「雲仙ロープウェイ」で仁田峠の絶景を鑑賞!料金や運行時間&割引情報!

雲仙ロープウェイは長崎県島原半島にある雲仙岳の山頂に設置されており、ロープウェイで山頂に向かうと雲仙岳の絶景を空から眺めることができます。今回は雲仙ロープウェイの見所や料金や運行時間についてご紹介します。得な割引情報もあるので見逃さないようにしてください!

「雲仙ロープウェイ」で仁田峠の絶景を鑑賞!料金や運行時間&割引情報!のイメージ

目次

  1. 1仁田峠と妙見岳頂上を結ぶ「雲仙ロープウェイ」
  2. 2「雲仙ロープウェイ」の魅力とは?
  3. 3「雲仙ロープウェイ」の絶景ポイントを紹介
  4. 4「雲仙ロープウェイ」乗り場のアクセス&運行時間
  5. 5「雲仙ロープウェイ」の料金や割引情報
  6. 6「雲仙ロープウェイ」で仁田峠の感動の絶景を!

仁田峠と妙見岳頂上を結ぶ「雲仙ロープウェイ」

長崎県島原半島中央部にそびえる活火山帯、雲仙岳普賢岳妙見岳等約20の山々から構成されています。雲仙の山々はその季節に応じた表情を見せてくれます。「雲仙ロープウェイ」は雲仙岳の中でも中心部に位置する仁田峠と妙見岳頂上を結んでおり、雲仙岳の四季折々の絶景を一望することができます。

料金や運行時間&割引情報など解説!

今回は「雲仙ロープウェイ」の料金や運行時間&割引情報などについて解説します。ロープウェイに向かうまでの循環道路にも開門時間がありますので必ずチェックしてから訪れましょう。

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「雲仙ロープウェイ」の魅力とは?

雲仙ロープウェイに乗れば山の四季を空から見下ろすような目線で体感することができます。山頂からの眺め、麓からの眺めとはまた違った視点で雲仙岳を楽しめます。

雲仙ロープウェイから眺めやゴンドラのおすすめの乗り位置について解説します。また、帰りはロープウェイを使わずに下る方法もあります。時間に余裕のある方は、ゆっくりと自然を感じながら下山するのもおすすめです。

雲仙岳の山頂へ運んでくれる!

雲仙ロープウェイに乗れば雲仙岳の山頂とも呼ばれる妙見岳山頂へ運んでくれます。妙見岳山頂からは長崎のパノラマを堪能することができます。また、九州で一番空に近いと言われる妙見神社にお参りすることもできます。

有明海・平成新山を一望できる

山頂展望台からは有明海・平成新山を一望できます。平成新山(へいせいしんざん)は1990年~96年の普賢岳の噴火によって新しくできた山で、今では雲仙の最高峰となっています。

雲仙ロープウェイのゴンドラからはこれまでには見た事がないパノラマ風景が広がることでしょう。まるで自分が神様となって天界から見下ろしているような気分にさえなります。

右側に乗れば「妙見岳南斜面」も一望できる?

特に紅葉の時期のゴンドラのおすすめの位置は上りの進行方向向かって右側です。こちらは紅葉の時期に特におすすめです。仁田峠で紅葉の絶景ポイントは妙見岳山頂付近の南側の斜面にあり、この紅葉の絶景ポイントはゴンドラの右側でしか見られないからです。

また、雲仙ロープウェイは2機運行していますが、右側を上り下りする「きんせい」に乗ればワイヤーが写りこむことなく写真を撮ることができます。

どちらのゴンドラに乗るかは並び順で決まりますが、「ぎんが」に乗る番でも「きんせいに乗りたい」と乗り場のスタッフに申し出れば対応してもらえます。

妙見岳山頂まで短時間で付く!

妙見岳は標高1,333mあり、登山道入り口から山頂までは880m、登山すると所要時間約40分~50分程です。しかし、雲仙ロープウェイを利用するとわずか3分で頂上まで登ることができます。

帰路はロープウェイを使わなくてもいける?

妙見岳の山頂までは登山道がありますので、行きはロープウェイを使い、帰りはロープウェイを使わずに下りることも可能です。ロープウェイから見下ろしていた植物を近くで見ることができます。

ちなみに妙見岳の登山口まで下りるとここにしかない白色のミヤマキリシマの木が一つだけあります。他では見られないので、ミヤマキリシマが咲く時期に訪れた方は是非探してみてください。

下山は終始下りですので上りよりも体力は使いませんが、舗装されていない登山道を20分~30分かけて下りるので、スニーカーなど歩きやすい靴で向かうようにしましょう。

「雲仙ロープウェイ」の絶景ポイントを紹介

次に雲仙ロープウェイの絶景ポイントについて詳しく解説していきます。雲仙岳ではその時その時の植物が山一面を覆います。春に見られるつつじ、夏のヤマボウシ、秋の紅葉、冬の霧氷とどの時期に訪れても見所がある雲仙岳を満喫できます。

5月中旬から6月上旬まで見頃の「つつじ」

雲仙ロープウェイ付近では5月中旬から6月上旬までの時期に「つつじ」が見頃を迎えます。雲仙ロープウェイ付近で最も見られるつつじはミツバツツジです。春のこの時期には山一面のミツバツツジが山頂を埋め尽くします。

ミツバツツジの他には九州の火山帯にしか咲かないミヤマキリシリマも目にすることができます。また、妙見岳の岩場などではヒカゲツツジが少し遅い時期に花を咲かせます。

「ヤマボウシ」の花が咲き誇る夏

夏の時期には爽やかな白い花の「ヤマボウシ」が花を咲かせます。ヤマボウシは日本から中国・朝鮮半島に分布される植物で高さ5m~10m程になます。夏の雲仙山頂付近は平均気温21~22度と涼しく、無垢なヤマボウシの花が涼しさを添えてくれます。

国の天然記念物に指定される「紅葉」

雲仙の紅葉は「普賢岳紅葉樹林」として国の天然記念物に指定されていて、紅葉の時期には山が見事に赤く染まります。遠くから見る紅葉もいいですが、おすすめはやはりロープウェイから見ることです。

ゴンドラから眺める妙見岳の紅葉は赤い絨毯が敷き詰められたように美しく見えます。特に妙見岳南斜面の紅葉は一番美しく見逃せません。このポイントを見るにはゴンドラの向かって右側に乗るようにしましょう。

冬の芸術「花ぼうろ」

春・夏・秋の雲仙ロープウェイでは植物の美しさが堪能できますが、冬の時期にはまた違った楽しみ方ができます。寒さが厳しい冬の妙見岳では霧氷を観測することができます。

雲仙では「花ぼうろ」と呼ばれる霧氷は霧や雲が零下以下の風に吹きつけられて出来るものです。雲仙の花ぼうろはまさに自然の芸術です。花ぼうろが見られる時期は12月上旬頃です。

山頂展望台からの「絶景パノラマ」

山頂展望台からの「絶景パノラマ」も雲仙ロープウェイの見所の一つです。雲仙は昭和初期に日本で初めての国立公園に指定されました。

妙見岳の山頂展望台は雲仙エリアで最も高い位置にある展望台となっており、眼下にはゴルフ場の青い芝や雲仙温泉街が見渡せます。天気のいい日には有明海から天草諸島、霧島まで見渡すことができます。

四季折々で表情を変える「妙見神社」

ロープウェイで山頂に到着すると「妙見神社」に参拝することができます。妙見神社は九州で一番天に近い場所に建立されています。春夏の時期には草木が生い茂り冬には霧氷が参道にアーチを作ります。

妙見神社の本殿は八棟造りと呼ばれる造りで非常に縁起のいいものです。妙見神社では厄除・八方除・安産・病気平癒・学業上達・受験合格・商売繁盛・交通安全など様々なご利益を得られます。

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「雲仙ロープウェイ」乗り場のアクセス&運行時間

次に雲仙ロープウェイの乗り場へのアクセス&運行時間について解説します。乗り場へのアクセスについては長崎空港からのアクセス、博多駅からのアクセス、熊本港からのアクセス方法の3通りについて解説します。

また、ロープウェイ乗り場に行くまでの循環道路の渋滞を避けるための方法と循環道路までのおすすめルートについてもご案内します。

乗り場へのアクセス方法は?

雲仙ロープウェイへの乗り場へのアクセスは大きく分けて車、バス、フェリーの3通りがあります。長崎空港からだとレンタカーが便利です。長崎空港から雲仙ロープウェイまでは約1時間20分程の道のりです。バスの場合は諫早駅での乗り継ぎがうまくいけば約1時間40分程で到着します。

博多駅からはバスを利用できます。島鉄高速バスから諫早駅前まで乗り、島鉄バスに乗り換えます。乗り継ぎがうまくいけば5時間半ほどで乗り場へ到着します。片道3,700円ほどで向かうことができます。

熊本港からですと有明フェリーを利用することもできます。有明フェリーの利用で多比良港まで45分、そこから車で45分程で到着します。また雲仙観光ホテル、雲仙宮崎旅館に宿泊の場合は乗り場まで無料で送迎してくれます。

乗用車での仁田峠の大渋滞を避けるには?

ミヤマキリシマの見頃の時期や紅葉の時期には仁田峠循環道路では約2時間の大渋滞が起こります。しかも一方通行ですのでUターンができません。この渋滞を避けるためには3つの方法があります。

1つ目はゲート開門の8時頃に循環道路入口に到着する事、2つ目はゲートが閉まる前の16時以降に到着する事、3つ目は池之原園地公園の登山者用駐車場に停めて歩くことです。ただし、3つ目は乗り場まで30分程登山しますので、体力のある方におすすめします。

さらに陸路ルートでおすすめなのが「県道128号雲仙千々石線」から「仁田峠」へ入るルートです。雲仙普賢岳の南側まで251号を南下し、木場の交差点から128号へ入ります。そこからおしどりの池を左手に過ぎた頃に57号にぶつかるので左折し、57号沿いに走ると循環道路入口に到着します。

仁田峠循環道路の開放時間は?

仁田峠循環道路の開放時間は夏季(4月-10月)は8:00~18:00、冬季(11月-3月)8:00~17:00となっています。冬季は閉門時間が早まるのでご注意ください。

雲仙ロープウェイの運行時間は?

雲仙ロープウェイ運行時間は夏季(4/1-10/31)が8:31~17:23(上り最終17:03)冬季(11/1-3/31)が8:31~17:11(上り最終16:51)となっております。

「雲仙ロープウェイ」の料金や割引情報

最後に雲仙ロープウェイの料金や割引情報についてご案内します。雲仙ロープウェイにはいくつかの割引方法があります。どれも簡単な方法なので、自分にあった方法をご活用ください。

ロープウェイの基本料金は?

雲仙ロープウェイの基本料金は大人が往復1,290円/片道730円小人が往復650円/片道370円です。通常乗車券は切符販売窓口で購入できます。

団体料金もある?

団体料金は往復のみ適応されます。15名以上は大人1,130円、小人570円です。31名以上の場合は大人1,000円、小人500円です。さらに学生割引の場合は15人以上で大人1,000円、小人500円、31人以上で大人880円、小人440円となります。

ロープウェイに割引はある?

団体で訪れなくても、所定の手続きをすれば割引料金でロープウェイに乗ることができます。ご家族や恋人、少人数の友達との旅行で活用することができます。

割引券とクーポンの入手方法

雲仙ロープウェイの割引券とクーポンの入手方法は大きく分けて4つあります。タイムズクラブカードの会員になる、大手旅行会社 H.I.S.のサイトからクーポンを入手するJTBまたはPassMeのサイトでチケットを入手する方法です。1つ1つ解説していきます。

タイムズクラブカードの会員になる

雲仙ロープウェイ割引方法の1つ目はタイムズクラブカードの会員になる方法です。タイムズクラブカードを乗り場で提示すると往復で10%の割引を受けることができます。1枚のカードにつき5名までが割引可です。

タイムズクラブカードは入会費・年会費無料の会員制サービスです。タイムズクラブカードで貯まったポイントはタイムズパーキングやタイムズカーレンタルなどで利用することができます。

大手旅行会社 H.I.S.のサイトから入手

雲仙ロープウェイ割引方法の2つ目は大手旅行会社 H.I.S.のサイトから割引券を入手する方法です。印刷したクーポン券を窓口で提示すると通常運賃から10%割引してもらえます。

こちらも1枚につき5名まで利用できます。なお、こちらのクーポンの有効期限は印刷した日から1週間程ですので、利用期限にはご注意ください。

前売りチケットをJTB電子チケットから入手

雲仙ロープウェイ割引方法の3つ目は前売りチケットをJTB電子チケットから入手する方法です。大人で90円、子供で50円の割引を受けることができます。利用方法はJTB電子チケットを購入後、スタンプ画面を開いて乗り場へ向かいます。

なお、こちらの電子チケットはスマートフォンが無いと利用できませんのでご注意ください。チケットの有効期限は180日です。前売り券ですので払い戻しはできません。

PassMeで前売りチケットを入手

雲仙ロープウェイ割引方法の4つ目はスマートフォン専用の前売りチケットサイトPassMeで前売りチケットを入手することです。

割引料金はJTB電子チケットと同額ですが、PassMeでは観光地のおすすめポイント等の説明もされているので、他にも行き先を探しながら割引チケットを入手したい方はPassMeがおすすめです。

雲仙ロープウェイの基本情報

名称 雲仙ロープウェイ
住所 長崎県雲仙市小浜町雲仙551
問い合わせ先 0957-73-3572
営業時間 【ロープウェイ運行時間】
夏季(4/1-10/31) 8:31~17:23(上り最終17:03)
冬季(11/1-3/31) 8:31~17:11(上り最終16:51)
【仁田峠巡回道路交通時間】
夏季(4/1-10/31) 8:00~18:00(下りゲート18:45施錠)
冬季(11/1-3/31) 8:00~17:00(下りゲート17:45施錠)
料金 大人往復1,290円/片道730円 小人往復650円/片道370円
駐車場 有(200台)
URL 公式サイト

「雲仙ロープウェイ」で仁田峠の感動の絶景を!

いかがでしたでしょうか。雲仙岳山頂からの景色は一生に一度は見ていただきたいですし、どの時期に訪れても感動のパノラマを堪能できます。長崎にお越しの際は是非雲仙ロープウェイで仁田峠の感動の絶景をご覧ください!

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