秋田県にある真人公園は、秋田県横手市増田町亀田にある都市公園（総合公園）です。真人公園の特徴として、桜がとても有名な公園となります。また、総合公園ということもあり、季節ごとに「桜まつり」や「たらいこぎ選手権」などのイベントを行っていたりします。

桜やまつりだけでなく、アスレチックやキャンプ、ザリガニ釣りなどができる施設も多くあります。また、駐車場は、無料で大規模なので、真人公園へのアクセスは、車を使うのがおすすめです。

秋田県にある真人公園は、平成2年に「日本さくら名所100選」に指定された名園となります。なので、秋田県の中でも県内屈指の桜の名所として広く知られています。是非、日本の桜の名所に選ばれた、真人公園に訪れてみてください。

真人公園は、桜がとても魅力な公園となっています。また、真人公園を造園した人物は、とても偉大な方となっています。ここからは、真人公園の魅力を詳しく紹介していきます。

真人公園は、秋田県の標高391メートルの真人山を中心とする公園となります。園内は、4月になるとソメイヨシノ、ヤマザクラなどのサクラが、約2000本咲き、園内を桜の色で染め上げます。また、秋田では、りんごが特産となっていて、この真人公園でもりんごの花が咲きます。

真人公園は、大正天皇の即位記念を称して、1917年に整備されはじめました。そのため、真人公園は、大規模な公園となっていますので、老若男女問わず楽しめる公園となっています。

真人公園の名前の由来は、平安時代中期の武将である「清原真人武則」であると言われています。とはいえ、真人公園と清原真人武則の直接的な関係はありません。ちなみに、造園を手がけたのは、長岡安平となっています。

真人公園の造園を手掛けた、長岡安平は、秋田県内では千秋公園、横手公園などを手掛けました。長岡安平は、日本人初の公園デザイナーで、明治初期から大正にかけて東京府の公園係長などとして活躍しました。

このように、真人公園は、偉大な公園デザイナーに造園された公園なので、とても綺麗な公園となっていること間違いなしです。

真人公園の苑池の周りには、多くの植物が植えられています。真人公園のメインである、桜や名産品である、りんごなど綺麗な花を咲かせる植物ばかりとなっています。

苑池の周りに植えられた桜は、ソメイヨシノ、ヤマザクラなどのサクラが、約2000本植栽されています。例年4月下旬から5月上旬のシーズンに桜が咲き、園内を薄いピンク色で染め上げます。日本桜名所100選に選ばれたことだけはあり、とても壮大な桜が広がっています。

秋田県の特産品とも言えるりんごは、苑池の周りにも植えられています。白いりんごの花は、桜に続いて咲くので、同じ時期に見ることができます。また、りんごを扱ったイベントとして、「ミスりんごコンテスト」というものもあります。

苑池の周りでは、つつじを見ることもできます。つつじも桜と同じく、4月から5月の春先にかけて見かけることができる植物となっています。つつじの形は、漏斗型の特徴的な形となっており、一目で分かりやすい花となっているので、簡単に見つけることができるでしょう。

春の風物詩である梅も苑池の周りに植えられているので、見ることができます。梅は、桜などよりも少し早めである、2月から4月に見頃となります。花の形は、桜ととても似ていて、見分けはつきにくいでしょう。色は、白、ピンク、赤の3種類です。

苑池の周りに植えられている、あやめは桜などよりも遅めの5月中旬あたりの時期に見頃となります。高さ40-60cm程度で、花の色は、紫色、まれに白色の時があります。とても紫が濃く綺麗な色なので、5月に真人公園を訪れた際には、あやめを探してみてください。

真人公園は、佐々木康監督の映画「そよ風」のロケ地でした。映画「そよ風」は、リンゴの普及と、そのイメージアップに大きく貢献した映画となりました。真人公園では、映画「そよ風」の主題歌及び挿入歌がヒットしたことによる記念碑などが建てられています。

真人公園には、映画「そよ風」の主題歌及び挿入歌が大ヒットしたことを機に、記念碑を作りました。それが、リンゴの唄の碑です。リンゴの唄の碑は、リンゴの形の碑となっています。

並木路子先生顕彰碑は、映画「そよ風」の主題歌「リンゴの唄」を歌った並木路子さんの記念碑です。この記念碑は、増田町名誉町民になられた並木路子さんへの感謝の気持ちを込めて、作られたものとなります。

真人公園で行われるイベントは、主に桜と名産品のりんごが主役のイベントとなっています。イベントの時期も4月だったり、8月だったりと一つの時期にまとまっていないので、一年中楽しめるイベントが多くあります。

真人公園で行われる桜まつりは、桜メインのまつりとなっています。特に、まつり期間の夜は、桜がライトアップされて、綺麗なのでおすすめです。開催時期は、4月下旬から5月上旬になります。

桜まつりの醍醐味である2000本の桜が見頃を迎える時期に、桜まつりは行われます。昼に見る桜もとてもダイナミックで綺麗ですが、夜になると、2000本の桜がライトアップされて、さらに綺麗に見えます。

真人公園の桜まつりは、桜が開花する時期に開催されます。なので、桜まつりでは桜がその年で一番美しい時期に見ることができます。

桜まつり期間中は、夜になると桜の通りにぼんぼりが点灯します。ぼんぼりと桜は和風の趣をとても感じることのできる組み合わせで綺麗です。

桜まつりの夜は、ぼんぼりによるライトアップにより桜がとても綺麗です。ぼんぼりにより川に投影された桜は、さらに綺麗で、感動するでしょう。カメラを撮るのが好きな方に、桜まつりの夜桜は、とてもおすすめです。

真人公園のまつりである、たらいこぎ選手権とは、口径90cm、深さ40cmのたらいに乗り、そのたらいで川を泳いで競争をする競技です。競技が行われる時期は、基本的に4月下旬で、桜まつりが行われている時に、並行して行われます。

たらいこぎ選手権が、なぜ、増田町が名物かというと、増田町は、昔から酒造りが盛んな地域となっていました。

明治から大正にかけて、五軒の酒屋があり、タガが緩まないように池に浮かべていた、酒造り用のタライに、酒屋の若者が遊び半分で乗って速さを競ったのが、始まりと言われてます。そのため、たらいこぎ選手権は、増田町名物となったわけです。

真人公園の祭りである、たらいアスロンは、たらいこぎ・自転車・ランニングで、速さを競うたらいこぎのトライアスロン版となっています。

たらいアスロン当日は、地域の人だけでなく、県外からもやってくるので、大変賑わうまつりとなっています。たらいアスロンが行われる時期は、毎年8月中旬となります。

真人公園のまつりである、ミスりんごコンテストは、真人公園りんごまつりの中にある、イベントの一種です。内容は、ミスりんごコンテストは、秋田の女性が集まり、審査員に自己PRをして、一番評価が高かった人が、コンテストに優勝できる仕組みとなっています。

このミスりんごコンテストがある、真人公園りんご祭りでは、他にもりんごの唄コンテストやりんごの皮むき競争、抽選会など多くのイベントが行われています。

ミスりんごコンテストの内容から分かるように、秋田県はりんごが名産品となっています。また、映画「そよ風」により、りんごの普及とイメージアップがされ、秋田のりんごのイメージは、さらに強くなりました。

真人公園では、とてもたくさんの施設があります。公園にある一般的な遊具を始め、夏にはキャンプを楽しむことができます。真人公園では、子供はもちろん、大人も楽しめる施設もたくさんあるので、是非、ご家族で訪れた際は、お子様と一緒に楽しんでみてください。

真人公園では、アウトドアで楽しめるコンテンツが多くあります。例えば、お子様でも楽しめる遊具や少しハードなアスレチックである、フィールドアスレチックなど、また、大人の方は、テニスコートでテニスをするのも良いでしょう。このように、真人公園では、年齢関係なくアスレチックなどを楽しむことができます。

真人公園では、たまに野外ステージをやることがあります。芝生広場の近くにステージはあります。2018年を例にあげると、M t Mato B and F esという野外ステージが行われました。

真人公園の芝生広場には、すべり台やブランコなどの子供用の遊具があります。桜の時期に、桜の元、すべり台などの遊具で遊ぶのは、子供にとって、とても楽しいと思います。是非、お子様がおられる方には、この真人公園に連れてきてあげてください。

真人公園の遊歩道は、飽きることのない道となっています。桜の時期になれば、桜の道が続き、露店もでています。遊歩道は、真人山まで続いており、とても楽しめる遊歩道となっています。また、遊歩道では、地元の人も散歩やウォーキングなどの運動をしている人もおり、とても爽やかな良い雰囲気の遊歩道となっています。

真人公園には、テニスコートがあります。暖かい時期に桜を近くに、テニスをするのは、とても清々しい気分になれること間違いなしです。是非、暇な日に友達や家族を誘って、真人公園でテニスコートを借りてテニスをしてみてください。

真人公園では、フィールドアスレチックがあります。フィールドアスレチックといえば、子供が楽しむものだという認識がありますが、大人でも楽しめるようです。

大人でも息を切らすほどのハードなものとなっているので、子供だけでなく、大人の方も是非、お子樣と一緒に真人公園のフィールドアスレチックを楽しんでみてください。

真人公園でその他の遊べるスポットとして、ボートがあります。ボートは、沼で乗ることができます。カップルの方など、乗ってみてはいかがでしょうか？

真人公園には、キャンプ場もあります。キャンプ用設備は、炊事場、木製ベースなどがあり、本格的なものとなっています。なので、泊まりがけで真人公園の自然を楽しむことができます。

夏といえばキャンプですよね。真人公園のキャンプ場は、夏の少し前からキャンプ場を運営しています。営業時期は、5月1日から10月31日までとなっています。真人公園のキャンプ場は、設備もとても充実しているので、是非、暖かい時期になったら、キャンプをしに、真人公園を訪れてみてください。

真人公園では、池でザリガニ釣りをするのが、とても人気があります。ザリガニ釣りがある施設は、あまり他では見かけないので、ザリガニ釣りを体験するために、真人公園を訪れる価値はとてもあります。ザリガニ釣りの釣り場は、ほぼ常に人がいるほど人気のスポットで、子供から大人まで楽しめるものとなっています。

釣ったザリガニは、持って帰ることもできるので、是非、大きなザリガニを頑張って釣り上げてくださいね。もし、小さなザリガニを釣った方は、ザリガニが成長して大きくなって、次の人が楽しめるように、リリースしてあげてくださいね。

ザリガニ釣りに必要な道具である竿は、非常に簡単に作ることができます。竿の作り方は、小枝に糸を付けるだけです。エサは、煮干しやイカを付けると良いでしょう。特にイカは、大型のザリガニに対して食いつきがとても良いエサとなります。ザリガニ釣りをする場合は、エサの種類を色々試してみましょう。

真人公園には、駐車場があったり最寄駅やバスが通っていたりと、アクセスが比較的しやすい場所となっています。特に駐車場は、とても良心的な駐車場なのでおすすめです。ここからは、真人公園へのアクセスに関して詳しく紹介していきます。

真人公園へのアクセス方法は、真人公園の最寄駅であるJR十文字駅から、バスで15分のところにある「真人公園入口」で降り、徒歩5分で真人公園に着きます。バスなどに乗ったりと少し、最寄駅から遠いですが、是非、真人公園に訪れてみてください。

真人公園には、駐車場があります。停めることができる車の数は250台で、公園としては、大規模な駐車場となっています。なので、桜祭りなどのイベント以外の日なら、車を停めることに困ることは、ほぼないでしょう。

真人公園の駐車場利用料金は無料となっています。料金が無料の駐車場は、今の時代あまりないので、金銭的に優しいですよね。なので、遠方から真人公園を訪れたいと思っている方は、車で訪れることをおすすめします。

ここまでで、秋田の真人公園について紹介してきました。真人公園は、桜で有名な公園となっています。また、年中、まつりが盛り沢山なので、人で多く賑わう場所となっています。

真人公園では、アスレチックやキャンプの設備も充実していて、アスレチックでは、子供から大人まで、幅広い年齢層にうけるアスレチックとなっています。

キャンプでは、真人公園にキャンプ場があるので、桜が終わった時期の次には、キャンプをするために多くの人が訪れます。是非、真人公園でキャンプをして、自然を楽しんでみてください。

真人公園を訪れる場合は、駐車場が無料で大規模なので、車で訪れることをおすすめします。今の時代で駐車場が無料の所は、あまりないので金銭面にも優しく、ありがたいですね。