「鵜戸神宮」は洞窟に佇む絶景スポット!運玉で願いを!お守りも紹介!

鵜戸神宮は宮崎県日向市にある洞窟内に本殿があるという神秘的な神宮です。景観も良い鵜戸神宮にはみどころが沢山ありますし、神使であるうさぎの御朱印帳などでも有名です。運玉を使用し運試しが出来るということでも観光スポットになっている鵜戸神宮をたっぷりご紹介します。

「鵜戸神宮」は洞窟に佇む絶景スポット!運玉で願いを!お守りも紹介!のイメージ

目次

  1. 1「 鵜戸神宮」とは
  2. 2「 鵜戸神宮」の特徴
  3. 3「 鵜戸神宮」の見どころ
  4. 4「鵜戸神宮」の御朱印とお守り
  5. 5「鵜戸神宮」の行事
  6. 6「鵜戸神宮」の周辺情報やアクセス
  7. 7「鵜戸神宮」に運気を高めに行こう!

「 鵜戸神宮」とは

皆さんは鵜戸神宮をご存知でしょうか、鵜戸さんと呼んだ方が聞いたことがあると仰る方も多いかもしれません。鵜戸神宮は、国指定名勝となっており、美しい景勝地としても有名な場所です。洞窟にご本殿があるということでも有名です。

うさぎの御朱印やパワースポット、運玉という名前を聞くと解る方もいらっしゃるかもしれませんね。今回はその鵜戸神宮をたっぷりご紹介させて頂こうと思います。ご利益はもちろんアクセスや駐車場参拝時間や初穂料であるお値段やおすすめなどなどのご紹介です。

宮崎県日南市にある神社

鵜戸神宮の立地はどこにあるのでしょうか。鵜戸神宮は九州の東南に位置する宮崎県にあります。宮崎県は日向市と書いてひゅうがしと呼ぶ地域になります。日向市はミカン科ミカン属の柑橘類であるへべすが原産として知られている市でもあります。

その日向市にある鵜戸神宮は、宮崎県では知らない方はいらっしゃらない程の有名なパワースポットであり、神社です。洞窟の中に本殿があり階段を下ることやご利益や御朱印やお守りに関しても、楽しむことが出来る内容となっていますし運試しの運玉なども必見です。

断崖の洞窟の中に本殿がある!

鵜戸神宮は断崖の洞窟の中に本殿がご鎮座しているなんとも神秘的な場所です。それは昔、山岳信仰である修験道という道を究めようとする僧たちが参る修業の場だったとも言われています。洞窟の中であり、参拝ルートも階段が多い場所となっています。

アクセスに関しては、ドライブスポットでもある日向市の海岸沿いであるので、車の利用も多くなり、道路も舗装されている現代では、問題なく到着できますが、昔のことを考えるとこの場所へ参るのは確かに修業であったのではないかと想像が膨らみます。

パワースポットとしても有名!

前述のように道を究めようとする僧たちが参る修業の場だったということもあり、感じる方には非常に強く感じるパワースポットとなっていることでもおすすめです。また、本殿までの参道に玉橋という橋があり、古来からそこから先は身を清めて参拝をする場所でした。

玉橋を渡る前には、福注連縄と書いてふくしめなわと呼ばれる縄で全身を撫で、心身を清めてから橋を渡るとされています。身も心もしっかりと清め、時間の余裕をもってパワースポットである鵜戸神宮本殿へ向かって頂きたいと思います。

「 鵜戸神宮」の特徴

鵜戸神宮の特徴は非常に多くありますが、なんといっても本殿が洞窟の中にあるという外観的な部分である特徴が際立っているかと思います。参道は、多くは階段などを登っていく場所にあるのですが、鵜戸神宮に関しては階段を下っていくというのも特徴です。

御朱印やうさぎ、運玉やお守りなども特徴としては他の神宮や神社との違いではあると思います。また、その他に創建や時代由緒などもご紹介させて頂きます。また、御朱印の初穂料であるお値段や有名な飴のお値段などもご紹介させて頂きますね。

創建は第十代崇神天皇の時代と言われる

実在した可能性がある中での最初の天皇であるといわれている、第十代崇神天皇の時代に創建がされたと言われている古い神宮であり、その後に天台宗僧である光喜坊快久が再建した神社とされていることでも有名です。

さすが、国指定名勝であるという景観や、下り宮であったり、断崖の洞窟に鎮座している御本殿の色合いが朱塗りの色鮮やかないろで有るという、古くからある神宮でもさらに見ごたえがある神社であると思います。

由緒はご主祭神の母である豊玉姫の出産!

パワースポットでもあるのは由緒がご主祭神の母である豊玉姫の出産であるからというところもあります。豊玉姫とは日本書紀で表記される名前で、巫女さんのことで、豊かな玉に神霊が依り憑くという意味を持つといわれています。

その豊玉姫が出産をする際に産屋を建てたというのが、こちらの伝説の窟である鵜戸神宮です。霊石亀岩には、その豊玉姫が乗って来たといわれています。ご出産の地といわれていることからも安産のご利益やお守りがあるのですね。

主祭神は日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊

鵜戸神宮の主祭神は日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊で、ひこなぎさたけうがやふきあえずのみことと呼ばれています。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の子供である彦火火出見尊(ほおりのみこと)と豊玉姫との間に設けられたのがひこなぎさたけうがやふきあえずのみことです。

地神五代(じしんごだい)と呼ばれる5柱の神である日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊が、鵜戸神宮の主祭神であるということからも、鵜戸神宮のすばらしさや、人それぞれではありますが、様々なパワーを頂けそうな印象が非常にあります。

地元の人からは「鵜戸さん」と親しまれている

パワースポットや運気があがる場所ということで、県外からも観光や参拝に来られることが多い場所であり、景勝地でもある国指定名勝鵜戸神宮は、地元の方からも親しまれており、ご利益や観光ということのみならず、鵜戸さん鵜戸さんと親しまれています

鵜戸神宮が近くにあり、民謡であるシャンシャン馬道中唄にも、「鵜戸さん参りは春三月よ参るその日が御縁日参りゃとにかく帰りの節はつけておくれよ青島へ」というように鵜戸さんという歌詞が出てくるように地元の方からの親しみも深くありますね。

縁結びや安産のご利益で人気

地元でも鵜戸さんの愛称で親しまれている、鵜戸神宮のご利益は一体何でしょうか。パワースポットという点でもぜひ参拝したいと思われている方にとっても、やはりご利益は気になるところですよね。さて、鵜戸神宮のご利益はどのような内容でしょうか。

前述の豊玉姫の出産が由緒であるということも含め、鵜戸神宮のご利益はといえば、安産祈願としても有名でご存知の方もいらっしゃったかもしれません。また他のご利益としては、縁結びというご利益もありますので、ぜひ足を運んで頂きたいと思います。

神社では珍しい階段を降りる「下り宮」の神社

神社は参道を上がっていくものであるという印象が多い方もいらっしゃると思いますが、それは決して間違いではありません。神様を下に祀るということはあまり聞いたことが無いですよね。ただ、日本には三大下り宮が存在します。

日本三大下り宮は、群馬県にある貫前(ぬきさき)神社熊本県にある草部吉見(くさかべよしみ)神社、そして、今回ご紹介させて頂いております階段を下っていく宮崎県の鵜戸神宮となっています。ぜひ日本三大下り宮をめぐってみても良いかと思います。

鵜戸神宮の神使はうさぎ

鵜戸神宮の神使はうさぎなのですが、そもそも神使とは何でしょうか。神使とはしんしと読み、神道において神の使いであり、神意を代行して現世と接触をする役目があるようです。その神使が鵜戸神宮はうさぎなのですね。

鵜戸神宮にはうさぎが様々な場所に置かれています。お金が積まれているうさぎも多く、可愛くてこのうさぎに癒されるというリピーターの方も多くいらっしゃるようです。鵜戸神宮でうさぎを探して癒されてみるのも良いですよね。

洞窟には撫でれば願いが叶う「撫でうさぎ」が!

鵜戸神宮の様々な場所にうさぎが置かれていますが、なかでも必ず参拝されたら通られるであろううさぎもあります。それがこちらで紹介させて頂く、撫でうさぎです。参拝されたら通られるであろうというところはなぜかというと、本殿裏に置かれているうさぎだからです。

病気平癒や開運飛翔に関してうさぎを撫でると願いがかなうということがいわれています。ぜひ、本殿裏にある薄暗い場所にこちらのうさぎは置かれているため、そういった面では解りにくい場所にあるかもしれませんが気をつけてうさぎを探してみてくださいね。

「 鵜戸神宮」の見どころ

鵜戸神宮はパワースポットとして、参拝をすることや、撫でうさぎや神使のうさぎを探しにいくということでも非常に楽しむことが出来ますし、景勝地でもありますので、ゆっくりと時間をかけて景観を眺めるということでも鵜戸神宮に行く見どころでもあると思います。

もちろん、神宮であるのでご利益を受けにいくということもあると思いますが、今回は鵜戸神宮の様々なみどころを紹介させて頂きますのでぜひお時間許す限り、鵜戸神宮めぐりの見どころをじっくりと出来るだけ多く廻っていただきたいと思います。

見どころ①吾平山陵

鵜戸神宮の吾平山陵は連日の峯の頂上にあります。連日の峯は標高約120mで、距離は375mで傾斜もかなりある険しい道です。石の階段がある坂道が多いのでぜひ、こちらへ参られる場合は歩きやすい服装や靴で行かれることをおすすめ致します。

鵜戸神宮の吾平山陵は御祭神のお墓でありますので、参拝をされたい方はぜひ、ゆっくり傾斜もある山頂であるので、気をつけてゆっくり参ってくださいね。時間がかかる場所にありますので体力に自信がある方や脚力に自信がある方はぜひおすすめの見どころです。

見どころ②霊石亀石

本殿がある洞窟の表の海岸正面には、霊石亀石があります。こちらは、鵜戸神宮のおすすめスポットであり、多くの人が目指していかれるそうです。こちらでは運玉という石を投げた運試しがあるので、運玉を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

こちらは運玉を投げ入れて運試しを行うという、少し面白い運試しの方法です。運玉も可愛らしく、おもわず持ち帰りをしてしまいたいと思う気持ちが出てくるような、そのような可愛らしい運玉を使用して出来る運試しです。

運玉投げ入れで運試し!

まずこちらの運玉のお値段は5個100円で販売されています。この運玉を霊石亀石に投げ入れて、霊石亀石の穴の中である窪みに入ると願いが叶うとされています。男性は左手で投げ、女性は右手でこの運玉投げ入れて、見事に入ると願いが叶うという場所です。

この運玉が前述のように、ころころととても可愛らしく、こちらを持ち帰るかすべてを投げ入れて運試しをするかを悩まれる方も多いのですが、窪みに入った運玉がお値段300円で幸の玉御守として販売されることもあるようですよ。

見どころ③本殿

鵜戸神宮の本殿の絶景は地元の方もぜひ、おすすめと紹介してくれる観光ポイントです。鵜戸神宮全体はアクセスが良い立地とはいえないのですが参拝や観光としてぜひおすすめの場所ですので、一度は足を運んで頂きたいと思います。

洞窟内にある鵜戸神宮の本殿は、自然が作り出した洞窟の美しさをしっかり感じられることが出来ることやパワースポットでもあり、ご利益があるという点でも、おすすめポイントであるということがいえると思いますので、ぜひおすすめです。

見どころ④お乳岩

縁結びと安産のご利益があるといわれる、こちらの鵜戸神宮ですが、次の見どころは、お乳岩といわれる場所です。豊玉姫が出産をされた場所である、この鵜戸神宮の洞窟の岩へ豊玉姫が海宮へ帰る時に子供の成長を思い岩に願いを込めたということです。

その願いを込めた岩肌が、なんとも美しく見えるということでも有名になっています。安産のご利益ということでもあるのですが、お子さんの成長祝いのご利益もあるということでも有名になっています。後ほどご紹介する飴もご利益有りの飴です。

見どころ⑤八丁坂

鵜戸神宮の次のみどころのご紹介は八丁坂です。八丁坂は、鵜戸神宮まで続く階段のことです。港から山の近くまでこちらの階段が続いているので、上りやすい靴を活用して参拝や観光に行かれることをおすすめします。

約800m程のこちらの階段は、鵜戸神宮へ行く際にはこの階段が参道となっているので、活用ください。こちらの八丁坂を上る階段の途中に、後ほどご紹介させて頂く、別当墓地がありますので、おすすめの観光場所が揃っている場所でもあります。

見どころ⑥別当墓地

鵜戸神宮の見どころのご紹介、次は別当墓地です。別当とは、役職の高いお坊さんということであり、こちらの墓地の参拝も鵜戸神宮に来られた際にはぜひ、階段を上がるのは大変ではありますが、足を運ばれたほうが良い場所であるともいえると思います。

八丁坂の階段を上がっていくとこちらの別当墓地が見えてきます。鵜戸神宮建当時にたてられた墓地もあるようなのですが、文字を認識できるお墓としては、1526年と刻印されている五輪塔が最も古いものだそうです井戸の形をしたようなお墓としても有名です。

見どころ⑦磨崖仏

鵜戸神宮の次の見どころのご紹介は、磨崖仏です。鵜戸神宮不動明王磨崖仏と鵜戸山閻魔大王磨崖仏と四天像があります。こちらのアクセスは、鵜戸神宮の鳥居方面である海のほうへ行くのではなく、山のほうへ上がっていく場所に位置します。

鵜戸神宮の駐車場からすぐにある坂道を上がり、祭壇を目指すとまずは不動明王が見えてきます。そもそも磨崖仏は「まがいぶつ」と読み、自然の岩に刻まれたり石に彫られたりしているものです。岩の磨崖仏は動かすことが出来ないという点でも見ごたえありです。

見どころ⑧鵜戸千畳敷奇岩

鵜戸神宮は参拝場所でもありますが、見どころとしては観光要素も多い場所でもあると思います。今回ご紹介の見どころは、特に観光スポットとしても有名である場所で、鵜戸千畳敷奇岩です。鬼の洗濯板といわれたりもするのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

波打つ造形が大きな洗濯板のように見えるというところが鬼の洗濯板といわれている場所の由縁です、宮崎県指定である文化財で、この鵜戸千畳敷奇岩は砂の岩と泥の岩が交互に重なって出来たものである時間の経過と自然の造った美しさです。

見どころ⑨山窟前の嚴岩

鵜戸神宮のみどころ、最後のご紹介は山窟前の嚴岩となります。山窟前の嚴岩というのは、鵜戸神宮は先程からもご紹介させて頂いているように海の近くにある洞窟内にある神宮が本殿となっているおすすめ観光スポットでもあり参拝場所です。

鵜戸神宮の近くにある海辺の様々な岩のことを総称し、山窟前の嚴岩といわれています。まるで、わざわざこの海辺のために造られた芸術品のような岩にみえてきますが、手を加えられたところは一つも無い場所で、時間を忘れてしまうような神秘的な場所です。

「鵜戸神宮」の御朱印とお守り

神宮や神社に行かれた際には、必ず拝受されているという方も多い、御朱印のご紹介です。始めて御朱印を頂きたいという方でも、ぜひ御朱印デビューをされるのも良いと思いますので、これをきっかけに御朱印集めをされてみてはいかがでしょうか。

御朱印の値段や料金は初穂料と呼びます。また、御朱印に関しては普通のノートや紙をそのまま出して記載して頂くのではなく、御朱印帳が必要となります。御朱印帳が無い場合にはお断りされる場合もあるのでこの部分は特に気をつけてくださいね。

御朱印やお守りは社務所で授かれる

鵜戸神宮でもオリジナルの御朱印帳を販売されており、その値段については後ほどご紹介していきますね。ご利益が縁結びであり安産という鵜戸神宮では、お守りも豊富に販売されていますし、前述の運試しの運玉も販売されています。

その御朱印やお守り、また御朱印を記載いただく為の御朱印帳は鵜戸神宮の社務所で授かることが出来ます。社務所の開いている時間帯は朝の7:00から夕方18:00とされていますので、ぜひその時間に余裕を持ってご拝受くださいね。

御朱印帳はうさぎ柄など3種類あり!

御朱印は御朱印帳で拝受するということは先程ご紹介させて頂きましたが、次のご紹介で初穂料である値段についてもご紹介させて頂くとして、今回のご紹介は鵜戸神宮の御朱印帳です。こちらは、神使がうさぎということもあって素敵なうさぎの柄の御朱印帳もあります。

また、神宮の絵が描かれている御朱印帳もあるのですが、そこにも実は隠れうさぎ柄が入っているという素晴らしさですので、ぜひみつけてみてくださいね。御朱印帳は各神宮や神社で新作を出されたりということもあるので、頻繁に確認することをおすすめします。

値段は各1000円

御朱印の値段は初穂料と呼びますが、神宮や神社によって違いがあります。鵜戸神宮での御朱印の初穂料であるお値段は各々1,000円となっています。神使であるうさぎを楽しみに、鵜戸神宮での御朱印帳を拝受される方も多くいらっしゃいますよ。

御朱印帳のお値段は各々1,000円でありますが、御朱印を拝受するお値段・初穂料に関しては300円となっています。また、御朱印帳の値段である初穂料が1,000円の御朱印帳のサイズは縦16cmの横11cmのサイズとなっております。

お守りは安産と香福守や子供健康守も!

鵜戸神宮のお守りは、ご利益のある縁結びや安産のお守りが多くありますが、ランドセル型の守りや匂いが香る香福守のお守りも含め種類も豊富に揃っています。ぜひ、参拝の記念としても、お土産としてのお守りを渡したりご自身のお守りとしてお持ち帰りくださいね。

また、お守りはもちろん、お神札や絵馬なども家内安全や、商売繁盛、海上安全など海に近い鵜戸神宮ならではのお神札や、シャン絵馬といって、後ほどご紹介するシャンシャン馬道中に関する絵馬も販売されているので、必見です。土鈴もありますよ。

安産の縁起物「おちちあめ」が人気

安産や子供さんの成長祈願のご利益がある鵜戸神宮では、豊玉姫がご出産されたといわれる洞窟にあるお乳岩もそうですが、こちらも有名なお土産であり、おまもりであるおちちあめです。非常に人気が高く、妊娠中の方へ購入をされる方も多くいらっしゃいます。

安産祈願とお子さんの成長祈願を含めて、このおちちあめを目当てに来られる方も多いということです。お乳岩近くの岩清水を使って仕上げたあめですので非常にご利益がありそうですね。一袋のお値段である初穂料は300円ということです。

「鵜戸神宮」の行事

ここからは鵜戸神宮の行事をご紹介させて頂きます。皆さんの中には、シャンシャン馬道中唄という民謡をお聞きになられた方もいらっしゃるかもしれません。このシャンシャン馬道中唄は宮崎県の民謡として全国的にも知られています。

シャンシャン馬道中鵜戸詣り

鵜戸神宮で3月の下旬に開催される行事としてあげられるが、こちらのシャンシャン馬道中鵜戸詣りです。馬を活用することがほとんどない現代で、昔ながらの参拝行事を再現するという非常に楽しい行事となっています。

シャンシャン馬道中鵜戸詣りには、参加者を一般から募集されて、再現を実施されることや、同日には、前述していた、シャンシャン馬道中唄の民謡を唄う大会も実施されていることで、観光の方も多くいらっしゃる行事となっています。

馬に乗った花嫁の宮参りを再現

昔といえど、大正初期まで行われていたこちらのシャンシャン馬道中鵜戸詣りですが、こちらは花嫁をシャンシャンと鳴る鈴のついた馬に乗せて、その馬の手綱を花婿がとり、七浦七峠といわれるほどの難所である道中を歩きます。

新婚夫婦が鵜戸神宮へお参りする風習が、大正初期まで行われていたようで、シャンシャン馬道中唄の中では、宿から晴れ着に着替えて馬に乗った花嫁の手綱を花婿が引き、鵜戸神宮を参った後に、自宅へ帰る様子が唄われています。

シャンシャンは馬の首にかけられた鈴の音

シャンシャン馬道中唄は、今回ご紹介させて頂いている鵜戸神宮へ参詣した新婚夫婦を迎える鈴の飾りの音を表し、シャンシャンといわれているようです。現在は馬で参拝をされる方はおられないのですが、大正初期までは馬での参拝が通常だったようですね。

階段も沢山あり、傾斜も多く、現代でもアクセスに関しては良いとはいえない、こちらの鵜戸神宮ではありますが、パワースポットであることは今も昔も変わらないのではないのかと思わざるおえませんね。

舞楽「蘭陵王」

鵜戸神宮での行事としてこちらも有名な行事となっており、観光の方も多くこられる鵜戸神宮春の縁日大祭で実施される蘭陵王の舞があります。こちらの祭典には昔から五穀豊穣や家内安全を祈願される方々で賑わったといわれています。

毎年2回縁日大祭の終了後に行われる

古来旧暦である3月の祭禮日に実施されるのみであった、こちらの縁日大祭ですが、近年では春と秋の2回に祭典が実施されます。そして、この毎年2回行われる縁日大祭の後に、奉祝行事として舞いが実施されることとなっているのです。

雅楽と舞のコラボが見れる!

時間としては、大体午前11時頃に実施されるのですが、舞楽蘭陵王と獅子舞と豊栄の舞が実施されることが多いようです。雅楽と舞のコラボレーションが素敵であり、昔も今も観光と共に祈願の参拝の方が多くいらっしゃるこの時期は、ぜひ鵜戸神宮へ参りましょう。

「鵜戸神宮」の周辺情報やアクセス

鵜戸神宮のおすすめ場所やお守り、御朱印帳やご利益なども含めて、鵜戸神宮の魅力をたっぷりご紹介させて頂きましたが、ここからは周辺情報や駐車場の情報、アクセス情報なども含めた情報をご紹介していきたいと思います。

参道にある観光施設「三ツ和商店」

年間100万人の方がこられるという鵜戸神宮の門前に位置するのが、こちらの三ツ和商店であり、三ツ和荘です。鵜戸神宮からのアクセスもよく、駐車場も有りますので、鵜戸神宮観光の際にはぜひ時間が許す限り立ち寄って頂きたい場所になります。

店内にはカフェと雑貨店と土産屋

店内にはカフェや雑貨のお店とお土産屋さんがあり、宮崎ゆかりの名品が揃っていることや、お洒落な雰囲気もあるカフェで、ゆっくりと時間を過ごすのも、他の神宮よりも階段の上り下りが多い鵜戸神宮での疲れを癒すことが出来るおすすめスポットです。

「三ツ和商店」の基本情報

名称 三ツ和商店
住所 宮崎県日南市大字宮浦3240番地
開門時間 9:00-17:00
アクセス 伊比井駅から車・バスで15分
宮崎駅から車・バスで60分(宮崎交通日南海岸鵜戸神宮下車)
駐車場
公式HP https://s-and-r.jp/mituwaso_02.html

鵜戸神宮へのアクセス

最後になりましたが、鵜戸神宮のアクセス情報や駐車場の情報についてをたっぷりご紹介させて頂きましょう。アクセスはあまり良いとはいえない立地ですが、都会の近くや安易に行くことが出来る場所にこのような神秘的な場所は存在しないとも思えます。

また、昔は修行をされていた方々が参られていたということもあり、アクセスや駐車場については、現在だからこそ、まだ簡単にいくことが出来るのではないかと、シャンシャン馬道中鵜戸詣りの再現によっても思わされるそのような場所ですね。

JR伊比井駅か油津駅から路線バスで約20分

鵜戸神宮のアクセス情報1つ目はJRの伊比井駅、もしくは油津駅からのアクセスです。まず伊比井駅からは日南行・飫肥行・都井岬行の路線バスへ乗車し約20分となります。次に、油津駅前バスセンターからは宮崎駅・空港駅行の路線バスへ乗車し約20分です。

鵜戸神宮で下車し、そこからは徒歩で10分の位置にありますが、鵜戸神宮は本殿までは階段を下ることや周辺のおすすめスポットの観光を希望される方は、ぜひ歩きやすい靴で参拝くださいね。

車は宮崎ICから国道220号線で約50分

鵜戸神宮のアクセス情報、車でのアクセスは後ほどご紹介させて頂くように鵜戸神宮には駐車場もあり、前述のおすすめスポットである三ツ和商店にも駐車場があったりと、車で行くにも良い場所であると思います。

宮崎ICより国道220号線に出ていただいてから約50分で到着になります。ただし、国道220号線に関しては連続した雨量が170ミリを越えてしまった場合には通行止めとなりますのでご注意ください。その際の迂回路は県道28号線となります。

近くに無料の駐車場が3箇所あり

鵜戸神宮の駐車場は年間100万人の観光の方がこられる場所だけあり、無料の駐車場が近くに3箇所もあります。この3箇所の駐車場の特徴は立地が鵜戸神宮からまずはじめのご紹介は、1番近い駐車場で、社務所から1分程度の50台駐車が出来る駐車場です。

2番目の駐車場は社務所から徒歩約4分で250台駐車が出来る、一番空いているという大型駐車場です。最後の駐車場ご紹介は、社務所からは徒歩15分という場所にありますが、石の階段を上ることが出来たりするので、ハイキングがてら鵜戸神宮に行くにはもってこいです。

「鵜戸神宮」の基本情報

名称 鵜戸神宮
住所 日南市大字宮浦3232
開門時間 6:00-19:00 (4月-9月)
7:00-18:00(10月-3月)
アクセス 伊比井駅から車・バスで15分
宮崎駅から車・バスで60分(宮崎交通日南海岸鵜戸神宮下車)
駐車場
公式HP http://www.udojingu.com/

「鵜戸神宮」に運気を高めに行こう!

パワースポットでもあり、絶景のある景勝地でもあり時間を忘れてしまうほどの神秘的な地、鵜戸神宮のみどころや、御朱印帳についてのお値段やお守りなどや下り階段についてやご利益などもご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。

鵜戸神宮は、昔ながらの行事の再現であったり、唄の大会などの楽しいイベントや可愛い神使であるうさぎのグッズなども含め、今と昔を橋渡ししてくれるように楽しむことが出来る場所であると思いますので、時間に余裕をもって洩れなく観光して頂ければと思います。

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この記事のライター
seikoro
旅行や自然が大好きです。最近はBassを弾いて国内、海外でliveをさせて頂けているのでそんな中での旅情報も盛り込...

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