「唐津城」は桜や藤の花が美しい名城!御朱印やアクセス&駐車場を解説!

唐津城は唐津のシンボルです。桜や藤が開花し見頃になると多くの花見客で賑わいます。毎晩ライトアップも行われています。斜めに動く珍しいエレベーター、最近話題の御朱印の頒布もあります。天守閣からは虹の松原の絶景も楽しめる、唐津城の魅力をご紹介します。

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目次

  1. 1「唐津城」とは
  2. 2「唐津城」の特徴
  3. 3「唐津城」の見所
  4. 4「唐津城」周辺の観光スポット
  5. 5「唐津城」周辺のおすすめランチ
  6. 6佐賀県唐津市のシンボル「唐津城」に行こう!

「唐津城」とは

唐津城(からつじょう)は、佐賀県唐津市街北部、松浦側が唐津湾に注ぐ左側の岸に建っています。天守閣を鶴の頭に見立て、松浦側の右側に虹の松原が広がり、鶴が羽を広げたように見えるので、舞鶴城という別名も持つ、日本百名城にも選ばれた城です。

唐津湾に突き出た、満島山に唐津城の本丸があり、西側に二の丸、三の丸が配置されています。北側が唐津湾に面した海城で海から直接石垣がそびえ立っています。現在の天守閣は昭和41年(1966年)に建てられたもので、毎晩ライトアップされる唐津のシンボルです。

桜や藤の花が美しい名城!

唐津城は花の名所としても知られています春の桜と藤は特に有名で、開花を待ちわびるように観光客が詰めかけ、見頃になった花を楽しむ光景が毎年見られます。唐津城は毎晩ライトアップも行われていて、最近人気の御朱印も発行しています。

「唐津城」の基本情報

住所 佐賀県唐津市東城内8-1
電話番号 0955-72-5697
開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時40分まで)
休館日 12月29日~31日まで
拝観料金 一般(15歳以上)1人500円(400円)
小・中学生1人250円(200円)
<有料エレベーター>
一般(15歳以上)一人片道100円、子供50円
アクセス JR唐津線・唐津駅から徒歩15分
駐車場 あり 有料
参考サイト http://karatsu-bunka.or.jp/shiro.html

アクセス方法&駐車場情報

唐津城へのアクセス方法は、JRを利用する場合は、JR唐津駅で下車、徒歩15分です。車でアクセスする場合は、西日本高速道路多久料金所から、車で40分です。

駐車場は、東城内駐車場を利用します。普通自動車(170台)駐車可能です。駐車料金は、1時間以内100円、1時間~2時間300円、2時間以上400円、(夜間料金は一律300円)となっています。

観覧料金&有料エレベーター情報

唐津城の拝観料金は、一般(15歳以上)1人500円、小・中学生1人250円です。エレベーターがあり、ご年配や体の不自由な方に便利です。エレベーターの料金は、一般(15歳以上)片道1人につき100円、小・中学生 片道1人につき50円です。

唐津城のエレベーターは、斜行エレベーターと呼ばれる、斜めに移動するエレベーターです。見た目は普通のエレベーターですが、エレベーターのドアから壁が斜めに動く様子が見え、不思議な感覚の乗り心地だそうです。珍しいエレベーターに挑戦してみてください

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「唐津城」の特徴

佐賀県にある唐津城は、唐津市のシンボルで、舞鶴城とも呼ばれ、日本百名城にも選ばれている名城です。花のお城としても有名で、桜や藤が特に美しく、開花を待ちかねるように花見客が訪れ、見頃の時期には大勢の観光客で賑わいを見せます。

唐津城は、豊臣秀吉の家臣、寺沢志摩守広高が築城しました。慶長7年 (1602年)から7年をかけ、九州の諸大名の力を借りて完成したと言われています。秀吉が朝鮮出兵の本拠地として建てた、名護屋城取り壊しの際の資材を用いたと言われています。

特徴①佐賀県唐津市のシンボル

唐津城は舞鶴城とも呼ばれ、唐津のシンボルとなっています。桜や藤が開花し見頃には花見客でにぎわいます。夏の花火大会やライトアップなども行われ、多くの観光客で賑わいます。唐津城の周辺には、多くの観光スポットも点在し、人気の観光地となっています。

特徴②唐津城の歴史は戦国時代まで遡る

唐津城は、江戸時代初期、慶長7年(1602年)から慶長13年(1608年)にかけ築城されました。豊臣秀吉の家臣だった、寺沢志摩守広高が、7年を費やして築城したと言われます。豊臣秀吉は、天下統一後朝鮮へ出兵の本拠地として、唐津鎮西町に名護屋城を建てました。

秀吉の死後、名護屋城は取り壊しとなり、その際の解体資材を使って唐津城が建てられたと言われています。唐津城築城の際、それまで東唐津側と地続きだった.満島山を切り離し、松浦川が唐津城の横から唐津湾に注ぐよう流路を変更しました。

唐津城は九州諸大名の力を借りて築城しました。柳川堀、佐賀堀、肥後堀、薩摩堀というように、協力した大名の領地名が堀の名前として残っています。広高死後、子供の堅高が城主となりますが、天草の乱が勃発し、責任を取らされ天草領地を没収、自害してしまいます。

堅高は、世継ぎがなかったため、寺沢家は断絶となってしまいました。その後次々と城主が変わり、明治維新を迎えます。明治維新の廃藩置県により、唐津城の建築物は全て取り壊され、舞鶴公園として開放されました。

天守閣がなかった?

唐津城は、本丸、二の丸、三の丸で構成されています。二の丸に藩庁御殿、三の丸は侍屋敷でした。唐津城では天守は天守台までしか建築されなかったと言われています。築城当初には天守閣があったと言われることもありますが、確認できる資料が残っていません

現在の天守閣は当時の天守を想定して、昭和41年(1966年)に建築されたものです。天守閣がなく、天守台のみのお城は他にもたくさんあります。日本全国で現存している天守閣は12基のみです。

特徴③御朱印も発行している

唐津城では御朱印を発行しています。一般にお城で発行する御朱印は御城印と呼ばれますが、唐津城では御朱印と呼んでいます。唐津城の御朱印は、初代寺沢氏をはじめ、歴代藩主の家紋がデザインされた書き置きの御朱印です。日付が入っています。

唐津城御朱印は、料金が1枚200円(税込)で、唐津城天守閣1階の売店で購入できます。唐津城御朱印の売り上げの一部は、熊本城の復興のために寄付しているそうです。

特徴④唐津城ならではのお土産も多数

唐津城では、唐津城天守閣北側に売店があり、唐津のお土産を買うことが出来ます。種類も豊富に揃っています。唐津は和菓子が有名です。江戸時代から続く「大原老舗」の「松露饅頭」は唐津銘菓として有名です。唐津城の形の「お城饅頭」もあります。

お菓子の他にも、唐津城グッズや歴代藩主の家紋入りの文具など、バラエティーに富んだ品ぞろえの唐津城売店で旅のお土産を探してみましょう。唐津城売店の外からは、虹の松原などの眺めも楽しめます。登城記念に御朱印も授かると良いでしょう。

「唐津城」の見所

唐津城は豊臣秀吉の家臣だった寺沢広高が、7年をかけて築城しました。唐津のシンボルとして愛され、桜や藤が開花し見頃には、地元住民を始め多くの観光客で賑わいます。ライトアップでは幻想的な唐津城が夜の闇に映し出されます。唐津城の見どころをご紹介します。

見所①天守閣の展望台

唐津城の見どころ、最初は「天守閣の展望台」です。唐津城にはもともと天守閣はなかったと言われています。現在の天守閣は、当時の天守を想定して、昭和41年(1966年)に建築されたものです。5層5階の模擬天守が築かれ、門と櫓も同時に再建されました。

唐津城の天守閣からは、360度素晴らしい景色を眺める事が出来ます。松浦潟の全景、虹の松原、唐津発電所、参拝すると宝くじが当たると噂される宝当神社がある高島も見えます。心地よい風に吹かれ、藩主気分を味わう事が出来ます。

見所②歴史が学べる天守閣内部

唐津城の見どころ、次は「歴史が学べる天守閣内部」です。唐津城天守閣内部は、1階が観光案内と体験フロア、2階が唐津の歴史フロア、3階が唐津焼フロア、4階が交流・休憩フロア、5階が展望フロアとなっています。歴史資料が展示され歴史を学ぶ事が出来ます。

見所③桜や藤に花火などのイベント

唐津城では「桜や藤に花火などのイベント」も見所のひとつです。唐津城の桜は、開花し見頃になると佐賀県で3位の人出があるお花見スポットです。唐津城の周りをぐるりと桜が咲き誇り、青い海、白いお城とのコントラストが絶景です。情緒あふれる風景を楽しめます。

唐津城舞鶴公園の藤も有名です。藤は樹齢100年を超え、市の天然記念物に指定されています。藤棚の面積は約500㎡で花房の長さは1.3m、5万を超える藤が咲き誇り、開花から見頃まで多くの花見客で賑わいます。

花火大会は例年7月中旬に行われます。ライトアップされた唐津城をバックに、大輪2尺玉や500mナイアガラ他、などさまざまな花火が唐津の夜空を美しく彩ります。

桜や藤の開花や見頃はいつ?

唐津城の桜の開花は、例年3月下旬頃、見頃は3月下旬から4月上旬ごろになります。ライトアップされた唐津城と桜のコントラストが見事です。藤の開花は4月下旬頃、見頃は4月下旬から5月上旬になります。

見所④幻想的なライトアップ

唐津城の見所には「幻想的なライトアップ」もあります。唐津城では、毎晩ライトアップを行っています。夜の闇に浮かび上がる唐津城は幻想的です。桜の見頃の時期や花火大会などは、素晴らしいフォトスポットとなります。ライトアップは日没から22:00までです。

「唐津城」周辺の観光スポット

唐津城周辺には有名な観光スポットも点在します。江戸時代は唐津藩の城下町として賑わい、明治時代以降は、石炭の積出港として大変栄えました。400年以上の歴史を持つ唐津くんちでは、街を練り歩く豪華絢爛な曳山が有名です。唐津の観光スポットをご紹介します。

観光スポット①旧高取邸

唐津城周辺の観光スポット、最初は「旧高取邸」です。旧高取邸は、炭鉱王として有名な、高取伊好(たかとりこれよし1850~1927)の大邸宅です。約2300坪の広大な敷地に、近代和風建築の、大きな2棟の建物があります。国の重要文化財に指定されています。

和と洋が織り成す美しい近代和風建築ですが、大広間には能舞台が設けられているという、石炭王の美学が詰め込まれた、ユニークな建物です。杉戸絵や欄間などの意匠も豪華で、見どころのひとつです。

住所 佐賀県唐津市北城内5番40号
電話番号 0955-75-0289
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌日休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)
入場料金 一般(15歳以上)1人520円(410円)
小・中学生 1人260円
アクセス 唐津城から徒歩5分
駐車場 旧高取邸駐車場
※旧高取邸入館者は1時間無料
参考サイト http://www.karatsu-bunka.or.jp/kyutakatoritei.html

観光スポット②河村美術館

唐津城周辺の観光スポット、次は「河村美術館」です。佐賀県初の私立美術館で、自慢の所蔵品は、28歳で夭折した、九州の生んだ天才画家、青木繁(1882~1911)の作品を20点で、常設展示しています。絶筆といわれている「夕焼けの海」は圧巻です。

他に、東洋美術展示室、西洋美術展示室、企画展示室があり、洋画の他、日本画や陶磁器、日本刀など多岐にわたる所蔵品を展示しています。土日祝日のみの開館です。

住所 〒847-0015 佐賀県唐津市北城内6-5
電話番号 0955-73-2868
開館時間 AM10:00~PM5:00(入館はPM4:30まで)土日祝日のみ営業
休館日 毎週月曜日(休日の場合は、その翌日)
年末年始
観覧料金 大人500円、大・高生400円、中・小生無料
アクセス 唐津城から徒歩7分
駐車場 あり
公式サイト http://www.kawamura.or.jp/index.html

観光スポット③曳山展示場

唐津城周辺の観光スポット、3番目は「曳山展示場」です。唐津神社の秋まつりは、唐津城築城前、古い時代から行われていました。曳山くんちは貴重な町人文化として、苦難に耐え守り継がれ、「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録が決まりました

「唐津くんち」は、毎年11月3・4日に行われます。2日の夜は宵曳山で、提灯に彩られた14台の曳山の華麗な巡行が展開されます。曳山展示場では、豪壮な曳山を間近で見学することが出来ます

住所 唐津市西城内6-33
電話番号 0955-73-4361
開館時間 9:00~17:00
定休日 12月29日~31日 12月第1火・水曜日
入場料金 一般(15歳以上)1人310円
小・中学生1人150円
アクセス 唐津城から徒歩11分
駐車場 あり
参考サイト http://www.karatsu-bunka.or.jp/hikiyama.html

観光スポット④虹の松原

唐津城周辺の観光スポット、最後は「虹の松原」です。幅400~700m、約4.5㎞にわたって、唐津湾海岸に続く松原です。唐津城からも良く見えます。400年前、唐津藩主寺沢志摩守が、潮風や砂から農地を守るために植林を行い、大切に守られてきた松原です。

三保の松原(静岡県)、気比の松原(福井県)と共に、日本三大松原に数えられていて、唯一国の特別名勝となっています。百万本と言われる松の木は全てクロマツです。

所在地 〒847-0017  佐賀県唐津市浜玉町
料金 無料
アクセス JR虹の松原駅からすぐ
唐津城から徒歩20分
駐車場 あり 無料
参考サイト https://www.city.karatsu.lg.jp/bu
nka/tanbo/shizen/matsubara.html

「唐津城」周辺のおすすめランチ

桜や藤が開花し見頃になると、大勢の花見客で賑わう唐津城、ライトアップも毎晩行われています。唐津城の周りは観光スポットがたくさんあります。観光地を回ったら、美味しいランチも味わいたいですね。唐津城周辺のおすすめランチをご紹介します。

おすすめランチ①鮨処つく田

唐津城周辺のおすすめランチ、最初にご紹介するのは「鮨処つく田」です。ミシュラン二つ星の、佐賀県を代表するお寿司屋さんです。こぢんまりとした店内で、大将が一人で応対してくれます。ランチは握り鮨一人前6,000円、つまみ(3品)と握り鮨9,000円のみです。

住所 佐賀県唐津市中町1879-1
電話番号 0955-74-6665
営業時間 12:00~14:00(最終入店13:30)
18:00~22:00(最終入店20:00)
定休日 月曜日
ランチ予算 6,000円~
アクセス JR筑肥線唐津駅から徒歩5分
唐津城から徒歩14分
駐車場 なし
公式サイト http://tsukuta.9syoku.com/

おすすめランチ②からつバーガー

唐津城周辺のおすすめランチ、次にご紹介するのは「からつバーガー」です。50年以上の歴史を持つという、ご当地B級グルメです。虹の松原駐車場で営業していて、週末などは行列が出来るほどの人気です。駐車中の車まで、運んで来てくれたりすることもあるそうです。

住所 佐賀県唐津市虹ノ松原
電話番号 0955-70-6446
営業時間 10:00~20:00
定休日 年中無休
平均予算 ~1,000円
アクセス JR筑肥線東唐津駅から徒歩20分
唐津城から徒歩30分、車で5分
駐車場 あり
参考サイト https://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41000364/

おすすめランチ③キャラバン

唐津城周辺のおすすめランチ、最後は「キャラバン」です。以前ミシュラン一つ星を獲得したこともある、佐賀牛を提供する鉄板焼きのお店です。こだわりぬいた食材と、マスターのパフォーマンスが見どころの絶品レストランです。

その日仕入れた肉の良い部分から、早く来た客に提供されていくそうで、予約してなるべく早くお店に到着し、カウンター席で食事をするのがおすすめだそうです。ランチは土日祝日のみです。

住所 佐賀県唐津市中町1845
電話番号 0955-74-2326
営業時間 11:30~15:00(L.O14:30)
18:00~22:00(L.O20:30)
定休日 火曜日
ランチ予算 1,000円~2,000円
アクセス 唐津駅から徒歩5分
唐津城から徒歩15分
駐車場 中町にある田中駐車場を利用。会計後駐車券配布。
公式サイト https://ca1979.com/

佐賀県唐津市のシンボル「唐津城」に行こう!

唐津城は唐津のシンボルです。桜や藤が開花すると、大勢の花見客で賑わい、古くから人々に愛されて来ました。斜めに動く珍しいエレベーターに乗って、天守閣へ登れば、雄大な唐津湾の眺望が広がっています。美しい唐津城へ城主気分を味わいに出かけましょう

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この記事のライター
ORANGE77
旅行大好きです。特に博物館や神社仏閣巡りが好きです。歴女というほどではありませんが、日本史、世界史にとても興味があ...

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