天然記念物「象潟」の九十九島は水田の黄金の絶景が!道の駅や観光情報!

象潟は秋田県を代表する国の天然記念物です。この記事では九十九島の黄金の絶景や蚶満寺などの観光名所を紹介するだけでなく、道の駅「ねむの丘」で堪能できる温泉や、牡蠣やラーメンなどのランチ&グルメスポット、周辺の居酒屋まで、象潟をもっと楽しめる情報をお届けします。

天然記念物「象潟」の九十九島は水田の黄金の絶景が!道の駅や観光情報!のイメージ

目次

  1. 1天然記念物「象潟」とは
  2. 2象潟の九十九島は国の天然記念物
  3. 3道の駅象潟「ねむの丘」に行ってみよう!
  4. 4道の駅象潟「ねむの丘」グルメ紹介
  5. 5道の駅以外のグルメも堪能!
  6. 6象潟の九十九島は国の天然記念物
  7. 7黄金の絶景を見逃さないようにしよう!

天然記念物「象潟」とは

象潟は、秋田県に存在する天然記念物です。大きな田園の範囲の中に小さな島々が浮かぶようにして存在しており、その景色の美しさから多くの観光客が訪れます。

この記事では秋田県の象潟に関して、九十九島の紹介から蚶満寺や温泉などの観光情報を取り上げます。また、道の駅で食べられる牡蠣やラーメンなどのランチ&グルメ情報も取り上げます。ぜひ秋田県の観光の際には参考にしてみてください。

黄金の大地に浮かぶ島々!

象潟の大きな田園の範囲内のことを「九十九島」と呼びます。このエリア一帯が国の天然記念物に指定されています。九十九島を秋に訪れると、育った稲のおかげでまるで黄金の大地に島々が浮かんでいるような光景を楽しめます。

象潟の九十九島は国の天然記念物

象潟の九十九島は、その歴史的価値の高さや景色の美しさから国の天然記念物に指定されています。国によってその価値を認められ、保護すべき地域であると定められています。

松尾芭蕉や能因法師などの歌人が訪れた絶景

象潟の九十九島は、「奥の細道」で有名な松尾芭蕉や、詠んだ歌が百人一首にも選定されている平安時代の歌人・能因法師が訪れた絶景として知られています。

東の松島、西の象潟

松島といえば、日本三景にも選ばれている宮城県の観光スポットです。実は象潟はかつて松尾芭蕉らによって「東の松島、西の象潟」と評価されるほど綺麗な海に浮かぶ島々を一望できるスポットでした。

象潟の九十九島の歴史は?

実は象潟の「九十九島(くじゅうくしま)」は、具体的に特定の島を指している名称ではありません。大きな田園の中に小さな島々が点在するように見える、象潟がもつ独特な風景を指して「九十九島」と呼ばれているようです。

島の原型は岩の塊

象潟の九十九島の原型がつくられたのは、紀元前466年までさかのぼります。紀元前466年に鳥海山で大規模な崩壊が起こり、岩が海の中に流れ込んでいきました。やがてそれは特殊な形の入り江を形成し、象潟と呼ばれる絶景を創り出したと言われています。

かつては湖に浮かんでいた

象潟は、かつて松尾芭蕉らが訪れた頃は浮かんでいる1つの大きな島でした。地震によって地面が隆起したことで陸地になり、現在では大きな田んぼの中に小さな島々のような岩が浮かぶようにして存在しています。

すべての島に名前がある

象潟の大きな特徴として、大小関わらず九十九島の海域内に浮かんでいる小さな島々それぞれにすべて名前がついていることが挙げられます。実際に浮かんでいる島の数は99ではなく208だそうで、すべて覚えるのは至難の業です。

観光におすすめの島は?

象潟の九十九島の海域内に浮かんでいる島々にはそれぞれ名前がついています。しかし、すべての島の名前を把握して観光するのはとても難易度が高いです。九十九島の中で観光におすすめの島をピックアップして紹介します。

能因島

平安時代の有名な歌人・能因法師の名前がつけられた能因島は象潟観光には欠かせない島と言えるでしょう。能因法師はあまりの景色の美しさに見惚れ、その後3年間も象潟の地に住んだと言われています。

象潟の九十九島にある蚶満寺に行ってみよう!

象潟の九十九島の絶景を楽しんだ後にぜひ訪れてほしいスポットが蚶満寺です。蚶満寺は現在曹洞宗のお寺として存在しており、観光客にも人気があります。かつては象潟の風景を見ることができる名所と知られた蚶満寺について、詳しく紹介します。

歴史は?

蚶満寺の歴史は非常に古く、853年までさかのぼります。東北にさまざまなお寺を開いたことで知られる慈覚大師によって、蚶満寺はもともと天台宗のお寺として建てられました。その後江戸時代に蚶満寺は曹洞宗に改宗したようです。

絶景スポット!

松尾芭蕉ら文人が楽しんだかつての風景を蚶満寺から見ることはできなくなってしまいましたが、今でも蚶満寺は絶景スポットとして知られています。さまざまな自然に囲まれているお寺は神秘的な趣があり、海外の観光客からも非常に評判が良いそうです。

重厚な造りの山門

蚶満寺の山門は、日本全国に点在する寺院の中でも非常に重厚な造りをしています。金剛力士像も安置されており、迫力満点です。観光客が増える時期になると、山門周辺は多くの人々であふれます。

江戸中期のもの?

蚶満寺自体は853年に建立されたものですが、この重厚な造りの山門は江戸時代中期に造られたものではないかと推察されています。これだけ立派な山門が江戸時代に造られていたということで、当時から蚶満寺は非常に格式の高いお寺であると考えられていたのだと考えられています。

道の駅象潟「ねむの丘」に行ってみよう!

象潟観光の際は、九十九島や蚶満寺だけでなく道の駅「ねむの丘」にも絶対に足を運ぶべきです。道の駅「ねむの丘」にある展望台や温泉だけで1つの観光スポットのような満足感が得られます。

ここからは道の駅「ねむの丘」で堪能できる温泉や展望台の情報や、秋田県の漁港で水揚げされた濃厚な牡蠣などのグルメ情報を紹介します。

展望塔から象潟の九十九島を一望!

象潟の道の駅「ねむの丘」は、通常の道の駅とは一線を画す大きさの、6階建ての建物です。道の駅「ねむの丘」の6階には展望塔があり、象潟の黄金に輝く絶景を一望できます。

展望塔は360度ガラス張り

道の駅「ねむの丘」の6階の展望塔のフロアは360度ガラス張りです。パノラマ撮影を行うことで、象潟の絶景を1枚に収めた幻想的な写真を撮影できるスポットとして人気があります。

日本海や鳥海山も見える

道の駅「ねむの丘」の展望塔は高さも十分あるので、象潟の絶景を引き立てる日本海や鳥海山まで見渡すことができます。そのため写真家の方々もよく訪れる観光スポットとして人気があります。

道の駅には温泉施設もある!

360度象潟の絶景を堪能できる展望塔のほかにも、道の駅「ねむの丘」には様々な施設が入っています。その中には観光客には嬉しい温泉施設もあります。ここからは「ねむの丘」の温泉施設について、その詳細を取り上げます。

展望温泉「眺海の湯」

道の駅「ねむの丘」にある展望温泉「眺海の湯(ちょうかいのゆ)」は、秋田県内の温泉の中でも上位に食い込むほどの人気を誇る名湯です。日本海を一望できる圧巻の眺めは、観光での疲れも吹っ飛ぶ絶景です。

ここからは道の駅「ねむの丘」にある展望温泉「眺海の湯」について、泉質や効能などお湯の成分の詳細や、営業時間や料金案内などの基本情報について取り上げます。また、ぜひおすすめしたい足湯も紹介します。

泉質は?

「眺海の湯」の泉質は、ナトリウムを主成分とする塩化物泉です。温泉の塩分濃度が高いため、汗の蒸発を防ぎ保温効果が非常に高いのが特徴です。体の内部までしっかりと温めることができるため、出た後も湯冷めしにくいのがポイントです。

また「眺海の湯」はお年寄りが入浴することにも適した温泉です。温泉は泉質によっては湯あたりや副作用を引き起こしやすいものもあります。しかし「眺海の湯」の作用は緩やかで、年配や病み上がりの方でも安心して利用できるのだそうです。

期待できる効能は?

「眺海の湯」の温泉には、基本的な疲労回復・血行促進のほかにさまざまな効能があります。まず切り傷や火傷などの外傷や、皮膚病や婦人病などの病気に適応しています。また、神経痛や筋肉痛、消火器病なども改善する傾向にあるようです。

営業時間と料金案内

「眺海の湯」の営業時間は9:00~21:00なので、朝から夜まで自分の好きな時間に利用することが可能です。また90分間で大人350円・子供200円と非常にリーズナブルな料金で利用することができます。

また、「眺海の湯」では1日券も販売しており、価格は大人500円・子供300円です。2回以上温泉に入浴するだけでお得になるので、複数回温泉を利用したいという方にはこちらの1日券がおすすめです。

足湯もおすすめ

また「ねむの丘」には無料で利用できる足湯「あしほっと」があります。50人が同時に利用できるほどの広さのある足湯で、歩いて疲れた足をゆったりと休めることができます。「眺海の湯」を利用しない方でも足湯にはぜひ入ってみることをおすすめします。

困ったらにかほ市観光拠点センター「にかほっと」

慣れない象潟観光で困ったことがあれば、ぜひ道の駅「ねむの丘」の内部にある観光拠点センターにかほっとに立ち寄ってみてください。象潟観光のメインとなる九十九島・蚶満寺などの観光スポットの情報を手に入れることができます。

また、美味しいラーメンや牡蠣が食べられるランチ&グルメスポットや、周辺で利用できる居酒屋の情報まで、さまざまなお店も紹介されています。

設備は?

観光スポット情報や、ランチや居酒屋探しにも使えるにかほっとですが、遠方から訪れた観光客に便利な設備を多数取り揃えています。一部ではありますが、にかほっとで利用できる便利な設備を紹介します。

設備①屋外各種広場

にかほっとの屋外には、グラウンドゴルフも楽しめるほどの広さがある多目的広場や、子供たちも安心して遊べるふれあい広場など、各種広場も非常に充実しています。

設備②EV充電器

EV充電器とは、電気自動車のための充電器のことです。にかほっとでは近年普及しつつある電気自動車のための充電器も用意されています。にかほっと自体の営業時間に関わらず、こちらの充電器は24時間利用することが可能です。

設備⓷無料Wi-Fi

にかほっとでは、館内全域で利用できる無料Wi-Fiを提供しています。ただし、利用するためには事前にフレッツ光wi-fiへの登録を済ませておく必要がありますので、注意してください。

設備④駐車場

にかほっとは道の駅「ねむの丘」と併設するように建てられており、建物前には広々とした駐車場があります。こちらの駐車場は約350台もの車が駐車可能で、観光向けに大型バス向けの駐車スペースもあるため、安心して利用することができます。

設備⑤休憩所

にかほっと内のフードコートは、約100人が座れるほどの広さがあります。こちらのフードコートは食事だけでなく、観光客が休憩する場所としても利用できるようです。

才の神神社でお参りしよう!

また「ねむの丘」の1階には小さな神社が建てられています。こちらの神社の名前は「才の神神社(さえのかみじんじゃ)」と呼ばれています。御神体やそのご利益について、詳しく紹介します。

御神体は才の神

祀られている御神体は才(さえ)の神と言い、男性の象徴を石でかたどったような形をしています。才の神は崇神天皇の代までさかのぼる神様で、叡智の神様とも呼ばれているようです。

御利益は?

才の神神社の御神体である才の神は、物事の道を問えば行き方を指し示してくれる神様です。婦人病や安産・子孫繁栄が主なご利益ですが、道祖神として旅行中の安全というご利益もあるようです。

道の駅象潟「ねむの丘」グルメ紹介

道の駅「ねむの丘」には、1階には物産館やランチにぴったりの軽食コーナー、2階にはレストラン眺海というレストランがあります。ここからは「ねむの丘」で堪能できる牡蠣やラーメンなど、絶品のグルメを紹介します。

レストランのメニューは?

「ねむの丘」2階のレストラン眺海では、牡蠣やハタハタ鍋など、象潟の特産品を活かしたさまざまなメニューを味わうことができます。ランチにおすすめの軽食や男性に人気のラーメンなど、豊富なメニューをご覧になってください。

メニュー①象潟の岩牡蠣

象潟といえば牡蠣と言われるほど、象潟では牡蠣はポピュラーなメニューです。この岩牡蠣を食べるために象潟を訪れる方もいるほどの絶品グルメで、秋田県にかほ市の漁港で水揚げされた新鮮な牡蠣を使用しています。

「ねむの丘」のレストランで提供されている牡蠣も、1つ1つが大きくて塩味も程よく、味が濃厚で食べ応えバツグンの逸品。日本海を一望できるレストランで食べるメニューとしてはうってつけのグルメです。

メニュー②ハタハタ鍋

秋田県の特産魚であるハタハタを使用した鍋も「ねむの丘」のレストランでは人気のメニューです。秋田県民にとってハタハタは正月料理としても親しまれており、縁起が良い魚と考えられているようです。

ハタハタの料理はバラエティに富んでおり、鍋のほかにもハタハタを使った天丼なども非常に美味しいグルメとして有名です。ぜひ「ねむの丘」でハタハタ料理を食べてみてください。

メニュー⓷きりたんぽ鍋

秋田県を観光するなら必ず食べておきたいメニューがきりたんぽ鍋です。つぶしたお米を細い竹の周りに巻き付けて焼いた定番の秋田郷土料理ですが、鍋にすることでより一層旨味を感じることができます。

メニュー④鱈鍋

鱈鍋(たらなべ)もランチにおすすめの象潟グルメです。1つ1つの具材が大きく、満足度も高い鱈鍋は象潟の海の幸を味わうにはおすすめのメニューです。レストラン眺海では、鱈を使用した他の料理も提供されています。

ランチやラーメンもおすすめ

レストラン眺海で食べられる岩牡蠣やハタハタ鍋などのおすすめメニューを紹介しましたが、ランチで小腹を満たしたいだけの方や、海鮮系のグルメが苦手な方もいると思います。

レストラン眺海では、ランチにおすすめの軽いメニューやラーメンなども提供されています。海鮮系のグルメが苦手な方でも食べられるメニューがたくさんありますので、安心して利用してみてください。

軽食コーナーのおすすめは?

象潟観光に時間を割くため、ランチはささっと済ませてしまい方におすすめなのが「ねむの丘」1階にある軽食コーナーです。軽食コーナーではランチにぴったりの、文字通り軽食が提供されています。

ここからは軽食コーナーで食べられるおすすめのランチメニューや、ラーメン好きの方必見の絶品ラーメンなどを紹介します。軽食コーナー付近は混みやすいので、行く前にぜひ参考にしてみてください。

おすすめ①醤油ラーメン

まずラーメン好きにおすすめしたいメニューが、定番の醤油ラーメンです。クセの強すぎない醤油ラーメンはあっさりとしていて食べやすく、ランチにもぴったりのメニューで、観光で冷えた体も温まります。

おすすめ②イチジクソフト

実は象潟があるにかほ市ではイチジクの生産が非常にさかんなことで知られています。その生産量は秋田県内のイチジクの総生産量の9割を占めるそうです。

「ねむの丘」の軽食コーナーでは、そのにかほ市産のイチジクを使用したイチジクソフトクリームを食べることができます。こちらのソフトクリームは「ねむの丘」オリジナルの逸品で、ここでしか食べることができません

おすすめ⓷カレーライス

「ねむの丘」の軽食コーナーでは秋田の黒毛由利牛を使用したカレーライスを食べることができます。きめの細かい贅沢な霜降り牛なのでホロホロと口の中で溶けるような味わいは、ランチにもディナーにもおすすめしたい絶品メニューです。

物産館のお土産紹介

「ねむの丘」1階には、お土産を買うのにぴったりの物産館があります。こちらでは秋田県の特産品をはじめ、軽食コーナーのランチで提供されているラーメンを棒ラーメンにしたものなども販売されています。

お土産①ねむの丘オリジナルのお酒

ねむの丘では地元のクラフトビールや日本酒などを購入できます。さらに、ねむの丘のオリジナルのお酒や生協とコラボした限定のお酒も販売されているようです。

お土産②ゆずぽんず

ねむの丘のオリジナル商品としてゆずぽんずも販売されています。通常のゆずぽん酢と異なるのは、ローヤルゼリーとはちみつが使用されている点です。ゆずぽんずを使うことで、料亭の味を再現しやすくなるそうです。

お土産⓷だしきち

だしきちは「ねむの丘」のオリジナルの商品で、日本海で獲れたトビウオやカツオをふんだんに使用した万能のつゆです。自然の旨味が凝縮されたつゆは、うどんやそばだけでなく鍋に使っても美味しい逸品です。

お土産④柿酢ドリンク

お酒と割っても良し、温めてホット飲料にしても良しの万能ドリンクが「柿酢ドリンク」です。こちらの柿酢ドリンクには、2年もの間熟成させた濃厚なローヤルゼリーが使用されています。年配の方へのお土産にもぴったりです。

道の駅以外のグルメも堪能!

もちろん、象潟には道の駅以外にも周辺の居酒屋などのグルメスポットがたくさんあります。象潟の「ねむの丘」やにかほっと以外で牡蠣などの美味しいグルメが味わえる居酒屋やフレンチを紹介します。

おしゃれな居酒屋がある

象潟は観光名所ということもあり、大衆居酒屋や高級居酒屋など、数多くの形態をとっている居酒屋が点在しています。飲み放題プランも充実している居酒屋が多いので、ニーズに合わせて居酒屋を選択しましょう。

また、象潟には近年海外からの観光客や、女性の方も多く訪れるということでおしゃれな居酒屋が増えています。おしゃれな居酒屋で食べる象潟の海の幸は絶品で、旅の疲れも吹っ飛ぶことでしょう。

カジュアルフレンチもおすすめ

象潟には居酒屋だけでなく、近年ではカジュアルなフレンチレストランも増えています。デートやランチで利用するのにもぴったりな「ラ・ボンボニエール」では本格派のフレンチを堪能できます。

住所 〒018-0111 秋田県にかほ市象潟町字武道島58-53
TEL  0184-43-2881
営業時間 昼:11:30~15:00(ラストオーダー14:00) 
夜:17:00~21:30(ラストオーダー20:30)
■定休日: 毎週火曜日
参考サイト http://www.shokokai.or.jp/05/0540313092/

象潟をモチーフにしたご当地ソング?

数多くの文人が訪れた風光明媚な土地・象潟では、象潟の地を舞台にした歌が作られています。ここからは象潟を舞台にした曲を歌っている歌手の方や、曲の概要を紹介していきます。

花咲ゆき美

花咲ゆき美は1981年生まれの若手の演歌歌手です。「艶歌の妖精」という二つ名でも知られており、艶のかかった伸びやかな歌声が魅力。花咲ゆき美は現在東京都に住んでいますが、象潟のご当地ソングを歌っています

歌①ひとり象潟

花咲ゆき美が歌った象潟を舞台にした楽曲が「ひとり象潟」です。九十九島の影を涙を流す女性に見立てる歌詞や、観光スポットでもある蚶満寺も登場します。象潟観光をする前後にぜひ聞いていただきたい楽曲です。

歌②酒場のまねき猫

「酒場のまねき猫」は、「ひとり象潟」のカップリングソングとして発売された楽曲です。居酒屋で独りお酒を飲んでいる寂しい女性を歌った曲で、直接象潟に関係する歌詞は出てきません。しかし、象潟の居酒屋ではよく流れている曲なのだそうです。

失恋した女性の歌

「ひとり象潟」や「酒場のまねき猫」に共通するイメージは、どちらも失恋した女性をテーマに描かれていることです。秋田県という寒さの厳しい地で、強く生きながらも心根では寂しい女性の心情をよく表しています。

象潟の九十九島は国の天然記念物

前述したとおり、象潟の九十九島は国の天然記念物に指定されています。ここからは象潟へのアクセスや駐車場、おすすめの季節、道の駅オリジナルグッズの詳細などまとめて紹介します。

アクセス詳細は?

象潟へのアクセスは比較的簡単です。JR象潟駅から徒歩5分で、すぐに九十九島を視認することができます。景色を一望できる「ねむの丘」には車で5分ほどかかりますが、タクシーやバスも充実しているので利用しましょう。

駐車場はある?

九十九島は特定の施設ではないので、専用の駐車場などはありません。道の駅「ねむの丘」の駐車場ならば350台も駐車できますし、九十九島を楽しむための施設も充実しています。

おすすめの季節は?

象潟観光で最もおすすめできる季節は夏~秋にかけてです。稲穂が色づくことによって実現する黄金色の景色を楽しみたいならば秋に、旬を迎えた牡蠣を美味しく食べたいなら夏に象潟を訪れるのがおすすめです。

道の駅オリジナルグッズをお土産に買っていこう!

象潟の道の駅「ねむの丘」では、さきほども紹介したとおりオリジナルのお酒や調味料・ドリンクなどを販売しています。また、象潟ならではのストラップなども販売されているようなのでぜひお求めください。

天然記念物「象潟」基本情報

【所在地】 秋田県にかほ市象潟町字塩焼島
【アクセス】 象潟駅から徒歩5分
【駐車場】 周辺駐車場または「ねむの丘」駐車場を利用

黄金の絶景を見逃さないようにしよう!

松尾芭蕉など数々の文人が足を運び、その絶景に酔いしれた景勝地・象潟。現在は当時の面影こそないものの、田んぼの中に小さな島々が浮かぶ黄金の絶景を楽しむことができます。

象潟グルメも絶品なので、ぜひ象潟に訪れた際は九十九島や蚶満寺など基本的な観光スポットはもちろんのこと、牡蠣やラーメンなどのランチを堪能できるグルメスポットにも足を運んでみてください。

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この記事のライター
まるすけ
1993年生まれの20代男です。カメラが趣味で、青春18きっぷで景色を撮影しながら旅をするのが好きです。皆様に分か...

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