むことができる御輿来海岸ですが、どんな場所にありどんな絶景を見ることができるのかを知らないと足を運ぼうとは思えないものです。まずは、御輿来海岸がどんな場所にあり、どのような場所になるのかを掘り下げていきましょう。
宇土半島北岸に位置する日本の景勝地
宇土半島北岸の風景 pic.twitter.com/84sAhyGsjp
— Taka @The Side Effects (@bluesmantaka) December 7, 2017
熊本県の中部にある宇土半島は、北は有明海に面して南は八代海に面する三角地帯。天草諸島への玄関口となっていて、ドライブを楽しむ人も多い人気の場所です。そんな宇土半島の北側で有明海に面しているのが御輿来海岸で日本の景勝地として人気を集めてます。
御輿来海岸は、日本の渚百選と日本の夕日百選に選定されている場所になります。日本各地には景勝地として有名な場所が沢山ありますが、その中に名を連ねているので観光名所としても有名な場所です。その美しさは、一度は見てみたい景色と言われています。
晴天時には対岸の雲仙・普賢岳が望める
御輿来海岸
— うにょき (@unokichi1222) February 12, 2016
奥に見えるのは雲仙普賢岳
風光明媚だった〜✨ pic.twitter.com/BrOzNFfNcR
御輿来海岸の絶景を楽しめるのは夕日の時間帯だけではありません。日中の天気の良い日にも絶景を見ることができ、遠く海の向こうに姿を表すのは長崎県の長崎半島の火山で雲仙普賢岳。
晴天時にはハッキリと見れるのですが、多少の雲がある日には陽炎のように見え風光明美な姿を眺めることができます。そのため、日中の御輿来海岸も十分に楽しむことができるでしょう。
夕日と干潮が織りなす砂紋(砂干潟)が絶景!
RT御輿来海岸、夕陽と砂紋も綺麗です
— 紗彩 (@saaya_0316) July 31, 2019
これが崩れつつあるのか… pic.twitter.com/J6VeigJcXj
御輿来海岸の一番の魅力は夕日ですが、干潮に合わさることで更なる絶景を見ることができます。御輿来海岸は干潮になると砂紋と呼ばれる自然が作り出す神秘的な姿が現れます。人工的に作られた砂紋も多数ありますが、御輿来海岸は自然に作られた砂紋になります。
干潮によって潮が引いた時に現れる砂紋は波打つ形をしています。そして、夕日に照らされることで黄金色に輝く幻想的な空間に変わります。
御輿来海岸の絶景は、夕日だけではなく干潮と砂紋が大事です。そのため、砂紋が発生する干潮時間なども絶景を左右してしまう要素になります。日中でも干潮時には砂紋は確認することができますので、干潮時の砂紋の夕日だけではなく楽しむことができます。
自由に入る事が可能?
綺麗な景色として知られる御輿来海岸の干潮時に見れる砂紋ですが、遠目で見ることしかできないのでしょうか。実は、御輿来海岸は自由に出入りすることが可能な海岸になっています。そのため、干潮時に砂紋の上に立つこともできます。
砂紋に波の高低差も近くで見ると、自然の神秘を感じることができるのではないでしょうか。自由に降り立つことができるので、砂紋に立ち撮影も可能です。ただ、夕日は多くの人が写真を撮るのに訪れているので砂紋に立つと他の人の撮影の邪魔になる可能性があるので注意しましょう。
撮影スポットとしても愛される
御輿来海岸の絶景は、撮影スポットとして多くのカメラマンが訪れる人気の場所です。夕日だけではなく干潮も合わさらなくては目にすることができないので、いつでも見れる光景ではありません。
そのため、干潮が夕日に重なる時期には撮影をするために早い時間からカエラマンが待機しています。また、写真撮影だけではなく動画撮影スポットとしても人気があります。黄金色に輝く砂紋が砂漠のように感じる動画なども多数あります。
写真と動画では撮影ポイントは異なり、動画を撮影する人は海岸まで降りて撮影をする人が多いです。写真の場合には展望台などの各種設備があるのでおすすめ。
潮が満ちている時は普通の海
御輿来海岸。干潟らしいが、行きも帰りも満潮だったためハズレ。こればっかりは仕方ない。 pic.twitter.com/1euiE0xsWi
— imadegawa075 (@imadegawa075) August 14, 2017
干潮時には、砂紋が広がる御輿来海岸ですが満潮時は普通の海と何ら変わりはありません。そのため、特に変わった景色が見れるわけでもなく、日中の晴天時には対岸の雲仙・普賢岳を望めるだけになります。
干潮時の光景を見る場合には、事前にチェックしておかないと満潮時で普通の海しか見れなかったということもありえます。写真撮影ではなく動画撮影では、潮が引く光景も人気がありますので、干潮時間の早めに足を運ぶのもおすすめのポイントになります。
潮干狩りや魚釣りも楽しめる!
実は御輿来海岸は潮干狩りや魚釣りも楽しむことができます。魚釣りではヒラやスズキなど釣ることができるので有明海の海釣りを楽しみたい方にもおすすめ。ですが、魚釣りが禁止されている区域もありますので注意してください。
そして潮干狩りですが、子供から大人まで楽しめるので人気があります。春から夏にかけて楽しめる潮干狩りも満喫できます。潮干狩りのシーズンには家族連れの姿も多く、御輿来海岸では多くの人が潮干狩りを楽しんでます。
潮干狩りにも注意点があり、獲ってはいけない貝などがあります。宇土市役所で確認できるので、潮干狩りに行く前に確認しておくのがおすすめです。
周辺に施設はある?
絶景の撮影をするのに、早い時間から撮影ポイントを選んで準備する人も多いです。そんな時に気になるのが、周辺に完備されている施設情報ではないでしょうか。撮影目的だけでなく景色を楽しむことができるように、御輿来海岸には展望台が完備されてます。
また、車でのアクセスも多いので駐車場も完備されています。駐車場にはトイレも完備されているので、早い時間から夕暮れまで待機することも可能です。ただ、自動販売機などの飲食関係の施設は完備されてないので注意してください。
「御輿来海岸」の絶景の見頃はいつ?
潮干狩りに釣りも楽しめる御輿来海岸ですが、やはり一番は絶景になるのではないでしょうか。干潮時期をはじめとして見頃を知っておかないと、満潮で見ることができなかったという可能性も大いにあり得るでしょう。
いつ行けば良いのか?どこで調べたら良いのか?そんな疑問に答えるべく、御輿来海岸の絶景を見るためのポイントをまとめましたので参考にして役立ててください。
夕日と干潮が重なる日程は?
御輿来海岸
— 野草@旅行好き新社会人 (@yasopic88) May 19, 2020
干潮と日の入りが重なる、年に数回の絶景です。 pic.twitter.com/gR7y1pH4vL
干潮と夕日が重ならないといけなくなるので、一番の問題は干潮時間になります。一番の見頃となるのが1月から4月にかけてになります。もっとも重なる日を目掛けて行く場合には、1月から4月の間を選ぶのがおすすめになります。
他にも、2020年10月などの場合には干潮時間が16時頃で日の入りが17時42分という日もあります。一番の見頃よりは見劣りはしてしまう可能性がありますが、絶景を抑えることができるのではないでしょうか。
天候も重要になってくる?
今日も絶景#御輿来海岸🏝 pic.twitter.com/JZ3UOHZe1m
— uto-reactivation (@UReactivation) September 14, 2020
御輿来海岸の絶景には夕日が必要になるので、干潮時間だけではなく天候にも注意を払わないといけません。快晴の日を選ばなくてはいけなくなってしまうので、日付とのタイミングはとても難しいと言われてます。
ちょっとした天気にも左右されてしまうのですが、薄っすら雲がかかり夕日が差し込む姿も美しいとしている人もいるのでおすすめ。事前に天気予報もチェックしておくようにしましょう。タイミングが合えば美しい御輿来海岸の景色を楽しめます。
公式のホームページで確認できる!
御輿来海岸の干潮時間や日の入り時間になりますが、公式ホームページで確認することができるようになってます。毎年1年分の干潮時間を日の入り時間と併せて明記しているので、そちらを確認してから御輿来海岸にアクセスする日を選ぶのもおすすめです。
また、先述したように天気も重要な要素となってます。行く日日と併せてチェックしながら御輿来海岸に向かう日を決めてみてください。
「御輿来海岸」の撮影ポイント
御輿来海岸で絶景を見れる時期やタイミングなどを、しっかりとチェックした後は撮影をするためのポイントが必須になります。綺麗な写真を撮影するためには、どこから撮影をしたら良いのかも知っておくと便利なので紹介していきます。
展望スポット「干潟景勝の地」
干潟の景勝地、御輿来海岸です。きれいでした。 pic.twitter.com/2ipiduKSGJ
— ふらい (@flymimizu) July 18, 2015
御輿来海岸で綺麗な砂紋を眺める場合には、上部から見下ろすのが一番のおすすめになります。撮影ポイントとして人気を集めているのが、干潟景勝の地と呼ばれている展望スペースになります。展望台の下のあたりになる草むらになります。
ここからは、展望台とは違う角度で正面に夕日を捉えて写真を撮影することができるとして人気を集めてます。ただ、撮影ポイントとしては人気が高いので早めに向かわないと場所が無いということもありますので注意してください。
カメラマンに人気の「展望台」
何年かぶりに御輿来海岸来たら駐車場広がって展望台まで出来てた😳 pic.twitter.com/DgIayBg2wT
— Kazuhisa Ikeda | Louis Vuitton Maison御堂筋で写真採用 (@ikeyan_3) November 9, 2019
御輿来海岸の絶景は、プロからアマチュアまでカメラマンに人気のスポットになってます。年間を通していつでもみられるわけではないので多くのカメラマンが足を運んでます。その中でも一番人気がある撮影ポイントは、展望台からの御輿来海岸になります。
展望台からは、遠くの海をはじめ砂紋までしっかりと見ることができるようになっているのでおすすめです。カメラ撮影がアマチュアの方の場合には、まずは展望台で撮影してみるのも全体像をつかめるので良いのではないでしょうか。
展望台の上は三脚が禁止?
展望台で撮影を行う場合には、三脚が禁止になっているので注意が必要です。というのも、御輿来海岸の展望台は写真撮影を目的としている人だけではなく、観光で景色を楽しみに足を運んでいる人も多いです。そのため、三脚を使い場所を取るのは禁止されてます。
三脚を立てて撮影を楽しみたい方は、展望台から降りて別の場所に設置しなくてはいけません。場所によっては平ではなく斜面になっている場所もあるので注意しましょう。
インスタ映えする「大榮稲荷神社」
大榮稲荷神社 #熊本巡り pic.twitter.com/AouKNmE71y
— スギコ (@sugikodayo) March 4, 2018
御輿来海岸の展望台からも近い場所にある丘の上に、真っ赤な鳥居が並んでいるのを目にすることができるでしょう。地元の人たちによって建設された鳥居と一緒に撮る御輿来海岸の夕日や砂紋も、インスタ映えすると評判の撮影スポットになります
遠くの山も望むことができるので、展望台が混雑している場合には大榮稲荷神社まで登ってみてはいかがでしょう。日没時間を調べれば、夕日だけではなく月夜の絶景も撮影することができるのでおすすめです。
「御輿来海岸」のアクセス方法や駐車場情報
わずかなシャッターチャンスを逃してしまうと、次にいつ見ることができるのかわからない御輿来海岸。宇土半島に足を運ぶことも多い方には場所もわかるかもしれませんが、初めて足を運ぶ場合にはアクセス方法を知らないとたどり着けません。
また、三脚などを持って行く場合には車でアクセスする人も多いでしょう。そこで、御輿来海岸へのアクセス方法と駐車場情報を最後にまとめたので参考にしてください。
アクセス方法は?
アクセス方法になりますが、車で向かう場合には国道57号を走って行く形になります。途中には案内看板も設置されているので、確認しながら進むと間違えたり通り過ぎてしまうことも少ないでしょう。
また、最寄駅がJR網田駅になります。そこから向かう場合には、車で約5分ほどで徒歩の場合には約20分ほどで到着することができます。本格的な撮影で三脚などを持たずに行く場合には、電車を利用してのアクセスもおすすめです。
駐車場はある?
御輿来海岸には駐車場が完備されているのですが、実はたくさん停めることができるわけではありません。駐車場の収容台数は約20台ほどとなっているので、シーズンに車でアクセスする場合には早い時間でないと駐車場に停めれないということも多いです。
早い時間では昼頃には駐車場が満車になってしまうことも多いと言われているので、事前に周辺の駐車場情報を調べておくのもおすすめです。また、最寄駅になるJR網田駅の駐車場を利用して徒歩でアクセスする方も多いです。
近くにある「長部田海床路」もおすすめ!
長部田海床路 pic.twitter.com/1B5NtbPEl2
— たかひろ@天の川 (@star_takahiro_) September 17, 2020
御輿来海岸のすぐ近くにある長部田海床路は、満潮になると海の底に沈んでしまう道がある不思議な場所。海の道には電柱も建てられていて、海の中に立つ不思議だけども幻想的な光景を見ることができます。
御輿来海岸が干潮に対して、こちらは満潮がおすすめの時間帯になります。ジブリ映画の千と千尋の神隠しの映像の世界に入り込んだような感覚を楽しむことができると言われてます。御輿来海岸に来た時には、ぜひ立ち寄ってみてください。
御輿来海岸の基本情報
名称 | 御輿来海岸 |
住所 | 熊本県宇土市下網田町3064 |
アクセス | JR網田駅より車で約5分 徒歩で約20分 |
駐車場 | 有(約20台) |
URL | 宇土市観光協会 |
「御輿来海岸」へは見頃をチェックして行こう!
昨日仕事帰りに寄った御輿来海岸の夕陽…iPhoneで撮ったやつだけど☺️ pic.twitter.com/euvktnzeoH
— 修 (@Haro036) March 26, 2020
言葉を失ってしまい息を飲む美しさは、自然が作り出す神秘的な空間の中にたくさんあります。その一つが、今回紹介してきた御輿来海岸の夕日と砂紋が織りなす絶景と言えるでしょう。一年を通しても数えるほどしか見ることはできません。
まだ御輿来海岸の絶景を見たことが無いという方も、まずは干潮時間と夕日の合わさる時間をチェックしてみてください。天気も必須になりますが、タイミングが合えば素晴らしい景色に出会うことができるでしょう。