「屋久杉自然館」で屋久島の歴史を学ぶ!展示資料やアクセスも紹介!

大スケールの自然に囲まれた屋久島を訪れたら訪れたい屋久杉についてもっと詳しく知れるのが屋久杉自然館です。屋久島の歴史について展示されていてお土産も購入することができます。レンタカーやバスなど屋久杉自然館のアクセス方法についてもご紹介します。

「屋久杉自然館」で屋久島の歴史を学ぶ!展示資料やアクセスも紹介!のイメージ

目次

  1. 1「屋久杉自然館」とは
  2. 2「屋久杉自然館」本館の展示
  3. 3「屋久杉自然館」別館の展示
  4. 4「屋久杉自然館」のアクセス方法
  5. 5「屋久杉自然館」周辺の観光地
  6. 6「屋久杉自然館」の詳細情報
  7. 7「屋久杉自然館」で自然と人の営みを感じよう

「屋久杉自然館」とは

屋久島をもっと知りたい人におすすめの屋久杉自然館は、屋久島と屋久島の自然や歴史について知ることができる博物館です。9時から17時まで開館しており、予定時間に応じて様々な見学方法があります。屋久島の自然にマッチした屋久杉自然館の建物は2棟あり、栂ブロックの床と杉でできた建物の中は木のぬくもりを感じることができるようになっています。

屋久杉自然館では屋久島の自然について詳しく紹介している展示コーナーや、巨大な屋久杉がなぜ長生きなのかなどについて紹介されています。屋久杉自然館オリジナルの本や人気のお土産のストラップやお土産にぴったりのたんかんジャムなども販売されているので屋久島観光に欠かせないスポットです。

洋上のアルプス世界遺産「屋久島」

九州の南端から60キロメートルほど南にある屋久島は「洋上のアルプス」といわれている世界遺産です。兵庫県の淡路島よりもサイズが小さめですが、九州では一番高い山である宮之浦岳がある島でもあります。屋久島は90%が森林で、屋久杉をはじめとした様々な木々が群生しています。

屋久島の砂浜にはウミガメが産卵にやってきたり、海には熱帯魚が泳いでいたり美しいサンゴ礁を見ることができますが、冬になると宮之浦岳の山頂には雪が積もることもあります。屋久島は亜熱帯の気候でありながら雪と氷に囲まれた冬もあることから洋上(海の上)のアルプスという異名もあるほどです。

また、屋久島は亜熱帯気候の島であることから、雨季はたくさんの雨が降ります。広大な海と山、多量の雨など様々な自然の要因が相まって屋久島の気候や生態系が出来上がっています。また、屋久島には約12,300人もの人が暮らしています。

屋久島の歴史と屋久杉を知る博物館

屋久杉自然館はそんな屋久島の歴史と屋久杉を知ることができる博物館で、屋久杉をはじめて訪れる人や何度も訪れている屋久島を愛する人にも一度は訪れていただきたい場所です。修学旅行などの団体利用だけでなく、個人旅行でも十分楽しめるように館内の随所に工夫が凝らされています。また、屋久杉自然館のミュージアムショップではお土産を買えます。

「屋久杉自然館」本館の展示

屋久杉自然館は2つの建物に分かれていて、本館と別館があります。こちらでは屋久杉自然館の本館で展示されている内容にうちてご紹介していきます。大きな縄文杉の展示やパネル展示、屋久杉体験館など子どもから大人まで楽しめる内容になっています。1階のミュージアムショップではお土産も買えます。

屋久島のシンボル「縄文杉・いのちの枝」

屋久杉自然館には屋久島のシンボルである縄文杉の「いのちの枝」が展示されています。こちらは2005年に大雪の重さで折れた屋久杉の枝を展示しているもので、巨木屋久杉の生命力を感じることができます。また、いのちの枝の周りには縄文杉の歴史年表やクイズ、情報エリアなどもあり縄文杉について詳しく知ることができます。

VRで空中散歩「屋久島小さな玉手箱」

屋久杉自然館には、子供から大人まで見て触って楽しめる「屋久島小さな玉手箱」というコーナーがあります。ヤクシマザルやウミガメなど屋久島に生息している動物の赤ちゃんの実物大、実物の重さのぬいぐるみがあります。実際にだっこしたり触ったりすることができます。

また、屋久島小さな玉手箱コーナーにはゲームのような感覚で屋久島を空中散歩しているような体験ができる「やくしま空中散歩」があります。屋久島を空から眺めているような感覚で屋久島の様子を知ることができるようになっています。

屋久杉の森の歩みと木材利用の歴史

屋久杉自然館には屋久杉の森の歩みと木材利用の歴史を知ることができるコーナーもあります。屋久杉を利用することを進めた泊如竹のビデオ上映や屋久杉がどのように利用されてきたのかを表す資料の展示がされています。映像や資料を通して屋久杉の歴史を学ぶことができるようになっています。

屋久島の生態系をジオラマで紹介

屋久杉自然館の自然パノラマ館では屋久島を垂直分布のジオラマで紹介しています。サンゴ礁やガジュマル等海のエリアをはじめ、冬は積雪する宮之浦岳の頂上まで、屋久島の生態系がどのようになっているのかを忠実に再現しています。自然パノラマ館は「あなたが選ぶ屋久島・口永良部島写真コンテスト」の会場でもあり、時期に応じて多くの人で賑わいます。

土産選びに最適!ミュージアムショップ

屋久杉自然館の1階にあるミュージアムショップでは、屋久杉自然館だけでなく屋久島を訪れた記念のお土産を購入することができます。屋久島や屋久杉についてより詳しく知ることができる図や写真がいっぱいの本や、お土産にぴったりのハガキセットなどもあります。また屋久島の様々な樹木を活かして作られた時計やストラップなどのグッズも人気です。

「屋久杉自然館」別館の展示

屋久杉自然館の別館ではつくば博に出展した巨大な屋久杉の根株やミュージアムショップで販売されているオリジナルクラフトが作られているクラフト室、お弁当を食べるのにぴったりの庭園等があります。

季節にあわせた特別展示

屋久杉自然館の別館では、期間を決めて特別展が行われています。現在は開館30周年記念の特別展を行っています。屋久杉自然館が開館してから30年の間に蓄積されてきた屋久杉自然館の集大成を展示しています。信仰の対象であった屋久杉が、観光や木材利用として生かされてきた歴史を知ることができます。

江戸時代の斧跡がのこる屋久杉巨大根株

屋久杉自然館の別館には高さ5メートル、重さ8トンもある巨大な屋久杉の根株が展示されています。江戸時代に浸けられた斧の跡が階段状に残っているのを間近で見ることができます。本館のいのちの枝とはまた違った迫力があります。

「屋久杉自然館」のアクセス方法

屋久島を訪れたら立ち寄りたい屋久杉自然館には屋久杉をはじめとした屋久島の生態系や屋久杉にまつわる歴史を多角的に知ることができる博物館です。お土産にクラフト館で作られた木のぬくもりを感じられるグッズや屋久島名産のたんかんを使ったジャムを買うのもおすすめです。屋久杉自然館のアクセス方法を詳しく見ていきましょう。

島内をめぐる路線バス

屋久島自然館をアクセスに便利なもののひとつめが屋久島の中をめぐっている路線バスです。宮浦港から発着しているバスなど6路線のバスを屋久島自然館では利用することができます。観光シーズンは大変混み合うので、時間に余裕をもって移動するようにしましょう。

運転手さんのガイド付き「観光タクシー」

はじめて屋久島を訪れる人をはじめ一人旅やカップル、家族など様々な人の目的に合わせて屋久杉自然館を訪れるなら観光タクシーがおすすめです。運転手さんが屋久島について紹介しながら屋久杉自然館を訪れることができます。

一案お手軽レンタカー

屋久島観光で一番お手軽なのがレンタカーです。宮浦港などから利用することができ、自分のペースで刊行することができて便利です。屋久杉自然館には無料駐車場も完備なので、安心です。

「屋久杉自然館」周辺の観光地

屋久杉自然館は楽しみ尽くすのに時間がかかりますが、せっかく屋久島を訪れたなら周辺の観光スポットも訪れてみましょう。大自然を感じることができるスポットだけでなく旅の疲れを癒される温泉などもあり、どこへ行こうか迷ってしまうほどです。屋久杉自然館の周辺にある観光地についてご紹介します。

お散歩気分で楽しめる「屋久杉ランド」

屋久杉ランドは安房から約16キロメートル、標高1,000メートルの場所に入り口がある自然休養林です。屋久杉ランドの中にはいくつものコースがあり、屋久島の生態系を感じながら散策できます。

住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房0
アクセス 宮之浦からヤクスギランド線のバスに乗車し、終点で下車
※バスは12月1日から2月末日までは運休
定休日 なし
※冬期は雪の影響で通行止めになることもあり
料金 500円(入林協力金、高校生以上)
参考URL https://www.realwave-corp.com/
06walk/01/index.htm

V字に落ちる瀑布「千尋の滝」

千尋の滝(せんぴろのたき)は屋久島にある美しいV字谷に勢いよく大量の水が流れ落ちる屋久島の中でも有名な滝のひとつです。人が両手を広げた長さを「一尋」といい、千尋の滝は千人手を広げたような大きさの岩盤があることから千尋の滝と呼ばれています。

住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生
アクセス 宮之浦港から車で約50分
屋久島空港から車で約35分
営業時間 見学自由
定休日 なし
料金 無料
参考URL https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10712/

まさにジャングル「中間ガジュマル」

中間ガジュマルは屋久島にある大きなガジュマルの木です。樹齢500年を超えるといわれている巨大ガジュマルは、屋久島の南西部にある中間橋のすぐそばにあります。中間ガジュマルの中央にはトンネルができていて、トンネルの下で記念撮影をすることができます。

住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町中間
アクセス 安房から車で約37分
宮之浦から車で約63分
営業時間 見学自由
定休日 なし
料金 無料
参考URL https://www.kagoshima-kankou.com/guide/12485/

東シナを眺める野天風呂「湯泊温泉」

屋久島を訪れて温泉に入りたくなったら湯泊温泉がおすすめです。屋久島空港から約40分でアクセスすることができ、駐車場も10台ほどあります。利用料金が1人100円ととても安い野天風呂です。温泉は混浴で脱衣所もないので岩場に隠れて着替えることになります。なかなか他では体験できない開放感たっぷりの野天風呂は最高です。

住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町湯泊1714-28
アクセス 宮之浦港から車で約1時間
屋久島空港から車で約38分
営業時間 24時間
定休日 なし
料金 100円
参考URL http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/
cust-facility/1424/

野生動物がお出迎え「西部林道」

屋久島の西側にある西部林道と呼ばれる道路は20キロほど人家がない道路です。人の手が加えられていない森林を眺めながら散策することができ、ときどきヤクザルなどの野生動物に出会えることもあります。ヤクザルに出会えたらラッキーですが、くれぐれも手を出したりエサをあげたりすることはしないようにしましょう。

住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町
アクセス 宮之浦港から車で約40分
営業時間 見学自由
定休日 なし
料金 無料
参考URL https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10739/

「屋久杉自然館」の詳細情報

屋久杉自然館には屋久杉や屋久島についての詳しい展示があり、周辺には屋久島観光の人気スポットもたくさんあります。こちらでは屋久杉自然館を訪れる人にぜひ押さえていただきたい営業時間や駐車場などについてご紹介します。

クラフト教室開催!

屋久杉自然館ではスタッフに館内に案内してもらった後本物の杉材を使って木工体験をすることもできます。クラフトのみの申し込みはできないので、必ず入館料と一緒に申し込みましょう。クラフト教室ではやくすぎキーホルダーやストラップ、森の時計を作ることができ、それぞれで料金が異なります。事前に受付が必要なので、旅行前に申し込みましょう。

営業時間と定休日

屋久杉自然館の営業時間は9時から17時までです。入館は16時半までなので、午後訪れる方は時間に余裕をもって訪れるようにしましょう。また、毎月第1火曜日と年末年始は休館日になっているので旅の予定を立てるときにチェックしましょう。

駐車場情報

屋久杉自然館へは安房港から車で約10分でアクセスすることができます。バスなどの公共交通機関を利用することはもちろんのこと、無料の駐車場もあるのでレンタカーでも訪れることができます。

「屋久杉自然館」の基本情報

住所 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2739-343
アクセス 安房港から車で約10分
営業時間 9時~17時
定休日 毎月第1火曜日、年末年始
料金 大人600円、高校・大学生400円、小・中学生300円
公式ホームページ http://www.yakusugi-museum.com/

「屋久杉自然館」で自然と人の営みを感じよう

https://www.photo-ac.com/main/detail/3241667?title=%E4%B8%80%E6%B9%8A%E6%B5%9C%E3%81%AE%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B5%B4%EF%BC%88%E5%B1%8B%E4%B9%85%E5%B3%B6%EF%BC%89

雄大な自然に囲まれた屋久島を訪れたら、ぜひ訪れたい屋久杉自然館。貴重な展示物を見るだけでなく、体験して楽しみながら学べるので子どもも大人も満足の博物館です。屋久杉自然館で屋久島が培ってきた自然と人の営みを感じてみましょう。

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この記事のライター
nanairohatch
地元奈良が大好きな東京都民です。趣味は神社仏閣巡り、今年は車で北海道キャンプ旅行を企画中!

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