山形「七兵衛そば」は時間無制限の食べ放題!手打ち蕎麦が絶品の名店!

山形はそば王国とも言われる美味しいそばの生育がされている事で知られています。多くのそば屋が県内にはありますが、その中でも一際人気があるのが大石田町になる七兵衛そばです。七兵衛そばはケンミンショーでも取り上げられ話題になりました。七兵衛そばの魅力をまとめました。

山形「七兵衛そば」は時間無制限の食べ放題!手打ち蕎麦が絶品の名店!のイメージ

目次

  1. 1山形の伝統食「そば」
  2. 2「七兵衛そば」とはどんなお店?
  3. 3「七兵衛そば」のそばの特徴
  4. 4「七兵衛そば」の混雑状況
  5. 5「七兵衛そば」の関連情報
  6. 6人気の「七兵衛そば」に行ってみよう!

山形の伝統食「そば」

山形には山形グルメと呼ばれる名物が沢山あり、その中でも麺類の多さは目をひきます。山形は「ラーメンの消費量が日本一」と言われている県ですが、山形ではそばも有名で「伝統食」と呼ばれ昔から食べられてきました。山形のそばは「板そば」で、山形県の内陸部で主に食べられており、木箱に盛られている見た目が特徴的です。

そばは挽きぐるみのそば粉を使い、少し黒っぽい田舎そばである事が特徴です。山形そばは今では他県でも食べれる様になっていますが、本場の味を求めて山形まで足を運ぶそばファンは珍しくありません。この記事では山形のそばの魅力や大人気店「七兵衛」について特集します。

そばの生育に適した土地

美味しいそばが食べられる山形は「そばの生育に適した地域」と言われています。山形は村山・置賜・庄内・最上の4地域からなっていますが、その中でも北村上やエリアは気候も良く、水の質も良い事から良質なそばが生育されていきました。

山形は寒暖差がある地域で、そういった地域で生育されたそばは甘みが強く美味くなります。さらに今でも、質をさらに向上させる為の研究がされています。

山形の宝「そば三街道」

そば大国・山形には「街道」と呼ばれるそばの名店が集まる場所が各地にあります。その中でも山形の宝と称されているのは村山氏の「そば三街道」です。村山市は最上川に沿ってそば屋が並んでおり、そば屋が並ぶ15kmの道のりが「そば三街道」と名付けられました。

ここには全国からそば好きが来るほどの名店ぞろいで、休みの日には混雑し、店には行列ができます。この街道を盛り上げるイベントも開催されており、三街道でも特に人気のあるそばを食べる事ができます。

大石田そば街道の名店「七兵衛そば」を紹介

山形に多く存在するそばの名店の中でも今回紹介したいのは大石田そば街道の名店「七兵衛そば」です。七兵そばは大石田街道の中でも存在感があり、大石田街道が特集された時には必ずといっていいい程、雑誌・テレビに登場しています。

七兵衛そばはいつ行っても混雑しており行列ができていますが、それでも1度食べたら、また行きたくなる人が続出しています。そんな、大人気の大石田そば街道の名店・七兵衛そばの情報をまとめました。

「七兵衛そば」とはどんなお店?

大石田そば街道の名店・七兵衛そばは行列が絶えない人気店です。七兵衛そばの人気の秘密とはどこにあるのでしょうか?七兵衛そばの1つしかないメニューや店構え、さらに秘密のケンミンショーに出演した時に様子をまとめました。

メニューは「盛りそば食べ放題」のみ

大石田街道の名店・七兵衛そばは平成元年にオープンしました。オープンしてから約20年になる七兵衛そばですが、これまで1つのメニューで勝負してきました。七兵衛そばの1つしかないメニューとは「盛りそば・食べ放題(1200円)」です。メニューが食べ放題だけなので、山形の美味しいそばを食べたいだけ食べる事ができます。

この食べ放題を経験したくて多くのそば好きや観光客が大石田街道まで足を運びます。七兵衛そばでは丼一杯に盛られたそばは運ばれてきますが、これだけでも普通のそば屋の一杯分はあるので驚きです。300g以上入っているとの事です。

七兵衛そばではお店に入ると人数が聞かれますが、それが注文ともなります。メニューが盛りそば・食べ放題だけなので人数さえ言えば、後はそばが出てくるのは待つだけです。1点だけ注意点があり、人数を言う際には小学生以下の子供がいる場合には料金が変わるので、その旨を申告しましょう。

時間は無制限

七兵衛そばの唯一のメニュー「盛りそば・食べ放題」は時間無制限で楽しむ事ができます。食べ放題は多くの場合時間が設定されていますが、七兵衛そばは時間無制限なので焦らずに自分のペースで食べれます。

しかし、いくら時間無制限といっても七兵衛そばは行列fができる人気店なので、時間無制限だからといって無駄に長居していると冷たい視線を浴びる事になるので注意してください。

何も言わなくても2杯目が届く

七兵衛そばでは1杯目を食べ終わっても「おかわり」とコールする必要はなく、何も言わなくても2杯目が運ばれてきます。空の丼があれば、そこにそばが来るのはわんこそばと似ていますが、わんこそばと七兵衛そばでは量が全然違います。

少な目ではなく通常のそばの量の食べ放題ですが、5杯・6杯食べる人はざらにで、中には10杯以上食べる人もいるそうです。混雑している時には、店員さんが「おかわりする人いませんか~?」と声を出しているので。手をあげればすぐに持ってきてくれます。

民家のような落ち着いた店構え

七兵衛そばの外観は民家の様な落ち着いた雰囲気をしています。大石田街道のそば屋は周りに田んぼもあるので、田舎の民家を感じさせます。七兵衛そばの席は座敷がメインで、日本家屋の雰囲気が出ています。畳の上に座布団を置いて、その上に座ってそばをすするという古き良き日本を思い出す様な光景です。

「秘密のケンミンSHOW」でも紹介される

2019年4月11日に放送された「秘密のケンミンショー」で大石田町の七兵衛そばが取り上げれました。ケンミンショーでは山形の山奥にある人気の田舎そばのお店で、山形県民が頻繁に通っている大人気店として紹介されていました。

ケンミンショーでは七兵衛そばでは大石田町の気候や毎朝5時間雪下ろしをする事も紹介され、七兵衛そばのおもてなし精神も注目されました。ケンミンショーの放送後、Twitterでもケンミンショーの反響があり、ケンミンショーを見て「七兵衛そばに行きたくなった」「ケンミンショーに出てそば屋が凄い」といったツイートが溢れていました。

実際にケンミンショー効果を見てみると、ケンミンショーの放送前でも七兵衛そばは行列が当たり前で混雑している名店でしたが、ケンミンショー放送後は行列がされに伸びており、ケンミンショー放送前後で比較すると1時間分は行列が伸びたとネット上で話題になっていました。

「七兵衛そば」のそばの特徴

山形県民を始め、今では全国にファンがいる程の人気を得ている七兵衛そばの、そばにはどんな特徴があるのでしょうか?メニューは1つしかなくても、飽きさせない工夫がされているそうです。七兵衛そばの1つだけのメニュー・盛りそばの特徴をまとめました。

特徴①太く固めの手打ちそば

七兵衛そばのそばは食べごたえがあり「太く固めの手打ちそば」です。そばはお店で手打ちしており、お店の玄関正面の台所で手打ちしている様子を見る事ができます。その場で手打ちされたそばが出てくるので、より美味しく感じるそうです。

特徴②そばつゆ+辛み大根の汁で食べる

七兵衛そばでは、席に着くとそばの前にそばつゆと辛み大根汁と薬味が運ばれてきます。この大根汁に、そばつゆを入れて食べるのが七兵衛そばスタイルです。中々に辛いので驚くかもしれませんが、これがクセになり大根の辛味で食欲が刺激され、ツルツル食べれます。

特徴③美味しい3種類の総菜

薬味やそばつゆと一緒に出てくるのは3種類の惣菜です。出てくる惣菜は山菜・きくらげ・漬物が基本ですが、季節に応じて内容が変化する時もあります。中でもきくらげが有名で、とても肉厚で食べごたえがあるきくらげが使われています。これらを組み合わせる事で、メニューが1つでも色々な味を楽しむ事ができます。

「七兵衛そば」の混雑状況

ケンミンショーで放送された事で、現在さらに行列が伸びている七兵衛そば。七兵衛そばは時間無制限の食べ放題なので、元々回転率が良い方ではありませんが、来客数が増えた事で、さらに待つ時間が増えてしまいました。それでも、多くの人が遠方から七兵衛そばの手打ちそばを目当てで足を運んでいます。

いつ行っても行列がある印象がある七兵衛そばですが、混雑していない時間帯はあるのでしょうか?少しでも混雑を回避して七兵衛そばの美味しい手打ちそばをいただける方法をまとめました。行列になる時間帯と混雑する時間帯はいつなのでしょうか?

行列になる時間帯

七兵衛そばは営業日は11時から営業しています。営業時間の前には既に七兵衛そばの美味しい手打ちそば目当てのお客さんで行列ができています。人気のラーメン屋でも平日は、ある程度混雑が緩和される事がありますが、七兵衛そばは平日の昼の時間帯でも混雑は必至です。

冬の大石田町は、とても寒く雪も降っているので七兵衛そばの行列に並ぶ時には防寒を徹底する事をおすすめします。特に週末や連休の行列は地元の名物で道路まで人がずっと並んでいる光景が当たり前となっています。

七兵衛そばが開店してからの1日の最大来客数は500人が最高と記録されています。手打ちそば時間無制限の食べ放題で500人ですから、どれだけの行列ができていたのでしょうか?まとめると七兵衛そばは平日の昼は勿論、週末や大型連休では行列していない時はないと考えてもいいと思われます。では、混雑していない時間帯はあるのでしょうか?

時間無制限の食べ放題をしている七兵衛そばは行列時間も長く平均で2時間は待つと言われています。その為、店側では待ちやすい配慮がされています。店の前には長いベンチや自販機があり、トイレは店の入口近くにあり、開店前からトイレを利用する事が可能です。

並ばず食べれる時間帯

基本的に混雑している七兵衛そばですが、ある時間帯に行けば行列していない時があり混雑を回避できる事が分かりました。実際に何度も七兵衛そばに言っている人からの情報によると「平日の14時半すぎ」が穴場の時間帯になるそうです。お昼の時間帯を過ぎているので、お昼ご飯に手打ちそばを食べたい人にとっては、我慢してから行く事になります。

行列があると時間無制限の食べ放題と言われても気をつかってしまうかもしれませんが、混雑していないので時間無制限で美味しい手打ちそばをゆっくりと堪能できます。「平日の14時半前後」が穴場です。それでもツアーなどの団体客が入る事もあるので、運もあります。

どうしても早い時間帯に手打ちそばが食べたいのであれば、開店の1時間前に行く事をおすすめします。流石に開店1時間前であれば来ている人も少なく最初の組に入る事ができる可能性がグンと増えます。

七兵衛そばでは、最初に25組が呼ばれるシステムになっているので、お店に到着した時に数えて25組以内に入っていれば、開店してすぐに食べられる可能性が大となります。

しかし、最初の25組に入れないと、時間無制限の食べ放題を考えると2時間は平均で待つ事になります。開店30分前では最初の組に入るのは難しいというリサーチがあるので、早く食べたいのであれば、最低でも開店1時間前には七兵衛そばに到着するのをおすすめします。

番号札を取ることを忘れずに!

七兵衛そばに到着したら、まず最初にするべき事は「番号札を取ること」です。七兵衛そばでは番号札の順番で呼ばれるので、番号札を取らずに並んでいても意味がなくスルーされてしまいます。この番号札は1グループ1枚でいいので、複数人で行く場合には店の前で1人をおろして番号札を取りに行ってもらう事が、少しでも早く食べれる時短テクです。

開店前の時間帯でもお店の玄関は開いており番号札は取れる様になっているので、開店前に到着したからといって、ただ並んでいると悲しい思いをする事になりかねません。番号札まで取って受付が終了です。

「七兵衛そば」の関連情報

最後に七兵衛そばの関連情報お伝えします。七兵衛そばの営業時間屋定休日、さらにアクセス方法や駐車場の有無など、七兵衛そばに行く前に知っておきたい情報です。

営業時間・定休日

七兵衛そばの営業時間は全日11時~16時となっています。日曜祝日も営業していますが、第1木曜と第3木曜だけは定休日です。それ以外の日でも休む場合もあるかもしれないので、特に遠方から行く時には事前に連絡して確認する事をおすすめします。

アクセス

七兵衛そばのアクセスは基本的には車かタクシーで行く事になります。冬は雪道を走る事になるので、スタッドレスなど雪対策は万全にしていきましょう。

車で行く

基本的に車のアクセスになる七兵衛そばですが、国道から山道を走った先にある民家風のお店が七兵衛そばになります。国道13号線から大石田町の交差点までくると七兵衛そばの看板も出ているので、ここまで来れば安心です。七兵衛そばまでの道はシンプルで迷いにくいので、ナビを使っていかばスムーズに到着できるようです。

駐車場

七兵衛そばでは車でのアクセスが基本になるので、駐車場は準備されています。到着したらいきなり駐車場に行くのではなくて、まず最初に1人だけでも降りて番号札をゲットすると並ぶ時間を短縮できます。番号札があれば行列に並ぶ必要はなく呼ばれるまで待てば大丈夫ですが、呼ぶ声が聞こえる範囲に待機している必要があるので注意してください。

基本情報

【住所】 山形県北村山郡大石田町次年子266
【営業時間】 11:00~16:00
第1木曜・第3木曜定休
【駐車場】 あり
【公式HP】 http://soba7bay.sakuraweb.com/index.html

人気の「七兵衛そば」に行ってみよう!

ケンミンショーでも取り上げられた大石田町の名店・七兵衛そばを特集してきました。七兵衛そばはメニューが盛りそば食べ放題のみですが、そばは手打ちで食べごたえ抜群の逸品です。メニューが1つしかなくても大根汁や薬味、惣菜などがあり飽きさせない工夫もされています。

平均して2時間は並ぶと言われていますが、それでも「もう1度七兵衛そばが食べたい」というリピーターが絶えません。山奥の名店・七兵衛そばで美味しいそばを食べるのはいかがでしょうか?

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この記事のライター
かかし
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